
ピニャータ(Pinata)とは?意味や簡単な作り方とくす玉の中身は?
更新:2019.06.21
皆さんピニャータ(Pinata)というくす玉はご存知ですか?あまり馴染みのないピニャータですが、今このピニャータが人気なんです。ご自宅でも簡単に作れて、ハロウィンなどのイベントで大活躍するピニャータ。本記事ではピニャータとはどのようなものなのか、その意味や作り方、中身までご紹介しちゃいます。
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ピニャータ(Pinata)とは?
ピニャータ(Pinata)の起源は16世紀メキシコ
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ピニャータ(Pinata)の起源は16世紀、ある修道士が布教の目的で多くの人に集まってもらうため「悪魔が星型に化けてやってきた。みんなで叩いて懲らしめよう!」と簡単なゲームを始めたことと言われています。これ以降メキシコでは祝い事の際、悪いものを払う為にピニャータを用意することが定番になりました。
ピニャータ(Pinata)の意味
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ピニャータ(Pinata)の語源はイタリア語のピニャッタと言われています。ピニャッタとは土鍋という意味です。主人が使用人に日ごろの感謝をこめて、土鍋に果物などを詰めてプレゼントする習慣があり、この習慣が元になったと言われています。
ピニャータ(Pinata)とは日本でいうくす玉
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ピニャータ(Pinata)とは、中にお菓子や玩具などを入れた紙製のくす玉です。くす玉と言っても、現在では結婚式や誕生日などのお祝い事やイベントの際に使われることも多いので、キャラクターを模したりお花で飾り付けたりと色や形は様々です。これを紐で吊るし、目隠しをした子供たちが木の棒で叩いて割ります。
目隠しをして棒で叩くので、日本のスイカ割りのようですね。場を盛り上げるための目隠しなので、もちろん、小さなお子さんは目隠しなしでも大丈夫です!割れた際にお菓子が散らばるので、子供たちはそれを拾い集め、分け合ったり交換したり和気あいあいと楽しめるゲームです。
ピニャータの簡単な作り方|材料やくす玉の中身とは?
ピニャータ作りに必要な材料
ピニャータの材料
- 新聞紙
- 風船
- 小麦粉
- 水
- お好みの装飾用品(折り紙、絵具等)
- ピニャータを吊るす紐
新聞紙は何でもOKです。乾燥後の装飾をしない場合は、英字新聞で作ってみるとおしゃれに仕上がります!上記の材料で作る場合、基本的に風船の形(丸型風船なら丸型、ハート形風船ならハート形)になります。ハロウィンに合わせて、丸型をオバケやジャックオーランタンに仕上げてみるのも良いですね。
ハロウィンにおすすめ!ピニャータの簡単な作り方
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お手軽ピニャータの作り方!
- 風船を膨らませて結びます
- 水と小麦粉を3:2の割合で混ぜ小麦粉のりを作ります
- 適当な大きさに切った新聞に②の小麦粉のりをたっぷりつけ、膨らませた風船に貼り付けます(※貼り付ける際に中身を入れる穴の分を空けておくのを忘れずに!)
- 風船を紐などで吊るして外で乾かします(目安は3日間)
- 乾いたら中の風船を割り、お好みで顔を描いたり折り紙を貼り付けて装飾します
- 上部にひもを通して吊るせるようにすれば完成です!
小麦粉のりを使っているので、乾燥させるのに少し長めに時間がかかります。くす玉と聞くと、簡単には作れない気がしてしまいますが、少ない手順でこんなに簡単に作れるんです!
※風船に新聞紙を張る時に、一層だけだと軽く破れやすいピニャータに仕上がりますが、何重にも重ねて貼ると強度が増します。重ねて貼る場合は手順4で乾かしたものが大体乾いた後に新聞紙の層を増やし、もう一度乾燥させます。上記の作り方は、紙の種類や重ね方に関わらず、乾燥中にひび割れてしまう場合があります。
ダンボールを使ったピニャータ|材料や作り方
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ダンボールで作るピニャータの材料
- ダンボール
- テープ
- 色画用紙
- 両面テープ、グルーガン、ボンドなど
- お好みの装飾用品(折り紙、お花紙など)
- ピニャータを吊るす紐
ダンボールは薄いものの方が、切り貼りする時に便利です。叩いて割る際にも、薄いダンボールで作った方が壊れやすく、厚いダンボールで作った方が壊れにくいので、用途や叩く人に合わせて強度を変えてみても良いかもしれません。両面テープ、グルーガン、ボンドは外側の装飾に使うので使いやすいものを用意してください。
ダンボールを使ったピニャータの作り方
- ダンボールを組み立てた時お好みの形になるよう、いくつかのパーツに切ります
- 中身を入れる部分を塞がないように、ダンボールの内側と外側の両方からテープで貼って組み立てます
- 色画用紙を細長く切り、はさみで切れ目を入れてフリンジを作ります
- 組み立てたダンボールに、両面テープやグルーガンを使って色画用紙のフリンジを貼り付けます
- フリンジをつけ終わったら、折り紙やお花紙で装飾をプラスします
- 吊るせるように紐をつければ完成です!
4の作業でフリンジを貼り付ける際、ボンドでも付きますが、乾くまでは歪んだり位置がずれてしまったりするので、両面テープを使うのが簡単でおすすめです!好みの形に出来る分、少し手間はかかりますが乾かす時間があまり必要ないのは魅力的ですね。お子さんと一緒に作ってみるのもいいかもしれません。
風船を使った作り方もダンボールを使った作り方も、手間や時間はかかりますが、お披露目した時のみんなの笑顔を考えながら作る時間や、完成した時の喜びはきっと素敵な思い出になると思います。他にも、パーティーを盛り上げるお手頃で素敵な飾りや、その作り方を紹介した記事があるので、こちらも合わせてご覧ください。
ピニャータの中身はお菓子が定番!玩具も魅力的
最初のピニャータについての説明でも触れましたが、ピニャータの中身はやはりお菓子が定番です。ファミリーパックのお菓子や駄菓子など、いろんな種類のお菓子が入っていると、割れて散らばったときに子供たちの喜びも大きいと思います。スーパーボールや小さなぬいぐるみなどのちょっとした玩具も嬉しいですね。
ここで注意したいのが、割れやすいものや壊れやすいものは入れないという事です。お菓子なら、クッキーくらいは大丈夫だと思いますが、ポテトチップスやスナック菓子は、中身がボロボロになってしまうかもしれないので、避けた方が良いと思います。玩具も、落下の衝撃で壊れてしまうものは中に入れないようにしましょう。
中身が重くなり過ぎないよう、注意も必要です!せっかく作ったくす玉が叩く前に落ちてしまわないよう、中身の重さに気を付けて下さい。また、玩具は魅力的ですが、兄弟姉妹やお友達とのケンカの元にもなりやすいので、入れる場合は全員に行き渡る数で、ケンカにならない種類のものに限定して入れられると良いですね。
お菓子と一緒に紙吹雪もおすすめ
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ピニャータ(Pinata)の中身には、定番のお菓子の他に、紙吹雪やカラーのクッション材などもおすすめです。割った後の片づけは、白目をむきたくなる程大変になってしまいますが、割れた時の華やかさは一段とアップしますし、写真映えもするのでぜひ使ってみて下さい!
写真映えと言えば、年々盛り上がりを増すハロウィンです。ハロウィンにピニャータを用意する際は、お子さんの仮装も一緒に用意してみてはいかがでしょうか?お子さんや赤ちゃん向けに、可愛いおすすめの仮装を紹介している記事があるので、こちらもぜひ合わせてご覧ください。
手作りピニャータでイベントを盛り上げましょう!
ハロウィンやクリスマス、誕生日会などみんなで集まってパーティーをする時に、ピニャータがあればきっと大人も子供もとても盛り上がります。市販の物もありますが、最終的には叩いて壊してしまうのに中々良いお値段ですよね。みんなで楽しむイベントの為、お子さん達の笑顔の為に少し時間と手間をかけて手作りしませんか?
サプライズの必要がないのなら、お子さんやお友達と一緒に、みんなで作ってみるのも楽しいですね。それなら、作る過程からイベントで叩き割るまでのワクワクをみんなで共有できます。イベントも、より一層思い出深いものになるでしょう。
登場するだけで盛り上がるピニャータなので、それが手作りだと聞いたら、大人たちの驚きと子供たちの喜びは何倍にもなるでしょう。手作りと聞くとハードルが高い気がしますが、作ってみると思ったよりも簡単です。難しく考えずにぜひ、手作りのピニャータでイベントを盛り上げましょう!
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