
猫の鳴き声と気持ち9選|ねこの鳴き方の種類3つとネコが鳴く意味も
更新:2019.06.21
猫は鳴き声によって気持ちを表現します。同じ意味でもねこによって鳴く回数や鳴き方にも違いがあります。ネコそれぞれに鳴き方の個性があって、猫語も様々でよく観察してみるとおもしろいですよ。この記事では猫の鳴き声や気持ち、ねこの鳴き方の種類やネコが鳴く意味も解説して、ネコとの楽しい生活を応援します。
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INDEX
猫が鳴くタイミングとは?
ネコは飼い主との意思の疎通のために鳴く
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ネコを飼っていると、様々な場面で鳴くネコの行動に「ん?」と思うことがあります。毎日の生活の中で、慣れてくると猫語の意味がある程度理解できるようになります。ネコの方も、自分の言葉が飼い主に伝わっているとわかると、様々な鳴き方をして気持ちを伝えてきます。
時には大きな声で激しく鳴くこともあるのでうるさいと感じることもありますが、何か言いたいことがあるんだな、意思の疎通をはかっているのだなと思って「うるさい!」と怒らないようにしてあげてくださいね。
ねこは構って欲しいときや甘えたい気持ちのときに鳴く
空腹時や構って欲しいとき、甘えたいときには普段とは鳴き方が違ったり、鳴き声のボリュームが大きくなったりします。私も小さい頃からずっとねこと一緒の生活をしていましたが、構って欲しいときなどは「にゃーん」ではなく「あおーん」というか「なおーん」というか、鼻にかかったようなかわいらしい鳴き方をします。
ねこは基本的にツンデレというか気まぐれというか...自分が構って欲しいときにしか寄ってこないので、こうやって鳴いて甘えてきたときには、面倒でも甘えたいだけ甘えさせてやったほうが良いと思います。気が済んだら、さっさと寝床に行ってしまいますから。ちょっとさびしいですけど、その気まぐれがねこの良さですね。
ねこは鳴くのと同じで尻尾でも感情がわかります。ゆらゆらと揺らしてみたりぶんぶんと激しく振ってみたり、まるで尻尾で会話をしているようです。下に猫の尻尾の動きについての記事があります。ねこの気持ちを知るのに役立つと思いますので読んでみてください。
嬉しい時の猫の鳴き声3選
嬉しい時の猫の鳴き声①ぐるぐるーごろごろーにゃおーん
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嬉しい時の猫の鳴き声1つめは「ぐるぐるー」「ごろごろー」などの喉を鳴らす鳴き声や、普段より高めの声の「にゃおーん」という鳴き声です。寝る時やブラッシングの時などに猫が喉を鳴らしていると「あぁ、気持ちが良いんだな」と猫の気持ちが伝わってきます。
また、普段よりやや高めの声で鳴いている時も喜んで嬉しくて鳴いているので、ご飯を用意してくれた時や、甘えたい要求に応えてくれた時などにも「にゃおーん」と高い声で鳴きます。
高い声で「にゃおーん」と鳴きながら足元にすりすりと体をすり寄せてきた時も甘えたい時のアピールなのでたっぷりスキンシップをして甘えさせてあげてくださいね。きっと「ぐるぐるー」「ごろごろー」と喉を鳴らして喜ぶと思いますよ。
嬉しい時の猫の鳴き声②にゃっにゃっ
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嬉しい時の猫の鳴き声2つめは「にゃっにゃっ」と短く鳴く鳴き方です。ネコが短く鳴くのは上機嫌な時で、ウキウキした気分の時にこんな鳴き方をします。
特に朝などに「にゃっにゃっ」と短く鳴きながら近づいてきたら、猫語で「おはよう!」とご機嫌であいさつをしてくれているという意味なので「おはよう」と声をかけてあげてください。
嬉しい時の猫の鳴き声③うにゃうにゃ
嬉しい時の猫の鳴き声3つめは「うにゃうにゃ」です。主にごはんを食べている時などに発する鳴き声で、食べながら「うにゃうにゃ」と鳴いて「おいしいおいしい」と喜んでいるようです。鳴き声とともにごろごろと喉を鳴らして嬉しさをアピールするネコもいます。
嬉しい時の猫の鳴き声番外編サイレントニャー
嬉しい時の猫の鳴き声番外編としてあげたいのは「サイレントニャー」です。声は出さずに「ニャー」の形で口を開く「サイレントニャー」は、人間には聞こえない高音周波数で鳴いている音だそうで、仔猫が母猫に甘え時に使う鳴き声です。
また、仔猫に限らず成猫でも「サイレントニャー」を使うこともあって、最上級の甘えたいアピールだったりします。成猫の場合は、飼い主を母猫と同じように信頼してくれているという証なので「サイレントニャー」をされた際には、目一杯甘えさせてあげましょう。
悲しい・怒った時の猫の鳴き声3選
悲しい・怒った時の猫の鳴き声①にゃーーお
悲しい・怒った時の猫の鳴き声1つめは「にゃーーお」です。嬉しい時の「にゃおーん」とは違い、低めの声で長く鳴きます。不安だったり悲しかったりするときに鳴く鳴き方で、飼い主が出かけてしまう時などに「ひとりにしないで」と訴えて鳴くようです。
また、低めの声で「にゃーーお」と鳴いている時顔をよく観察してみると、寂しそうな顔や怒ったような表情をしている事がわかります。猫も、鳴き方だけではなく表情も合わせて気持ちを伝えてくるんですね。
悲しい・怒った時の猫の鳴き声②ウーッナオーッ
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悲しい・怒った時の猫の鳴き声2つめは「ウーッ」「ナオーッ」です。怒った時に低く「ウーッ」と唸ったり、大きな声で「ナオーッ」と鳴いたりします。
唸り声は、かなり低いので一瞬なにも鳴いてないように感じますが、唸りながら後ずさりをしたりもするので、「様子がおかしいな?」と感じたら怒って唸っている可能性があるので、そんなときは無理に近づいたりしようとせずにそっとしておいてあげましょう。
悲しい・怒った時の猫鳴き声③シャーッフーッ
悲しい・怒った時の猫の鳴き声3つめは「シャーッ」「フーッ」です。知らない人が家に来た時や、知らない猫に出会った時などに「シャーッ」とか「フーッ」といった鳴き声を上げて威嚇をします。怒っている時に限らず、怯えている時にも発する鳴き声です。
「シャーッ」と鳴いた時の顔にも注目してみてください。体の毛を逆立てて目一杯自分を大きく見せつつ、鬼の形相というか、怒ってる感がものすごい顔に出ていて、怒っているのになんだか笑ってしまいます。猫が威嚇する理由の記事がありましたので、こちらも参考にしてみてください。
それ以外の猫の鳴き声3選
それ以外の猫の鳴き声①獲物を狙う時「ケケケッ」「カカカッ」
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それ以外の猫の鳴き声1つめは「獲物を狙う時」です。外猫や野良猫などが獲物を狙う時に発する「カカカッ」「ケケケッ」といった鳴き声で「クラッキング」と呼ばれる反応だそうです。
家の中で飼われている家猫でも、窓から外を眺めている時に鳥などがやって来ると、身をかがめてクラッキングをします。その際、家の中なのに外にいる鳥や獲物に飛びかかろうとして、クラッキングをしながら体勢を整えてからお尻をフリフリしたりします。
それ以外の猫の鳴き声②発情期「あおーん」「なおーん」
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それ以外の猫の鳴き声2つめは「発情期」です。ねこは日照時間が長い2月から4月・6月から8月頃が発情期と言われ、その時期にはすさまじい鳴き方をします。ねこは夜行性なので、夜はより活発になり「あおーん」「なおーん」とやたらと高く大きい声で鳴くので、近所迷惑になる上に飼い主自身も寝不足になります。
猫は、生後6ヶ月~10ヶ月程で初めて発情期を迎えます。ある日突然発情期がおとずれ、メスの場合いつもなら夜も大人しくしている猫でも、夜中に外に向かって爆音で「あおーん」「なおーん」と鳴き、オス猫にアピールします。
オスの場合は、トイレではないところでオシッコをして縄張りを広げようとしたり、スプレー行動が始まります。メスほど鳴いてうるさいと言う事はありませんが、スプレー行動で部屋中が臭くなってしまうので注意が必要です。
それ以外の猫の鳴き声③けんかの時「ンーッ」
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それ以外の猫の鳴き声3つめは「けんかの時」です。よく、外で野良猫がけんかしている声が聞こえてくることがあります。最初は赤ちゃんが泣いているのかな?と思うような鳴き声が聞こえてきて、よくよく聞いてみるとねこのけんかだったということがよくあります。
「ンーッ」と表現しましたが、実際にはけんかの時の声は表現しづらく、「キャーッ」とも「ヒャーッ」とも聞こえるような、とにかく高い声でお互いに威嚇している感じです。
鳴き声がうるさい時の対処は?
鳴き方の種類で猫語の意味を理解してあげる
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ねこは、いろいろな種類の鳴き方をして、飼い主に猫語で気持ちを伝えてきます。うるさく鳴くからといって、放っておいたり「うるさい!」と怒鳴ったりしたら解決できるものもできなくなってしまいます。なにか伝えたい事があるからしつこく鳴くので、鳴いている時のねこの様子をよく見てあげてください。
遊んでほしかったり、ブラッシングしてほしかったり、ご飯がほしかったりとその時々で鳴くタイミングや鳴き声の大きさなどが違うと思います。飼っているうちにねこの気持ちや猫語の意味がわかるようになってきて、ねこの要望にこたえられるようになれば、うるさく鳴くこともなくなります。
発情期でうるさい場合は手術をするのも1つの手段
先ほども書きましたが、発情期のねこは本当にうるさいです。野良猫は、なかなか手を打つのは難しいですが、飼い猫でしたら手術をしてしまうのも1つの手です。これは、発情期のねこの困った行動を落ち着かせる方法で、繁殖期の病気の予防にも繋がるので、獣医師も推奨している方法のようです。
手術なんてかわいそうと思われるかもしれませんが、発情期に交尾できない方がねこにとってはストレスだと考えれば、飼い主にとってもねこにとっても良い方法だと思います。解決策の一つとして頭に入れておきましょう。
夜よく寝てくれるようにたくさん遊んであげる
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これは、夜寝てくれない子供と同じですね。昼間にいっぱい遊んで疲れさせて寝かせる作戦です。基本的に猫は夜行性なので夜は活発に動いて昼間は寝てることが多いと思いますが、猫という名前は「寝子」が由来だという説もあるくらい猫はとにかくよく寝ます。
猫の睡眠時間は平均12~16時間、仔猫は平均18~20時間も寝ると言われています。成猫でも1日の半分は寝て過ごしているわけですが、それでも昼夜逆転した生活をしていると困りますよね。しかもうるさく鳴いていたら近所迷惑にもなります。そこで、猫とたくさん遊んであげることをおすすめします。
たくさん遊んで疲れれば、嫌でも寝てくれます。おもちゃなどを使って体をいっぱい動かすことを心がけて遊んであげてください。猫が喜ぶ人気おもちゃランキングが載っている記事がありましたので、おもちゃ選びの参考にしてみてください。
猫の鳴き声で気持ちを理解して猫と楽しく暮らしましょう
ネコの鳴き声について解説しましたが、いかがでしたか?ネコそれぞれに鳴き方の個性もあって一言で猫語の意味を理解しようといってもなかなか難しいと思います。それでも「ネコの方も人間の言葉の意味を理解しようとしていたら」と考えたらどうですか?少し猫語の意味を理解してみようと思いますよね?
最近では、医学の進歩や食べ物などの多様化で飼い猫の寿命は長くなっています。鳴き声の発し方で猫語が理解できるようになったら、長い間一緒に生活していく上でも役に立つと思います。
最初はわからなくても、ごはんを食べるところで鳴いたらごはんを用意するとか、トイレで鳴いたら汚れてるから片づけてあげようとか、一緒に生活していくうちに猫語の意味がわかってきます。猫の気持ちを理解して、猫と楽しい暮らしをしましょう。
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