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文字数800字以内の自己PRの例文は?作文や小論文の構成のコツも

更新:2021.04.19

自己PRなんて800字という文字数で書き切れるのか、作文や小論文なら800字もかけるのか、不安になりますよね。ここでは、例文と目安を提示しながら、自己PR、作文、小論文の構成のコツをお伝えしていきます。苦しいと思わず、楽しみながら取り組めるようにしましょう。

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800字以内で書く自己PRの構成のコツは?

800字以内で書く自己PRの構成のコツ①作文も小論文も構成から考える

構成

800字以内で書く自己PRの構成のコツ1つ目は、構成から考えるということです。作文でも、小論文でも、書きはじめる前に構成を考えることが、とても重要となります。ゴールも時間配分も決めずに、やみくもに力いっぱい走る…というような書き方は、絶対にしてはいけません。800字は、自己PRには少ない字数です。

800字程度の自己PRや作文、小論文であれば、これは目安ですが、三部構成にすることをお勧めします。一つの構成が短すぎると物足りないし、あまりにも長すぎるとまとまりに欠けてしまうので、800字で作文などを書くときは、一つの構成に200字前後使えることが望ましいのです。文字数は構成を考える際の目安です。

例えば、小論文であれば、「①自身の主張②主張の理由③まとめ」とするとすっきりと分かりやすいものが書けます。自己PRであれば、「①アピールする部分②アピールした部分を裏付けるエピソード③アピールした部分がその企業でどう役に立つか」とすると、800字という文字数で上手く自己PRを行うことができるのです。

800字以内で書く自己PRの構成のコツ②目安として後半2つに力を入れる

書く2

800字以内で書く自己PRの構成のコツ2つ目は、目安として後半2つに力を入れることです。小論文や作文もですが、出だしは勢いがあるのに、終わりがしりすぼみという書き方は、戦略的でない書き方をしていることが読み手に伝わってしまうので、よい書き方だとはいえません。後の例文がどうかもチェックしてみましょう。

特に自己PRの場合は、自分のアピールしたいことに説得力をもたせるために、具体的で例文的なエピソードは必要不可欠です。簡潔に、そしてアピールしたい部分のよさが伝わるように書かなければいけないでしょう。作文や小論文も具体的な例文はある方がよいですね。800字であることを目安にしっかり考えましょう。

また、そのアピールした部分が、自分の行きたい企業にとってどのように役立つかがなければそれは、就活のための自己PRだとは言えません。実は、三部構成の一番最後の部分こそが、800字という文字数の中で力をいれて書くべきところなのです。たった800字に何をこめるか、以下の例文を目安や参考にしてみて下さい。

800字以内の自己PRの例文は?


800字以内の自己PRの例文①あきらめない|文字数多め|前半

努力3

私の自己PRは、あきらめずに努力し続けていくことができるというところです。他の人が大抵あきらめてしまうような困難にぶちあたっても、絶対にあきらめずに立ち向かい続け、時間をかけてでも必ず克服します。努力をすれば、乗り越えられないものはないと考えているのです。

私は、運動が苦手で、運動神経もあまりよくないのですが、あきらめずに努力し続けることで、それを克服してきました。大学でもサッカー部に所属し、キャプテンを務めていますが、サッカーをはじめたのは高校生の頃です。小学生、中学生の頃は苦手なものから逃げ回っていたのですが、高校生の頃にその性質は変わりました。

高校時代にサッカー部に入部したのは、友人に誘われたからなのですが、入部してから、私のサッカーに対する思いは大いに変わりました。同じチームの先輩や顧問の先生の「あきらめない」という姿勢が、私の心を強くうち、私は、その志を自分自身のものとしようと決めたのです。

800字以内の自己PRの例文①あきらめない|文字数多め|後半

サッカー

しかし、志はあれども、私はそもそものサッカー経験が浅かったので、はじめは補欠でした。強豪中学から入部した生徒や、小学生の時からサッカーをしていた生徒が多いので、私はその部で、おそらくサッカーが一番下手でした。でも、ここであきらめるのは、違うと思いました。

先輩や顧問の先生方の言葉に報いるためにも、なんとかしたい!と思い、毎日毎日、あきらめずに人の何倍も練習を重ねました。1つのことが上手くできるようになるたびに、私は、努力する喜びを痛感しました。

そして、先輩方やチームメイト、顧問の先生方に助けられながら、私は、高3になるころには、レギュラーメンバーとしてチームの勝利に貢献できるようになっていたのです。こういった経験から私は、努力して克服する喜びを知っており、努力すれば克服できないものなんてないと考えています。

800字以内の自己PRの例文①あきらめない|文字数多め|ラスト


あきらめない

この強みをいかして私は、貴社でも、どんな困難にも立ち向かい、それらを克服していきたいです。様々な業務に対して無理だと投げ出すことなく、必死で努力を続けていきます。どんなに時間がかかっても、習得すべき技能は絶対に身につけます。

800字以内の自己PRの例文②慎重|前半

悩む2

私の自己PRは、慎重であるということです。常に、他者に迷惑をかけないようにということを意識しているので、慎重にならざるをえないのですが、このことは、実は強みになりうるのではないかと考えるようになりました。慎重に物事に対応しようとすることで、私は実際に、あまり周囲に迷惑をかけていないと自負しています。

特に気をつけているのは前もって用意をするということです。どんなことでも、切羽詰ってから行動すると、よい考えも浮かびにくいし、なにか問題が起きた時に、時間が足りなくて対応しきれないというリスクを背負うことになります。だから私は、常に前もって準備をし、余裕をもって行動できるように常に工夫をしています。

大学で、何人かでグループとなり、課題に対する研究内容を発表しなければいけなかった時も、私は、普段からそのテーマについて思いついたことをメモしていたので、グループの人たちと話し合う時に、スムーズに話を進めることができました。

800字以内の自己PRの例文②慎重|後半

リーダー

また、仕上げなければいけない期日の5日前に仕上がっていることを目標として、研究し、それらの内容をまとめるようにしました。そうしたことで、仕上がってから見直す時間もしっかりあり、見直した時に不備があることに気づきましたが、全くあわてずに対処することができました。

この強みがあるため、小学生の頃から、学級代表や、部活動の部長などを務めることが多かったです。大きな声で人をまとめていく訳ではないですが、私は、様々なリスクを回避できる方法を、同級生や同じ部の仲間たちに提示してきています。貴社に入社できた暁には、今まで同様に慎重に物事に取り組んでいこうと考えています。


社会人として、時間や期日の厳守は当然です。しかし、それができても、内容が伴っていなければ意味がありません。私は、不備なく時間や期日を守っていく自信があります。

800字以内の自己PRの例文③行動力|アピール強め|前半

行動的

私の自己PRは、行動力です。考えこみすぎて全く動けなくなるくらいなら、まずは動いて、挑戦してみてから考えればよいと思っています。しかし、失敗を承知の上で動くわけではありません。きちんとリスク管理を行い、成功の可能性をみすえた上で行動し、素早く動くことで私は、いくつかのことを成功させてきました。

すぐ行動に移すというと短絡的に聞こえるかもしれませんが、私は、常に、「すぐ動くことができる自分」であるための努力をしています。その場の思いつきで行動しているわけではないのです。なにかチャンスが訪れた時に、自分自身に不安があって動けないことほど歯がゆいことはありません。だから、日々、努力するのです。

私は、とても単純なことですが、常に体調管理をしっかりと行っています。体調不良で動けないことは、私の最も嫌うところです。また、必要となるであろう資格は全て取得しています。そのおかげで、大学生の時に、突然留学するチャンスが巡ってきた時も、全くためらわずに参加を決めました。

800字以内の自己PRの例文③行動力|アピール強め|後半

体調管理

何か挑戦したいことがあった時に、費用のことなどでためらわなくてもいいように、しっかりアルバイトをして貯金もしていました。高校生の頃は英語があまり得意ではなかったですが、将来を見据えて、大学に入学してからかなり努力をし、TOEICである程度の成績を修められるようにもなっていました。

定員が決まっていたので、素早く行動しなければ留学できないところでしたが、持ち前の行動力を発揮したおかげで、留学という貴重な体験をすることが出来ました。留学中も、できうる限り行動し、多くの人と接することで、英語の能力があがったと自負しています。TOEICの点数も上がりました。

また、現地の行事などにも多く参加し、その土地の文化も吸収してきました。貴社においても、この行動力という強みをいかし、貴社のためのチャンスは絶対に逃すことのないような働き方をしていきたいと考えています。行動によって周囲を納得させていけるような人物を目指して、努力し続けていきます。

作成した自己PRを他の人に聞いてもらった方が良い理由は?

作成した自己PRを他の人に聞いてもらった方が良い理由①客観視ができる

話す

作成した自己PRを他の人に聞いてもらった方が良い理由は、客観視ができるからです。800字という文字数の中で例文などもまじえて必死にまとめた自己PRは、もしかすると目安を見失い、偏ったものになっているかもしれません。800字という文字数の中におさめることに必死で、大事な何かを見落とすかもしれません。

そんな時、友人や先生などに見てもらうことで、あなたの800字という文字数におさめた自己PRは客観的な視野をもつようになります。

作文や小論文も、実は自己PRと同じです。作文や小論文を書くときも、多くの人が、800字という文字数に振り回されて、客観的視点を失ってしまいます。ただし、小論文や作文の場合は、その場で仕上げることを要求されがちなので、自分自身の中に、客観的な視点をもっておく必要はあるでしょう。

作成した自己PRを他の人に聞いてもらった方が良い理由②新しい発見がある

うれしい

作成した自己PRを他の人に聞いてもらった方が良い理由2つ目は、新しい発見があるということです。他人に自己PRを聞いてもらうと、自分が目安としているものでは気付けなかった、自分自身の良さを、他者が指摘してくれるかもしれないのです。その他者が例文となりそうなエピソードまであげてくれれば最高でしょう。

自己PRや作文・小論文で新たな自分の発見を!

自己PRや作文・小論文は、必要に迫られて書くことが多く800字という文字数の限定なども含めて、書く側をブルーにさせます。でも、それらに具体的な例文をまじえて書くことが、新たな自分の発見につながるとポジティブにとらえてみてはいかがでしょうか。後の、自分探しに関する記事も読んで参考にしてみて下さい。

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