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安月給の基準はいくら?なりやすい人の特徴や高給取りになれる職業とは?

更新:2019.06.21

安月給という言葉をよく聞きますが、その基準は月給いくらくらいが目安なのでしょうか?貯金はできるのでしょうか。安月給で果たして結婚ができるのかも気になるところですよね。また、反対に高給取りとはどんな職業のことを言うのかもご紹介します。

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安月給とは?基準はいくら?

安月給の基準とはいくら?①新卒の20代であれば月給15万円くらい

悩む女性

安月給とひとことで言っても、年齢や性別によって年収は変わってきますし、基準は簡単にいくらとは言えません。ですが、昔と比べて所得が減り続けている現在、20代であれば月給15万円程度が安月給ということになるでしょう。

額面の月収が15万円だと、所得税や保険料、住民税などが取られて、手取りは12万円ほどになってしまいます。家賃がいくらかにもよりますが、これでは生活はカツカツ。貯金なんかもできません。

それでも、ボーナスがいくらか出るのであればまだ何とかなるかもしれませんが、ボーナスが出ない・少ない企業では悲惨です。20代の年収の平均は300万円前後ですから、それくらいは欲しいですね。

安月給の基準とはいくら?②30代であれば月給25万円くらい

赤ちゃん

20代のうちは気ままな一人暮らしをしていても、30代となると結婚や出産などのイベントが発生する人も多いです。そんな30代であれば、月給25万円くらいが安月給であるといえるでしょう。

結婚するとその後の生活に向けて貯金も必要。夫婦共働きをしていれば何とかなるかもしれませんが、妻が妊娠した場合は基本的に夫が多く働くことになりますから、そのときに安月給だと困ります。

30代になっても月給が25万円を切っているという方は、思い切って転職を考える必要があるかもしれません。できることなら30代前半のうちに転職できるといいでしょう。

安月給の基準とはいくら?③40代であれば月給30万円くらい

家族

結婚して子供が生まれて、学費に食費にと何かとお金のかかる40代。そんな時期の安月給の基準は月給30万円くらい。それではかなり心もとないですし、貯金するのも厳しいです。

かといって、いくら現状を変えたいと思ってもなかなか新しいキャリアを築けず、転職も厳しい年代です。実際、40代で転職に失敗した人は多いようです。これでは前に進むことも後ろに引くこともできませんね。

参考までに、40代の平均月給がいくらかというと、40万円くらいのようです。自分が勤めている会社で40代になったときに40万円もらえそうかどうか、若いうちから見極める必要がありそうです。


安月給の基準とはいくら?④50代であれば月給35万円くらい

向かい合うカップル

子供も大きくなって自立し、夫婦での時間が増える50代。旅行に行きたい方もいるでしょうし、老後に備えて貯金しておきたい方もいるでしょう。そんな50代では、安月給の基準は35万円くらいです。

月給35万円で、大学生になった子供に仕送りをしようとなるとかなり厳しいですよね。それに、夫婦で贅沢どころか貯金も難しいので、退職してからの生活が心配です。

たとえ結婚していない人であっても、退職したあとはのんびりと苦労なく暮らしたいもの。しかし、この月給では果たしてのんびりできるか怪しいものです。

安月給になりやすい人の特徴5つ

安月給になりやすい人の特徴①就職活動の段階から不真面目

カレンダーとコーヒー

安月給になりやすい人の特徴の1つ目は、就職活動の段階から不真面目であることです。会社についてよく調べない、必要な資格を取ってレベルアップする気がない…それでは、いい企業に内定をもらうことができません。

また、自分の能力を適切に理解していないため、自分に合わない職場に行ってしまうこともあります。いくら能力があってもそれを発揮できない場所ではなんの意味もありません。

就職活動はその後の人生を決める大事なイベントです。しっかりと気を引き締めて取り組む必要がありますね。また、以下の記事に就活で失敗しがちな人の特徴を紹介しているので、参考にしてみてください。

安月給になりやすい人の特徴②会社で評価してもらえていない

不真面目な仕事をしている人

安月給になりやすい人の特徴の2つ目は、会社で評価してもらえていないことです。安月給になってしまうのは就職する会社選びが悪かったというのもありますが、就職しても全然昇進していないのが原因であることもあります。


昇進がなければ、月給も上がりません。安月給の人は、会社で昇進させるに値する人と評価してもらえていないのです。ある程度の年齢になっているのに平社員のままという人、あなたの職場にもいませんか?

自分が安月給にならないためには、そういう人の行動を観察し、反面教師にする必要があります。仕事を頑張り、上司に適切に評価してもらえるようになりましょう。

安月給になりやすい人の特徴③そもそも能力が足りない

パソコンの前であくび

安月給になりやすい人の特徴の3つ目は、そもそも能力が足りないことです。職種によって様々な技能が必要とされると思いますが、それを習得していないのです。

才能がないなら仕方ないじゃないかと思われる方もいるかもしれませんが、才能がなくてもある程度までなら努力でカバーできるはず。それをしないのは怠慢ですね。

今の職場で求められている技能を身につけられていないかも…と思っている方は、今すぐスキルアップのための勉強をしましょう。そうでなければ、いつまでも安月給の沼から抜けられません。

安月給になりやすい人の特徴④周りの人とコミュニケーションを取らない

タブレットを見る男女

安月給になりやすい人の特徴の4つ目は、周りの人とコミュニケーションを取らないことです。安月給になりやすい人は周りの人とあまりコミュニケーションを取っておらず、孤立していることも多いです。職場で孤立するということは、困ったときに相談相手がいないということですね。

相談相手がいないと、いつまでたっても問題を自分で抱えたままになってしまいます。周りの人に助言してもらえれば解決するかもしれないタスクも、ひとりでずっと放置。これでは仕事が進みません。

人とコミュニケーションをとるのが苦手な方もいらっしゃるかと思いますが、仕事をする上で最低限のコミュニケーションは必要です。周りの人とあまり親しくなれていないという方は、少しずつ職場で繋がりを作っていきましょう。

安月給になりやすい人の特徴⑤仕事に貪欲でなく貯金や結婚する気もない

パソコンの前で悩む人

安月給になりやすい人の特徴の5つ目は、仕事に貪欲でなく貯金や結婚する気もないことです。仕事を真面目にやる気がなく、どうなってもいいと思っています。


このようなタイプの人は、もう安月給である自分を変えようという意欲すらありません。面倒くさいからこのままでいい、結婚も貯金もしないなどと思っています。しかし、せっかく一度きりの人生なのですから、もう少し充実させたいですね。

概して、安月給の人は仕事ができない傾向にあることがわかりました。逆に言えば、仕事ができる人になれれば安月給から脱却できるチャンスも広がるということです。そこで、仕事ができる人の特徴をまとめたこちらの記事をご紹介します。

高給取りになりたい人におすすめの職業は?

高給取りになりたい人におすすめの職業①医師

カルテ

高給取りになりたい人におすすめの職業の1つ目は医師です。高給取りといってまず多くの人が思い浮かべる職業が、医師ではないでしょうか。少子高齢化社会で、医師の需要はますます高まっています。それに、特殊な資格のいる職業ですから、自然と給料は高くなります。

その年収、人によってばらつきはありますが何と1500万円近くにもなります。成功すれば2000万円も夢ではありません。さすが医者はお給料が高いですね。

しかし、医学部医学科への入学はとても困難。簡単に転職できるものではありません。将来高給取りになりたいと思っている方は、中高生のうちから勉強を頑張らないといけませんね。

高給取りになりたい人におすすめの職業②弁護士

スマホを見る男性

高給取りになりたい人におすすめの職業の2つ目は弁護士です。文系で高給取りの仕事というと、やはり弁護士が一番です。法律系の大学学部を卒業し、さらに大学院に進学することでなることができる、こちらも狭き門の職業です。

司法試験に合格する必要もありますし、こちらも医師と同様なかなか転職できるものではありませんね。やはり、中高生の頃から勉強を頑張る必要があるようです。

しかし、弁護士の年収は医師ほどではないにしろ1000万円近くにもなります。そう思えば、若いうちからの努力は無駄ではない気がしますね。

高給取りになりたい人におすすめの職業③公認会計士

パソコンを見る女性

高給取りになりたい人におすすめの職業の3つ目は公認会計士です。医師や弁護士は高校生のうちから努力しないとなれませんから、いまさら言われても遅い…という方もいらっしゃるでしょう。そんな方におすすめの職業です。

公認会計士になるには試験に合格する必要があり、その勉強は難しいですが、受験するのに大卒などの資格は必要ありません。ですから、仕事を終えて空いた時間に資格取得のために勉強して公認会計士になることもできます。

公認会計士の年収は600~700万円の人が多いようです。また、今後の需要も期待できる将来性のある仕事でもあります。やる気のある方は目指してみてはいかがでしょうか。

高給取りになりたい人におすすめの職業④建築士

木材を持つ女性

高給取りになりたい人におすすめの職業の4つ目は建築士です。建物の設計などをする建築士、その中でも一級建築士の資格をとると安定した収入が得られます。20代で年収400万円まで届く人も多いです。

もちろん一級建築士となると大学で専門の科目を履修している必要があるので転職するのは難しいですが、木造建築士であれば四年制大学を卒業した方は実務経験がなくても資格取得のための受験をすることができます。

ですから、すでに大学を卒業して働いているという方で今の収入に不満がある場合は、木造建築士を目指してみるのも案外ありかもしれません。

高給取りになりたい人におすすめの職業⑤税理士

ノートと眼鏡

高給取りになりたい人におすすめの職業の5つ目は税理士です。税理士もまた、専門性の高い職業なので収入は多めです。税理士になるためには、試験に合格する必要があります。しかし、社会人になってからでも十分に目指すことができるのが魅力です。

大学もしくは短大卒であれば税理士試験にチャレンジすることができます。また、大卒資格がなくても、簿記1級に合格していれば受験資格が与えられます。

合格に要する勉強時間は3000時間以上と、なかなか高い壁ではありますが、税理士になれれば平均して700万円ほどの収入が得られます。挑戦する価値がありそうですね。

安月給にならないように仕事に対する意識を見直そう!

芝生に寝転がる女性

安月給の人は、現実を変える気がなければ生涯を通して実りのない人生を歩むことになります。しかし、努力すれば高給取りに転身できる可能性だってあるのです。

もし、今の自分って安月給かも…と思う方がいたら、仕事に対する意識を見直したり、思い切って資格取得や転職にチャレンジしてみてはいかがでしょうか。

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