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命式を解説する四柱推命とは?命式の見方&無料の命式表もご紹介!

更新:2022.10.20

四柱推命とは一人ひとり命式が異なります。生まれてきた時に、運命を式で表すことで、今後の人生が見えてきます。あなたのお子さまの運命が、トラブル続きでは嫌ですよね?今回は、四柱推命を解説して、命式の見方と無料の命式表もご紹介します。

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四柱推命とは?

四柱推命の基本概念

四柱推命

四柱推命は、古代中国の陰陽五行説を元に、生まれてきた人の命運を調べる方法です。世の中のありとあらゆる物事が、陰と陽に分かれる陰陽説と、木、火、土、金、水の5つのエネルギーで構成された五行説が組み合わさった物です。

そのため四柱推命は、生まれた年、月、日、時間からその人の宿命を導き出し、命式を計算します。生まれ持った命式を見れば、その人の運命、性格、大運、結婚運など機転全てが分かります。また、二人の命式を照らし合わせれば、好きな人との恋愛相性も占うことができます。

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四柱推命の知識のなく、命式表の計算に自信がない人には、無料の命式表をおすすめします。性格や運命を把握し、とても便利なサイトです。

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命式を解説しよう!

1984年9月生まれ女性の命

日柱 月柱 年柱
天干
地支
十二運 冠帯
蔵干
通変星 正官 正財 正官
特殊星 日徳 天乙貴人 飛刃
空亡 空亡
三合・方合
立運 3年11ヵ月 逆運
空亡 子丑
日干の強弱 身弱
格局 正財格
扶抑用神 比肩 劫財
調候用神 偏官 正官

四柱推命は生まれた年、月、日、時、の四つ干支を柱とし、その人の生まれ持った可能性を占います。それぞれ年柱、月柱、日柱、時柱といいますが、日本では、出生時間が不明の場合、時柱を除外し、三柱だけで占う事も多いです。では、それぞれの項目を解説します。

天干・地支ってどういう意味?

疑問

まず、命式を解説するには、天干と地支の意味を知りましょう。天干は、十支の(甲・乙・丙・丁・戊・己・庚・辛・壬・癸)を表し、地支は、十二支相関図の(子・丑・寅・卯・辰・巳・午・未・申・酉・戌・亥)を表します。

命式は、天干と地支の組み合わせで、その人の行動を読み解きます。また、天干と地支の組み合わせは、全部で60通りあります。例えば、天干が(丙癸)の組み合わせの場合は、癸の雨雲に太刀打ちできずに、一方的に剋され才能が発揮できない事を意味します。

自分が納得いかなくても、上司や目上には服従しなければならず、抑圧傾向がみられます。また、表面的には、小奇麗な正官を演じていますが、心の中は、もっと自由に自分を表現して、注目を浴びたいと考えている人が多いようです。

十二運の強弱も比べよう!

調べる

十二運とは、五行説の十干が、十二支によってその強さを変化させる指標です。長生、沐浴、冠帯、臨官(建禄)、帝旺、衰、病、死、墓、絶、胎、養、の12から構成され、人間の一生になぞらえています。それぞれの見方は、次のように行います。まず、地支の年柱部分をご覧下さい。午前中に生まれた人の場合です。

地支の年柱部分

  • 酉・・十二運は、胎。母親の胎内で人が神秘的な形成を迎えている様子を表します。自分では成す術がないことも。
  • 辰・・十二運は、養。母親の体内で養われ大きく成長する姿を表します。
  • 亥・・十二運は、長生。この世に産声を上げて誕生するがなお保育を必要としています。
  • 子・・十二運は、沐浴。生まれた人が社会に適用するための初歩的な訓練を行うことを表します。時に取り乱すことも。
  • 丑・・十二運は、冠帯。成人して威儀を正し何とか自立したり、妙に背伸びしたいと思う心が強い事を表します。
  • 寅・・十二運は、建禄。漸く実力もついて働き盛りの時。自立心も負けん気も旺盛。独立独歩の気風。
  • 卯・・十二運は、帝旺。才能発揮の頂点。自尊心もあるが未練たらたら。孤独感と他の者の追撃におびえている。人生では50代の分別盛り。政治分野では60代。
  • 辰・・十二運は、衰。初老期に入り敢えて無理を犯さない用心深さ。識見は円熟の境地でもどこか活動を抑えている感じ。
  • 巳・・十二運は、病。だんだん体力も衰えてくる。死は未だ先でも明らかに死病が現れる。
  • 牛・・十二運は、死。文字通り死の時。故人の遺徳を称え顕彰する姿。
  • 未・・十二運は、墓。もう墓の中に入り人としての評価も決まっている。動くことはない。
  • 申・・十二運は、絶。故人の霊が体から分かれ宙にあると考えられる状態。最弱。以上の12の地支との関係が発生します。これは、言葉の原義とも言えます。

午後に生まれた場合は、子年から亥年の干支の順番に、病、衰、帝旺、建禄、冠帯、沐浴、長生、養、胎、絶、墓、死が当てはまります。

蔵干の季節も見よう!

季節

四柱推命では、地支の働きが一番強く表れます。その地支の中には、干(天干)の気を蔵しており、支はこの蔵干としての働きがあるのです。干は天の気、支は地の気ですが、地の気である支の中にも天の気を蔵しているという考えに基づいたのが蔵干です。

言葉が難しくて、理解できない人も多いので、簡単にご説明します。まず、人間が住んでいる地球には、地の気があります。また、同時に地球は、太陽からの天の気の影響を受けて、季節折々の変化を地球にもたらします。

つまり、地の気は天の気と関係して、四季に応じて盛んになる気を蔵干と言うのです。そして、蔵干を知るには、四時休旺という言葉を知って頂くと、理解がしやすいです。

四時休旺

四時休旺とは、「四時」という四季を、万物の盛衰に表したものです。例えば、木は春になると盛んになり、火は夏になると盛んになります。また、金は秋に、水は冬に、土は四季の変わり目に関係するのです。


つまり、各月は、その季節に旺する気(盛んになる気)を持つ干が蔵干となります。この蔵干、十二運、天干・地支を比べれば、あなたの運命がほぼ分かります。

もっと詳しく調べるには?

生まれた星(通変星)の意味を知ろう!

星の意味

通変は、天干と蔵干がどういう意味を持つのか表す用語です。ほとんどの四柱推命は、この位置にどの通変星があり、どういう性質を持っているのか、非常に重要視します。しかしながら、この星のみでその人の人生や運勢の流れを決める事はありません。

単純に一つの通変星で語りきれない暗示や、複数の星のように読み込んで行かなければならない命もたくさんあります。比肩、劫財、食神、傷官、偏財、正財、偏官、正官、偏印、印綬の10種類に分けられます。今回は、月柱が正官、年柱が偏印なので、次のような意味合いになります。

・正官

リーダーシップ

正官の人は、自分自身を律する機能を持った人のことを表します。決められた行動や仕事に邁進し、自らの才能を世の中の人々に役立てます。リーダーシップを発揮して、周りをコントロールしていく事もあります。

ただし、正官があまりに多いと、不必要な規律に拘束されたり、努力が実らず、功績が出ません。偏官が試練を克服するパワーの星ならば、正官は自分を律して行く星です。

正しい官のイメージ通り、正義感と道徳心を持っていると言えるでしょう。また、実直に物事を遂行して行く性質もあり、それによって信用を得られ、出世が出来ます。

・偏印

芸術

偏印は、タレントの星とも言われ、隠された才能の意味があります。才能開花する事ができるかどうかで、大きく人生が左右されます。例えば、芸術家や、先端の流行やデザイン能力などの才能が、ずば抜けて高い人です。

感性が磨かれることで、星のエネルギーパワーが強くなります。もし、この星を持つ人は、興味のある事を探し、それに邁進していく方が、より豊かな人生を送れます。


命式と大運の見方とは?

見方

  • 1、まず、天干と地支がどのような関係性になっているのか。
  • 2、命式の日干を中心にその他の干支の強弱を比べる。
  • 3、変通星の月、年、時間の意味を調べる。
  • 4、十二運の意味を調べ、変通星とどのような関係性になっているのか。
  • 5、干支、通変星、十二運の象意を具体的につなげて、起こるであろう事柄を予測していきます。
  • 6 、次に、月と年の変通星の並びの関係に対して時間の変通星がどの様に関わっているかを判断します。
  • 7、最後に四柱本体と、大運の関係を見ます。四柱本体に対して、大運がどの様に関わりや流年の関わりを見ます。

つまり、1984年生まれの女性の大運は、命式により、次のように表れました。「33歳11ヶ月~43歳11ヵ月 己巳 傷官 建禄」の場合(一部を抜粋してご紹介します。)

33歳11ヶ月~43歳11ヵ月 己巳 傷官 建禄

  • 己巳(つちのとみ、きし)・・干支の組み合わせの6番目で、前は戌辰、次は庚午と言います。陰陽五行説では、十干の巳は、陰の土、十二支の巳は、陰の火で、相生(火生土)になります。
  • 傷官・・傷官には、正財と偏財を強める働きを持ち、傷官の才能が社会的な価値に結びつきます。傷官が、大運に入るだけで、才能で財を得る機会が増えるという事を表します。
  • 建禄・・建禄は、慎重で用心深いながらも、力強く前進する行動力があります。そのため、現実的でリスクの少ない選択肢を選び、責任のある行動で結果を出します。経験と知恵を重んじ、それを得るための努力を惜しみません。

つまり、正官が、強いときはその正官を抑える機能もあり、逆に歓迎されます。さらに、命式で、比肩や劫財が強いときは、財星につなげる役目もあります。つまり、傷官は、人生の波を操る重要な機能を持っていると言えるでしょう。

次に、上記の表をもとに、四柱本体と関係性を分析します。四柱本体に対して、大運が何年ごとに変わり、分岐点がいつなのか分かります。そうすることで、1984年生まれの女性の性格や仕事運、人生の傾向が判明します。

導かれる運勢

真面目

女性は、真面目で合理的、実利重視な性格です。また控えめで安定した精神を持っています。情が厚く誠実なので周囲からは信頼されます。臨機応変さや融通性に欠ける一面があるので、視野を広く持つよう心掛けるとよいでしょう。

また、成功運が非常に強く、リーダーになる素質があります。特に管理能力、指導力、政治力に強みがあります。大きな野心と上昇志向を持っており、現状に満足せず常に努力し続けます。小さな組織よりも大きな組織の方がより能力を発揮できるでしょう。

時には、波乱万丈の人生になる傾向があります。生き方はあまり器用な方ではなく、一つのことに集中すると他のことが目に入らなくなります。八方美人ではなく、他者にどう思われようとこれが自分の人生だと割り切れるところが最大の強みです。

四柱推命を正しく読み取るには?

干支の強弱

ほし

2番でお話しした、日干とその他の干支の強弱の見方もお話しします。まず日干は、自分自身を表すので、日干が命式において強いのか弱いのかを判断します。また、命式のなかで、最も強い干支と五行の影響の強弱を見ます。

(ただし、命式によっては判断が難しいことので、ご注意下さい。)これまでの出来事や事象を照らし合わせて、検討を重ねています。

特殊星

特殊星

特殊星は、四柱推命おいて運命を見るときに使います。特殊星は、別名「神殺」と呼ばれ、神は吉の特殊星、殺は凶の特殊星のことを指します。命式の中のある干支の組み合わせは運命において大きなシグナルとなります。それらの組み合わせのことを特殊星と言います。

四柱推命は用神や格局を看ることが重要ですが、特殊星にはそれらを看る際に補佐する役割があります。特殊星を看ることで運命を効率的に理解することができます。四柱推命の歴史において、多くの特殊星が記録されています。

非常に重大な事象を正確に言い当てているものもありますが、一方で完全に信用できるというものでもありません。例えば、特殊星だけを見て重要視しすぎたり、不安ばかりに目がいくと、本来の運命の波に乗ることができません。

特殊星は一生に対して全体的に影響を及ぼすので、年柱の特殊星は0~20歳、月柱は20~40歳、日柱は40~60歳、時柱は60歳以降に注意を払うだけで良いと思います。そのため、1984年生まれの女性の命式に出てきた、日徳、天乙貴人、飛刃の意味は次の表のようになります。

特殊星

  • 日徳・・日徳という特殊星を持っている人は、性格が穏やかで礼儀正しく芯の強い人だと言われています。日柱が「甲寅」「丙辰」「戊辰」「庚辰」「壬戌」のいずれかであれば成立します。さらに、日支と歳運の支が沖するときは健康に気をつけるべき年です。
  • 天乙貴人・・天乙貴人は、四柱推命において大きな吉神の一つである特殊星です。貴人の中では最も良い星で、一切の災厄から守られ、健康的に過ごせます。また、日柱に天乙貴人がある方が一番良く、次に時柱にあるのが良いです。
  • 飛刃・・飛刃は、日干から見て羊刃となる支の真向かいにある支が該当します。そのため、力は羊刃の半分程度だと考えられ、吉凶も羊刃に準じます。つまり、飛刃を持っている女性はお産が重い傾向があり、男性は、無鉄砲、ギャンブル好きなどの破天荒な傾向があります。

つまり、聡明で知恵がある人物であれば、社会的に成功していくと言われています。もし、干合、支合していれば、運が早く開け、人から信頼を得て、生涯刑罰にあうことはないです。

まとめ

今回は、四柱推命の命式を解説し、命式の見方をご紹介しましたが、分析出来ましたでしょうか?難しい言葉が並び、どのように行って良いのか分からないと思います。そのような時は、天干、地支、通変星、十二運、蔵干 、特殊星を一つ一つ調べながら、行う事をおすすめします。

そして、天干と地支がどのような関係性で、その他の干支に影響するのか強弱を調べて下さい。変通星との関係性から干支、通変星、十二運の象意が見えてくるでしょう。四柱推命で適職を占いたい場合は以下の記事でその方法を紹介していますのでぜひご覧ください!

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