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なぜ胸肉は重曹に漬けると柔らかくなる?その理由や炭酸水を使った方法も

更新:2019.06.21

胸肉を重曹につけると柔らかくなるという話を聞いた事ありませんか?今回は豚肉や牛肉の胸肉を重曹に漬けるとなぜ柔らかくなるか、その理由や炭酸水の水を使った下ごしらえの方法などもまとめてみました!冷凍する場合などでも柔らかくできるコツをご紹介しますよ!

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なぜ胸肉は重曹に漬けると柔らかくなるのか?

なぜ胸肉は重曹に漬けると柔らかくなるのか:重曹と胸肉の成分が秘密

なぜ胸肉は重曹に漬けると柔らかくなるのでしょうか。そこには重曹と胸肉の科学的成分に秘密がありました。重曹には炭酸水素ナトリウムという成分が含まれています。そして、豚肉や牛肉、鶏肉といった肉類にはたんぱく質が含まれています。肉類にたんぱく質が豊富に含まれている事は御存じの方も多い事でしょう。

重曹に含まれている炭酸水素ナトリウムは、肉類に含まれているたんぱく質に作用し、筋肉の繊維を柔らかくほぐしてくれるんです。特に胸肉と言うのはお肉の部位の中でも比較的筋肉の繊維が固く、パサパサとした印象のある部位ですよね。ですから胸肉を重曹に漬けると、重曹のパワーによって柔らかくなりやすいんです!

ところでお肉には種類がありますよね。主に日本人に食べられるのは豚肉や牛肉、鶏肉だと思います。中でも比較的安く手に入り、料理にも多様に使えるのが豚肉ですよね!しかし豚肉はちょっと臭みがあるのが気になるところ…。そんな悩みを解消してくれる記事が以下の記事なので、是非豚肉調理の前に一読してみてください。

なぜ胸肉は重曹に漬けると柔らかくなるのか:重曹にも種類がある

なぜ胸肉は重曹に漬けると柔らかくなるのでしょうか。皆さんは「重曹」と聞くと掃除に使用するイメージがあるかと思います。確かに重曹はしつこい汚れもピカピカにしてくれると、人気のお掃除用品ですよね。そんな重曹ですから、料理の下ごしらえに使用するなんて少し抵抗がある方もいらっしゃるかもしれません。

しかし、重曹にも種類があるのです。重曹には医療・工業・食用と3種類もタイプがあるんです!重曹がマルチに活躍する万能なものか分かりますよね!重曹と言うと工業的なイメージに偏りがちですが、食用の重曹はベーキングパウダーなどとして普通に手に入ります。工業用の重曹はキメが粗いのでお掃除などに使用されます。


胸肉を柔らかくするための下ごしらえとして、重曹を使用したい場合は食用の重曹を使用するべきだ!とお考えの方もいらっしゃるかもしれませんが、家に無かったり手に入らなかった場合は工業用の重曹でも問題ありません。ただ、気になってしまうと言う方はやっぱり食用の重曹を使用するようにしましょう!

重曹を使用した場合と炭酸水を使用した場合の違いは?

水や炭酸水は重曹と下ごしらえの段階から違う

それでは重曹を使用した場合と炭酸水を使用した場合の違いについて見て行きましょう。まず、重曹に漬けた胸肉と炭酸水に漬けた胸肉では、下ごしらえの段階で見た目に大分違いが出てきます。大体、重曹も炭酸水も半日から1日ほど漬け込むのがベストだと言われています。

半日から1日重曹水に漬けこんだ胸肉は、全体的に桃色に変化している事が見て取れます。ジップロックの中に溜まっている水も綺麗な桃色に変化していますし、表面はぷるぷるとした弾力を感じる事ができます。一方、炭酸水に漬けこんだ方の胸肉は、全体的に白くなり水も白く濁ってきます。胸肉の繊維が崩れているのも特徴的。

このように、重曹水と炭酸水では全く同じ方法で漬けこんでいたとしても、見た目に顕著な変化が表れてきます。2つとも胸肉を柔らかくする方法として話題になっていますが、ここまで見た目に違いが表れるならば料理や味の好みによってその下ごしらえを使い分けた方が良さそうですよね!

味にも変化が現れる

それでは続いて、重曹水を使用した場合と炭酸水を使用した場合の味の違いについて見て行きましょう。先ほどの見た目の段階ではかなりの違いを見てとれることができましたが、肝心のお味は違いがあるのでしょうか?まずは重曹水に漬けた方の胸肉のお味についてですが、とても柔らかくなるのが特徴です。


胸肉の中身は柔らかくなっており、その表面はぷるぷるとした弾力を感じるのが最大の特徴だと言えます。一方で、炭酸水に漬けた方の胸肉はしっとりと柔らかくなっており、味が染み込みやすいというのも特徴です。「柔らかくなる」という点では同じですが、重曹水は弾力的になり、炭酸水はしっとりとします。

御紹介したように下ごしらえというのは料理の味を左右する大切な工程であることがお分かり頂けたかと思います。特に素材の味を最大限に活かす料理程、重要となってきます。以下の記事ではステーキ肉を美味しく食べるための下ごしらえを明記してありますから、是非こちらも合わせて勉強してみてはいかがでしょうか?

重曹を使って胸肉を柔らかくする方法とコツ

しっかりと漬け込むことで柔らかくなる

まず最初にご紹介する重曹を使って胸肉を柔らかくする方法とコツは、しっかりと漬けこむというポイントです。まずジップロックやビニール袋などに重曹と水を混ぜて入れます。そこに胸肉を投入し、中の空気を抜いて冷蔵庫で漬けこませるのですが、重要なのはその漬けこむ時間です!

一人暮らしの方や主婦の方は、あまり時間がなくて料理に手間暇をかけられない!という方が多いかもしれません。よって下ごしらえにかける時間も少なくなってしまうかもしれませんが、今回の胸肉を柔らかくする方法を実践したい場合はしっかりと胸肉を重曹に漬けこむ事が大切です。

だいたい半日から多い場合で2日間漬けこんでおきます。しっかりと漬けこむことが美味しい胸肉を作る最重要ポイントですから、少し無理をしてでもきちんと漬けこむようにしましょう。胸肉はパサパサとして苦手な方も多い部位ですから、きちんと調理しておいしい胸肉を作れば料理上級者になれますよ。

味付けも一緒にすることができる


続いてご紹介する重曹を使って胸肉を柔らかくする方法とコツは、味付けも同時にすることができるというポイントです。重曹に漬けこんでいる段階で塩コショウと言った軽い味付けなら同時に済ませることができます。忙しい方々にとってはこれは嬉しいポイントなのではないでしょうか?長時間漬けこむので下味も染み込みます。

また、料理によってはスパイスや香味料などと言ったもので味付けをしたいという場合もあるでしょう。そんな時はまずは重曹と水だけに漬けこんで、その下ごしらえが終了したら、漬けこんだ液を捨ててから味付けするようにしましょう。普通に調理するよりも味が染み込みやすくなっている事は間違いないですよ!

味を染み込みやすくすると言えば、「低温調理」も最近話題ですよね!特に豚肉や牛肉、鶏肉と言った肉類は低温調理することによって、柔らかくしっとりとしやすくなり、味もよく染み込みます。以下の記事ではそんな気になる低温調理の方法やレシピについてまとめてありますから、気になる方は見てみてください!

重曹は少なくてOK

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続いてご紹介する重曹を使って胸肉を柔らかくする方法とコツは、重曹は少なくて大丈夫というポイントです。重曹に漬けると描いていますが、正確には重曹水です。水道水に重曹を混ぜたものをジップロックやビニール袋に入れて漬けこむようにしましょう。

この時、雑菌の繁殖を抑えるために使用する水はミネラルウォーターでは無くて水道水を使用するようにしましょう!また、重曹の効果を最大限発揮させようと、多量の重曹を水に混ぜ合わせたくなるかもしれませんがその必要はありません。大体、ジップロックやビニール袋に適量の水に小さじ一杯で充分です。

炭酸水を使って胸肉を柔らかくする方法とコツ

豚肉でも牛肉でもしっかり寝かす

まず最初にご紹介する炭酸水を使って胸肉を柔らかくする方法とコツは、豚肉でも牛肉でもしっかりと寝かすというポイントです。重曹に漬けこむ方法でも同じですが、炭酸水でもしっかりと漬けこむ時間が必要です。豚肉や牛肉ではお肉の種類が違いますから、漬けこむ時間にも差が必要とお考えの方もいるかもしれません。

しかし、例え豚肉でも牛肉でも、炭酸水にはしっかりと漬けこむことが大切です。また炭酸水だけをジップロックにいれて胸肉を漬けこむと思われるかもしれませんが、炭酸水にプラスして水道水もジップロックの中に入れる必要があります。この時、雑菌の繁殖を防ぐためにミネラルウォーターではなく水道水を使用します。

使用する炭酸水は基本的には何でもいいのですが、強炭酸水を使用するのが筆者のオススメです。炭酸というのは身近な物ですが非常に多くのパワーを秘めているように思います。最近では「炭酸パック」と美容にも効果的だと言われています。以下の記事では炭酸パックについて紹介しているので是非チェックしてみてください!

冷凍はNG

続いてご紹介する炭酸水を使用した胸肉を柔らかくする方法とコツは、冷凍がNGという点です。重曹水でも炭酸水でもジップロックやビニール袋に入れた後に、胸肉を入れて漬けこみますよね。その胸肉は必ず冷蔵庫で保存して下さい。間違ってでも冷凍庫で保存するなんてことはあってはなりません!

また、お肉の鮮度を保つために常温での保存も絶対にダメです!間違えて常温で漬けこんでしまった場合は絶対に口にしないようにしましょう。食中毒の危険性があります。冷凍は漬けこむ際にはNGですが、しっかりと冷蔵で漬けこんだお肉を冷凍保存するのは大丈夫です。しかしなるべく冷凍は控えた方が良いでしょう。

重曹と炭酸水のパワーでおいしい胸肉料理を作ろう!

いかがでしたか?胸肉はパサパサとしているので料理に使いにくく、苦手だという方も多いかもしれませんね。しかし、重曹水や炭酸水に漬けこむことで、しっとりと柔らかく胸肉を調理することができるんです!この方法を知っておけば料理をワンランク上のものにすることができますよね!

この方法は、豚肉でも牛肉でも使用することができますし下ごしらえをして冷蔵庫で放置するだけなので、手間暇もかからずお手軽にできます。しっかりと漬けこむことで柔らかい胸肉ができあがりますよ!

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