Large thumb shutterstock 326885012

髪を乾かさないで寝るとどうなる?頭皮のダメージは?メリットとデメリットも

更新:2019.07.31

髪を乾かさないで寝ると、一体どうなるのでしょうか。この記事では、頭皮や髪の毛のダメージがそれぞれどれほどのものになるのか、紹介します。風呂上がりに髪を乾かさないことによるメリットとデメリットもまとめるので、参考にしてみてくださいね。

※商品PRを含む記事です。当メディアはAmazonアソシエイト、楽天アフィリエイトを始めとした各種アフィリエイトプログラムに参加しています。当サービスの記事で紹介している商品を購入すると、売上の一部が弊社に還元されます。



髪の毛を乾かさないことのメリットとは?

髪の毛を乾かさないことのメリット①夏場に余計な汗をかかずに済む

パーマの女性

髪の毛を乾かさないことのメリット一つ目は、夏場に余計な汗をかかずに済むということです。髪の毛を乾かす時は、どうしてもドライヤーの熱に直撃されることになります。これが、夏場には苦痛に感じられて仕方がないでしょう。髪の毛を乾かすために、洗ったはずの頭皮が汗で汚れてしまうことにもなりかねません。

しかし、髪の毛を乾かさなければ、このような状態に見舞われることはありません。特に夏場においては、このメリットを享受したいとの思いから、あえて髪を乾かさないようにしている人も多いのではないでしょうか。

髪の毛を乾かさないことのメリット②面倒な作業から解放される

楽しげな人

髪の毛を乾かさないことのメリット二つ目は、面倒な作業から解放されるということです。髪の毛を乾かすことは、誰にとっても等しく面倒に感じられて仕方のないものです。化粧やスキンケアよりも面倒くさいと感じている女性も多いほど、髪の毛を乾かすという作業は精神的苦痛の伴う作業なのです。

そんな面倒ごとから解放されるというのは、髪の毛を乾かさないことの大きなメリットといえるでしょう。髪の毛を乾かさないというただそれだけのことで、1日の作業量が少しだけ軽減されると思うと、解放されたような気になるはずです。

髪の毛を乾かさないことのメリット③早く寝ることができる

寝ようとする人

髪の毛を乾かさないことのメリット三つ目は、早く寝ることができるということです。髪の毛を乾かさなければ、早く床について眠ることができます。毎日忙しく働く社会人にとって、これは大きなメリットであるといえます。特に家に帰ってすぐに寝たいという人からすると、風呂上がりそのまま寝られるのは嬉しいことです。

髪の毛を乾かさないことのデメリットとは?


髪の毛を乾かさないことのデメリット①髪の毛にダメージがかかる

白黒の女性

髪の毛を乾かさないことのデメリット一つ目は、髪の毛にダメージがかかるということです。いうまでもないことですが、髪の毛を乾燥させずに放置してしまうと、髪の毛にダメージがかかります。後ほど詳しく説明しますが、あなたの思っている以上に相当なダメージがかかることになるので、気をつけた方が良いでしょう。

髪の毛を乾かさないことのデメリット②風邪を引くリスクが高まる

ストレートの髪

髪の毛を乾かさないことのデメリット二つ目は、風邪を引くリスクが高まるということです。水分は蒸発するとき気化熱といって周りの熱を奪う性質を持っています。そのため、髪の毛を乾かさないままにしてしまうと、風邪を引く可能性が高くなります。特に冬場やエアコンをつける夏場は冷えやすいので気をつけましょう。

髪の毛を乾かさないことのデメリット③翌朝髪の毛がまとまらない

ボサボサの女性

髪の毛を乾かさないことのデメリット三つ目は、翌朝髪の毛がまとまらないということです。髪の毛を乾かさずに寝た経験のある人ならわかるでしょうが、そのまま放置することで朝になると酷い寝癖がついてしまいがちです。特に髪の毛が柔らかく細い傾向にある人は、絡まってどうしようもない状態に陥ることもあるでしょう。

前半|風呂上がり髪の毛を乾かさないと頭皮・髪の毛のダメージはどうなる?

風呂上がり濡れたままの髪・頭皮はどうなるのか①キューティクルが損傷

カールの髪の毛

風呂上がり濡れたままの髪のダメージはどうなるのか一つ目は、キューティクルが損傷してしまうということです。キューティクルは、髪の毛が濡れた状態だと剥がれやすくなってしまいます。そのまま寝床に入ってしまうことで、寝具との間に摩擦が生じてキューティクルが傷つくことにつながります。

キューティクルがはがれた髪の毛は、ダメージを受けパサパサと乾燥した状態に陥ります。いくらトリートメントで内部を補修していたとしても、キューティクルがはがれてしまうと外部からダメージを受けることになるので、結果的に髪の毛は弱ることとなります。

そもそも髪の毛は三段構造になっていて、その外側にあるのがキューティクルです。キューティクルはうろこ状になっていて、髪を外部ダメージから守る働きをしています。キューティクルは髪が濡れた状態だと開いていて、乾くと閉じます。キューティクルに髪を守ってもらうには乾かすことが大切なのです。

風呂上がり濡れたままの髪・頭皮はどうなるのか②雑菌が繁殖して臭いが発生

パープルヘアー

風呂上がり濡れたままの髪のダメージはどうなるのか二つ目は、雑菌が繁殖して臭いの原因になるということです。考えたくないことですが、髪の毛を乾かさずに放置すると、雑菌が繁殖する温床になります。生乾きのタオルが臭う原理と同じように、雑菌が悪臭をもたらすこととなってしまいます。こちらも避けたい事態です。

風呂上がり濡れたままの髪・頭皮はどうなるのか③炎症を起こす可能性がある

綺麗な髪の毛

風呂上がり濡れたままの髪はどうなるのか三つ目は、炎症を起こす可能性があるということです。髪の毛を乾かさないで放置すると、雑菌が繁殖して、炎症を引き起こし、フケや痒みなどの症状につながることがあります。雑菌が繁殖した状態の頭皮をそのままにすることで、ゆくゆくは頭皮トラブルの原因となってしまうのです。

以下に関連記事として、髪の毛が痛む原因となることを挙げ連ねているものがあります。風呂上がりに濡れたまま髪の毛を放置してしまうことも髪の毛が痛む原因の一つですが、他にも色々な要因で髪の毛がダメージを受けている可能性があります。キューティクルのヘアケアやダメージ修復方法も参考にしてみてくださいね。

後半|風呂上がり髪の毛を乾かさないと頭皮・髪の毛のダメージはどうなる?


風呂上がり濡れたままの髪・頭皮はどうなるのか④枝毛になる

黒髪の女性

風呂上がり濡れたままの髪はどうなるのか四つ目は、枝毛になるということです。自然乾燥によって髪の毛がダメージを受け続けることにより、枝毛を引き起こすことになります。枝毛とは、髪の毛の先が枝分かれした状態のことを指すものです。もしあなたの髪に枝毛が見受けられるなら、それは傷んでいる証拠です。

風呂上がり濡れたままの頭皮はどうなるのか⑤薄毛の原因に繋がる

グラデーションヘア

風呂上がり濡れたままの頭皮はどうなるのか五つ目は、薄毛の原因に繋がるということです。恐ろしいことに、髪の毛を乾かさずそのままにしてしまうと、薄毛への一歩を踏み出すことにもなりかねません。髪を乾かさないと、頭皮が冷えて血行が悪くなります。その結果、髪に栄養が行き渡らなくなり、薄毛になってしまうのです。

風呂上がり濡れたままの頭皮はどうなるのか⑥脱毛症につながることもある

シルクのような髪の毛

風呂上がり濡れたままの頭皮はどうなるのか六つ目は、脱毛症につながることもあるということです。なんとも恐ろしい話ですが、風呂上がりに髪を濡れたままにすると、ゆくゆくは脱毛症になることもあります。ダメージを受けたキシキシの髪の毛を無理やり梳かすことによって、人為的に髪を引っ張ることにつながるためです。

これを毎日続けることによって、毛根にある髪の毛を作り出す細胞がダメージを受けて脱毛症を引き起こすこととなるのです。自然に抜ける髪の毛とは違い、強い力を加えることで抜ける髪の毛の量は多いということも、念頭に入れておかなければなりません。髪を乾かさないことは雑菌や脱毛症など恐ろしい結果を招きます。

髪の毛をドライヤーで素早く乾かすコツとは?

髪の毛をドライヤーで素早く乾かすコツ①あらかじめタオルドライをしておく

乾かす人

髪の毛をドライヤーで素早く乾かすコツ一つ目は、あらかじめタオルドライをしておくことです。濡れたままの髪の毛を直接ドライヤーで乾かすのと、あらかじめタオルで余計な水分を拭き取ってから乾燥させるのとでは、所要時間に大きな差が生まれます。いうまでもなく、タオルドライをした方が乾くまでの時間は短縮されます。

髪の毛をドライヤーで素早く乾かすコツ②ヘアオイルやミルクを馴染ませる

髪をいたわる

髪の毛をドライヤーで素早く乾かすコツ二つ目は、ヘアオイルやミルクを馴染ませることです。ヘアオイルやミルクには、髪の毛のダメージを修復してくれる成分が含まれています。一般に、髪の毛はダメージを受けるほど乾きにくくなるものです。そこでこうしたオイルやミルクを使うことで、早く乾かすことが可能になります。

髪の毛をドライヤーで素早く乾かすコツ③タオルを当てながら乾かす

ストレスな人

髪の毛をドライヤーで素早く乾かすコツ三つ目は、タオルを当てながら乾かすことです。ドライヤーで髪を乾かす際に、ただ手で乾かすのではなく、タオルを当ててこするようなイメージで乾かしましょう。これだけで時短になります。タオルはタオルドライだけのために使うのではなく、ドライヤーとの相乗効果を狙ってください。

以下に関連記事として、くせ毛が収まるブローの方法をまとめているものがあります。髪の毛をドライヤーで乾かす際、素早く乾かすことも大切ですが、くせ毛を抑えて綺麗にまとめることを意識するのも必要なことです。そこで以下の記事を参考にして、髪の毛が綺麗になるコツと秘密を学んでみてください。

風呂上がり髪を乾かさないで寝ることはやめよう!

髪の毛が長い女性ほど、ついついやってしまいがちなのが、風呂上がりに乾かさないでそのまま寝るという行為です。しかし、よく散見されるこの行為ほど、髪の毛にダメージを与える原因となるものはありません。髪の毛をドライヤーで乾かすのは確かに大変ですが、これを機にしっかりブローするようにしましょう。

たった1日でも髪の毛を乾かさないで寝るだけで、雑菌は繁殖し髪の毛は大きなダメージを受けてしまいます。ここでドライヤーで乾かすことの重要性を再認識し、風呂上がりにブローをすることを日課としてください。髪を乾かさないことを甘くみている節があったというあなたは、反省して考えを改めましょう。

●商品やサービスを紹介いたします記事の内容は、必ずしもそれらの効能・効果を保証するものではございません。
商品やサービスのご購入・ご利用に関して、当メディア運営者は一切の責任を負いません。