手作り布絵本の簡単な作り方｜フェルトの赤ちゃんおもちゃの仕掛け11選
手作り布絵本の簡単な作り方を紹介します。フェルトで作る布絵本は、赤ちゃんにとてもおすすめのおもちゃです。赤ちゃんが楽しく手を動かしながら遊べる布絵本は、知育絵本としてもとても優秀。簡単に作れる仕掛けや、アイデアなどを紹介していきますね。
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INDEX
布絵本の作り方｜基本的な材料3選
布絵本の作り方｜基本的な材料①フェルト
布絵本の作り方・基本的な材料一つ目は、フェルトです。布絵本はフェルトをベースに作っていきます。赤ちゃんは原色が好きなので、カラフルなフェルトで作ってあげると、とても喜びます。
手触りが柔らかくてお手入れも簡単なフェルトは、赤ちゃんがいっぱい遊ぶ布絵本の材料にもってこいの素材です。色もカラフルなものがたくさん揃いますし、汚れてしまってもすぐに洗濯出来るので、いつも清潔に保つことが出来ます。
下記の記事では、フェルトを使って簡単に作れる、赤ちゃんおもちゃの作り方やアイデアをご紹介しています。こちらも是非、ご参考にされてみてくださいね。
布絵本の作り方｜基本的な材料②糸
布絵本の作り方・基本的な材料二つ目は、糸です。糸は、刺繍糸と透明糸の二種類を揃えておくと便利です。刺繍糸は普通の糸よりも光沢があるので、色が綺麗に見えます。透明糸は、糸を目立たせたくない部分を縫う時にとても重宝します。
布絵本の作り方｜基本的な材料③小物類
布絵本の作り方・基本的な材料三つ目は、アレンジに使う小物類です。ボタンやビーズ、ファスナー、マジックテープなど、赤ちゃんが喜ぶ小物を使って、楽しくアレンジしましょう。
布絵本におすすめの小物類
- ボタン
- ビーズ
- ファスナー
- マジックテープ
- ゴムや紐
小さな赤ちゃんは、なんでもお口に運んでしまいます。布絵本の材料は、赤ちゃんが舐めたり、かじったりしても大丈夫な素材を選びましょう。特にビーズなどは、なるべく角が丸いものを使うことをおすすめします。
POINT
お手軽に作れるキットもあります
初めて布絵本に挑戦する方や、一からの手作りにあまり自信がないという方には、必要な材料がすべて揃ったキットがおすすめです。型紙も入っているので、気軽に始められますよ。慣れてきたら是非、オリジナルな布絵本に挑戦してみてくださいね。
布絵本の作り方｜手順は？
布絵本の作り方｜手順①型紙を準備する
布絵本の作り方・手順一つ目では、型紙を準備します。まず簡単に下絵を描いてイメージを膨らませてから、型紙を作っていきます。簡単なストーリーを作ったり、ページごとのレイアウトを考えたり、布絵本のベースになる楽しい過程です。色づかいや仕掛け、使いたい小物類なども一緒に考えておきましょう。
型紙はフェルトを切る時に使うので、原寸サイズで正確に作っておくと、仕上がりが綺麗になります。一から考えるのが難しい方には、手軽にネットからダウンロード出来る型紙もありますよ。
布絵本の作り方｜手順②型紙に合わせてフェルトを切る
布絵本の作り方・手順二つ目では、型紙に合わせてフェルトを切ります。絵本のベースになる部分と、絵に使うパーツを型紙に合わせてカットしていきます。ベースになる部分は見開き一枚で切り、パーツをすべて縫い付けた後、最後に中央部分を綴じるようにします。
フェルトが上手く切れない時は、布専用の裁ちバサミを用意しておくと、格段に切りやすくなります。ひらがなやアルファベットなどの細かい文字を切るのが難しい時は、ワッペンを使うという方法もあります。ワッペンはアイロンで接着出来るので、とても便利なおすすめアイテムです。
布絵本の作り方｜手順③フェルトにパーツを縫い付ける
布絵本の作り方・手順三つ目では、切ったパーツを縫い付けます。下になる背景部分から、順番に縫い付けていきます。順番を間違えないように気をつけましょう。縫い付ける時にカラフルな刺繍糸を使って、ステッチなどを加えてあげると、素敵に仕上がりますよ。
ボタンやビーズ、ファスナー、マジックテープなどの仕掛けになる小物類も一緒に縫い付けていきます。手を動かしながら新しいアイデアが浮かんできたら、どんどん追加してみましょう。手作りならではの、自由自在なアレンジを楽しんで！ここが腕の見せ所です。
布絵本の作り方｜手順④ページを綴じる
布絵本の作り方・手順四つ目では、ページを綴じます。パーツをすべて縫い付けたら、すべてのページを重ねてマチ針で抑え、しっかり縫い付けていきます。赤ちゃんが遊んでもはずれないように、しっかり目に縫っておきましょう。
本の形が出来たら、最後に背表紙を付けます。背表紙はフェルトで作ったり、カバンテープなどで作ることが出来ます。絵本にあまり厚みのない場合は付けなくてもOKですが、背表紙があった方がより可愛く仕上がりますよ。
POINT
布絵本を上手に作るコツ！
布絵本を上手に作るコツは、まず始めに絵本のテーマや目的を決めることです。布絵本には、あまり凝ったストーリーは必要ありません。ストーリーにこだわるよりも、赤ちゃんが五感を使って楽しめる仕掛け作りに、工夫を凝らしましょう。絵本の中で数を数えることが出来るようしてみたり、ボタンのつけ外しやチャックの開け閉めを出来るようにして、指先の運動を目的にしてみたり。そのほかにも「色」「ひらがな」「アルファベット」など、テーマや目的によって、いろいろ取り入れてみましょう。
布絵本の作り方｜赤ちゃんが喜ぶ仕掛け5選
布絵本の作り方｜赤ちゃんが喜ぶ仕掛け①重ねた生地をめくる
布絵本の作り方・赤ちゃんが喜ぶ仕掛け一つ目は、重ねた生地をめくることです。赤ちゃんは、隠れたところからなにかが出てくる遊びが大好きです。
キャラクターの上に生地を一枚重ねて縫い付けておいて、めくれるようにしてみたり、ポケットを作って、そこからキャラクターや動物などが出てきたりするような仕掛けがおすすめです。
布絵本の作り方｜赤ちゃんが喜ぶ仕掛け②音が鳴る
布絵本の作り方・赤ちゃんが喜ぶ仕掛け二つ目は、音が鳴ることです。赤ちゃんは、音が鳴る遊びが大好きです。布を重ねる時に、音が鳴る素材を縫い込んでおけばOKです。
絵本を触った時のカシャカシャという音に、赤ちゃんはとても喜んでくれますよ。身近な素材で良い音が鳴るのは、スーパーなどのビニール袋や、いらない封筒などの紙の素材です。
布絵本の作り方｜赤ちゃんが喜ぶ仕掛け③ヒモで遊べる
布絵本の作り方・赤ちゃんが喜ぶ仕掛け三つ目は、ヒモで遊ぶことです。赤ちゃんは、ゴムや紐などのヒモ状のもので遊ぶことが大好きです。
蝶々や鳥など、実際に空を飛ぶものを、ゴムや紐で取り付けてみましょう。童謡などの歌詞を参考にページを作っておいて、歌いながら飛ばすようにして楽しむことも出来ます。
布絵本の作り方｜赤ちゃんが喜ぶ仕掛け④ファスナーの開閉
布絵本の作り方・赤ちゃんが喜ぶ仕掛け四つ目は、ファスナーの開閉です。赤ちゃんは、ファスナーやチャックの開閉など、手元を動かして遊ぶことが大好きです。
カラフルなチャックをいくつか付けたり、キャラクターや動物をなどのお口の部分をチャックで作って、食べ物を食べさせてあげるような仕掛けがおすすめです。喜んで遊んでくれるので、自然にファスナーやチャックの開閉の練習にもなりますよ。
布絵本の作り方｜赤ちゃんが喜ぶ仕掛け⑤ボタンで遊べる
布絵本の作り方・赤ちゃんが喜ぶ仕掛け五つ目は、ボタンで遊ぶことです。赤ちゃんは、ボタンの付け外しなど、手元を動かして遊ぶことが大好きです。小さな赤ちゃんにおすすめなのは、スナップボタンで着脱できるような仕掛けです。小物類をそのまま縫い付けずに、スナップボタンで付け外しができるようにしてあげましょう。
少し大きくなったら、ボタンの付け外しが出来るような仕掛けもおすすめです。お花の真ん中をボタンにして、花びらをボタンで留めるようにするアイデアなども可愛いですよ。自然にボタンの付け外しの練習にもなります。
布絵本の作り方｜知育絵本としての仕掛け6選
布絵本の作り方｜知育絵本としての仕掛け①手触りを工夫する
布絵本の作り方・知育絵本としての仕掛け一つ目は、手触りを工夫することです。2歳くらいまでの赤ちゃんは、手で触ったり、お口に入れたりすることで、物の感触を確かめます。
ざらざら・ぷにぷに・ふさふさ・ツルツル・ふわふわ・つぶつぶ・カシャカシャなどの、いろいろな感触のものを積極的に取り入れてあげましょう。赤ちゃんが手を動かしながら安全に楽しめるのが、布絵本の大きな特徴です。
布絵本の作り方｜知育絵本としての仕掛け②原色を使ってカラフルにする
布絵本の作り方・知育絵本としての仕掛け二つ目は、原色を使ってカラフルにすることです。赤ちゃんがしっかりと認識できるのは、色のはっきりした原色です。布絵本の材料には、赤・青・黄・緑・ピンクなどの原色を選んで、カラフルに作りましょう。
小さな赤ちゃんには、カラフルな色使いで視覚に刺激を与えてあげましょう。赤ちゃんが少し大きくなったら、楽しく色の名前を覚えられるようなものもおすすめです。
迷った時は、絵本の色使いを参考にしてみるのも、おすすめですよ。下記の記事では、赤ちゃん用絵本のランキングや上手な選び方をご紹介しています。こちらも是非、ご参考にされてみてくださいね。
布絵本の作り方｜知育絵本としての仕掛け③指先を動かして遊ぶ
布絵本の作り方・知育絵本としての仕掛け三つ目は、指先を動かして遊べるようにすることです。ボタンの着脱や、紐を結ぶなど、指先を動かす仕掛けを取り入れてみましょう。
なかでも、スナップボタンを使って遊ぶ着せ替えの布絵本は、女の子にとても人気の仕掛けです。たくさんの可愛い衣装を作ってあげましょう。
布絵本の作り方｜知育絵本としての仕掛け④生活習慣を学ぶ
布絵本の作り方・知育絵本としての仕掛け四つ目は、生活習慣を覚えられるようにすることです。朝のおはようから、夜のネンネまでの毎日の生活をテーマにしたり、挨拶や時間の感覚などを覚えられるようなストーリーを組み込んだものを作ってみましょう。
生活習慣をテーマにする絵本は、3歳くらいからの赤ちゃんにおすすめです。布絵本を使って楽しみながら、生活に必要なあれこれを自然に覚えていくことが出来ますよ。
布絵本の作り方｜知育絵本としての仕掛け⑤数を数える
布絵本の作り方・知育絵本としての仕掛け五つ目は、数を数えられるようにすることです。キャラクターや動物、フルーツなどを使って、楽しく数を覚えられるものを作ってみましょう。
ビーズを使ったり、スナップボタンで小物の付け外しが出来るようにすると、赤ちゃんが手を動かしながら楽しむことが出来るので、おすすめです。
布絵本の作り方｜知育絵本としての仕掛け⑥文字やアルファベットを覚える
布絵本の作り方・知育絵本としての仕掛け六つ目は、文字やアルファベットを覚えられるようにすることです。数を数えたり、挨拶などと組み合わせるのもおすすめです。絵本のストーリーによって、色や物の名前なども自然に覚えるようにすることが出来ます。
年齢ごとにおすすめのテーマ
- 0歳：色や音で五感を刺激するもの。触ると音がしたり、カラフルな原色のもの。
- 1歳～2歳：指先を動かすもの。ヒモやゴム、ファスナーなどの簡単なもの。
- 3歳：生活習慣を学ぶもの。ボタンをかけたり、ヒモを結ぶもの。挨拶なども。
- 4歳：発想を育てるもの。キャラクターのもの、ストーリのあるもの。文字、アルファベットも。
布絵本手作り例・アイディア3選
布絵本手作り例・アイディア①おままごとで遊べる絵本
布絵本手作り例・アイディア一つ目は、おままごとで遊べる布絵本です。フライパンで料理を作ったり、お皿に食べ物を配膳したり。その他には、お人形の髪を梳かしてあげたりお世話をしたりなどができるような、ごっこ遊びが出来る布絵本も楽しいアイデアです。
布絵本手作り例・アイディア②名作絵本を布絵本にアレンジ
布絵本手作り例・アイディア二つ目は、名作絵本をベースにアレンジする布絵本です。たとえばグリム童話の名作「狼と7匹の子山羊」をベースにした布絵本。狼のお腹にあるファスナーを開けたら、食べられた子山羊たちが出てくるというアイデアは、布絵本ならではですね。
布絵本手作り例・アイディア③マジックテープを使って
布絵本手作り例・アイディア三つ目は、マジックテープを使って作る布絵本です。赤ちゃんは、マジックテープで遊ぶのが大好きです。触った物の付け外しが出来るので、手を動かしながら喜んで遊んでくれます。マジックテープを剥がす時の、バリバリという音にもとても喜んでくれますよ。
布絵本のここがおすすめ
布絵本のここがおすすめ①赤ちゃんが安全に遊べるおもちゃ
布絵本がおすすめの理由・一つ目は、赤ちゃんが安全に遊べるおもちゃだということです。なんでも触って、手やお口で感触を確かめるのが赤ちゃん。赤ちゃんのための布絵本は、柔らかくて安全な素材で作ることが出来ます。
布絵本のここがおすすめ②ママの愛情たっぷりのおもちゃ
布絵本がおすすめの理由・二つ目は、ママの愛情たっぷりの手作りおもちゃだということです。可愛い我が子の為に、ママが手間ひまと愛情をたっぷりと込めて作るのが布絵本ですね。ママの深い愛情が、赤ちゃんにも伝わりますよ。
下記の記事では、手作りモビールの作り方やアイデアをご紹介しています。モビールも赤ちゃんがとっても喜ぶおもちゃのひとつです。こちらも是非、ご参考にされてみてくださいね。
布絵本のここがおすすめ③汚れてもお手入れが簡単なおもちゃ
布絵本がおすすめの理由・三つ目は、汚れてもお手入れが簡単なおもちゃだということです。赤ちゃんのおもちゃは、よだれなどですぐにべたべたになりがちです。布絵本は、汚れたらすぐに洗濯が出来てお手入れが簡単、いつも清潔な状態を保つことが出来ます。
手作り布絵本で赤ちゃんと遊ぼう！
手作り布絵本の簡単な作り方を紹介しました。フェルトで作る布絵本は、赤ちゃんにとてもおすすめのおもちゃです。赤ちゃんが楽しく手を動かしながら遊べる布絵本は、知育絵本としてもとても優秀。簡単に作れる仕掛けや、アイデアなどを参考に、是非作ってみてくださいね。
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