蜜蝋キャンドルの作り方は?ろうそく作りの材料や作品例も
更新:2019.06.21
蜜蝋キャンドルが今見直されています。そして蜜蝋キャンドルを手作りしたり、アロマやハーブを入れたりろうそくを再利用して楽しんでいる人もたくさんいます。キャンドル専用の芯がなくてもタコ糸などを利用して、簡単にしかも楽しいキャンドルの作り方を試してみませんか。
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INDEX
蜜蝋キャンドルとは?
優しい暖かな炎のキャンドル
蜜蝋キャンドルは、蜜蝋を原料として作られるろうそくです。煤や黒煙が出ず、ゆったりと柔らかな炎が魅力となっています。火を灯したら蜜蝋の甘い香りがほのかに漂い、また暖かなオレンジ色の炎が癒しのひと時をもたらしてくれます。ろうそくだけではなく、蜜蝋はクレヨンや粘土などの素材にも天然素材として使われます。
蜜蝋は働き蜂が作り出したもの
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蜜蝋は蜜を取り除いた蜂の巣を煮出して抽出します。鍋いっぱいに入れたの蜂の巣からほんの少ししか蜜蝋は取れません。蜜蝋はとても貴重なものと言えます。その蜜蝋は、蜂が蜜を集めるために自らの体に取り込み、蝋分泌腺から分泌して作られます。蜜蝋ははちみつ店の他に通販やネットショップでも手に入れられます。
蜜蝋にはいろんな色のものがあります。淡い黄色、濃い黄色、茶色など濃淡もさまざまです。これは、花粉やプロポリスなどが含まれたり、蜜蝋の原料のはちみつの糖分やビタミン、ミネラルなど、その蜜蝋によって含有成分が異なるためです。晒し蜜蝋と言う、活性炭や白土などで色を取り除いた白色の蜜蝋もあります。
古代エジプトでも使われていた蜜蝋キャンドル
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蜜蝋は紀元前5000年にはろうそくの材料に使われていたと言います。古代エジプトではちみつや蜜蝋は生活になくてはならないものでした。紀元前2600年頃のエジプトでは養蜂がとても盛んでした。はちみつは食用としたり薬としても使われ蜜蝋はミイラをコーティングして保存するための材料としても使用されたそうです。
蜜蝋に含まれる成分
蜜蝋に含まれている成分の70%ほどはワックスエステルと言うロウです。ワックスエステルは人間の皮脂の中にも存在し保湿力に優れています。肌なじみがよく水分をキープするので、蜜蝋は化粧品の材料としてもよく使われています。乳化剤としても使われ肌や唇をしっとりと保ってくれます。毒性はほぼなく安全な素材です。
蜜蝋以外の手作りキャンドルにも興味はありませんか?今、キャンドル作りはとても人気があり、素晴らしい作品を仕上げる方もたくさんいらっしゃいます。ちょっとしたアイデアで凝ったデザインのものができるキャンドルの世界を覗いてみませんか。下記の関連記事からご覧ください。
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キャンドル作りにおすすめの蜜蝋は?
蜜蝋の種類
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蜜蝋を手作りするのも面白そうですが、実際には難しく、現実的ではありません。市販のものを買うのが一番手に入れやすい方法ではないでしょうか。市販の蜜蝋のタイプは、ロールタイプ、パスティルタイプ、そしてブロックタイプの主に3種類があります。
ロールタイプはシートタイプの蜜蝋です。パスティルタイプはチップ状になった蜜蝋で、ブロックタイプは蜜蝋の塊のことを指します。初心者にはパスティルタイプが取り扱いがしやすくおすすめだと言います。自分にとって使いやすいもの、手に入りやすいもので試してみてください。
精製した蜜蝋
精製した蜜蝋は活性炭や白土または化学物質により漂白処理をしたもので色は白色です。不純物や色、香りなどを取り除いた蜜蝋です。例えばキャンドルに色や香りを付けたい場合は精製した蜜蝋を使うと好みの色や香りが楽しめます。化学物質の残留が気になったり有効成分も取り込みたい場合は未精製のものがおすすめです。
未精製の蜜蝋
未精製のものは元々の色がそのまま残っており、黄色や茶色など色が付いています。なんとなく甘いような蜜蝋が本来持つ香りがします。精製したものよりも有効成分が多く残っているそうです。天然の蜜蝋からごみなどの不純物のみを取り除いただけのものとなります。色や香りを付けたい場合は精製したものがおすすめです。
蜜蝋は蜜を取り除いた蜂の巣から取られることから、はちみつと蜜蝋の源は同じと言えます。はちみつは料理やお菓子作りの他にナチュラルな薬としても使われますが、はちみつが手元になくて困ることもあるかもしれません。はちみつの代用品を紹介した記事が下記の関連記事にありますのでご覧ください。
蜜蝋キャンドルの材料と作り方は?
蜜蝋キャンドル作りの材料
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蜜蝋キャンドル作りに必要なもの
- 蜜蝋
- タコ糸
- 鍋
- 軍手
- 新聞紙
- エプロン
- 割りばし
- スチール缶
- 温度計
- メジャー
- クッキングシート
蜜蝋キャンドルには缶や瓶を使ったもの、ロールキャンドル、円柱のものなど、どんなタイプのキャンドルを作るかによって材料は少し違いますが、準備するものはおおよそ上記の通りです。鍋は蜜蝋が付いてしまうかもしれないのでキャンドル専用のものを用意してください。
エプロンは服を汚さないために、新聞紙は床やテーブルなど作業する場所に敷いておきましょう。缶は湯せんをするときに使います。アルミ缶では軽すぎるのでスチール缶推奨です。タコ糸はキャンドル専用のものがおすすめです。軍手は熱くなった道具を触ることがあるのであると便利でしょう。
割りばしはタコ糸を固定しておくために使います。スチール缶は蜜蝋の湯せん用として、温度計やメジャーはあったらでよいのですが、必ずしも必要ではありません。クッキングシートは芯の部分をまっすぐに置くためなのですが代わりのものを使っても構いません。自分が使いやすいものを揃えて使っていきましょう。
基本の蜜蝋キャンドルの作り方(アロマやハーブ)
基本の蜜蝋キャンドル作りの材料
- 蜜蝋 50グラム
- ベースオイル(ホホバオイルやアーモンドオイルなど) 小さじ1~2
- キャンドルを入れる瓶や缶 小さめプリンサイズ1個
- 割りばし 1膳分
- 竹串 1本
- タコ糸かろうそく用の芯 瓶や缶の高さより長いもの
- 新聞紙
- 好みでハーブやアロマの精油
蜜蝋とベースオイルを耐熱容器に入れ弱火の火加減で湯せんにかけます。ベースオイルはアロマセラピーのお店などで手に入ります。おおよその蜜蝋が溶けたらタコ糸をその中にさっと入れて取り出し、クッキングペーパーなどの上でまっすぐに伸ばした状態で乾かしておきます。専用のろうそく芯を使う場合はこの工程は省きます。
タコ糸を割りばしに挟み瓶や缶の真んにセットし溶かした蜜蝋を瓶や缶にそっと注ぎます。もしもアロマをいれたい場合はキャンドルの淵が白くなり始めたときに入れて竹串で混ぜます。ハーブを入れたい場合は瓶や缶に蜜蝋を注ぐ前にハーブを混ぜるか表面が固まり始めるときに上に置くか好みのデザインで飾ってみてください。
キャンドルの粗熱が取れたら冷蔵庫に入れて1晩置きます。翌日芯を1.5センチ程度残して切り、出来上がりです。注意点として、蜜蝋が付いた道具は水道で洗い流さないようにしましょう。水道管が詰まってしまう恐れがあります。拭き取ったり取り除いたりして道具から蜜蝋を取り除いてから洗うようにしましょう。
シートを使った蜜蝋ロールキャンドルの作り方
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蜜蝋ロールキャンドルの材料
- 蜜蝋シート
- タコ糸やキャンドルの芯
蜜蝋ロールキャンドルは一番簡単にできる蜜蝋キャンドルかもしれません。蜜蝋を溶かす必要もなく洗いものもほとんど出ず、材料も蜜蝋シートとキャンドルの芯があればほぼ出来上がります。作り方は蜜蝋シートをドライヤーなどで温めながら好きな形や大きさに切っていきます。
キャンドルの芯に、切った蜜蝋シートを少し強めに巻いていきます。シートが巻きにくい場合はドライヤーなどで温めながら作業すると扱いやすくなります。巻き終わったら表面をドライヤーなどの熱で固定して出来上がりです。時間も手間もさほどかからない蜜蝋キャンドルの作り方です。
ロールキャンドル用のものもいくつか販売されています。色付きのものもあるのでいろんな色の蜜蝋キャンドルも楽しめますよ。作り方も簡単ですしいろいろな場面で楽しめそうですね。
ディッピング蜜蝋キャンドルの作り方
ディッピング蜜蝋キャンドル作りの材料
- 蜜蝋
- 鍋 2つ
- 空き缶 2つ
- 五徳
- ハサミ
- タコ糸やろうそくの芯 作る分だけ
- 軍手
鍋に湯を沸かし、五徳を敷いて缶に蜜蝋を入れて湯せんで溶かします。もうひとつの鍋も同様に。タコ糸を蜜蝋に浸し、まっすぐにおいて乾かします。ある程度冷めた蜜蝋にタコ糸を漬けて、これを何度も繰り返します。芯の先にもロウを付けて芯の1㎝ちょっとを残して切り、底も平に切り冷ましたら完成です。
ディッピングは時間がかかりますし少し上級者向けの作り方です。しかしこれぞキャンドルと言うものを手に入れられます。時間はかかりますがぜひ試していただきたい一品です。下に動画も載せましたので参考にしてください。実際に動画を見るとイメージがしやすく、取り掛かるときも割とスムーズに進められると思います。
ディッピングの基本は上記や、下記の動画の通りですが、アロマの香りを蜜蝋キャンドルに付けたり、自分なりの工夫を用いた作り方を開発するのもよいでしょう。楽しみながら作るのが一番です。日々の生活にもハリが出てくるかもしれません。
ろうそくや芯を再利用したキャンドル
蜜蝋を使わずに、蜜蝋キャンドルや他のろうそくを細かくしたものを湯せんにかけて再利用して作る方法もあります。蜜蝋が揃わないけど、ろうそくはあると言う時などに試していただきたい方法です。その際にろうそくの芯を再利用するのももちろん可能です。
再利用できるものは極力使っていけるとよいですよね。お菓子などによく入っているシリカゲルも利用できたらと思いませんか?そんなシリカゲルの再生の仕方や再生の方法などが下記の関連記事に載っています。
蜜蝋キャンドルの作品例5つ
ハーブの蜜蝋キャンドル
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おしゃれな雑貨屋さんで見かけそうなかわいいキャンドルです。ハーブが混ぜ込んであり、熱で温められるとハーブの香りも漂ってきそうです。未精製の蜜蝋でももちろん良いのですが、写真のように白地にしたい場合は精製した蜜蝋を使うとイメージ通りの仕上がりとなります。ハーブの色味を混ぜても1色にしても決まります。
パンプキンの芯が蔓の蜜蝋キャンドル
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こちらはパンプキンのシリコン型を利用して作った蜜蝋キャンドルです。火を灯せば暖かな色合いになり気持ちも柔らかくなります。いろんな型が販売されていますのでそれを利用してろうそくを作ってみるのも面白いでしょう。季節の行事に合わせて準備しても楽しいですね。シリコンの型ならろうそくの取り出しもスムーズです。
アイスのようなアロマ漂うろうそく
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まるでアイスのような蜜蝋キャンドルです。蜜蝋キャンドルと言ってもおいしそうでいい香りが漂ってきそうな印象があり心にも残ります。精油にはバニラやオレンジなどのアロマの香りもありますのでそれを使ってバニラアイスやオレンジ風味のアイスができそうです。楽しくなってくるような色使いも目を楽しませてくれます。
石鹸のような蜜蝋キャンドル
View this post on Instagram9.13 イランイランの香り。 minneからオーダーいただきました⌾ . . . #marigold
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ハーブの石鹸のようなキャンドルです。火を灯すまでは部屋に飾ったりドアの所につるしたりして飾っておいても絵になりますね。一見ろうそくと分からないようなデザインや形で仕上げるのも新たな発見がありそうですし楽しいかもしれません。いろんな作り方を発見して蜜蝋キャンドルの世界を広げてみませんか。
カヌレの蜜蝋キャンドル
こちらも型を利用して作ったキャンドルです。間違えて食べてしまうそうなほどおいしそうに仕上がっています。火を灯すのがもったいないほどですが、このキャンドルで過ごすひと時はまた格別なものとなることでしょう。特別な時にともすキャンドルとしてもよいですね。目でも触っても香りでも楽しめるキャンドルです。
作品を完成させるとものすごい達成感がありますよね。その作品を日々の生活に取り入れられたら素敵です。生活に必要な明かりのランプシェード、これが簡単に手作りできると知ったら試してみたいですか?難しそうに思えますがまずは下記の関連記事をご覧になってみてください。
蜜蝋キャンドルの作り方をマスターしてどんどん楽しもう!
蜜蝋キャンドルの作り方に制限はありません。アロマやハーブなどを使って作品を作り上げるのもよいですし、蜜蝋キャンドルの枠にとらわれないようなものを作り上げることもできます。浴室や部屋でアロマの香りが漂う癒しの空間を体験したり、プレゼントにしても喜ばれそうです。
包装を開ける前からアロマの香りがしてきたらワクワクしますよね。蜜蝋キャンドルで過ごす時間を増やし、身も心もリラックスさせて日々過ごすことは、ストレス社会の現在にもとても役立つアイテムです。ぜひ活用してみてください。
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