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タープとは?

タープはキャンプで使う日よけ・雨よけ!焚き火をする際は素材を確認しよう

キャンプ

タープとは、日差しや風、雨を防ぐためにキャンプで使用する広い布のことを指します。日本では支柱の上部に布を張ったものをタープと呼んでいます。英語圏では布そのものを指してタープと呼ぶため、日本で言うタープとは、英語圏ではタープ・テントと呼ばれているものです。

キャンプにおいて、テントが寝室スペース、タープがリビングスペースになります。キャンプ中は大体このタープの下で過ごすことが多いと思います。日差しを防いで日陰を作ってくれるので、熱中症対策や雨が降ったときに過ごす場所、荷物の置き場所になります。悪くなりやすい食材の保管などにも役立ちます。

また、雨が降ってしまったが焚き火を諦めたくないといった場合にも、タープの素材や加工によってはタープの下で焚き火ができることもあります。ただし、焚き火をしても大丈夫なタープかどうかよく確認する必要があります。化学繊維を使用したタープは火に弱いため、下や近くでの焚き火は絶対にやめましょう。

タープはテントとは違う!種類も様々なものがある

タープはテントとは違います。目で見て分かりやすい一番の違いとしては、床がないことです。布の形状が六角形のタープをヘキサタープ、六本の支柱にシートを取り付けるタイプのタープをスクエアタープ、サイドにシートがついているタープをスクリーンタープと言います。

スクリーンタープはサイドにメッシュの壁があるため、見た目が一番テントと似ています。スクリーンタープは設営が大変ですが、虫の侵入を防ぎながら快適に過ごせます。オープンタイプは虫の侵入は防げませんが、開放感があって収納性に優れていますし、ヘキサタープは他のタープに比べて風に強いという特性もあります。

どのタイプのタープにするかは、それぞれのメリットとデメリットを吟味して、自分の好みやキャンプスタイルに合ったものを選びましょう。以下の記事では基本のタープの張り方をご紹介しているので、まずはタープの張り方を知りたいという方は、あわせてご覧ください。

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アウトドアが好きな方であれば、タープが欲しい・持っていたい方も多いでし

日よけ・雨よけ以外にも!メリットがたくさんあるタープ

メリット

タープはキャンプ用品の中でも、比較的コンパクトに持ち歩くことができます。タープ、ロープ、ペグ、ペグハンマー、ポールさえあれば設営することができるため、バーベキュー等、キャンプ以外のちょっとしたアウトドアにも持ち出すことができるのが利点です。

また、コンパクトかつ構造が単純なため、一人でも簡単に組み立てがしやすいこともメリットです。ポール二本から組み立てられ、ポールの数を増やすとスペースを広く使うことができるため、スペースや用途にあわせて大きさを臨機応変に調整できるのも良いですね。

タープはテントに比べるとコンパクトなため、自宅でキャンプを楽しむベランピングにも適しています。テントを張るスペースはないけれどベランピングを楽しみたいというときにピッタリです。以下の記事ではベランピングについてご紹介していますので、あわせて参考にしてみてください。

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関連記事 ベランピングをDIY!自宅やマンションのベランダキャンプ用テントは?

小さい頃、ベランダキャンプに憧れませんでしたか?そんな自宅でするキャン

自作タープに向いている生地は?

自作タープに向いている生地①ポリコットン

自作タープに向いている生地の一つ目は、ポリコットンです。タープをDIYするために生地を選ぶ際、最も重要なことの一つが、水を通さない生地であることです。撥水加工がなされており、水を通さないポリコットンを選びましょう。

また、タープを自作するときにもう一つ重要なことは、燃えにくい素材を選択することです。タープの下での焚き火は基本的には避けたほうが良いですが、タープの近くで焚き火をする際にも、ポリコットンは、火の粉が飛んでも穴が開きにくいという難燃性に優れています。

他にも、ポリコットン同様「TC」「テクニカルコットン」等のポリエステルとコットンを混紡した生地も、水漏れしにくく、難燃性にも優れているため自作タープにおすすめの生地です。いずれの生地も、防水加工や難燃加工されているかを店員さん等に確認してから買うと失敗しないと思います。

自作タープに向いている生地②帆布

自作タープに向いている生地の二つ目は、帆布です。帆布の特徴として、水が浸透しにくいことが挙げられます。トートバッグ等にもよく用いられている生地です。ただし、防水加工されていない帆布では、やはりかなり水漏れしてしまうため、注意が必要です。

防水加工がされた10号パラフィン帆布が、自作タープの素材として人気です。遮光性がしっかりしていて、ハリもあります。タープをDIYする場合、布の厚さは8号から11号あたりの比較的薄い布で作る人が多いようです。

難燃性、防火性については、加工されていない帆布では難燃性や防火性はありません。難燃加工を施された帆布は、「難燃帆布」等の名称を明記されて売られていることが多いです。しっかりと表記を確かめて購入しましょう。

自作タープに向いている生地③ブルーシート

自作タープに向いている生地の三つ目は、ブルーシートです。ポリエチレンなどの合成樹脂製のシートで、100均でも手に入るため、タープを安くDIYしたいという方にはおすすめの生地です。ただし、安いものは防炎機能等まではついていないため、機能を重視するのであればそれなりの値段のものを買う必要があります。

安いものは基本的に薄くて軽量ですが、厚手のものや耐紫外線加工を施したもの、難燃剤を添加した防炎の機能のあるもの、遮光性や断熱性を高めるため金属フィルムをラミネート加工したもの等、様々な機能のあるブルーシートが販売されています。機能性の高いもの、必要とする機能を備えたものを選んでタープを作りましょう。

いずれの生地も、防水性や防火性に優れているからといって、過信するのはやめましょう。万が一水漏れしたり火が燃え移ったりした場合には必ずすぐに対処できるよう、用意を整えておいてください。安全に自作タープを楽しむために、万全の体制を整えておきましょう。

自作タープを作る際のポイントは?

自作タープを作る際のポイント①自宅のミシンで縫える大きさの生地を選ぶ



自作タープを作る際のポイントの一つ目は、自宅のミシンで縫える大きさの生地を選ぶということです。大きい方が良いからと思って自宅のミシンでは扱えないほどの大きい布を買うと、質量もかなりのもので、縫い目がずれたりして失敗の元になってしまいます。

手持ちのミシンで縫えるかどうかよく考えてから、自作タープの大きさを決めましょう。また、結構な厚さの生地を扱うため、手縫いではまず厳しいです。手持ちのミシン針が通るかどうかも重要なポイントです。生地を用意してから針が通らないことが判明した場合は、ミシン針も買いましょう。

自作タープを作る際のポイント②縫い目を細かくする

縫い目

自作タープを作る際のポイントの二つ目は、縫い目を細かくすることです。タープは布を裁断し端を縫い合わせて作っていきますが、その際に縫い目が粗く隙間が空いていると、生地の中に水が溜まってしまいます。縫い目は細かくすることを意識し、隙間を作らないように注意しましょう。

テント用の撥水剤や、縫い目にアイロンで貼ることができる防水テープも販売されているので、そちらの商品を使って水が縫い目に染み込んだり溜まったりしないようにすることもできますね。

簡単な自作タープの作り方は?

簡単な自作タープの作り方①DIYするための設計図を書いて材料を揃える

図面

タープの簡単な作り方の手順をご紹介していきます。簡単な自作タープの作り方の一番目に、まずはどんなタープをDIYしたいかを考え、図面を書いてみましょう。布の大きさ、形など、紙に書いてみることで製作工程や完成図が想像しやすくなり、どんな材料を揃えれば良いか等も整理しやすくなるでしょう。

図面を書いてみたら、自宅のミシンで無理なく作れるサイズか、自分のキャンプスタイルに合ったタープになりそうか、等もしっかり考えておくと、途中で挫折したり、完成したが使い勝手が想像と違った、というような失敗も事前に防ぎやすいですね。

シミュレーションがしっかり済んだら、次はそれに従って材料と道具を揃えましょう。ハトメパンチはあったほうが便利ですが、なくても作ることはできます。揃えておくべき基本の材料と道具は次のとおりです。

タープのDIYに必要な材料
  • ポリコットン等のタープに使用する生地
  • グロメット(ハトメ)
タープのDIYに必要な道具
  • ミシン
  • ミシン針
  • ハンドプレス機、ハトメパンチ、ハンマー等

簡単な自作タープの作り方②布を裁断し端を縫い合わせる

裁縫

簡単な自作タープの作り方の二番目に、図面を書き、シミュレーションした作り方にぴったりの材料を揃えたら、いよいよタープを作っていきます。布を図面の通りにきちんと採寸して裁断し、縫い合わせていきましょう。ここで誤差が出てしまうと後々大変になってしまうため、できる限り正確な採寸、裁断を心がけましょう。

布が大きくて定規が足りず、線がまっすぐ引けないという方は、定規を二本、もしくは定規と何か直線のものを互い違いにぴったり平行に並べて引いていくと、上手い具合に引くことができると思います。

「折り伏せ縫い」というシャツや子供服など洗濯回数の多いものにも使われている縫い方だと、丈夫に縫うことができ、裏側の縫い目も隠れて目立ちません。折り伏せ縫いで横に縫い合わせ、切りっぱなしにした端を約1cm程度の三つ折りにして仕上げていきます。アイロンでしっかりと折り目癖をつけてから縫っていきましょう。

簡単な自作タープの作り方③グロメットを取り付けるための穴を開ける

布

簡単な自作タープの作り方三番目には、縫い合わせた布に、張り綱を通すグロメット(ハトメ)を取りつけるための穴を必要な数だけ開けます。グロメットとは、管の穴の両端部分がカールし、円周に沿って爪が付いたタイプのハトメの一種です。この時に、ハトメパンチを用意しておくと、簡単に丸い穴を開けることができます。

補強する革や布にも穴を開けてグロメットを取り付けるため、一緒に穴を開けておくと効率的ですね。用意したグロメットをちょうど取り付けられる大きさの穴を測って開けるようにしてくださいね。生地に補強用の革や布を縫い合わせてから、穴を開けていくと作りやすいかと思います。

簡単な自作タープの作り方④グロメットを取り付けて補強する

簡単な自作タープの作り方③で生地に開けた穴にそのままグロメットをつけて張り綱を通すと、大きな負荷がかかってすぐに生地が破れてしまいます。簡単な自作タープの作り方の四番目では、生地に開けた穴が破れないよう、革や布で補強してからグロメットを取り付けていきましょう。

また、用意したグロメットに手持ちのポールが入るかどうか確認してから取り付けるようにしてください。表と裏の両側から革を縫い合わせ、グロメットを取り付けます。革の代わりに布を貼り合わせて補強する場合は、五枚以上の布を貼り合わせ、十分な強度を出すように注意しましょう。

ハトメパンチがなければ、手打ち工具と金槌で代用してグロメットを取り付けることもできます。ハトメパンチはハンドグリップ式で結構な握力を必要とするため、握力に自身がないという方はハンドプレス機、ハトメ打ち工具(ハトメ打皿、ハトメ打棒)等を使ってください。グロメットを取り付け終われば完成です。

タープを簡単な作り方でDIYしてキャンプを楽しもう

自作タープが出来上がったら、キャンプ本番に挑む前に、近所の公園や庭、ベランダ等で試し張りして、耐久性等をしっかりと確認しておきましょう。せっかくDIYしたタープが無駄になってしまわないよう、チェックは念入りにおこなっておくと安心してキャンプを楽しめますね。

タープを自作するのは少々手間はかかりますが、意外と簡単な作り方で作ることができます。タープがなくてもキャンプは可能ですが、キャンプの雰囲気を高め、より楽しむためには欠かせないものです。自作することで愛着が湧き、かつ機能面もしっかりとしたタープを用意して、キャンプを目一杯楽しんでください。

タープの作り方をマスター出来たら、他のキャンプ用品のDIYにも挑戦してみるのも良いかもしれませんね。以下の記事では、簡単DIYキャンプ用ローテーブルの作り方をご紹介しています。タープの次はローテーブルの自作にも挑戦してみようかなと思っている方は、ぜひあわせて参考にしてみてくださいね。

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