Large thumb shutterstock 440189497 1

無職で無収入の確定申告の書き方は?無職/住民税/市民税/ニート

更新:2019.06.21

無職になると確定申告はしなくていいと思っていませんか?実は無収入でも確定申告は必要です。こちらの記事では、そんな収入なしの人の確定申告の方法や書き方について紹介しています。住民税や市民税に関係してくる確定申告について、ぜひ参考にしてみてください。

※商品PRを含む記事です。当メディアはAmazonアソシエイト、楽天アフィリエイトを始めとした各種アフィリエイトプログラムに参加しています。当サービスの記事で紹介している商品を購入すると、売上の一部が弊社に還元されます。



無収入でも確定申告が必要な理由は?|住民税や市民税

無収入でも確定申告が必要な理由①住民税や市民税が高くとられてしまう

無収入でも確定申告が必要な理由一つ目は、住民税や市民税が高くとられてしまうからです。無収入になってしまったり所得が少なくなったりすると、場合によっては住民税や市民税を軽減することができます。

しかし確定申告をしなければ、前年度の収入そのままから住民税や市民税が計算され支払わなければいけません。無収入になると、できるだけ出費を抑えたいですよね。そのためにも必ず確定申告が必要になります。

無収入でも確定申告が必要な理由②住民税や市民税の控除が受けられない

無収入でも確定申告が必要な理由二つ目は、住民税や市民税の控除が受けられないということです。無収入になると、役所では住民税や市民税の控除を受けられる場合があります。しかし確定申告をしなければ、収入について分からないため控除を受けるためにも確定申告が必要になります。

無収入でも確定申告が必要な理由③国民健康保険の保険料が高くなる

無収入でも確定申告が必要な理由三つ目は、国民健康保険の保険料が高くなるということです。失職し無収入になるということは、当然国民健康保険に入らなければいけません。その国民健康保険は、前年度の収入から計算されます。

そのため確定申告をしなければ、申告した最後の収入で計算されてしまうため国民健康保険料を高くとられてしまうのです。その時収入がなければ、国民健康保険の負担は少ないためそうするためにも確定申告が必要になります。

無収入でも確定申告が必要な理由④必要な補助や制度が受けられない

無収入でも確定申告が必要な理由四つ目は、必要な補助や制度が受けられないということです。無収入になると、国や市の制度によっては補助が受けられる場合があります。しかし確定申告をしていなければ、必要な制度を案内されない可能性があります。

その年の収入を知ることのできる確定申告で、無収入であることを申告すれば補助や制度の案内をしてくれることもあるため確定申告は必要です。しかしすぐにでも補助や制度を利用したい場合は、確定申告をする前に役所に行くことがおすすめになります。


無収入でも確定申告が必要な理由⑤その年20万円以上収入があれば義務

その年20万円以上収入があれば義務

無収入でも確定申告が必要な理由五つ目は、その年20万円以上収入があれば義務だからです。無収入になった、ニートになったから確定申告は必要ないと思う方も多いかもしれません。しかし年の途中で無収入になったり株や仮装通貨で20万円以上の収入があったりする場合は、義務として必要になります。

この確定申告を怠ると、脱税ということになるため注意しましょう。まずは自分は20万円以上収入があるのか、確定申告が必要かどうか確認することが重要になります。

無収入でも確定申告が必要な理由⑥税金が返ってくる可能性がある

税金が返ってくる可能性がある

無収入でも確定申告が必要な理由六つ目は、税金が返ってくる可能性があるからです。無収入になると、税金の負担額が軽減します。そのためもしも知らずに税金を払っていても、確定申告をすることで税金が返ってくる可能性が高いです。

ここで確定申告をしていなければ、帰ってくるはずの税金が返ってきません。それではとても損した気分になりますよね。そのため自分が損をしないためにも、しっかりとした確定申告が必要になります。

無収入でも確定申告が必要な理由⑦国民年金の支払いに関する手続きができる

無収入でも確定申告が必要な理由七つ目は、国民年金の支払いに関する手続きができるからです。国民年金は無収入であっても支払うことが義務とされています。しかし手続き次第では免除や支払いの延期を行うことが可能です。

その手続きを円滑に行うためには、収入がなかったという証明に確定申告をしておくと便利になります。少しでも出費を抑えて就活に取り組みたい、という場合に役立つため申告しておくようにしましょう。

無収入でも確定申告が必要な理由⑧扶養の判定に必要

無収入でも確定申告が必要な理由八つ目は、扶養の判定に必要ということです。結婚するから、といって仕事を辞めて無収入になる方も多いと思います。そういった方は、そのままどちらかの扶養に入ることも多いですよね。


そういった場合に確定申告をしておくと、前年度の収入が分かり扶養の書類を提出する場合にも便利になります。無収入の場合の確定申告は非常に簡単なため、面倒がらずに行うことがおすすめです。

結婚したり無収入になって扶養に入った場合、確定申告や年末調整はどう行うのか分からないという方も多いですよね。こちらの記事では、そんな扶養に入った後の役所での手続きについて紹介しています。扶養に入ることを検討している方は、合わせてチェックしてみてください。

無収入(ニート)の確定申告の書き方は?

無収入(ニート)の確定申告の書き方①必要な書類を用意する

無収入(ニート)の確定申告の書き方一つ目は、必要な書類を用意するということです。確定申告では、その時の状況によって必要な書類が異なってきます。無職の場合に必要な書類については、次に記載しているため確認しましょう。

どうしても必要な書類が分からない場合は、役所や税務署で確認するのが手っ取り早いです。必要な書類が揃ったら、そこから確定申告を行っていきます。

無収入(ニート)の確定申告の書き方②必要書類と印鑑を持って税務署へ行く

無収入(ニート)の確定申告の書き方二つ目は、必要書類と印鑑を持って税務署へ行くということです。この方法は、税務署で確定申告をする場合の方法になります。

収入なしで税務署が近く足を運べる人は、税務署に書類と印鑑を持っていくだけで簡単に確定申告をすることができます。あとは職員の指示に従って書類を記入し、印鑑を押すだけの方法になります。

無収入(ニート)の確定申告の書き方③パソコンで書面提出をする

パソコンで書面提出をする

無収入(ニート)の確定申告の書き方三つ目は、パソコンで書面提出をするということです。こちらはパソコンで必要事項を記載し、税務署に送るだけの方法になります。そのためまずは、パソコンとプリントできる環境を整えるようにしましょう。


無収入(ニート)の確定申告の書き方④確定申告書等作成コーナーを開く

無収入(ニート)の確定申告の書き方四つ目は、確定申告書等作成コーナーを開くということです。環境を整えることができたら、国税庁のホームページにアクセスしてください。そうすると、確定申告書等作成コーナーという場所があります。

まずはそこを開いたら、申告書・決算書・収支内内訳書等作成開始をクリックして書面提出を選択しましょう。ここまでくれば、確定申告を行う前準備が完了になります。

無収入(ニート)の確定申告の書き方⑤必要項目を入力していく

無収入(ニート)の確定申告の書き方五つ目は、必要項目を入力していくということです。先ほどのページを開いたら、あとはそこの必要事項を記載していくだけになります。

順を追って記載出来たら、家のプリンターやコンビニなどで印刷してください。項目記載する場合に、書類が必要になるため準備しておくようにしましょう。印刷が完了したら、あとは郵送するだけで完了になります。

収入なしの無職でも確定申告を書くのに必要な物は?

収入なしの無職で確定申告を書くのに必要な物①マイナンバー(通知)カード

収入なしの無職で確定申告を書くのに必要な物一つ目は、マイナンバー(通知)カードです。マイナンバーカードあるいは通知カードは、個人情報がつまったカードになります。そのためマイナンバーカードを持っていけば、スムーズに確定申告を行うことができます。

またマイナンバーカードを利用して確定申告を行う方法もあるため、あると非常に便利です。無職の期間が続く方は、マイナンバーカードを作っておくのもいいかもしれません。

収入なしの無職でも確定申告を書くのに必要な物②印鑑

収入なしの無職でも確定申告を書くのに必要な物二つ目は、印鑑です。印鑑は確定申告だけでなく、役所に行く場合は必須のアイテムになります。記載漏れがあった場合も、印鑑で訂正できるため必ず準備しておくようにしましょう。

収入なしの無職でも確定申告を書くのに必要な物③社会保険料控除証明書

収入なしの無職でも確定申告を書くのに必要な物三つ目は、社会保険料控除証明書です。これは国民年金保険料を控除してもらった場合に貰える書類になります。

もしも国民年金の支払いが控除されている場合は、必ずこの書類を準備しておくようにしましょう。そうすることで、スムーズに確定申告することができます。

収入なしの無職でも確定申告を書くのに必要な物④医療費の明細書

収入なしの無職でも確定申告を書くのに必要な物四つ目は、医療費の明細書です。医療費は、一定の自己負担額を超えると還付されるお金です。そのため病院に頻繁に行ったり病気療養していたりする場合は、必ず保存しておくようにしましょう。

そして確定申告の際にその医療費を申告してください。そうすることで医療費の還付を受けることができます。難しくて分からない場合は、税務署に行くのがおすすめです。

収入なしの無職でも確定申告を書くのに必要な物⑤源泉徴収票

収入なしの無職でも確定申告を書くのに必要な物五つ目は、源泉徴収票です。これはバイトや仕事を年の途中でやめた場合に必要になる書類になります。源泉徴収票に関しては仕事を辞める前や辞めた後郵送などで送られてくるため、必ず保管しておいてください。

源泉徴収票はいつ貰えるのか、と思う方も多いですよね。こちらの記事では、そんな源泉徴収票が発行される時期について紹介しています。源泉徴収票を貰う予定のある方は、ぜひ合わせてチェックしてみてください。

無職の確定申告方法について知りしっかりと確定申告をしよう!

無職でも確定申告が必要な理由や、方法・必要な書類について紹介しましたがいかがでしたでしょうか。無職の確定申告について、知っていただけたと思います。無職になって確定申告に迷っている方は、ぜひこの記事を参考にしてみてください。

●商品やサービスを紹介いたします記事の内容は、必ずしもそれらの効能・効果を保証するものではございません。
商品やサービスのご購入・ご利用に関して、当メディア運営者は一切の責任を負いません。