リタッチカラーとは?意味やフルカラーとの違い|最適な頻度についても!
更新:2019.06.21
美容院などで、よく耳にするリタッチカラー。「リタッチカラーって何だろう?」と疑問に思ったことはありませんか? リタッチカラーの意味とは、リタッチカラーとフルカラーの違い、最適な頻度、髪色をキレイにキープするコツなど、リッタチカラーについて詳しく解説していきます!
※商品PRを含む記事です。当メディアはAmazonアソシエイト、楽天アフィリエイトを始めとした各種アフィリエイトプログラムに参加しています。当サービスの記事で紹介している商品を購入すると、売上の一部が弊社に還元されます。
INDEX
リタッチカラーの意味とは?
リタッチカラーの意味とは伸びた根元の部分だけを染めること
リタッチカラーの意味とは、伸びた髪の毛の根元の部分のみを染めるカラーリング方法です。リタッチの意味は、補修や修正などです。リタッチカラーとは、根元の部分だけを染めて、もともと染めていた部分との境目をなくし、全体のカラートーンを修正するカラーリング方法という意味です。
リタッチカラーをする意味とはプリン頭の解消
髪の毛は、1日で平均0.3㎜~0.4㎜、つまり1ヶ月では約1㎝前後、伸びると言われています。ということは、1ヶ月で1㎝、2ヶ月で2㎝、根元から髪の毛が伸びてきます。その結果、根元と毛先の色が違う、いわゆる「プリン」の状態になってしまいます。
「プリンは嫌だけど、頻繁にカラーするのは髪へのダメージが心配、、」という方におすすめなのが、リタッチカラーです!新たに伸びた根元の部分だけを染めて、すでに色染めしていた部分と同じ色にし、境目をなくすカラーリング方法です。わざわざ全体染めをしなくても、均一な髪色に戻すことができます。
リタッチカラーとフルカラーの違いは何?
リタッチカラーとフルカラーに違い①染める面積の違い
View this post on InstagramA post shared by tomoaki.N/ヘアアレンジ/三重県美容師 (@tomo_belle) on
リタッチカラーとフルカラーの違い1つ目は、染める面積の違いです。フルカラーは髪の毛全体を染めるのに対し、リタッチカラーは伸びた根元の部分だけを染めます。その為、前にカラーした根元以外の部分には、カラーダメージがかかりません。
リタッチカラーとフルカラーの違い②施術時間の違い
View this post on InstagramA post shared by Sucle(シュクレ) (@sucle_) on
リタッチカラーとフルカラーの違い2つ目は、施術時間の違いです。フルカラーは髪の毛全体を染めるのに対し、リタッチカラーは根元の部分しか染めないので、フルカラーより、リタッチカラーの方が時間を短縮できます。特にロングヘアーの場合などは、染める面積が大きく違うため、かなりの時間短縮ができるでしょう。
リタッチカラーとフルカラーの違い③値段の違い
View this post on InstagramA post shared by serba 35K (@serba_serbi_35k) on
リタッチカラーとフルカラーの違い3つ目は、値段の違いです。薬剤の量が違うため、ほとんどの美容室では、フルカラーよりリタッチカラーの方が値段が低めに設定されています。特に、美容室に通う頻度が高い方などには、「お財布に優しい」というのは嬉しいポイントですよね。
リタッチカラーのメリット5選
リタッチカラーのメリット①髪へのダメージが少ない
リタッチカラーのメリット1つ目は、髪へのダメージを最小限に抑えられることです。同じ箇所を何回も染めてしまうと、それだけ髪への負担も増えてきます。特に明るい髪色の場合や、パーマや縮毛矯正をしている場合などは、髪への負担が気になりますよね。
「プリンになるのは嫌だけど、毛先の傷みが気になる」という場合は、リタッチカラーにすると問題を解決ですね!髪色を変更しない場合は、リタッチカラーを上手く取り入れて、髪へのカラーダメージを軽減していきましょう。
リタッチカラーのメリット②美容院での施術時間が短い
View this post on InstagramA post shared by three fifteen avenue. (@threefifteenavenue) on
リタッチカラーのメリット2つ目は、施術時間が短いことです。根元部分だけを染めるので、フルカラーより施術時間を短縮することができます。髪の長さにもよりますが、フルカラーにすると、結構な時間が掛ってしまいますよね。忙しい仕事の合間や、用事があって時間がない時は、リッタチカラーがおすすめです。
筆者も美容院でよくリタッチカラーをしますが、フルカラーをする時よりも、「だいぶ時間が短くて、楽だな。」と感じます。他の施術に時間をかけたい時なども便利ですね。筆者は、短くなった時間でよく、簡単な頭皮マッサージなどの施術を取り入れます。
リッタチカラーのメリット③値段がリーズナブル
リタッチカラーのメリット3つ目は、値段がリーズナブルなことです。カラーリングしてから、1ヶ月、2ヶ月たってくるとプリンが目立ってきますよね。でも、ネイルやスキンケア用品など、、女子は何かと出費がかさばります、、。
「できるだけ安く美容室代をすませたい!」そんな時にもリタッチカラーはおすすめです。ほとんどの美容室で、フルカラーよりリッタチカラーの方が、値段設定が安くなっているので、ぜひチェックしてみて下さいね。
また、毛先の傷みなどが気になる方は、浮いたお金でトリートメントやヘッドスパなど、ヘアケアに力を入れてみるのもいいですね。
リタッチカラーのメリット④毛先の色が変わらない
View this post on InstagramA post shared by Su___satoko (@otete.su__) on
リッタチカラーのメリット4つ目は、毛先の色が変わらないことです。リッタチカラーでは、毛先の色が変わらないので、今の髪色が気に入っている方や、デザインカラーをしている方におすすめです。
同じヘアカラーを入れてもらっても、髪の傷みや脱色具合などから、今の髪色と全く同じになるとは限りませんよね。今の髪色を長く楽しみたいという方は、リタッチカラーをうまく取り入れて、髪色をキープしてみましょう!
リッタチカラーのメリット⑤パーマや縮毛矯正との同時施術が受けやすい
View this post on InstagramA post shared by ミルクティー/ハイライト/シールエクステ/梅田/大阪 (@aki.0218) on
リタッチカラーのメリット5つ目は、パーマや縮毛矯正との同時施術が受けやすいことです。パーマや縮毛矯正は髪への負担が多いので心配ですが、リタッチカラーだと、根元の部分以外はカラーリングによるダメージを受けないので、安心してパーマや縮毛矯正などの施術を受けることができます。
髪へのダメージを考えて、フルカラーとパーマや縮毛矯正は、同日に施術できない美容院も多いです。リタッチカラーを取り入れることで、何度も美容室に足を運ぶ手間も省くことができますね。
リタッチカラーのデメリット5選
リタッチカラーのデメリット①髪色が変えられない
リタッチカラーのデメリット1つ目は、髪の色が変えられないことです。リタッチカラーとは根元だけを染めるカラーリング法なので、髪全体の色を変えることができません。今の髪色が気に入っていない方や、気分転換に髪色を変えたい方には、フルカラーをしてみましょう。
また、フルカラーをすると、色味が全体に入るので、ツヤ感がしっかりでます。髪の毛全体にツヤが出ることで、髪がキレイに見えます。ツヤ感がほしい方には、フルカラーがおすすめです。ツヤが出ると同じ髪色でも全体の印象もガラッと変ります!
フルカラーをしたい時は、あらかじめ、流行のヘアカラーや自分の好みのヘアカラーなどをリサーチしておくと、施術がスムーズに進みますね。ぜひ、チェックしておきましょう!
リタッチカラーのデメリット②毛先の色がぬけて明るくなってしまう
リタッチカラーのデメリット2つ目は、毛先の色がぬけて明るくなってしまうことです。時間がたって、色落ちしてくると髪の毛の中間や毛先の色がぬけて明るくなってしまいます。色落ちが気になってきたら、フルカラーをして、全体を均一な色にしましょう。
また、アイロンやコテなどを使う頻度が高いと、髪が傷んで、色落ちが早くなったり、毛先の傷みが進んだりしますよね。せっかく美容室でキレイにカラーしてもらっても、極端に早く脱色してしまうようでは意味がありませんね。自宅で髪の毛をケアして、毛先の痛みや、色落ちを防ぐことも大切です!
リタッチカラーのデメリット③繰り返すとムラになりやすい
View this post on InstagramA post shared by Sophie’s Salon | Hair & Beauty (@sophies_salon_) on
リタッチカラーのデメリット3つ目は、繰り返すとムラになりやすいことです。リタッチカラーは根元しか染めないので、部分部分で染めた時期が異なることになります。染めた時期が違うと、退色のスピードも変わってくるので、全体を見た時に、ムラになってしまうことがあります。
フルカラーをすると、全体が均一なカラーになって、顔がぱっと明るく見えたり、肌の透明感が上がって見えたりします。ムラや毛先の色落ちが気になってきたら、定期的にフルカラーも取り入れてみましょう。肌色になじんだカラーを取り入れることで、より顔に透明感が出るので、自分に合う髪色を知っておくことも大切です。
RELATED ARTICLE
BEAUTY > ヘアカラー 2019.06.21これがヘアカラーの正しい色選び!!似合う髪色の見つけ方とは?
リタッチカラーのデメリット④伸びすぎているとリタッチできない
View this post on InstagramA post shared by TanyaDiez_haircolorist (@tanya_diez) on
リタッチカラーのデメリット4つ目は、根元の部分が伸びすぎていると、美容院でリタッチカラーできない可能性があることです。その規定は、前回染めてから何ヶ月以内や、根元の長さが何㎝か、など美容室によって違いますので確認しておくといいですね。前回染めてから3ヶ月以内や根元の長さが3㎝までという所が多いです。
リタッチカラーのデメリット⑤自分で染めるのは難しい
View this post on InstagramA post shared by Ikumi Sekizawa (@miniature_plant193) on
リタッチカラーのデメリット5つ目は、自分で染めるのが難しいことです。すでに染まっている髪の毛と、これから染める色を同じにするは、かなりの技術が必要です。前回染めた部分もある程度、退色しているので、同じヘアカラー剤を使ったとしても、同じ色にするのは非常に難しいです。
また、一度色を入れて、イメージと違ったからと言って、また色を重ねても上手くいくとは限りません。そうなると手間も時間もかかってしまいます。時間短縮の為にセルフでしても、失敗してしまうと意味がないので、キレイに仕上げるためにも、美容院に行ってプロに施術してもらうことをおすすめします!
それでもセルフカラーにチャレンジしてみたいという方は、カラー剤のおすすめを調べたり、説明書などをよく読んでからチャレンジしてみてくださいね。
RELATED ARTICLE
BEAUTY > ヘアカラー 2019.06.21市販カラー剤おすすめランキング5!泡はセルフカラーで染まる?
リタッチカラーの最適な頻度はどれくらい?
リッタチカラーの最適な頻度①1ヶ月~2ヶ月に1回程度
View this post on InstagramA post shared by #𝒆𝒇𝒔𝒂𝒏𝒆𝒔𝒂𝒄𝒍𝒂𝒓 #hairstyle (@efsanesaclar) on
リタッチカラーの最適な頻度、1つ目は、1~2か月に1回程度です。髪の毛は1ヶ月に1㎝、2ヶ月に2㎝、3ヶ月に3㎝と伸びてきますので、いつもキレイな状態をキープしたい方は、これくらいの頻度でリタッチすることをおすすめします。
リタッチカラーの最適な頻度②気になったら
リタッチカラーの最適な頻度2つ目は、気になった時です。というのも、髪が伸びる速さや、カラーが必要な頻度、プリンになって気になる度合いにも個人差があります。こまめにチェックして、根元の部分が気になったら美容室に行くようにしましょう。
また、前回カラーリングした部分も少しずつ退色していきます。その為、いつもリタッチを繰り返しているばかりでは、ムラになったり、退色により毛先が汚く見えたりして、キレイな髪を維持することはできません。2~3回のうち、1回程度はフルカラーをすると、よりキレイに髪色を保つことができます。
リタッチカラーを取り入れて、キレイな髪をキープしよう!
「男性が、初対面で女性のどこをみているか」という調査で、必ずと言っていいほどランクインしてくるのは、「髪型」や「清潔感」ですね。清潔感を保つ上でも、髪のお手入れは必須と言えるでしょう。髪の毛のキレイな人や、いつもキレイにカラーを保てている人ってステキですよね。
ヘアカラーをキレイに保つには、できるだけプリンの状態にしないことや、あらゆるダメージから髪の毛を守ることが、大切です。リッタチカラーは、フルカラーに比べて、髪へのカラーダメージも少なく、お財布にも優しいカラーリング方法です。しかし、リタッチカラーもフルカラーもそれぞれメリット、デメリットがあります。
それぞれのメリット、デメリットの意味を正しく理解し、その時の髪の悩みに合わせたり、適切な頻度を考えて、フルカラーとリタッチカラーを上手に使い分けるといいですね。リタッチカラーを上手く取り入れて、いつもキレイな髪の毛をキープしましょう!
商品やサービスのご購入・ご利用に関して、当メディア運営者は一切の責任を負いません。