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世界のかっこいい男性の民族衣装|アジア編

世界のかっこいい男性の民族衣装・中国の漢服

中国のかっこいい男性の民族衣装は、「漢服」です。中国の伝統的な民族衣装である漢服は、明朝時代まで中国全土で着用されていました。右前で交差された襟元を見ると日本の着物に似ているように見えますが、着物よりも袖はとても長く袖口もゆったりとしています。

また、漢服の色は陰陽五行説に基づいた鮮やかな原色が使用されることがほとんどです。中国は多部族国家ですが、その中でもとくに人口の多くをしめるのが「漢民族」です。彼らの民族衣装を総じて漢服と言いますが、漢装もしくは華服と呼ぶこともあります。

中国古代から17世紀中ごろまでの数千年という長い期間、漢民族が着用していました。現在では日常的に着られることがなくなった漢服ですが、もともと儀礼文化の中で形成されたものであるため、結婚式や卒業式など特別な日に着用されています。

世界のかっこいい男性の民族衣装・インドのクルタとシャルワニ

インドのかっこいい男性の民族衣装は、「クルタ」と「シャルワニ」です。日本で言う学ランのような詰襟に、シャルワニはロングコートのような形の服です。シャルワニの素材はシルク等を使い、鮮やかな色彩に煌びやかな刺しゅうがたっぷりと施されています。カラフルで光沢もあるため、礼服としても着用されています。

礼服としては厚手でしっかりした素材と高級感のあるシャルワニもあります。インド首相モディ氏もシャルワニを着用していることから、インドに行ったことがなくてもシャルワニを見たことはあるかもしれませんね。インドの気候はどこも暑いので、涼しく快適に過ごせるようにクルタのようなデザインの服が生まれました。

シャルワニの長袖は直射日光から肌を守り、ゆったりとした服は袖や裾からよく風を通します。クルタの裾は、男性のひざ下くらいまでの長さがあり、その下にはパジャマと呼ばれるゆったりしたズボンを着用します。このインドのパジャマという名前は、日本の寝間着にあたるパジャマの元と言われています。

世界のかっこいい男性の民族衣装・パキスタンのカミーズにシャルワニ

パキスタンのかっこいい男性の民族衣装は、「サルワール・カミーズ」です。見た目はインドのクルタにとてもよく似ていて、襟のない詰襟で、裾は膝までゆったりしたデザインとなっています。シャツの部分が「カミーズ」で、合わせるズボンを「サルワール」といいます。カミーズは下から腰までスリットが入っています。

首回りや襟口、裾にそって刺しゅうや装飾があることが特徴です。このサルワール・カミーズにシャルワニというロングコート風の民族衣装を重ね着することもあります。シャルワニはインドでも伝統的に着用されている衣装ですね。インドと近く、気候が似ていることもあるようです。

また、パキスタンの中でもバローチ地方では砂漠からの風が強いため、サルワールは厚めの生地で出来ています。頭を守るためにターバンも巻きます。逆にパンディーブ地方では薄い記事のサルワールにゆったりと涼しいクルタを合わせて、革靴を履きます。

日本のかっこいい男性の民族衣装・着物

日本のかっこいい男性の民族衣装は、「着物」です。日本の伝統的な衣装である着物が着用され始めたのは、平安時代です。着物は縫い方も簡単で、寒ければどんどん重ね着することもできます。暑ければ麻や綿と涼しい素材で作ればよく、とても生活の中で着用しやすかったため、全国のあらゆる階級の日本人に流通しました。

今では日本の男性が日常的に着るものではないですが、成人式や卒業式、結婚式に着る特別な礼服として受け継がれていますよね。いつもはTシャツの男性が、着物を着ると落ち着きと優美さが加わりとてもかっこいいですね。

世界のかっこいい男性の民族衣装|中東編

中東アラブ首長国連邦のかっこいい男性の民族衣装・カンドゥーラ

世界のかっこいい男性の民族衣装一つ目は、中東アラブ首長国連邦の「カンドゥーラ」です。カンドゥーラの首元には襟はなく、縦にボタンなどが並びます。そして足先までの長い裾と真っ白なローブという姿が中東の砂漠に映えますよね。そして頭にはグトラと呼ばれる白い布を、黒い紐で一周したスタイルの被り物をしています。

カジュアルに着こなす場合は、頭に紐を使わずに、白い布で縛る巻き方もします。基本的にはグトラはコットンで作られていますが、寒暖の激しい中東の砂漠地方では寒い時用にウール素材のグトラもあります。カンドゥーラの下はどうなっているかと言うと、肌着代わりのTシャツに、布の腰巻のみで下着は身に付けていないのです

中東カタールのかっこいい男性の民族衣装・ソーブ

世界のかっこいい男性の民族衣装二つ目は、中東カタールの「ソーブ」です。すっぽりと体を包む足先までの白いローブが特徴のソーブは、後ろから見るとアラブ首長国連邦で見られるカンドゥーラとほとんど見分けがつきません。ソーブ独自の特徴は、頭の布がV字になっていることと、カッターシャツのように襟があることです。

カタールでも、中東ならではの砂漠からの強い風や灼熱の日光から体を守れるように、ゆったりと体全体を包み込むような形になっているのですね。中東の男性特有の、彫の深い顔にとてもよく似合っていてかっこいいですね。

オマーンのかっこいい男性の民族衣装・ディシュダーシャ

世界のかっこいい男性の民族衣装三つ目は、オマーンの「ディシュダーシャ」です。丸襟に長袖と足先までの長いローブというところまでは中東アラブのカンドゥーラやカタールのソーブに似ていますが、オマーンのディシュダーシャの特徴は、色は白だけではないというところです。模様はなく単色使いでいろいろな色があります。

また、頭に被るのも白い布ではなく、クンマと呼ばれる四角い帽子となります。クンマには幾何学模様の模様があり、使われる色も鮮やかでデザインに富みます。そのカラフルな色使いが、他の中東の民族衣装とは全く違って見えます。

世界のかっこいい男性の民族衣装|ヨーロッパ編

グルジアのかっこいい男性の民族衣装・チョハ

世界のかっこいい男性の民族衣装四つ目は、グルジアの「チョハ」です。グルジアは2015年よりその国名は「ジョージア」となった国で、日本でも魅力的な観光地として有名ですね。このグルジアの民族衣装・チョハはとてもかっこいいと評判です。日本では「風の谷のナウシカ」の衣装はグルジアの衣装かと言われています。

チョハの特徴はウール素材の長袖ロングコートのような形で、胸元には銃の弾丸を収納する弾帯が並んでいます。そして短剣を装備出来るようにベルトに剣の差し込み口があります。色は黒や白、濃い色が多くシックにまとめられます。グルジアのロングブーツと合わせた姿は世界でも評判になるかっこいい民族衣装となっています。

ナウシカはグルジアの民族衣装を着ている

「風の谷のナウシカ」でナウシカがグルジアの服を着用していると言われる原因は、この胸元に並んだ弾帯とロングブーツです。まるでグルジアの軍服のようなデザインですが、現在では結婚式などの時に礼服として着用されています。グルジアの民族衣装についてまとめた記事がありますので、こちらも参考にしてみてくださいね。

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ウクライナのかっこいい男性の民族衣装・ヴィシヴァンカ

世界のかっこいい男性の民族衣装五つ目は、ウクライナの「ヴィシヴァンカ」です。襟はなく、プルオーバータイプのシャツで、襟もとや袖口にはカラフルな刺しゅうが施されています。この刺しゅうには魔除けの効果があり、着る人を守ってくれるのです。そのため邪気が入りやすい襟元や袖などに刺しゅうが集中しています。

シャツの着方は、少し長めの裾をズボンの外に出して紐ベルトで結ぶスタイルです。ハンガリーのヴィルヘルム大公もヴィシヴァンカを愛用していたことが有名です。ウクライナでは毎年5月に「ヴィシヴァンカの日」があり、ウクライナ全土の結束を固める日として、男性はヴィシヴァンカを着用してパレードに参加します。

ウクライナに隣接するロシアでも、ウクライナの民族衣装から影響を受けて広く広まった民族衣装があります。ロシアの民族衣装についてまとめた記事がありますので、こちらも参考にしてみてくださいね。

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スコットランドのかっこいい男性の民族衣装・キルト

世界のかっこいい男性の民族衣装七つ目は、スコットランドの「キルト」です。スコットランドと言えばタータンチェックの巻きスカートを履いてバグパイプ演奏をする男性の姿が思い浮かぶのではないでしょうか。これはスコットランドの伝統的な男性の衣装で、キルトのタータン模様は由緒正しい家紋を表していました。

家紋を表すキルトは氏族日本でものものや、単体の家族のもの、個人を表すなどいろいろな種類があります。日本でもチェックのスカートはタータンチェックが主流ですよね。これをスコットランドの男性が着こなすと、かっこいい民族衣装となるのです。

世界のかっこいい男性の民族衣装|アフリカ編

ケニアのかっこいい男性の民族衣装・マサイ族

マサイ族はケニアからタンザニア北部と広い範囲に生活する先住民族です。真っ赤な布を巻き付ける形の衣装が、サバンナに映えてとても印象的ですよね。マサイ族は遊牧民ですから、家畜をつれて季節ごとに住まいを移ります。最近では、都会に出て観光客相手にガイドをしたり密漁監視員等の仕事につくマサイ族の男性もいます。

サバンナで生きるマサイ族の男性はとても勇敢で、「草原の貴族」とも呼ばれています。アフリカのかっこいい男性の民族衣装は、「マサイ族」の衣装です。真っ赤な民族衣装を着たマサイ族の男性のマサイ・ジャンプは、とてもかっこいいですね。

カメルーンのかっこいい男性の民族衣装・ウォダベ族

アフリカのかっこいい男性の民族衣装二つ目は、「ウォダベ族」の衣装です。ウォダベ族は西アフリカに広く分布する遊牧民です。ウォダベ族は男女ともに美意識がとても高く、男性でも常に鏡を持ち歩き自分の姿を確認するほどです。そして一年で最も男性がかっこいい姿となるのが、ゲレウォールというお祭りです。

その祭りで最も盛り上がるのは、ウォダベ族の女性が、一番美しい男性を選ぶ「美男子コンテスト」が開催されることです。男性はヤーケと呼ばれる全体に細かい刺しゅうがされた独特の衣装に身をつつみ、黄色く化粧をして麦わら帽子のような帽子を被ります。腰には剣を刺し、アクセサリーにもこだわります。

背が高く容姿が美しいことが、ウォダベ族の男性のかっこいい条件となります。派手なメイクと衣装で踊るダンスは、とても見ごたえがありそうですね。

世界のかっこいい男性の民族衣装|北米編

グリーンランドのかっこいい男性の民族衣装・イヌイット

グリーンランドのかっこいい男性の民族衣装は、「イヌイット」の衣装です。グリーンランドは、たった2000年前までは人が住んでいない土地でした。しかしそこへ海を渡って移り住んだハンターたちがいました。それがイヌイットの祖先と言われています。それからヨーロッパ各地の遠征があり、人が定着しました。

彼らはクジラやアザラシを獲るためにベーリング海峡を渡ってグリーンランドに暮らし始めたのです。動物の皮で出来たズボンやふかふかのブーツに、ファーのついて帽子が特徴的ですね。ヨーロッパから伝えられたビーズでの装飾がカラフルでかっこいいのです。ビーズを使った豪華な衣装は、特別な日に着用します。

アメリカのかっこいい男性の民族衣装・インディアン

アメリカのかっこいい男性の民族衣装は、「インディアン」の衣装です。アメリカ合衆国自体は歴史の浅い国で、伝統的な民族衣装というのがありません。しかしアメリカ大陸の先住民族であるインディアンは、個性的でかっこいい民族衣装を着用しています。

私たちがインディアンと聞いてすぐに思い浮かべるのは、動物の羽をたくさんつかった大きな冠ではないでしょうか。この大きな羽根はゴールデンイーグルという鷲の羽を使っていて、勇敢な男性の象徴であり、羽根冠が大きいほど、武勇をたてた優秀な戦士の証だったのです。野性的でかっこいいですね。

世界のかっこいい男性の民族衣装|中南米編

メキシコのかっこいい男性の民族衣装・ポンチョ

メキシコのかっこいい男性の民族衣装は、「ポンチョ」です。メキシコといえば、原色カラーを何色も使った派手なシマシマ模様のポンチョに、つばの大きなとんがり帽子にマラカスを持った髭の男性を思い出すのではないでしょうか。ポンチョの模様は植物だったり幾何学模様だったり、村によって特徴も違ってきます。

メキシコ人男性がよく被っているこの帽子は、ソンブレロという名前です。帽子の材質は麦わらだったちフェルト素材だったりします。ソンブレロという言葉はもともとスペイン語で、闘牛で戦う男性が被っている帽子もソンブレロの仲間です。

グァテマラのかっこいい男性の民族衣装・ウィピル

グァテマラのかっこいい男性の民族衣装は、「ウィピル」です。日本では美味しいコーヒー豆を連想するグァテマラですが、歴史は非常に古く、古代に繁栄を極めたマヤ文明が栄えた地域です。現代まで着用されている男性の民族衣装は、ざっくりとした手編みのセーターのようなウィピルという衣装です。

白や黒の生地に赤や青の艶やかな糸でぎっしりと刺しゅうがされています。そして四角い麦わら帽子を合わせて着用します。ズボンは真っ白等の単色のものを合わせます。山岳地帯にカラフルな色が映えて、とてもかっこいいですよね。

世界にはかっこいい男性の民族衣装がたくさん

世界の地域別に見ていくと、それぞれの個性豊かに受け継がれたかっこいい民族衣装がたくさんありました。その土地の気候に合わせた着心地の良い素材やデザイン、見た目の華やかさを重視した色使い等とても興味深いですね。特にグルジアの衣装はファンタジーの世界のようですね。

中東のローブもかっこいいし、アメリカ大陸のカラフルな色使いも素敵です。日本の着物も特別な時にしか着る事はありませんが、大切にしたい伝統衣装ですね。

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