バレイヤージュとはどんなヘアカラー?毛先だけ染めるセルフのやり方は?
更新:2019.06.21
バレイヤージュというヘアカラー法を知っていますか?バレイヤージュカラーとは、毛先だけ染めるようにするカラー法で、根元の黒髪が生えてきてもプリンになりにくくなっています。今回は、海外セレブにも大人気のバレイヤージュカラーについてや、セルフでバレイヤージュカラーのやり方をご紹介します。
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INDEX
バレイヤージュとはどんなヘアカラー?
バレイヤージュヘアカラーとはグラデーションカラーのひとつ
バレイアージュヘアカラーとは、ヘアカラーの手法のひとつです。バレイヤージュカラーは、数あるヘアカラーの手法の中でも、グラデーションカラーの仲間です。
グラデーションカラーとは、髪の毛の根元に近い部分は黒髪か、黒髪に近い暗めのトーンで、毛先にいけばいくほど明るい色のヘアカラーとなるようにカラーリングする手法のことです。バレイヤージュカラーはグラデーションカラーの仲間なので、根元より毛先の方が明るい色となります。
バレイヤージュカラーがシンプルなグラデーションカラーと違う点は、ハイライトが入っていることです。ハイライトとは、ほかの髪の毛よりも明るく染めた毛束を作ることで、髪の毛を立体的に見せるヘアカラーのことです。
POINT
バレイヤージュカラーとは?
バレイヤージュカラー = グラデーションカラー × ハイライト!
バレイヤージュカラーのメリット①根元が暗めで黒髪が生えてもバレない
バレイヤージュカラーのメリットの1つ目は、根元が暗めなので、黒髪が生えてきてもわかりにくいことです。髪全体を染めるヘアカラーの場合は、髪の根元から毛先までが同じ色になるように染めます。そのため、黒髪が新しく生えてくると目立ちやすく、いわゆるプリン状態になってしまいます。
しかし、バレイヤージュカラーの場合は、根元は黒髪かそれに近い暗めの色合いなので、黒髪が生えてきても目立ちにくく、プリンになりません。なかなかヘアカラーができる機会がない人や、ヘアカラーの頻度を落として、髪をいたわりながら伸ばしたい人にとっては、大きなメリットです。
バレイヤージュカラーのメリット②毛先だけ染めるからダメージが少ない
バレイヤージュカラーのメリットの2つ目は、毛先だけ染めるヘアカラーなのでダメージが少ないことです。バレイヤージュカラーは、髪全体を暗めのトーンに染めることもありますが、黒髪のまま、ハイライトを入れる箇所と毛先だけ染めるというやり方もできます。
ハイライトを入れる毛束と毛先だけ染めることで、たとえブリーチしたとしてもダメージを受ける髪の毛が少なくなり、髪へのダメージを格段に抑えられるんです。また、毛先だけ染めるバレイヤージュカラーは、頭皮にカラー剤がつかないので頭皮のダメージも抑えられます。
下に、黒髪グラデーションカラーについての記事を載せておきます。黒髪グラデーションカラーは、プリンにならない上にダメージも少ないカラーです。興味のある方はぜひ読んでみてください。
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セルフでバレイヤージュヘアカラーをするやり方は?
セルフでバレイヤージュヘアカラーをするやり方STEP⒈準備
セルフでバレイヤージュカラーのやり方で、まず最初にすることは、準備です。セルフバレイヤージュカラーをするためには、しっかりとした準備が大切です。まずは、セルフバレイヤージュカラーに必要なものを買い揃えましょう。セルフでバレイヤージュカラーをするときに必要なものをご紹介します。
セルフバレイヤージュカラーをするときに準備するもの
- クリームタイプのヘアカラー剤
- カラー剤を入れる容器(使い捨てられるものがおすすめ)
- ビニール手袋
- いらないタオル(服の襟元を保護する用)
- カラー剤付属のエプロンなど、服を保護できるもの
- タイマー
- ハケ
バレイヤージュカラーをセルフで行うときには、泡タイプのカラー剤はおすすめしません。泡カラーは、髪をムラなく染めるのに適したカラー剤で、ハイライトなど、ピンポイントで染めるときには適さないからです。下に、市販のカラー剤についての記事を載せておきます。カラー剤選びに困ったら参考にしてみてください。
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セルフでバレイヤージュカラーをするのに必要なものが準備できたら、カラー剤を塗る前の下準備をします。下準備のやり方は以下の通りです。
セルフでバレイヤージュカラーをする前の下準備
- いらないタオルを、洋服の襟元を保護するように巻きつける
- カラー剤付属のエプロンなど、服を保護できるものをつける
- ビニール手袋をはめる
- 用意したカラー剤を、ハケで塗りやすいように容器に移す
- タイマーを適切な時間にセットする
セルフでバレイヤージュヘアカラーをするやり方STEP⒉カラー剤を塗る
セルフバレイヤージュカラーの準備が済んだら、カラー剤を塗っていきます。ヘアカラー剤を塗るのは、髪が完全に乾いた状態のときにしてください。それでは、カラー剤の塗り方を説明します。
セルフバレイヤージュカラーのためのカラー剤の塗り方・コツ
- ハケにカラー剤をとり、ハイライトを入れたい部分に、線を描くように塗布していきます。
- 毛先全体にカラー剤を塗ります。
- 毛先にいけばいくほど、カラー剤の量を増やして塗るのがポイントです。
バレイヤージュとは、フランス語で『箒で掃く』という意味の言葉です。箒で掃いた跡ようなランダムなハイライトがポイントのカラーリングなので、ハイライトにこだわってみてください。
セルフでのバレイヤージュヘアカラーのやり方STEP3.カラー剤を乳化
ヘアカラー剤を塗った状態で規定時間待ったら、カラー剤を洗い流していきます。カラー剤を洗い流すときには、いきなりシャワーで洗い流すのはNGです。カラー剤の定着をよくするためにも、一度しっかりと乳化させましょう。
乳化のやり方はとても簡単です。ヘアカラー剤のついた髪にぬるま湯を少しかけ、カラー剤とお湯をなじませるように揉み込むだけです。普段オイルクレンジングを使用している人なら分かるかと思いますが、クレンジングを流す前に、少量のお湯で肌をクルクルとマッサージする『あれ』と同じです。
乳化が済んだら、ヘアカラー剤が残らないように洗い流します。ぬるっとした感じがなくなるまで、しっかりと洗い流しましょう。髪を洗い終わったら、髪をタオルドライして乾かします。タオルドライに使うタオルは、汚れても構わないものを使いましょう。カラー剤の色素がタオルについてしまうとなかなか落ちません。
POINT
ヘアカラーの色持ちをよくするために!
ヘアカラーが終わった後の髪は、ダメージを受けている状態です。ヘアカラー後は、トリートメントなどで髪をいたわってあげましょう。そうすることで、カラーを長持ちさせる効果も期待できます。
レングス別!バレイヤージュのヘアカラーカタログ5選
バレイヤージュカラーのヘアカタログ①ロング
ロングスタイルのバレイヤージュカラーです。バレイヤージュカラーは、ハイライトがポイントのグラデーションカラーなので、髪の面積が多いロングヘアにとてもよく似合います。パーマやコテで巻いたスタイルにすると、ハイライトによって、より立体感が出るのでおすすめです。
上の画像のスタイルでは、髪の表面にレイヤーが入っています。レイヤーが入ることで、髪を巻いたときにより動きが出やすく、髪を立体的に見せてくれています。
バレイヤージュカラーのヘアカタログ②ミディアム
ミディアムスタイルのバレイヤージュカラーです。ミディアムレングスのバレイヤージュカラーは、ロングよりも軽さがあって、とても可愛らしい印象です。ミディアムヘアの女性はとても多いですが、バレイヤージュカラーなら、周りとひと味違ったヘアスタイルになりそうです。
バレイヤージュカラーのヘアカタログ③ボブ
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レイヤーボブのバレイヤージュカラーです。レイヤーとハイライトの組み合わせで、とても立体的でおしゃれな雰囲気のボブスタイルになっています。ボブのバレイヤージュカラーは、外ハネアレンジとも相性がよく、とてもおすすめです。外国人風カラーを目指している方は、この画像を参考にしてみてはいかがでしょうか。
バレイヤージュカラーのヘアカタログ④ショート
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ショートスタイルのバレイヤージュカラーです。ショートの場合は、グラデーションの面積は減りますが、ハイライトがとても映えるスタイルになっています。ショートヘアは、スタイリングで髪に立体感を持たせることが多いです。そのため、立体感のでるバレイヤージュカラーはぴったりのカラーリングなんです。
バレイヤージュカラーのヘアカタログ⑤メンズ
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メンズでもバレイヤージュカラーは注目なんです。上の画像は、ツイストパーマをかけた上からバレイヤージュカラーをしています。バレイヤージュカラーは、直毛のままよりも、パーマなどで髪に動きを出したほうが、よりきれいに見えます。バレイヤージュカラーを考えているメンズの方は、ぜひ参考にしてみてください。
ヘアカラーはバレイヤージュカラーにして周りと差をつけよう!
いかがでしたか?今回は、最近海外セレブにも人気のバレイヤージュカラーについてご紹介しました。バレイヤージュカラーは、髪に立体感が出るだけでなく、ナチュラルな雰囲気やおしゃれ感が人気の理由です。
バレイヤージュカラーはセルフでもできますが、最初は、美容師さんがどのようにカラーリングしているかを偵察する意味も兼ねて、美容院で染めてもらうのがおすすめです。ヘアスタイルで周りと差をつけたい!という方は、ぜひバレイヤージュカラーをオーダーしてみてくださいね。
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