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金魚ビオトープの作り方は?
金魚ビオトープの作り方①睡蓮鉢に水草と金魚を入れよう
ビオトープとは睡蓮鉢などに水を入れ、そこに水草やメダカなど水辺の生き物を入れて飼育する方法です。涼しげな魅力があり、庭や玄関先などに置くとおしゃれですよね。現在はガーデニングの一環としても人気です。
中でも金魚を入れると、メダカよりもより鮮やかな金魚の色が楽しめておしゃれなビオトープになります。ビオトープでの金魚の飼い方は、まず睡蓮鉢に水を入れ、水草と金魚を入れましょう。
この時水道水を使う場合、バケツなどに汲み置きして一晩置く必要があります。しっかりとカルキ抜きをしないと金魚に悪影響なので、気を付けましょう。市販の中和剤を入れても問題ありません。ビオトープの作り方や魚の飼い方に関しては、こちらも記事も参考にしてくださいね。
金魚ビオトープの作り方②最初の二週間はこまめに水を替えよう
View this post on Instagram#睡蓮鉢 #メダカ #ビオトープ #姫睡蓮 #咲かなかった 今年、三回目のリセット、濃すぎる青水になる。
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ビオトープは水中に小さなバクテリアが生息している為、あまりこまめに水を替える必要はありません。しかし、最初の二週間はまだそれほどバクテリアが発生していない為、水が汚れやすい状態になっています。
大体三日に一度のペースで水を替えるようにしましょう。この時、全部の水を入れ替えてしまうとバクテリアも一緒に居なくなってしまう為、全体のうち3分の1は水を残すようにしてください。
このペースで少しずつ水の環境を整えていけば、だんだん管理が楽な状態になります。二週間目以降は、水の入れ替えは見た目が汚れてきた時だけで大丈夫です。濁ってきたり、ボウフラが湧いたりしたら水を3分の1取り替えましょう。
金魚ビオトープの作り方③餌やりは控えめにしよう
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金魚はよく餌を食べる生き物ですが、あまり多く餌を与えすぎるとたくさん糞をして水が汚れる原因になります。ビオトープを美しく保つ為にも、餌やりの頻度は控えめにしましょう。
活動的である夏場は一日二回、朝と夕方に餌やりをしますが、秋から冬、春にかけては活動期ではない為、餌も一日一回で十分です。あまり与えすぎると、かえって弱る原因になります。
また、ビオトープ内の環境が整ってくると、一週間~二週間ほど餌を与えなくても大丈夫になります。毎日与えず、適度に調節しながら餌やりをしてくださいね。金魚は最大で二週間食べなくても生きていける生き物と言われています。
金魚ビオトープの作り方④ベランダでも飼える金魚を選ぼう
ビオトープをベランダに作る場合、サイズも重要なポイントになりますよね。あまり大きすぎると狭いベランダには置けないでしょう。睡蓮鉢のサイズにも注意してください。
そして小さい睡蓮鉢を使う場合は、金魚のサイズにも気を付けましょう。金魚はその種類によって非常に大きくなるものもいます。その為、小さなビオトープにはメダカのような小さい金魚がおすすめです。
次の項目ではビオトープにおすすめの金魚をご紹介します。見た目もおしゃれで可愛い金魚には色々な種類がいるので、おすすめの子を選んで楽しんでくださいね。初心者向けから上級者向けまで、奥深い金魚の世界をお楽しみください。
ビオトープにおすすめの金魚は?
ビオトープにおすすめの金魚①和金
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ビオトープにおすすめの金魚、1つ目は和金です。和の金魚というだけあり日本では非常にポピュラーな金魚です。金魚すくいでもお馴染みで、飼い方も楽な品種です。
日本に昔からいるスタンダードなタイプなので、初心者でも飼いやすくビオトープにはぴったりです。体の形はフナに近く、赤や白、混合などの色が楽しめます。
丈夫でお世話も大変ではないので、初心者はまず和金から飼い始めてみてはいかがでしょうか。ビオトープに和の風情をプラスしてくれます。金魚の飼い方やレイアウトのコツなどは、こちらの記事もどうぞ!
ビオトープにおすすめの金魚②リュウキン(琉金)
ビオトープにおすすめの金魚、2つ目はリュウキン(琉金)です。こちらも和金と同じく日本ではスタンダードな金魚ですね。和金から生まれた個体です。
体は丸みがあり、優雅な長いひれがポイントです。ひらひらとひれを動かして泳ぐ様子は非常に美しく、観賞用として非常に人気の種類です。
和金と同じく初心者でも飼いやすい為、初めての方はこちらのリュウキンもおすすめします。ホームセンターやペットショップでは、その種類によって値段が様々です。
ビオトープにおすすめの金魚③コメット
View this post on Instagramおかーさんたちはまた産卵しています。別々の容器にしてたのですが全く卵を出さなくていっしょにしたら卵出ました。終わったら別々にします🤝#金魚#産卵#コメット#goldfish
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ビオトープにおすすめの金魚、3つ目はコメットです。彗星(コメット)という名前が付けられたように、流れるような長い尾びれが特徴です。
アメリカで作られた品種で、リュウキンの突然変異と言われています。体の形状は和金に似ていますが、リュウキンから変化したという面白い品種です。
非常に丈夫な種類で、大きなものでは体長25cmほどにもなります。その為、小さな睡蓮鉢で飼育すると大きくなりすぎた時にサイズが合わなくなる恐れがあるので、注意しましょう。
ビオトープにおすすめの金魚④デメキン
ビオトープにおすすめの金魚、4つ目はデメキンです。ポコッと飛び出した丸く大きな目が非常に印象的で、ユニークな風貌の金魚です。
こちらもリュウキンから派生した種類で、日本では古くから馴染みのある金魚です。元々は赤いデメキンが主流でしたが、真っ黒いデメキンや三色混合のデメキンもいます。
こちらも育てやすい金魚ですが、大きな目はもろく外傷などのダメージを受けやすい為、扱いには注意が必要です。特に水替えの際など、すくう時は優しく丁寧に行ってくださいね。
ビオトープにおすすめの金魚⑤ランチュウ
ビオトープにおすすめの金魚、5つ目はランチュウです。今までご紹介した金魚は金魚すくいなどでも手に入るリーズナブルなものでしたが、ランチュウは高級金魚の部類に入ります。
その丸みを帯びてどっしりとした体形は、他の金魚とは違った印象ですね。金魚の王様とも呼ばれており、お店で購入する際も他の金魚より高い金額でしょう。
高級金魚の為他の金魚に比べると飼い方も若干デリケートです。外飼いよりも目が届きやすい室内飼いの方が安心です。中級者以上の方におすすめなので、初心者は飼いやすい金魚から飼育にチャレンジしてくださいね。
金魚ビオトープにおすすめの睡蓮鉢は?
金魚ビオトープにおすすめの睡蓮鉢①ライズボールプランター
金魚ビオトープにおすすめの睡蓮鉢、1つ目はアイリスオーヤマのライズボールプランターです。およそ20リットル入る容量で、扱いやすいポリプロピレン製です。
こちらは睡蓮鉢としてもプランターとしても使えるタイプなので、ビオトープとして使わなくなったら花も植えられますよ。通気性世よくするスノコもセットです。
カラーバリエーションは定番のセサミグレーに、マスタードイエロー、レッドベリー、ハーブグリーンの4色があります。それぞれ並べても綺麗ですね!
金魚ビオトープにおすすめの睡蓮鉢②ジェックスメダカ元気
金魚ビオトープにおすすめの睡蓮鉢、2つ目はジェックスメダカ元気です。こちらはメダカ以外に金魚を飼育しても、もちろん問題ありません。
樹脂製なので軽量で、女性でも持ち運びが簡単です。シンプルなデザインと色は、華やかな金魚をより美しく見せてくれますね。12リットルという大容量で、ビオトープを楽しめます。
また、別売りの飼育鉢用フタを使用すれば、野良猫やカラスなどの被害からも守れます。初心者向けの睡蓮鉢なので、初めてビオトープ作りをしたい方におすすめです。
金魚ビオトープにおすすめの睡蓮鉢③白ボール型信楽めだか鉢
金魚ビオトープにおすすめの睡蓮鉢、3つ目は白ボール型信楽めだか鉢です。こちらはどっしりとした重厚感のある信楽焼きの睡蓮鉢です。
白系の色合いなので涼しげで、和のデザインですが洋風の庭に置いても違和感のないデザインです。より高級感のある質感を求める方は、こちらのタイプがおすすめです。
内側は淡いグリーン系の色なので、外側と内側両方の違いが楽しめますね。金魚や睡蓮などを入れれば、夏の庭先を涼しげに彩ってくれます。
金魚ビオトープにおすすめの睡蓮鉢④カミハタ信楽焼めだか鉢ブラウン
金魚ビオトープにおすすめの睡蓮鉢、4つ目はカミハタ信楽焼めだか鉢ブラウンです。職人が手作業で作ったという信楽焼きの睡蓮鉢は、手作りならではの風情がありますね。
表面の微妙な色合いは、和風庭園に置けば更に趣のある風景にしてくれます。内側の鮮やかなブルーも美しく、金魚を泳がせれば金魚の赤がより美しく映えるでしょう。
容量は3リットルほどで、金魚の場合は3~4匹程度の飼育が可能です。屋外に置いて外飼いはもちろん、家の中にアクセントとしても置けるので、是非お楽しみください。
ビオトープでの金魚の飼い方のコツや注意点は?
屋外ビオトープ・外飼い金魚の飼い方①水温管理に気を付けよう
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屋外のビオトープで金魚を飼う際は、ある程度注意点に気を付けなくてはいけません。外飼いの場合は特に水温管理に気を付けましょう。金魚を長生きさせるには、水温に注目してください。
暑い日差しによるダメージが大きい夏場は、水温も高くなりがちです。すると金魚も弱ってしまうので、睡蓮鉢の下にスノコを敷くなどして、水温調節をしてください。水の入れ替えも効果的です。
反対に気温が下がり水温も下がりやすい冬は、スノコを敷いておくと水温が下がりすぎてしまいます。土やコンクリートに直接置き、なるべく日陰にならない温かい場所に置きましょう。
屋外ビオトープ・外飼い金魚の飼い方②メダカとの共同飼育には気を付けよう
ビオトープでは金魚以外の生き物が楽しめますよね。しかし、生き物同士には相性があります。相性の悪い生き物を飼うと食べられてしまう恐れがあるので、注意しましょう。
例えばビオトープで人気のメダカは、飼育しやすく外飼いでも長生きする人気の生き物です。しかし、金魚よりも体が小さい為、一緒に飼うと金魚に食べられてしまう恐れがあります。
沢山の生き物が泳いでいると楽しいビオトープですが、生き物同士の相性はきちんと考えましょう。金魚におすすめなのは、タニシです。タニシならお互い邪魔をせず、安心して育てられますよ!
屋外ビオトープ・外飼い金魚の飼い方③野生動物にも気を付けよう
金魚の屋外飼育で気を付けたいのが、野生動物による被害です。特に外飼いの金魚は大きくて目立つせいか、野良猫などに狙われやすい生き物です。
屋外では野良猫、カラスの他、最近ではハクビシンやタヌキと言った野生動物も増えています。被害に遭わない為にも、周囲はきちんと防御しておきましょう。ネットを乗せるのも効果的です。
それ以外の方法は動物除けのスプレーをまいたり、庭に入られないよう塀や柵を工夫したりなどの方法があります。屋外の大切な金魚が狙われないように、大切に守ってあげてくださいね!
可愛い金魚ビオトープを楽しもう
ビオトープは睡蓮鉢に水草や生き物を入れて楽しむ方法です。様々な生き物が楽しめますが、見た目が綺麗で屋外でも簡単に飼える金魚は、特におすすめできます。
外飼いでは多少管理が必要ですが、比較的飼い方が楽なので初心者の方は是非金魚をお楽しみくださいね。ベランダでも楽しめる小さなオアシス、ビオトープを作って楽しんでみましょう!
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