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髪の毛が痛む原因は?キューティクルのヘアケア・ダメージ修復方法も

更新:2019.07.11

髪の毛が痛むのは、日々のお手入れが間違っているのかもしれません。今回は髪の毛やキューティクルが痛む原因や、痛んだ髪のダメージの修復方法、そしてキューティクルを守るヘアケアなどを詳しく解説します。髪の毛が痛む原因を知って、健康で美しいつや髪になりましょう。

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髪の毛が痛むとは?

髪の毛が痛むとはキューティクルが傷ついていること

髪

髪の毛が痛むとは、キューティクルが傷ついているということです。通常のキューティクルは規則正しくうろこ状に重なり合っています。しかし、キューティクルのうろこが剥がれたりなくなったりして傷ついていると、中に含まれるタンパク質や水分が流出してしまい、髪が痛んだ状態になります。

髪の毛が痛むとキューティクルは戻らない

髪の毛

髪の毛が痛むとキューティクルは戻りません。一度剥がれたりなくなったりしたキューティクルのうろこは、元に戻すことはできないため、普段から髪を強くする方法を習慣づけておく必要があります。ただし、栄養素を補って痛んだ髪を補修する方法はあるので、痛んだ髪を悪化させない補修方法も身につけましょう。

髪の毛が痛む原因・キューティクルが痛む原因とは?

髪の毛・キューティクルが痛む原因①ドライヤーやヘアアイロンの熱

ドライヤー

髪の毛やキューティクルが痛む原因1つ目は、ドライヤーやヘアアイロンの熱によるものです。髪の毛を乾かす時に熱を与えすぎてしまうと、髪の中にある水分や油分が取られてしまい、髪の毛が硬くなって手触りがゴワゴワしたり、まとまりがなくなったりします。

ドライヤーは普通に乾かすだけならば、あまりダメージは与えませんが、熱を過剰に与えてしまうと髪の毛の痛みの原因になります。ヘアアイロンは高熱を直接髪の毛にあてるため、痛みに直結してしまいます。同じ箇所に繰り返し熱を加えると、ますます痛んでしまいます。

髪の毛・キューティクルが痛む原因②摩擦

シャンプー

髪の毛やキューティクルが痛む原因2つ目は、摩擦によるものです。きちんと乾かさずに半乾きのままで寝てしまうと、枕との摩擦で髪の毛がダメージを受けてしまいます。キューティクルのうろこがよじれ、剥がれたりなくなったりして髪の痛みに直結します。

また、シャンプー前にブラッシングをしないことも摩擦を起こします。髪の毛がもつれたままでシャンプーすると、そのもつれをこすり合わせるような状態になり、シャンプーによって髪に摩擦を起こし痛みの原因になります。

髪の毛・キューティクルが痛む原因③紫外線

太陽

髪の毛・キューティクルが痛む原因3つ目は、紫外線によるものです。紫外線は日焼けだけでなく、髪の毛が乾燥する原因にもなります。また、髪の毛についているスタイリング剤などを酸化させてしまうこともあり、酸化物がたまるとザラザラした手触りになってしまいます。

髪の毛・キューティクルが痛む原因④カラーやパーマの薬剤

カラー

髪の毛やキューティクルが痛む原因4つ目は、カラーやパーマの薬剤によるものです。アルカリ性の薬剤を髪に使用すると、髪の毛の表面にあるキューティクルのうろこを開かせ、組織を壊してしまいます。破壊されたキューティクルは戻らないため、髪が痛む原因になってしまいます。

髪の毛・キューティクルが痛む原因⑤過激なダイエット

ダイエット

髪の毛やキューティクルが痛む原因5つ目は、過激なダイエットによるものです。極端な食事制限や、栄養の偏った食事をしていると、髪の毛を育てる栄養素も不足してしまいます。栄養不足になると、つやのないパサパサな髪の毛しか生えてこなくなります。

髪の毛・キューティクルが痛む原因⑥ストレス

ストレス

髪の毛やキューティクルが痛む原因6つ目は、ストレスによるものです。ストレスをため込んでいると、交感神経が優位になり血管が収縮します。髪の毛を育てる毛母細胞に栄養素が届きにくくなり、栄養素が足りなくなると、キューティクルのうろこも乱れてパサついた髪の毛になります。

髪の毛・キューティクルが痛む原因⑦冷暖房

エアコン

髪の毛・キューティクルが痛む原因7つ目は、冷暖房によるものです。冷房や暖房は室内を乾燥させるため、使いすぎると髪の毛の水分も蒸発してパサついてしまいます。また暖房は熱が発生するため、温風のあたる場所にいると、直接髪の毛に熱を浴びて痛む原因になります。

痛んだ髪のダメージ修復方法は?

痛んだ髪の毛のダメージ修復方法①ヘアカラーの痛みはシリコンシャンプー

シャンプーボトル

痛んだ髪の毛のダメージ修復方法1つ目は、ヘアカラーの痛みにはシリコン入りシャンプーを使うことです。アルカリ性の薬剤でヘアカラーを繰り返した髪は、シリコン入りのシャンプーで、キューティクルの中の失ったタンパク質や水分を補給します。


アミノ酸が多く含まれたものや、シリコンによって疑似的に剥がれたりなくなったりしたキューティクルのうろこを作ります。痛んだ髪は元には戻りませんが、補修された髪の毛は疑似的にできたキューティクルのうろこで、手触りが良くなります。

痛んだ髪の毛のダメージ修復方法②保湿メインのトリートメントを使う

ケア

痛んだ髪の毛のダメージ修復方法2つ目は、保湿メインのトリートントを使うことです。痛んだ髪は元には戻りませんが、栄養分を補うことでタンパク質や水分を補修することはできます。コラーゲンやヒアルロン酸などの保湿成分がたっぷり入ったトリートメントを使うことで、痛んだ髪の毛を補修します。

痛んだ髪の毛のダメージ修復方法③痛んだ髪をカットする

カット

痛んだ髪の毛のダメージ修復方法3つ目は、痛んだ髪をカットすることです。一度剥がれたキューティクルの補修はできますが元には戻りません。思い切って痛んだ髪をカットしましょう。そして、新しく生えてきた髪をヘアケアしながら、大事に伸ばしていきましょう。

痛んだ髪の毛のダメージ修復方法④髪の毛に良い食事をする

食事

痛んだ髪の毛のダメージ修復方法4つ目は、髪の毛に良い食事をすることです。髪を強くするためには、髪の毛の主成分であるタンパク質やアミノ酸を取るように心掛けましょう。なくなった成分を補修して、健康な髪の毛を作りましょう。

また頭皮を正常に保てるビタミンAや、健康な髪を作る補助をするビタミンB群、抜け毛を予防して髪を再生するビタミンD、血行を促進して髪に必要な栄養素や酵素を届けるビタミンE、髪の細胞膜を作りつやを与えるオメガ3脂肪酸、細胞分裂を促す亜鉛など、髪に良い栄養素がたくさんあります。バランス良く取りましょう。

髪に良い栄養素

栄養素 品目
タンパク質・アミノ酸 肉・魚・大豆・乳製品・卵
ビタミンA 緑黄色野菜・レバー
ビタミンB群 肉・魚・大豆・乳製品・卵
ビタミンD 魚・卵黄・日光を浴びる
ビタミンE アボカド・ナッツ類
オメガ3脂肪酸 青魚
亜鉛 牛肉・牡蠣

美肌になれる精製水は、実は髪の毛にも使える便利でコスパの良い純度の高い水です。痛んだ髪の毛の補修にも役立つ精製水の使い方や代用方法、また精製水で手作り化粧水を作る方法などを紹介した下記の記事もあわせてご覧ください。

キューティクルを守るヘアケア方法は?

キューティクルを守るヘアケア方法①シャンプーは泡立ててから髪にのせる


キューティクルを守るヘアケア方法1つ目は、シャンプーは泡立ててから髪にのせることです。キューティクルのうろこは髪の毛が濡れると開く性質があり、開いた状態で洗うと摩擦によりキューティクルが傷ついてしまいます。シャンプーは手のひらで先に泡立ててから、髪にのせて地肌を揉むように洗いましょう。

キューティクルを守るヘアケア方法②トリートメントをこまめにする

トリートメント剤

キューティクルを守るヘアケア方法2つ目は、トリートメントをこまめにすることです。濡れた髪はキューティクルが開いた状態になっているので、栄養が入りやすくなっています。髪が痛むのを防いでキューティクルを強くするように、こまめにトリートメントをしましょう。

キューティクルを守るヘアケア方法③洗髪後は濡れた状態でブラッシング

濡れた髪

キューティクルを守るヘアケア方法3つ目は、洗髪後は濡れた状態でブラッシングすることです。シャンプーやトリートメントの後は、ドライヤーで乾かす前に濡れたままの髪の毛をブラッシングすると、キューティクルのもつれをほぐし、乾きムラを防げます。

濡れている髪の毛をブラッシングする時に絡まる場合は、ミスト状のトリートメントを、髪の毛全体に拭きかけてからブラッシングすると、ブラシが通りやすくなることや、ドライヤーの熱からもキューティクルを守れます。

キューティクルを守るヘアケア方法④タオルドライする

タオル

キューティクルを守るヘアケア方法4つ目は、タオルドライすることです。タオルでゴシゴシこすってしまうと、キューティクルが剥がれたりなくなったりしやすくなります。タオルで髪の毛をしっかりと押さえるようにすることや、包み込んでから軽く叩くようにして拭くと、キューティクルを痛めません。

キューティクルを守るヘアケア方法⑤髪の根元から乾かす

乾かす

キューティクルを守るヘアケア方法5つ目は、髪の根元から乾かすことです。髪全体に風を当てるのではなく、髪の根元から丁寧に乾かしていくと熱によるダメージを受けにくくします。地肌と根元を乾かしてから毛先に向かって乾かすと、キューティクルが剥がれたりなくなったりすることがありません。

キューティクルを守るヘアケア方法⑥紫外線対策をする

帽子

キューティクルを守るヘアケア方法6つ目は、紫外線対策をすることです。紫外線でキューティクルが剥がれたりなくなったりすると、取り戻すことはできません。キューティクルを保つためには、髪の毛に紫外線が当たらないように、帽子や日傘などしっかりとした対策が必要になります。

キューティクルを守るヘアケア方法⑦規則正しい生活をする

起床

キューティクルを守るヘアケア方法7つ目は、規則正しい生活をすることです。キューティクルを強くするのは、しっかりとした栄養を取ることが必要です。規則正しい生活とバランスの取れた食事をして、毛母細胞に十分な栄養を送るようにすると、キューティクルのうろこも規則正しくなります。

キューティクルを強くするスペシャルヘアケアは?

キューティクルを強くするスペシャルケア①つや出しスプレーを使う

スプレー

キューティクルを強くするスペシャルケア1つ目は、つや出しスプレーを使うことです。スタイリングした髪の毛の表面に吹きかけて、軽くコームでとかします。オイル成分が配合されているので、髪の毛1本1本をコーティングしてキューティクルを痛めません。メンズウケするつや髪になります。

キューティクルを強くするスペシャルケア②美容院でトリートメント

美容院

キューティクルを強くするスペシャルケア2つ目は、美容院でトリートメントすることです。トリートメントは髪の毛の表面に塗布するだけでは効果が低いのですが、しっかりと馴染ませることでトリートメントの効果が高くなります。

自宅でスペシャルトリートメントする場合は、髪の毛に塗布したら、一束を片手で持ってピンと伸ばし、もう一方の手はトリートメントをすりこむように上下させます。トリートメントが馴染むと手触りが良くなります。この作業を髪の毛全体にするのはとても大変なので、美容院で定期的にトリートメントしてもらいましょう。

髪の毛が痛む原因を知ってキューティクルを守ろう!

ロングヘア

髪の毛が痛むのには多くの原因がありました。この原因がわかれば、痛んだ髪の毛のダメージ修復方法で補修ができます。また新しく生えてくる髪にはキューティクルを守るヘアケアをして、男性ウケするつや髪を作りましょう。

髪の毛の痛みにはきちんとしたヘアケアをしていると健康なつや髪になれますが、お肌も正しいお手入れをすれば、潤いのある健康な肌になれます。保湿に効果的なガッテン塗りというスキンケアの正しい方法を下記の記事で参考にしましょう。

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