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仕事でダメ出しばかりする人の心理5つ|否定的な人との付き合い方とは?

更新:2019.06.21

職場に、何かと仕事のダメ出しばかりする人っていませんか?近くにいると、何でもかんでも否定されるのでそのうち自分に自信がなくなってきてしまいますよね。では、そういう人の心理とは、一体どんな感じなのでしょうか。いちいち人をだしにする、その理由について解説します。

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仕事でダメ出しばかりする人の心理5つ

仕事でダメ出しばかりする人の心理とは①良かれと思ってやっている

いやいや仕事をする人

ダメ出しばかりする人って、こちらからすると非常に迷惑な存在ですよね。気持ちも落ち込むし、何より自分が否定された気持ちになってしまいます。

仕事でダメ出しばかりする人の心理の1つ目は、良かれと思ってやっていることです。上司の仕事は部下を教育することです。教育とは必ずしも相手を否定することではないのですが、それが理解できていないまま上司になってしまうと、部下にダメ出しばかりする人になってしまうようです。

ダメ出しばかりする上司がいて、あまりにも迷惑している場合、その上司よりさらに立場が上の人に相談してみることも大事です。そうすれば、適切な指導がされて改善が見られるかもしれません。

仕事でダメ出しばかりする人の心理とは②他人を否定することで八つ当たり

不機嫌な女性

仕事でダメ出しばかりする人の心理の2つ目は、他人を否定することで八つ当たりすることです。ダメ出ししてしまう心理は、単なる八つ当たりであることも多いです。そういう人は、仕事がうまくいかないから、他人を否定することによって自分のメンタルを保っているのです。

そういう人は、いわば自分の気持ちを自分で抑えることができない、精神の未熟な人です。ですから、無理に相手になる必要はありません。

人間誰しもたまには八つ当たりしたくなる生き物だとは思いますが、八つ当たりばかりするようでは社会人失格であると言わざるを得ません。そんな人が近くにいるときは、不安定な心理状態なのだなあと思ってスルーするしかないですね。

仕事でダメ出しばかりする人の心理とは③人をだしにする意図がある

コーヒーを飲む女性

仕事でダメ出しばかりする人の心理の3つ目は、人をだしにする意図があることです。仕事でダメ出しばかりする人の心理としては、人をだしにする意図がある可能性もあります。周りの人を否定することによって、自分が仕事ができる人間だと周りに思わせたいのです。

確かに、周りの人の欠点を指摘しつづければ、一見すると細かいことによく気がつく「できる社会人」のように見えてしまうかもしれませんね。となると、周りの人は損をすることになるのではないでしょうか。


しかし、そのような見栄張りにはいずれ上司も気が付きます。否定ばかりされる側としてはたまったものではありませんが、何もしなくてもそのうち化けの皮が剥がれるでしょう。

仕事でダメ出しばかりする人の心理とは④相手を自分の思うように動かしたい

指をさす女性

仕事でダメ出しばかりする人の心理の4つ目は、相手を自分の思うように動かしたいことです。リーダー気分で、周りの人を自分の思うように動かしたがる人も、仕事でダメ出しばかりする傾向にあります。その心理としては、やはり他人の上に立ちたいからだと思われます。

しかし、そこにあるのはリーダーとしての責任感ではなく、ただ周りから尊敬や注目を集めたいという虚栄心だけです。本来のリーダーとは、周囲と協力して状況をより良く変えていける人のことを言います。

ですから、ダメ出しばかりする人は決してリーダーなどではありません。ですから、ダメ出しされるからといって気分を害する必要はありませんし、まして従う必要などないのです。複数人に対してダメ出しをしている場合は、みんなで適当にあしらいましょう。

仕事でダメ出しばかりする人の心理とは⑤理想が高すぎる

芽が生える

仕事でダメ出しばかりする人の心理の5つ目は、理想が高すぎることです。仕事をしている方なら分かるかと思いますが、皆それぞれに自分の仕事やプロジェクトに対する理想を持っているものですよね。しかし、現実はなかなか理想通りには進みません。

そういった場合、優秀な社会人は理想と現実の折り合いをうまくつけることができます。しかし、ダメ出しばかりする人は理想ばかりを求め続け、現実を見ることができていません。

更に厄介なのが、周りにも自分の理想を押し付けてくることです。こうなってほしい、ああなってほしいという自分勝手な願望が、結果的にダメ出しという形で現れてしまうんですね。

ダメ出しばかりする人と上手に付き合う方法3つ

ダメ出しばかりする人と上手に付き合う方法①適度に無視する

耳をふさぐ人

ダメ出しばかりする人と上手に付き合う方法の1つ目は、適度に無視をすることです。ダメ出しにいちいち反応していると、あなたも疲れてしまいますよね。しかし、完全に無視をすると相手が逆上する可能性がありますから、口先だけで謝っておけば大丈夫です。

ダメ出しをしてくる人は、感情が高ぶっている場合が多いです。ですから、頭を下げて、申し訳ございませんでしたと言葉だけでも言っておくことでとりあえずはその場をおさめることができます。

あとは、自分に落ち度がないならあまりダメ出しを気にしないことです。人の仕事にケチを付けるのが好きな人なのだと思って、気持ちの上でもスルーできるようにしましょう。

ダメ出しばかりする人と上手に付き合う方法②ダメ出しされることを相談する

お願いする女性

ダメ出しばかりする人と上手に付き合う方法の2つ目は、ダメ出しされることを相談することです。謝っても無視してもなかなかダメ出しをやめてもらえない場合は、周りの人に相談しましょう。味方を作るのが何よりも大切なことです。

仕事の同僚や上司など信頼できる人に、誰にどのようにして困らされているかをよく説明しましょう。同僚であれば話し相手になってくれるかもしれませんし、上司であれば注意してくれるかもしれません。

自分の仕事を否定される日々が続くと、心が疲れてしまいます。ですから、同じ悩みを共有できる仲間を作ることで、少しは気持ちも楽になるのではないでしょうか。

ダメ出しばかりする人と上手に付き合う方法③ダメ出しを聞き入れてみる

一緒に仕事をする人

ダメ出しばかりする人と上手に付き合う方法の3つ目は、ダメ出しを聞き入れてみることです。ダメ出しをしてくる人が指導のつもりでやっている場合、言い方が良くないだけでその内容は必ずしも理不尽なこととは限らないかもしれません。

そのような時には、ダメ出しをされてイライラした気持ちをいったん抑え、自分の仕事になにか改善すべき点はないか考え直してみましょう。そして、反省してそのことを相手に伝えましょう。そうすると、相手は「自分の指導が伝わった」と思って安心しますし、以後ダメ出しも減るかもしれません。

また、人間関係も含め、要領よく仕事をこなすためのアドバイスは以下の記事に書いてあります。仕事で更に活躍したいと思っている方は、ぜひ参考にしてみてください。


ダメ出しの影響や効果について学べる書籍は?

力を引き出すヒント「9個のダメ出し、1個の褒め言葉」が効く!

おすすめの書籍の1冊目は、力を引き出すヒント「9個のダメ出し、1個の褒め言葉」が効く!です。この本は子育て本なので仕事とはちょっと関係ないかもしれませんが、必ずしもダメ出しは負の要素ばかりではないということがわかります。

子供の能力や個性を引き出すにはどのような教育をしたらいいか、著者がダメ出しのしかたやその効果について解説しています。そしてその教育は、いずれ社会でも役に立つものです。

となると、適切なダメ出しは社会人を成長させることにつながるのだと思えてきますね。この本を読むことで、理不尽なダメ出しと必要なダメ出しの区別がつくようになるかもしれません。

ダメ出しコミュニケーションの社会心理

おすすめの書籍の2冊目は、ダメ出しコミュニケーションの社会心理です。こちらの本は少し内容が難しいですが、ダメ出しによって他者とのコミュニケーションがどう変化するか、心理学的に解説しています。

ダメ出しとは、相手の欠点を指摘すること。それは場合によっては不愉快なことかもしれませんが、素直に受け入れることで今自分に必要とされているのはどんな力を知ることができます。そして、より良い自分へと成長していくことができるのです。

ダメ出しは社会や家族間でよく行われる普遍的なものですが、この本ではそれが人間関係にどう活かすことができるか、科学的に考察してあります。ぜひ読んでみてください。

書くだけで人間関係の悩みが消えるダメだしノート

おすすめの書籍の3冊目は、書くだけで人間関係の悩みが消えるダメだしノートです。こちらはダメ出しノートといって、思いついたダメ出しを書くだけで人間関係が改善するといった内容です。心理学をベースに作られています。

ダメ出しノートとは、ダメ出ししたい相手をリストに挙げ、その欠点を書いていくという簡単なものです。しかし、これでは人間関係がこじれる一方のように思えますね。

ですが、実際の効果は真逆です。どんどん苦手な人や嫌いな人が減っていき、人間関係がスムーズになっていくというのです。こんな不思議なノート、あなたもちょっと書いてみませんか?

ダメ出しの力―職場から友人・知人、夫婦関係まで

おすすめの書籍の4冊目は、ダメ出しの力―職場から友人・知人、夫婦関係までです。こちらの本は、主にダメ出しをすることによって起きるいい影響について紹介しています。しかし、いい影響があるからといって何でもかんでもダメ出しをしていてはいけませんよね。

そのため、相手との関係が悪くならない、適切なダメ出しの方法をこの本は解説しています。上司と部下、友人同士、夫と妻…ダメ出しをすることによってどのように関係を改善していけるのかがわかります。

相手のことをできることなら否定したくない、でもちょっと不満がある、ダメ出ししたい…という方は、この書籍を参考にしてみてはいかがでしょうか。きっと正しいダメ出しのしかたがわかるようになるはずです。

自分に「ダメ出し」をしてしまうあなたへ

おすすめの書籍の5冊目は、自分に「ダメ出し」をしてしまうあなたへです。この本は、他人からではなく自分で自分についついダメ出ししてしまう人に対して書かれたものです。他人から責められていないのに、なんだか自分がダメなような気がして落ち込むことってありますよね。

そんなときにこの本を読んだらとても楽になった、癒やされたという人がちらほら。自分の欠点ばかりが気になるという方は、ぜひ一度手にとってみてはいかがでしょうか?

ダメ出しが人生に与える影響、お分かりいただけましたでしょうか?もっと人生を豊かにしたいと思っている方は、以下の記事も読んでみてください。ダメ出しに関する本以外のおすすめ書籍をご紹介しています。

ダメ出しばかりする人の心理を理解して適切に付き合おう!

笑顔の女性

あなたの周りにもいる、ダメ出しばかりする人。しかし、その心理をしっかりと理解することで、お互いに気分を害する事なく適切に付き合うことができるようになります。

また、ダメ出しは必ずしも悪いものとは限りません。理不尽でないダメ出しは、時には成長に必要なものだったりします。ですから、人から受けたダメ出しを必要なものとそうでないものとに分けられるようになるといいですね。

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