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四柱推命の七冲が意味するものは?六害にあたる年の人との相性も

更新:2021.05.20

最近色々な占いが誕生していますが、やはり歴史ある占いの王道は四柱推命ですね。七冲、六害などというと足がすくみそうですが、凶星も、うまく使えば幸せになれます。四柱推命は年周りを調べたり、月柱で個性や相性を知る意味があるので、開運のために使われてきました。

四柱推命の七冲が意味するものは?

①四柱推命の「七冲」の意味

こわい

冲は「ちゅん」と読みます。四柱推命において、自分の干支から順番に数えて、ちょうど七番目の干支を指し、陽支と陽支、陰支と陰支同士が相剋し合う状態のことです。相尅が最強と言われています。七番目なので七冲と呼ぶのですね。中国では衝とも呼ばれます。大凶の相性です。リストと関連記事も合わせてごらん下さい。

七冲の相性

  • ・水尅火 水は火を消してしまう
  • ・金尅木 金は木を傷つける
  • ・朋冲 同じ個性のもの同士で争う

②四柱推命の七冲の状況

七冲の相手とは気が合いませんから、大概仲よくなるのが難しいですね。常に争っている状態で、小さいところでは身近な異変、動揺するようなことがあったり、移動があったりというようなこと。大きいものでは何といっても戦争ですね。

中でも気を付けなければならないのは、月支と日支の七冲です。人の運命に直接悪い影響を及ぼすと言われています、例えば夫婦間の不和、高じれば生別や死別にもつながります。これは比較的女性に重く出やすく、男性のほうが軽いそうです。他にも情緒面や健康面の波乱、仕事上のトラブルなどがあります。

日支と時支の七冲では、子供との縁の薄さをあらわします。これが夫婦げんかになったり、子供が遠く離れてしまう、老後の孤独などの不安があります。日支と年支の七冲では、父と息子の相剋、その人の両親と配偶者が不仲などがあります。

四柱推命の七冲の関係にある干支一覧

四柱推命の七冲の関係にある干支

敵

四柱推命にある干支同士は、助ける相性もあれば、邪魔をする相性もあります。七冲の関係にある干支同士は、どちらかが他方を傷つけたり邪魔をしたりすることから、仲が悪くなってしまうという相性です。愛情深いお母さんが子供の自立心を奪ってしまったり、一生懸命アドバイスしたら違う方向へ導き、失敗させたりします。

これでは仲良くするとか、アドバイスに従った運気を上げることは想像しがたいですね?なんとなく気が重くなり、相手を避けるようになります。ただし、それも考え方次第です。腹の立つ相手を見返す気持ちや、自分にないものを学ぶ生酛を持つと、開運につながることもあります。

子と午、巳と亥では水尅火と言って、水が火を消すよう子は午を巳は亥を尅する相性です。寅と申、卯と酉は金尅木の相性で、金属が木を傷つけるように寅は申尅する、丑と未、辰と戌は土同士で相克する朋冲の相性ですわかりやすくリストにしてみましたので、合わせてごらんください。

七冲早見リスト

  • ・子-午の冲-水尅火 子は午を尅する相性
  • ・巳-亥の冲-水尅火 巳は亥を尅する相性
  • ・寅-申の冲-金尅木 寅は申尅する相性
  • ・卯-酉の冲-金尅木 卯は酉を尅する相性
  • ・丑-未の冲-朋冲 土の同一五行 土同士で相克する相性
  • ・辰-戌の冲-朋冲 土の同一五行 土同士で相克する相性

七冲の関係にある干支の相性

七冲はその干支同士常に争うということです。何かを思い立った時、身近にいる七冲の干支の相手から、妨害を受けたり心が折れるようなことを言われたりします。そのことが行動を止めてしまったり、迷わせてしまいがちです。アクセルとブレーキを同時に踏んだような、にっちもさっちもいかない状況に陥ります。

七冲の干支同士は、考え方の違いから敵対するという意味があります。徳川八代将軍吉宗と生涯敵対した尾張の徳川宗春がこの組み合わせだったといわれます。例えば財政難立て直しという志は同じでも、質素倹約で無駄を省こうとした吉宗と、お金を使って経済の循環を活発にしようとした宗春は真逆の方向性でした。

七冲の干支同士は、勝敗なく双方が痛手を受けます。年支と時支、月支と時支の場合は、四柱推命では“遙冲”と呼ばれ、ダメージは軽くすみます。七冲の相性の地支の片方がが空亡になれば、空亡と七冲は相殺されるという説もありますが根拠はありません。

四柱推命の七冲の関係にある干支の中でも特に相性の悪い組み合わせは?

①七冲四正の相性:「子と午」「卯と酉」の関係

もっとも相性が悪いとされているのは「子と午」、「卯と酉」です。四正に当たります。どちらも地支が方位の対角線上にあり、五行の相剋の相性でもあります。七冲の凶作用は強烈だと言えます。どちらかといえば剋されるほうがストレスをためていることが多いかと思います。

子の星が持っている機転がきいて環境に適応する特徴は、丑の持っている一途さや辛抱強さとは相いれません。丑はお調子者で要領のいい子に常時損をさせられています。繊細で上品な卯はむきつけにものを言わない特徴があります。野生の迫力があり頭の回転の早い酉は、何を考えているかわからない相手にイライラを募らせます。

恋愛なら一途な丑の女性が調子のいい子の男性に振り回されたり、ビジネスなら、押しの一手で契約直前までこぎつけた酉の営業マンが、はっきりしない卯の担当者に胃の痛い思いをする例があります。逆に丑の女性が尽くすタイプで重く感じられていたり、卯の担当者が強引さにストレスを感じていることもあるのですね。

②七冲四長生の相性:「寅と申」「巳と亥」の関係

次に相性が悪いのが「巳と亥」です。地支は四長生に当たる相性であり、こちらも方位の対角線の上にあり、五行の相剋も出ています。七冲の凶作用は、四正ほどではないにせよ、かなり強いと言えます。相手の身になって考えるという気配りの王道が、ことごとく裏目に出る相性です。

頑固な寅には、状況を見て合わせる申がいいかげんに見えます。申は寅が要らないものにこだわって損しているとしか思えません。巳は皮肉屋さんで、ブラックユーモアの達人です。みんな笑ってくれているのに、生真面目な亥は怒りだし、驚きます。亥は巳の嫌味がまともに当たり、ひそかに憎しみを募らせていることもあります。

決めたことを貫く強い意思をもっている寅の星には、器用でノリのいい申がお調子者に見えるため、申はパワハラを感じがちです。思慮深く根回しする巳から見ると、亥のがむしゃらにぶつかっていくところが、危なっかしくて仕方ありません。任せられないと感じ、亥のやる気をそいでしまう傾向があります。

③七冲四墓の相性:「辰と戌」「丑と未」の関係

「辰と戌」「丑と未」は地支が四墓に当たります。方位のうえでは対角線上にありますが、同じ土の五行であるため相剋関係はありません。土同士の場合は、基本的におだやかな作用となります。ただ例外として、地支が辰、戌、丑、未で、かつ地支蔵干が戊か己である場合は、四正や四長生と同じ七冲の扱いとなります。

思っていることをしまっておけない辰の星は、言葉を選ぶ犬に腹が立つことがあります。ただ根が正直で裏表のないところは似ていますので、大きな亀裂にはなりません。好きなものには一途な丑は未の博愛的なところが信用できません。ただどちらも真面目で情に厚いですから、理解しあえる点はあります。基本似たもの同士です。

この組み合わせは一見似てない兄弟のようなものです。個性が違うから喧嘩になりますが、同じ遺伝子を持っていることにふと気づく瞬間があります。辰と戌はともに正直で一本気、丑と未はどちらも真面目で情に厚いところが、同じ遺伝子に当たります。双方が理解しやすい点がありますから、相性の悪さは大事に至らないのです。

六害の組み合わせと相性は?

①六害の組み合わせの意味

悪魔

六害とは、命式の中にある「合」つまり仲睦まじくあるのを邪魔する害です。六害の組み合わせは、お互いに相手にデメリットを与えることが多い組み合わせです。ことを起こす際に、何らかの邪魔をされる相性です。身内との不和や、恋愛や仕事でのトラブルが起こりやすい相性で、お互いに許せない存在です。

直感で動く酉と心配性で計画的な戌。子がお調子者なのに対して、未は慎重な臆病者。丑のスローに対して午はせっかち。トライアル精神旺盛な寅に対して、巳はリスクを嫌います。小心で傷つきやすい卯に対して、辰は短気で毒舌の気があります。申は器用な世渡り上手で、亥は不器用な律儀者です。下記のリストをご覧下さい。

六害の組み合わせ

  • 子と未
  • 丑と午
  • 寅と巳
  • 卯と辰
  • 申と亥
  • 酉と戌

②六害はこうなる相性

四柱推命の六害の相性の相性とは、敵対関係といいう意味です。最初はそれほど嫌悪感はありませんが、長い付き合いになると居心地が悪くなってきます。典型なのは結婚生活で、セックスレスや家庭内別居になりやすく、良かれと思ってしたことの食い違いや、口論が起こりやすい相性と言われます。

日干支の干が合、支が害だと別れにくいのですが精神的につらいという、いわゆる腐れ縁になります。ただ「六害」は他との組み合わせで害が消えることもあり、年まわりでも違いますから、そう神経質になる必要はありません。

実は最強のビジネスパートナー、六害は珍しくありません。漫才コンビのボケと突っ込みだったり、スポンサーとCM制作会社の代表同士、同じ会社の営業と経理の責任者等、結果を出している素晴らしい組み合わせが存在します。気に障るところこそ自分の持っていないものと考えれば、悪い相性を制するのは難しくなさそうです。

四柱推命の雑気印綬格

四柱推命での「雑気印綬格」の意味

ショック

「雑気印綬格」の雑気は辰戌丑未をさします。印綬格は月令印綬という意味ですが、この印綬は、メダルなどにつける紐のことで、優秀な研究者、学者をあらわします。雑気印綬格尊厳と気品をあらわします。基本的に名誉や人の評価をあらわします。

雑気財官の中の「雑気印綬格」

まず雑気財官と呼ばれるものがあり、この意味は辰戌丑未の四支を指します。天地の四つの収蔵、四つの牢獄と言われています四柱推命ではお墓のような扱いです。例として丙丁日辰月の生まれの場合、乙木が多ければ雑気印綬格と呼ばれます。ちなみに戊己が多ければ雑気火土傷官格、癸水が多ければ雑気財官格と呼ばれます。

冲を喜ぶという「雑気印綬格」

困った

雑気印綬はある年までに気を付けなければならないことを教えてくれるものです。そこを無視すると冲の作用を強め、命にかかわる事故や病苦があるといわれます。俗に「冲を喜ぶ」と呼ばれます。ただしこれには誤解があります。正しくに落とし穴があるという立て札があるのに無視して歩き、落ちて大けがをするようなものです。

どこをクリアすればよいか知っていれば防げます。大病の恐れがあるなら生活を改善する、失脚の恐れがあるなら人間関係を見直すといい、というだけのことです。

四柱推命ここに注意!

四柱推命では年月時のうち主に月柱を見る

幸せ

四柱推命の中は生まれた年月日と時刻をもとに運命を算出する学問です。中でもその人の運命に強い影響を及ぼすのは生まれ月=月柱です。四柱推命の中で七冲、六害と言えば凶の意味があります。けれども占いはあくまで統計学であり、運命を開くために上手に使って幸せになっていただきたいと思います。

悪い相性は、案外視野が広がります。自分が苦手で気の毒だと思うことを、相手は得意で頼れば喜ぶかもしれません。寅は申の臨機応変さから、申は寅の意志の強さから学ぶことがあるはずです。巳の綿密な根回しと亥の体当たりのガッツがタッグを組めば、最高の仕事ができますよ。気が合わない相性はうまく使えば運が開けます。

運をアップする占い師とのかかわり方

「相性は知りたし、年は隠したし」と、昔の乙女は言いました。20歳すぎたらもう婚期を逃したといわれていた時代、そんな乙女たちが人目を避けるように訪ねたのが占い師さんのところでした。いい占い師さんは必ず希望を与えました。その人が幸せになる方法を一生懸命模索したのです。そして口が硬く、秘密を厳守しました。

今も昔も、悩める人の思いはかわりませんね。占い師さんを選ぶなら、口がかたいこと、そして助ける方法を教える人であること、運命が変えられなくても、その人にとって最良の結果を出す方法を親身に考えてくれる人であることが大切です。知りたければ…と、高額な追加料金を請求されたら、断って基本料金払って帰りなさい!

四柱推命の存在する意味

幸せ

占いが存在する意味は、幸せになるために「どんなところに気をつければいいか」という道しるべです。相性は目安と統計でしかありませんが、転ばぬ先の杖にもなります。相剋の相性のとても仲のいい夫婦を知っていますが、四柱推命を味方にして相手を知り、障るところをうまくかわし、喜ぶことを重ねていったからだそうです。

今年こそ四柱推命で最高の開運をしよう!

七冲、六害などと聞くと、いかにもおそろしい感じがしますね。けれども相性は使い方次第ではないでしょうか?いたずらに怖がるのではなく、今何に注意すればいいのか、理解することで大きなトラブルを避けられるメリットがあるのです。明るく前向きに四柱推命と付き合ってくださいね。

七冲は怖いものではなく、幸せになるために「何が必要か」「何に気をつければいいか」という意味を持つ道しるべです。雨が降るからが要る、落とし穴があるから道を変えよう等と判断し、前もって準備するためにあります。七冲を知って、今年は相性の底上げをしませんか?四柱推命のこんな記事も合わせてごらんください。

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BELCY編集部

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