深呼吸の正しいやり方は？
深呼吸の正しい方法・やり方①鼻から吸って口から吐き出す
深呼吸の正しい方法・やり方1つ目は、鼻から吸って口から吐き出すことです。なぜ鼻から吸って口から吐き出すのかというと、大気中のほこりやウイルスを直に体内に入れないためです。鼻から吸うことにより、体内には入れたくないほこりを鼻毛がキャッチしてくれます。そのため、喉や気管を痛める恐れがありません。
ちなみに、これは普段の呼吸でも同様です。風邪をひきやすいという人は鼻呼吸ではなく口呼吸になっている傾向にあります。呼吸を鼻からしてみるだけで、風邪に対してもリスクを軽減することができます。また、口が乾かなくなるため口臭予防にもつながります。
ちなみに、既に風邪をひいてしまったり、周りに風邪をひいている人がいる場合は、コンビニなどで手軽に購入できるお見舞いの差し入れについてチェックしてみましょう。次の記事では、特に風邪の時に嬉しい差し入れの品を紹介しています。ぜひ、参考にしてみてくださいね！
深呼吸の正しい方法・やり方②お腹の深いところに空気を入れるようにする
深呼吸の正しい方法・やり方の2つ目は、お腹の深いところに空気を入れるようにすることです。これは、腹式呼吸という呼吸法で、ヨガなどでも積極的に取り入れられている基本の呼吸法です。やり方は、鼻から吸った息をお腹の深いところにためるイメージで、胸ではなくお腹を膨らませてみましょう。
そして、息を吐きだすときはゆっくりとお腹をへこませていくようにしていきます。これを繰り返すと、結構体力を消費することに気づくはずです。腹式呼吸は意外と疲れるものではありますが、しっかりマスターしておくと健康面や美容面、さらには精神面でも心強い呼吸法となります。
ちなみに、腹式呼吸をするには横隔膜を柔らかく保つことも大切なんです！次の記事ではそんな、呼吸と深い関係を持つ横隔膜のストレッチ方法や、腹式呼吸の方法についてをご紹介しています。ダイエットをしたい人や、姿勢の矯正をしたい方はぜひ、チェックしてみましょう！
深呼吸の正しい方法③一連の動きをゆっくりと繰り返す
深呼吸の正しい方法3つ目は、一連の動きをゆっくりと繰り返すということです。吸って吐くことに意識を向けてみると、ゆっくりと丁寧な呼吸を繰り返すことができます。ちなみに、吸うことよりも吐くことに集中してみると、深い呼吸をすることができます。
しっかりと体内の空気を吐ききれば、自然と新鮮な空気がお腹の中に入っていくはずっです。自分の気持ちや体力が回復していくことをイメージし、綺麗な空気が体内へと入っていくことを思い浮かべながら、深呼吸を繰り返してみましょう。
落ち着いた場所に入る方なら、目を閉じて意識をお腹に向けて呼吸の一つ一つを丁寧に繰り返すことで、集中力をアップさせることもできます。この時、手をお腹と胸にあてがうとさらに効果的に呼吸を繰り返すことができますよ。ヨガの教室でも取り入られている方法ですので、ぜひ試してみてくださいね。
深呼吸の体の健康面への効果やメリット5選
深呼吸がもたらす健康面のメリット①体全体がリラックスできる
深呼吸がもたらす健康面のメリット1つ目は、体全体がリラックスできることです。体全体がリラックスできるということは、凝り固まった筋肉の緊張をほぐすることができるということです。オフィスワークなどで、ずっと同じ姿勢のままでいると、肩や腰が凝りやすくなるばかりか、体調を崩しやすくなります。
程よいタイミングで深呼吸を入れていくことにより、筋肉の緊張をほぐすことができるため、健康的な生活を送ることにもつながります。できるだけ、新鮮な空気を取り入れられるよう、外で行ってみたり窓を開けて行ってみると、気分もリラックスすることができるはずです。
なんだか、疲れたなとか気分転換がしたい人は、甘い食べ物や飲み物をいただくまえに、まずは深呼吸をしてみましょう。甘いものは脳の疲れを癒してくれますが、深呼吸なら脳も体も疲れを吹き飛ばしてくれるはずです！
深呼吸がもたらす健康面のメリット②血の巡りを促す
深呼吸がもたらす健康面のメリット2つ目は、血の巡りを促すことです。筋肉の緊張をほぐすと前の項目で説明しましたが、実は筋肉の緊張がほぐれるということは、もっと言えば血液循環が促されているということなんですね。血の巡りがよくなると、体がポカポカとしてきます。
体温も上がれば、免疫力や抵抗力が上がるばかりか、肌の血色もよくなってくる効果が期待できます。つまり、健康以外に美容にもいいということがわかりますよね！また、血行がよくなれば、女性なら女性ホルモンを安定させたり、生理周期の安定にも期待が持てます。
また、生理不順や、免疫力の低下が気になる人の多くが、冷え性で困っているケースも多いものです。深呼吸を定期的に行えば、体が温まりやすくなるので冷え性を改善することにもつながります。深呼吸は、特に冷えに敏感な女性には、とても嬉しい効果が期待できますよ。
深呼吸がもたらす健康面のメリット③肉体疲労の回復を促す
深呼吸がもたらす健康面のメリット3つ目は、肉体疲労の回復を促すことです。気分的にも、肉体的にもリラックスできるのが深呼吸のメリットです。リラックスできるということは、疲労を軽減できるということでもあります。疲れたなぁと思った時、人間の体内には疲労物質が溜まっています。
この疲労物質を代謝させるためにも、深呼吸はとてもよい方法だと言えるのです。血液の循環を促すことで、疲労感も幾分か流してやることができます。もちろん、深呼吸さえすれば疲れが吹っ飛ぶ！とまでは言いませんが、普段の生活の中でちょっと疲れたなということがあれば、深呼吸がおすすめです。
とくに、育児等でなかなか自分が思う通りに行動できないという方は、深呼吸のように手軽にできる方法があるのはとても嬉しいことですよね。時間もかかりませんし、子供が寝ている間に音を立てずに行える最高のリラクゼーション術です。
深呼吸がもたらす健康面のメリット④ほどよい運動効果
深呼吸がもたらす健康面のメリット4つ目は、ほどよい運動効果があることです。腹式呼吸は、お腹をしっかりへこませたり膨らませたりすることが必須です。そのため、やってみると意外と疲れます。これがほどよい運動効果になっているのです。代謝のいい方なら、薄っすら汗をかくこともあります。
しかも、深呼吸のメリットは立っていても座っていてもできるという点です。なかなか最近運動ができていないなと思った人は、今いる態勢で深呼吸を行ってみましょう。このとき、やや背筋を伸ばすのがポイントです。空気がまっすぐにお腹に入っていく姿勢を意識してみるとより効果的です。
深呼吸は、怪我をしていてなかなか運動ができない人だったり、年配の方で歩くこともなかなかうまくいかない、そんな方にもとてもよい運動になるため、だれでも簡単に取り入れることのできる最高の運動手段の1つだと言えます。
深呼吸がもたらす健康面のメリット⑤便秘の解消を促す
深呼吸がもたらす健康面のメリット5つ目は、便秘の解消を促すことです。腹式呼吸によって深呼吸をしていると、お腹にほどよい刺激が与えられます。すると、固まって蠕動運動（便を押し出す腸の運動のこと）が起こりづらい便秘状態に、刺激を与えることができるのです。
とくに、寝る前や起きてすぐに腹式呼吸による深呼吸をしてみましょう。すると、腸に刺激が与えられ、朝起きてスッキリ！なんてことも期待できます。便秘が解消されれば、ポッコリお腹も解消されますので、履けなかったスカートが履けるようになった！なんて嬉しいこともあるかもしれませんね。
便秘が解消されれば、代謝も活発になり痩せやすい体質へと変わっていくことも可能です。ダイエットを普段からしているという方は、深呼吸は簡単手軽に、お金をかけずにできる方法なのでとくにおすすめです。習慣化させれば、より効果的です。
深呼吸はどんな時にやるのがおすすめ？
深呼吸をやるタイミング①起床してすぐ
深呼吸をやるタイミング1つ目は、起床してすぐです。朝は、なかなか脳みそが起きてくれません。そのため、うっかり二度寝してしまう！なんて人もいるのでは？そんな時は、意識して正しい深呼吸をしてみましょう。すると、目の前がすっきりするはずです。
深呼吸をやるタイミング②行動を始める前
深呼吸をやるタイミング2つ目は、行動を始める前です。仕事をする前なら、しっかり血液を脳に送ってあげましょう。集中力を上げることにもつながります。また、これから家事をするという方なら、やる気を起こすことにもつながるため、やり方次第では家事を効率的に進めることにも役立ちます。
深呼吸をやるタイミング③疲れたとき
深呼吸をやるタイミング3つ目は、疲れたときです。長引く会議や、同じ作業の繰り返しなど、思わず疲れた～っと口から飛び出す時ってありますよね。こういう時にこそ、深呼吸はやり方次第でとても効果的なんです。気分転換はもちろんのこと、ちょっとした疲労なら代謝することができます。
深呼吸をやるタイミング④就寝前
深呼吸をやるタイミング4つ目は、就寝前です。なかなか目がさえて寝れない！という時は誰にでもありますよね。こんな時は、脳が興奮状態にあるからなんです。睡眠は疲労回復の一番の方法です。眠れるようしっかり興奮を押さえる深呼吸は、とてもベストな方法です。
深呼吸で普段の美容に差をつけよう！
普段から健康や美容のケアをしているけれど、いまいち効果が表れにくいという方は、深呼吸を普段の生活に取り入れてみましょう。そして、深呼吸の正しいやり方や正しい方法をしっかりマスターし、お金をかけずに健康と美容の嬉しい効果を手に入れてみましょう。
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