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トフィーとは?作り方やキャラメルとの違いやアーモンドを使うレシピは?

更新:2019.06.21

イギリスの伝統的なお菓子、トフィー。日本ではタフィーとも呼ばれます。トフィーとはどんなお菓子でしょうか?キャラメルのようにも見えますが、どんな違いがあるのでしょうか。材料2つで作る簡単な作り方やアーモンドなどを使ったアレンジレシピもご紹介します。

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トフィー(タフィー)とは?キャラメルやファッジとの違いは?

トフィー(タフィー)とはイギリスの伝統的なお菓子

トフィーとは、イギリスの伝統的なお菓子で、日本では「タフィー」とも呼ばれています。バターと砂糖、または蜂蜜を加熱して作る、甘いお菓子で、ナッツやドライフルーツ、チョコレートがトッピングされていることもあります。イギリスやアメリカだけでなく、世界中で楽しまれています。

トフィー(タフィー)の特徴

お菓子

トフィーは砂糖とバターだけで作る簡単なお菓子ですが、トフィーを作るときに大事なのは、バターと砂糖を煮詰めるときの温度です。130度〜132度になるまで煮詰めることで、水分量を5%にまで落とすことができます。こうすることでサクサクとした食感を生み出すことができるのです。

イングリッシュトフィーと呼ばれる柔らかいトフィーもあります。こちらはバターの分量が多いため、標準的なトフィーよりも柔らかい食感になります。

キャラメルやファッジとの違いは材料と食感

お菓子作りの材料

トフィーとキャラメルとの違いは、材料と煮詰める温度です。キャラメルは、砂糖を焦がしたものにクリームやバターを加えて作るので材料は似ていますが、トフィーよりもやや温度の低い、120度〜130度で煮詰めます。すると水分量は10%ほどになり、トフィーよりも柔らかい食感となります。

トフィーとファッジとの違いも、材料と煮詰める温度です。ファッジは原料が砂糖、練乳、バターの3つで、キャラメルより更に低い115度〜118度で煮詰めます。水分量は11%ほどになり、砂糖の結晶が大きいためキャラメルのような粘着力がなく、しっとりとした食感で、柔らかいのが特徴です。


トフィー(タフィー)の基本的な作り方

トフィーの材料

お菓子作りをする親子

基本的なトフィーでは、主に使う材料は2つだけです。もしグラニュー糖がなければ上白糖、またはお好みで蜂蜜でも代用できます。

材料(20cm×20cmのスクエア型1つ分)

  • 無塩バター 100g
  • グラニュー糖 100g

トフィーの作り方

料理をする女性

トフィー(タフィー)の基本的な作り方をご紹介します。以下の作り方を参考にしてください。意外と簡単に作れますので、挑戦してみましょう!

作り方

  1. 型にクッキングシートを敷いておく
  2. 厚手の鍋に無塩バターとグラニュー糖を入れて火にかける
  3. バターが溶けるまで焦がさないように全体を混ぜる
  4. 泡立ってきたら弱火にし、茶色になったら火を止める
  5. 準備しておいた型に流す
  6. 粗熱が取れたら冷蔵庫で冷やし固める
  7. 型から取り出し、お好みの大きさにカットして出来上がり

POINT

無塩バターは細かくカットしてから入れましょう

無塩バターを大きな塊のまま鍋に入れてしまうと、なかなか溶けてくれずに先に砂糖が焦げ始めてしまいます。バターがすぐ溶けるように、小さくカットしてから鍋に入れるのことをオススメします。

トフィー(タフィー)のアレンジレシピ5選!


チョコレートとアーモンドのトフィー

まずは定番の、チョコレートとナッツを乗せたトフィー、チョコレートとアーモンドのトフィーの作り方をご紹介します。チョコレートの風味と、アーモンドのカリッとした食感、香ばしさが後を引く美味しさです。

材料(20cm×20cmのスクエア型1つ分)

  • 無塩バター 100g
  • グラニュー糖 100g
  • スイートチョコレート 100g
  • アーモンド 20g

作り方

  1. 型にクッキングシートを敷いておく
  2. アーモンドは170度のオーブンで7分ほどローストし、冷めてから好みの大きさに刻んでおく
  3. 厚手の鍋に無塩バターとグラニュー糖を入れて火にかける
  4. バターが溶けるまで焦がさないように全体を混ぜる
  5. 泡立ってきたら弱火にし、茶色になったら火を止める
  6. 準備しておいた型に流す
  7. チョコレートを湯せんにかけて溶かす
  8. 6の上にチョコレートを流す
  9. 刻んだアーモンドを散らす
  10. 冷蔵庫で冷やし固める
  11. 型から出して、好みの大きさにカットして出来上がり

アーモンドだけでなく、お好みのナッツをたくさん入れてもいいですね。お得なナッツについては、こちらの記事も合わせてご覧ください。

ホワイトチョコレートとクランベリーのトフィー

白と赤のコントラストが可愛らしいトフィーの作り方をご紹介します。ホワイトチョコの優しい甘さと、クランベリーのキュンとした甘酸っぱさで、ついつい摘んでしまいますよ。

材料(20cm×20cmのスクエア型1つ分)

  • 無塩バター 100g
  • グラニュー糖 100g
  • ホワイトチョコレート 100g
  • ドライクランベリー 20g

作り方

  1. 型にクッキングシートを敷いておく
  2. ドライクランベリーは好みの大きさに刻んでおく
  3. 厚手の鍋に無塩バターとグラニュー糖を入れて火にかける
  4. バターが溶けるまで焦がさないように全体を混ぜる
  5. 泡立ってきたら弱火にし、茶色になったら火を止める
  6. 準備しておいた型に流す
  7. ホワイトチョコレートを湯せんにかけて溶かす
  8. 6の上にチョコレートを流す
  9. クランベリーを散らす
  10. 冷蔵庫で冷やし固める
  11. 型から出して、お好みの大きさにカットして出来上がり

クランベリーの他にもお好みのドライフルーツを使ってもいいですね。ドライフルーツは手作りもできます。以下の記事も合わせてご覧ください。

トフィーアップルのレシピ

トフィーアップルとは、日本で言うところの「りんご飴」です。お祭りでもよく見かけますね。姫りんごを見かけたらぜひ作ってみてください。

材料

  • 姫りんご 4つ
  • グラニュー糖 150g
  • 水 35g

作り方

  1. りんごは洗ってキッチンペーパーなどで水気をよく拭き取る
  2. 串を刺し、クッキングシートの上に並べる
  3. 鍋にグラニュー糖、水を入れて火にかける
  4. 150度まで上がったら火を止める
  5. りんごを一つずつ潜らせて飴がけをする
  6. クッキングシートの上に並べて冷ます

POINT

煮詰める間は混ぜない

砂糖と水を煮詰めるときは、混ぜてしまうと結晶化してしまい、ブツブツとした塊が残って見た目も食感も悪くなってしまいます。煮詰めている間は触らないようにしましょう。

トフィーとバナナのタルトのレシピ

トフィーは焼き菓子にも使えます。キャラメル味なので、キャラメルと相性の良い食材と一緒にスイーツにするのがオススメです。バナナとトフィーを使ったタルトのレシピをご紹介します。

材料

  • 市販のタルト台 1台
  • 無塩バター 50g
  • グラニュー糖 50g
  • たまご 1個
  • アーモンドパウダー 50g
  • ラム酒 大さじ1
  • バナナ 2,3本
  • 基本のトフィー

作り方

  1. 常温に戻したバターにグラニュー糖を加えて柔らかくすり混ぜる
  2. 溶いたたまごを少しずつ加えて混ぜる
  3. アーモンドパウダーを加えて混ぜる
  4. ラム酒を加えて混ぜる
  5. タルト台に生地を流す
  6. バナナを一口大にカットし、4の上に並べる
  7. 細かくカットしたトフィーを散らす
  8. 170度のオーブンで20分〜25分ほど焼く

トフィーラテのレシピ

トフィーはスイーツだけでなくコーヒーとも相性抜群です。温かいカフェラテや、冷たいカフェオレに砕いたトフィを散らせばカフェドリンクの出来上がり!もちろんホイップクリームを絞っても豪華で美味しいですね。カフェラテにトフィーを散らしたトフィーラテのレシピです。

材料(1杯分)

  • コーヒー(粉) 2杯分
  • 牛乳 200cc
  • 基本のトフィー
  • お好みでチョコレートソースなど

作り方

  1. コーヒーを淹れる(濃いめに作る)
  2. 牛乳を耐熱容器に入れて、レンジで温める
  3. 市販のフォームミルク用泡立て器で牛乳を泡立てる
  4. コーヒーをカップに注ぐ
  5. フォームミルクをそっと注ぐ
  6. 細かく刻んだトフィーを散らす
  7. お好みでチョコレートソースをかけて、出来上がり

POINT

泡立て器は100均にもあります!

フォームミルクを作る、ミルク専用の泡立て器はコーヒーショップの他、100円均一でも売っていますので、探してみてくださいね。

トフィー(タフィー)は簡単で美味しい!

チョコレート

トフィー(タフィー)はそのまま食べてももちろん美味しいお菓子ですが、シンプルな材料で作られているので、いろいろなお菓子やドリンクに使えます。相性の良い食材もたくさんありますので、ぜひお好みのトフィーやトフィーを使ったスイーツを作ってみてくださいね!

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