煮魚の付け合わせ・おかず17選!副菜/サイドメニュー/献立/カレイ
更新:2019.06.21
煮魚の付け合わせやおかず、おすすめの副菜をご紹介いたします。煮魚は和食のメインメニューの定番ですので、付け合わせも和風で野菜中心のおかずがよく合います。今回は煮魚の作り方の基本と、おすすめの一品をいくつかご紹介いたします。ぜひ献立の参考にしてみてはいかがでしょうか。
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INDEX
美味しい煮魚の作り方とアレンジ方法
定番の煮魚の作り方
臭みがなく調味料の味がよくしみこんだ煮魚は、夕食のおかずにもお酒のおつまみにもなる一品です。日本人は昔から魚を好んで食していた民族ですので、魚料理は肉料理よりも消化の面で日本人の身体に合っているといえます。
栄養の面でも、青魚といわれている、サバ、さんま、いわしなどの背中の青い魚には、脳の働きを活性化する効果の期待されているDHAが豊富に含まれていますので、青魚を使った煮魚などの料理を、献立の中に積極的取り入れるとよいでしょう。
ここでは切り身の煮魚を作る上での基本の作り方をご紹介いたします。煮魚は大変だと考えている方も少なくはないかもしれませんが、基本さえマスターしておけば、切り身の魚を使った煮魚であればそれほど難しくはありません。基本をマスターして献立のレパートリーを増やしてみてはいかがでしょうか。
定番の煮魚:作り方
- サバやカレイのように皮の部分が広い魚は、皮の部分に切り込みを入れる。
- 臭みの気になる魚は熱湯をかけ、その後、身が崩れないように気を付けながら軽く水をかけて冷まし、キッチンペーパーなどで水気を拭き取る。
- 鍋に調味料を入れる。基本の調味料の割合は水3:酒3:砂糖(お好みで)3〜1:みりん1:濃い口醤油1。
- 鍋を火にかけ、調味料をよく混ぜながら沸騰させる。
- 沸騰した鍋の中に魚を入れる。
- 再度調味料が沸騰したら、火を弱めアクをすくう。
- そのまま弱火で煮汁を魚に回しかけながら少し煮て、その後は落し蓋をして、切り身なら5分程度煮る。
- 煮汁の味をみて、砂糖または醤油を足して味を調整する。
- 最後に強火にして、煮汁を魚に回しかけながら煮詰める。
- 煮汁がとろっとしたら完成。
POINT
魚にかける熱湯は給湯器の熱湯を使えば簡単!
魚に熱湯をかける方法は、ボウルに魚の切り身を入れ、給湯器の温度を最大にして、魚の入ったボウルの中に給湯器から出る熱湯を注ぎ入れ、切り込みを入れた皮の部分が熱で開いたらお湯を止めればOKです。この時、直接魚に湯がかかると身崩れするので注意しましょう。
POINT
臭みの気になる魚は生姜とネギを一緒に煮込む
サバやカレイの煮つけをする場合は、きれいに洗った皮つき生姜をスライスしたものと、ネギの青い部分を鍋に入る程度の長さに切ったものとを、調味料の入った鍋に入れて沸騰させてから魚を加えて煮込むと、臭みが取れてより美味しくなります。
美味しい煮魚のアレンジ方法・種類
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美味しい煮魚のアレンジ方法は何といっても混ぜご飯です。しっかり味のしみこんだ煮魚と煮汁を、炊き立てのご飯に混ぜ込むだけで美味しい混ぜご飯の完成です。お好みで三つ葉かネギの小口切りを散らせば、残りのもの煮魚とは思えないほどのアレンジ料理になります。
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美味しい煮魚のアレンジ方法でおすすめの料理のもう一つは、煮魚の簡単竜田揚げ。既に魚に味が付いているので、煮汁を軽く切って両面に片栗粉をつけフライパンで焼くだけでOK。魚に火も通っているので、表面がカリッと焼ければ完成です。油で揚げる必要もなく手軽にできる簡単料理です。
魚料理の人気メインメニューはカレイの煮つけとサバの味噌煮
和食のメインメニューとなる料理は刺身、天ぷら、煮魚、煮物です。その中でも煮魚として人気の料理は、カレイの煮つけとサバの味噌煮です。この二つの作り方をマスターすれば、和食の献立を作る時にとても便利です。
煮魚の献立|付け合わせや副菜・おかず【定番編】
煮魚の献立・付け合わせ【定番編】①筑前煮
View this post on Instagram・ おかず ・ 筑前煮は子供の頃から好きなおかず 味が染み込んでいる野菜を白いご飯と一緒に食べるのがたまらなく好きだった ・ #筑前煮 #がめ煮 #家ごはん #根菜 #夕飯
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煮魚の献立・定番の付け合わせの1つ目は、筑前煮です。醤油もしくは味噌で煮込む煮魚は和風の料理ですので、同じ醤油味で煮つけた筑前煮は、煮魚のおかずによく合います。
椎茸、ごぼう、れんこん、人参などのたくさんの根菜野菜と鶏肉をゆっくり煮込んだ筑前煮は、野菜の栄養をたっぷり摂ることができるので、栄養価を考えた場合にもバランスのいい献立となります。
煮魚の献立・付け合わせ【定番編】②きんぴらごぼう
View this post on Instagramいい器は、なんてことない料理でも引き立たせてくれる #晩ご飯 #晩御飯 #夕飯 #夕食 #うつわ好き #増渕篤宥 #新しいうつわ #きんぴらごぼう #一人で満足感に浸る
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煮魚の献立・定番の付け合わせの2つ目は、きんぴらごぼうです。きんぴらごぼうは、煮魚の付け合わせの定番ですが、そもそも和食の家庭料理の中では定番の常備菜ともいえます。
ごぼうは世界的には食用として用いられることの少ない食材ですが、食物繊維が豊富でポリフェノールなども含まれる栄養価の高い食品です。ごぼう料理を作る時のポイントは、栄養や風味をなくさないように、水にさらす時間を短くすることです。
煮魚の献立・付け合わせ【定番編】③ふろふき大根
煮魚の献立・定番の付け合わせの3つ目は、ふろふき大根です。だしの味がしっかりしみこんだ熱々の大根に味噌だれをかけていただくふろふき大根は、同じ味噌味か醤油味で煮つけた煮魚によく合います。
ふろふき大根を作る時のコツは二つあります。一つ目は、最初に米のとぎ汁で下茹でをし、その大根を水で洗い流してからだし汁で煮込むことです。そうすることで、大根のアクがとれ見た目も白く作ることができます。二つ目は、大根に隠し包丁を入れておくことです。そうすることで、大根にだしの味がしみこみやすくなります。
煮魚の献立・付け合わせ【定番編】④ひじきの煮物
煮魚の献立・定番の付け合わせの4つ目は、ひじきの煮物です。ひじきの煮物も家庭料理の中では常備菜の定番といえますので、和食のメニューの中にはぜひ入れておきたい一品です。
人参、油揚げだけで煮込んだ軽めの副菜にしても、厚揚げや蒟蒻なども入れて具だくさんにしたボリュームのある副菜にしてもよいでしょう。
煮魚の献立・付け合わせ【定番編】⑤茄子の煮びたし
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煮魚の献立・定番の付け合わせの5つ目は、茄子の煮びたしです。照りよく表面を油で焼いた茄子を、かつおだしと醤油、砂糖、みりんで作った合わせ調味料で煮込めば、熱々でも、冷めても美味しいくいただける一品となります。
茄子の煮びたしはいただく直前に、生姜の千切りを散らせば、生姜を入れて煮込んだ煮魚とよく合います。さらに万能ねぎの小口切りやみょうがの千切りを散らせば彩りも美味しさもアップします。
煮魚の付け合わせとしては、野菜やイモ類、海藻を使った総菜がよく合います。次の記事では菊芋という芋を使った料理のレシピをいくつかご紹介しています。ぜひ参考にしてみてはいかがでしょうか。
煮魚の献立|付け合わせや副菜・おかず【簡単に作れるおかず編】
煮魚の献立【簡単に作れるおかず編】①冷ややっこ
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煮魚の献立・簡単にできる付け合わせや副菜、おかずつ1目は、冷ややっこです。豆腐はそもそも和風の食品ですので、和風調味料で作る煮魚によく合います。
さっぱりとした献立にしたい時は、煮魚に、生姜、小口ネギ、みょうがなどたっぷりの薬味をのせた冷ややっこを添えれば、栄養価もある上にカロリー少な目のメニューにすることができます。
煮魚の献立【簡単に作れるおかず編】②ツナ大根サラダ
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煮魚の献立・簡単にできる付け合わせや副菜、おかず2つ目は、ツナ大根サラダです。サラダは基本的には洋風のものが多く和風のメインメニューとの合わせ方が難しいものですが、醤油で味付けしたツナ大根サラダは煮魚の付け合わせにしてもよく合います。
煮魚の献立【簡単に作れるおかず編】③たたききゅうり
煮魚の献立・簡単にできる付け合わせや副菜、おかず3つ目は、たたききゅうりです。たたききゅうりは、酢、醤油で味付けしたものや、梅、かつお節で味付けしたものなど、味付けはいくつかありますが、いずれにしてもごま油を入れることで風味の良い付け合わせになります。
きゅうりは叩くことで調味料がしみこみやすくなりますので、とても簡単にできる一品です。たたききゅうりと煮魚があれば、お酒のおつまみにもちょうどよい組み合わせになります。
煮魚の献立【簡単に作れるおかず編】④キャベツと塩昆布の即席漬け
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煮魚の献立・簡単にできる付け合わせや副菜、おかず4つ目は、キャベツの塩昆布漬けです。キャベツの塩昆布漬けは、ポリ袋にキャベツと塩昆布、塩、酢、ごま油を入れ、ポリ袋の上からよく揉み込んで30分ほど置けば出来上がる簡単メニューです。さらに一晩おけば味がよくしみて、ぐっと美味しさが増します。
塩昆布の味がキャベツにしみ込み、ごま油の風味が食欲を増進させますので、箸が止まらなくなるほどたくさん食べてしまう一品です。煮魚とキャベツの塩昆布漬け、それに具だくさんの汁物が付けば、あっさりしつつも満足感の高い献立になります。
煮魚の献立【簡単に作れるおかず編】⑤蒟蒻の甘辛煮
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煮魚の献立・簡単にできる付け合わせや副菜、おかず5つ目は、蒟蒻の甘辛煮です。乾煎りした蒟蒻を醤油、みりん、砂糖を合わせた調味料で煮込めば完成する簡単な一品です。最後にかつお節を混ぜ合わせれば、さらに美味しく仕上がります。
蒟蒻は臭みがありますので、熱湯で2~3分ほど煮てざるに上げるという下処理をしてから調理しましょう。あく抜き済みのものもありますが、時間があるようならこのような下処理をした方が、より美味しく仕上がります。
煮魚の献立|付け合わせや副菜・おかず【野菜編】
煮魚の献立・副菜【野菜編】①胡麻和え
煮魚の献立・付け合わせや副菜でおすすめの野菜料理1つ目は、胡麻和えです。胡麻和えは、ほうれん草の胡麻和え、インゲンの胡麻和え、小松菜の胡麻和えなどがあります。いずれも、醤油、砂糖、胡麻で和えます。煮魚には胡麻の風味はとてもよく合います。
胡麻和えのコツは茹でた野菜の水気をよく絞ることです。また、ご家庭にすり鉢があるようでしたら、胡麻を香りよく炒ってからすり鉢で擦って和えれば、さらにワンランク上の胡麻和えになります。
煮魚の献立・副菜【野菜編】②辛子和え
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煮魚の献立・付け合わせや副菜でおすすめの野菜料理2つ目は、辛子和えです。醤油、練り辛子、だしで和えた辛子和えは、和風の料理の煮魚によく合います。菜の花の辛子和えは旬の香りを楽しめますので、旬の時期にはぜひ献立に取り入れたい一品です。
煮魚の献立・副菜【野菜編】③紅白なます
煮魚の献立・付け合わせや副菜でおすすめの野菜料理3つ目は、紅白なますです。大根と人参を甘酢で和えたなますはおせち料理の定番ですが、日持ちのする料理ですので、日ごろいただく常備食として作っておいても便利な一品です。
煮魚の献立|付け合わせや副菜・おかず【汁物編】
煮魚の献立・副菜【汁物編】①けんちん汁
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煮魚の献立・付け合わせや副菜でおすすめの汁物1つ目は、けんちん汁です。水気をしっかり絞ってからごま油で炒めた木綿豆腐の入ったけんちん汁は、和風の煮魚に合わせる汁物としてはとてもよく合います。
煮魚自体はほかに具材のない料理ですので、合わせる汁物は具だくさんの汁物が適しています。けんちん汁は根菜野菜のたっぷり入った具だくさんの汁物ですので、栄養の面から見てもぜひ煮魚に合わせたい汁物です。
煮魚の献立・副菜【汁物編】②豚汁
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煮魚の献立・付け合わせや副菜でおすすめの汁物2つ目は、豚汁です。豚汁も具だくさんの汁物ですので、煮魚に合わせたい汁物の一つです。豚汁の味付けも味噌を使いますので、味噌や醤油で煮込む煮魚とバランスが良い組み合わせとなります。
次の記事ではいくつかの豚汁の作り方と、隠し味となる調味料のご紹介をしています。味噌味以外のレシピもありますので、気になるレシピがありましたら、ぜひ一度作ってみてはいかがでしょうか。
煮魚の献立|付け合わせや副菜・おかず【海藻・きのこ編】
煮魚の献立・もう一品【海藻・きのこ編】①きゅうりとわかめの酢の物
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煮魚の献立・もう一品のおすすめ1つ目は、きゅうりとわかめの酢の物です。和風の煮物には、酸味のある料理として、ドレッシングを使うサラダより、酢の物がよく合います。また、酢の物の中でも、タコやイカが中心の酢の物より、海藻や野菜中心の酢の物の方が、煮魚の付け合わせには合うでしょう。
煮魚の献立・もう一品【海藻・きのこ編】②なめこのおろし和え
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煮魚の献立・もう一品のおすすめ2つ目は、なめこのおろし和えです。なめこをたっぷりのおろし大根で和えれば、和食の付け合わせにはぴったりの副菜になります。すりたての大根おろしには食べ物の消化を助ける効果が期待されていますので、胃腸の調子があまりよくない時など、積極的に献立に取り入れるとよいでしょう。
煮魚の基本をマスターして和食の達人になろう!
魚料理は、焼き魚なら簡単だけれど、煮魚はちょっと難しそうと考えている方も多いかもしれませんが、下処理など含め基本の作り方さえマスターしてしまえば、案外簡単に作れます。和食のメインメニューといえば魚料理ですので、この機会に何種類かの魚で煮魚作りに挑戦し、和食の達人を目指してみてはいかがでしょうか。
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