手作りティピーテントの簡単な作り方|室内の子供用を自作するには?
更新:2019.06.21
みなさんティピーテントをご存知ですか?ティピーテントとは、とんがり屋根が特徴の円錐型テントのことを言います。テントといえば、屋外で使うイメージですが、そのティピーが今、子どもの遊び場やインテリアのひとつとして流行っているんです。今回は手作りティピーの材料や作り方、自作のキッズティピーをご紹介します。
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ティピーテントとは?
円錐型のおしゃれなテント
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ティピーテントとは、形が特徴的な円錐型をしているテントのことを言います。現在は、子供の遊び場所やインテリアとして人気があるティピーですが、そのデザインはアメリカ先住民のインディアンテントや、スウェーデンのサーミという遊牧民が住むコアハティというテントに似ています。
ですのでティピーテントと呼ぶほかに、インディアンテントと呼ぶこともあります。また、おしゃれキャンパーに人気のポールを立てて組み立てる「ワンポールテント」「モノポールテント」なども円錐型をしており、ティピーテントを参考に作られたと言われています。
サイズもデザインも自由自在
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こちらのように、人が何人も入れるような大きなサイズからペットサイズの小さなサイズまで、用途に合わせてさまざまな大きさのものがあります。サイズが違っても基本的な造りは同じです。屋外での大きなティピーは圧巻ですし、室内で飼っているペット用の小さなティピーならインテリアのアクセントにもなってくれます。
購入するとなると良いお値段のティピーテントですが、最近では自作したティピーテントに好きな飾りをつけて楽しまれる方もおられます。
下記の記事ではおしゃれなベランピングの楽しみ方を紹介しています。ティピーテントもベランピングにぴったりのアイテムですので、ぜひ合わせてご覧下さい。
ティピーテントの簡単な作り方【必要な物】
基本的な材料はこれだけ!
ティピーテント作りに必要な材料
- 骨組みになる木などの棒
- 骨組みを固定する麻ひもやロープなど
- テントを形作る布
- ティピーを彩る飾り
こちらがティピーテント作りに必要な基本的な材料です。この材料を組み合わせてテントを作っていくことになります。ではここからは、具体的にどのようなものを使うのかひとつひとつ紹介していきます。
①骨組みになる木などの棒
円錐型のティピーテントは、棒を使って骨組みを作ります。先の方をひとつにまとめながら円錐状に組んでいくので、だいたいの長さや太さがそろった棒を用意するとバランスが取りやすいです。また、固定用の穴をあける場合もあるので材質は木を選ぶといいでしょう。
こちらの方は屋外にダイナミックなテントを立てられていますので、太さや長さもしっかりとある竹を使用されていますが、室内用であればホームセンターなどで売っている木の棒を選ぶと使いやすくおすすめです。
②骨組みを固定する麻ひもやロープなど
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用意した棒を円錐状になるように組み合わせたら、先端部分を固定します。斜めに支えあっているような状態の棒を固定するので、外れないようにしっかりと巻いていく必要があります。そこで麻ひもやロープなどの出番です。
円錐状の不安定な状態の棒を固定しますので、つるつるしたものや強度の弱いものではなく、扱いやすく丈夫な素材を選ぶことをお勧めします。また、何回も巻きつけていきますので長さは長めに用意しておくといいでしょう。
③テントを形作る布
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続いて使うのが、テントの形を仕上げていく布です。骨組みに合わせた大きさや形に裁断した布を巻いていきます。手作りのティピーテントを作られる方の中には、使わなくなったシーツや洋服などの布を使われる方もいます。エコにもつながる、自作テントならではの材料ですね。
こちらの緑のティピーテントを作られた方は、なんとバンダナを使われています。子供用にキッズテントを作ろうと考えているなら、明るい色味やかわいらしい柄の布を使うと喜んでくれそうです。
下記では、ティピーテントの布部分の型紙や説明などがご覧になれます。骨組みの大きさなどによっても変わってきますが、裁断の仕方の参考にしてみてください。
ティピーテントの型紙④ティピーを彩る飾り
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最後の材料は、ティピーテントに彩りを与えてくれる飾りです。インテリアや子供の遊び場、写真撮影の場所などに使う場合、飾りがあるのとないのとでは、華やかさも随分と違ってきます。さらに先端部分や、入口部分などさまざまな場所をデコレートすれば、オリジナリティに富んだテントに仕上がりますよね。
こちらの方は、ホワイト・ブラウン・ピンクのフェザーと電球を使ってテントのデコレートをされています。ワンポイントながらアクセントになっており垢抜けた印象で、まさに自作のインディアンテントの出来上がりです。このように、自分好みの飾りも材料には欠かせないものですね。
ティピーテントの簡単な作り方【流れ】
基本をおさえたティピーテントの作り方
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こちらの方は、お子さん用にティピーテントをDIYされています。自作する時は、紹介されている作り方や工程をある程度頭に入れておくスムーズです。まずは用意した支柱に穴をあけて紐を通します。続いて、作りたい大きさに支柱を広げ紐を巻きつけ固定します。
こちらの方は、ラグに合わせた大きさに立てられています。さらに、布を5枚にカットして縫い合わせたら、上からかぶせて棒にくくります。入口部分は、ボタンをつけてカーテンタッセルのような形にされました。とても詳しく作り方の工程を紹介されているので参考になりますよ。
骨組みが難しい場合は角錐型の土台を使う作り方
まず最初の骨組みを作るところに手こずってしまう場合もありますよね。そんな時はこちらの方の作り方が参考になります。ティピーテントは円錐状に作ることが多いですが、バランスよく円にできなかったり、ずれてしまってうまく固定できずむずかしいと感じたときは、四角など組みやすい形で土台を作ると安定感が出ます。
また、角錐型にすると入口が広くとれて入りやすく、デッドスペースができにくいなどのメリットもありますので、円錐型にこだわらず挑戦してみてください。
ハンガーラックを使ったアレンジ方法
他にもハンガーラックをアレンジしたティピーテントもあります。こちらは、ハンガーラックに大人用のスカートやデニムを固定して作られました。もともとある物の形をそのままを使ってアレンジされていますので、低コストでいちから作るよりも時間もかかりませんね。アイデアを活かしあるものを有効に使った素敵な方法です。
下記の動画では、とても分かりやすいティピーテントの作り方や100均のアイテムを使ったティピーテントの作り方が紹介されています。挑戦してみたいけど作り方がよく分からない、コストをかけずに作りたいという方にはおすすめです。参考にしてみてください。
こちらはなんと、工具なしで簡単に作れるティピーテントの作り方が紹介されています。DIY初心者の方や、工具を使わず手軽に作りたいという方は、ぜひ見てみてくださいね。
工具なしで簡単にできるティピーテントの作り方子供用キッズティピーテント実例12選!
マクラメフェザーでインディアンテイストなキッズティピー
こちらは、おしゃれな海外インテリアでも見かけるマクラメフェザーがついたキッズティピーテントです。シンプルなティピーテントにさりげなくつけられたマクラメフェザーが、キッズ用テントを垢抜けた印象にしてくれています。
一見難しそうに見えるマクラメフェザーですが、意外と簡単につくれるんですよ。インディアンテイストを出したいときに参考になる実例です。
手作りの毛糸ボンボンをつけてガーリーティピーに
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サテンやチュールリボンを使った真っ白なティピーテントに、ピンクの毛糸ボンボンがよく映えています。毛糸ボンボンは100均のボンボンメーカーを使って手作りされています。ティピーテントの飾りとしても、相性抜群ですね。ホワイトにショッキングピンクでガーリーティピーの出来上がりです。
モノトーンボーダーとカラフルガーランドがポップな印象
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こちらはクールなモノトーンボーダーのティピーにカラフルガーランドで、ポップな印象です。シンプルにガーランドだけの装飾ですが、カラフルなものですのでリビングでも、子ども部屋でも映えそうなキッズティピーですね。
レースとお花でレディな自作キッズティピー
こちらは、レースにお花をあしらった自作のティピーテントです。こちらの組み合わせは、子供用のティピーですがレディな印象になります。さらにレースを使っているので、リビングに置いていても圧迫感は感じないそうです。レースをチョイスされるとは素晴らしい発想ですね。
室内をほんわか照らしてくれる電球デコレーション
ティピーテントにつけられた電球の光が、お部屋をおしゃれに演出してくれています。テントと電球も相性ぴったりのコンビです。これは、お子さんがが喜ぶこと間違いなしの手作りティピーテントですね。
テントの中にペンダントライトをつけて秘密基地風
とてもかわいいテントの中には、ペンダントライトがつけられています。シンプルなティピーを好みのスタイルにカスタマイズするのも、室内用のティピーテントならではの楽しみ方です。こちらは、ペンダントライト・クッション・ラグが揃っていて自分だけの秘密基地ができたような気分になれますね。
たちまち海外風の子供部屋になるピンクのティピー
View this post on Instagram▶︎▶︎ 子ども部屋🎪🌟 ・ もうすぐ4歳になる娘の部屋です💁🏻♀️❤️ 本人希望のピンクの壁紙☺️ ・
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ピンクを中心にコーディネイトされたお部屋で、フラワー柄のキッズティピーが目を奪います。ティピーテントを置きたいけれど手作りはむずかしいという方には、こちらのようなキッズティピーもおすすめです。使わないときは、コンパクトにたたんでおける収納付です。
簡単にモノトーンインテリアが叶うシェブロン柄キッズティピー
モノトーンのキッズティピーです。柄はおしゃれなシェブロン柄で、モノトーンインテリアを盛り上げる中心的存在になってくれます。子供が楽しめるようにティピーを置きたいけれど、子どもっぽくなりすぎないデザインがいいなという方にもぴったりです。大人にもうれしいティピーテントです。
手作り感が新鮮なティピーテント
View this post on Instagram5基のテントはこのように仕上がりました。 #ティピーテント #河内長野 #特定非営利活動法人アートコミュニティ #フォレスト三日市 #子ども夢基金 #インディアンテント
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こちらは、手書きの絵が目を引くティピーテントです。子供たちが、思い思いに絵を描いた世界にひとつのティピーテントです。手作りのあたたかみも感じられて、ティピーといううよりも作品と呼びたくなるテントですね。
窓付きがかわいいおうち風ティピーテント
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グレーとホワイトで、星柄がポイントに使われているかわいいティピーテントです。さらに窓やポケット付きで、デザインにも工夫がされています。お家のような安心感が感じられるティピーテントですね。ベビールームなどに置けば、小さい子供でも喜んでくれそうです。
流木とマクラメで涼しげな自作ティピーテント
マクラメと流木が夏にぴったりな涼しげなティピーテントです。お子さんのお誕生日に合わせて自作されたティピーテントで、テント内には椅子が見えます。フォトジェニックなデザインは、何枚も写真を残したくなりますね。
子供心をくすぐる三角テント
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こちらは、ティピーテントの特徴である三角屋根は残しつつ、ちょっとアレンジが加わったキッズテントです。おうちの屋根をポンと置いたようなデザインです。コンパクトながらとてもかわいく装飾されたテントは、狭いところが好きな子供の心をくすぐりますね。すべて手作りで愛情いっぱいのキッズテントです。
下記の記事では、手作りガーランドの作り方が紹介されています。ティピーテントの装飾にも使えるものがたくさんありますので、ぜひ参考にしてみてください。
まとめ
ご紹介したように、古くはインディアンの住まいだったティピーテントが、今ではインテリアのひとつとして取り入れたり、子どもが喜ぶ「秘密基地」や「隠れ家」のように使われたりと、男女問わずお子さんから大人まで楽しめるアイテムとして浸透してきています。
今回はティピーテントの材料や作り方、自作のキッズティピーなども盛りだくさんに紹介しましたので、ぜひ参考にしながら自分好みのティピーテント作りにも挑戦してみてくださいね。
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