他人を愛せない人・自分しか大切にできない人の特徴と心理10選|原因も
更新:2023.02.02
世の中には、他人のことを愛せない人もいます。自分しか大切にすることができないのです。どんな心理的な原因で他人を愛せなくなってしまったのでしょうか。また、他人を愛せない人にはどのような特徴があるのでしょうか。自分しか大切にできない人について詳しくご紹介します。
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INDEX
他人を愛せない人・自分しか大切にできない人の特徴と心理10選│前半
他人を愛せない人の特徴・心理➀自分しか信用することができない
他人を愛せない人の心理や特徴の一つ目には、自分しか信用することができないというものがあります。常に他の人に対して疑心暗鬼の状態になっているのです。自分をだますかもしれないと思いながら付き合っていれば、確かに、その人のことを愛せないですよね。信頼できない相手への恋心が許されるのは映画の中だけです。
相手のことを信じることさえもできないのに、自分の愛情を預けることなどできるはずもありません。逆に、疑っている相手を魅力的だと思う方が危険ですよね。以下の関連記事は、人を信じられない原因や心理についてまとめています。こちらも参考にしてみてくださいね。
他人を愛せない人の特徴・心理②誰のことも愛したことがない
他人を愛せない人の心理や特徴の二つ目には、誰のことも愛したことがないというものがあります。愛情という存在を自分の中に感じたことがなく、自分の中にそれがあるとも思っていないかもしれませんね。愛情はエネルギーのようなものですが、普通の人の場合には、自然に生まれて心の中から出てきます。
他の人に対して自然な愛情を抱いたことがない人は、自分が他人を愛する気持ちに戸惑ったことがないでしょう。愛情のエネルギーは、出そうと思って出すものではないので、自然に発生するのを待っていると、いつまでも他人を愛せないということになりますよね。そんな自分に悩んだという経験を持っている人も多いでしょう。
他人を愛せない人の特徴・心理③他人の恋愛も本当には理解できない
他人を愛せない人の心理や特徴の三つ目には、他人の恋愛も本当には理解できないというものがあります。普段は普通の人であるように装っていたとしても、自分しか大切にできない人は、他の人の恋愛を完全に理解することはできません。人の恋愛話を聞いていても、何が良いのか、何に心が動いているのか理解できないのです。
普段は熱心に相談に乗ることはできても、恋愛の話になると相談されても全然理解することができないという人もいますよね。仲間内では「恋愛下手だから」「女心が分かっていない鈍い奴」と言う扱いを受けているかもしれませんが、そんな人の一部には、そもそも他人を愛せないという人も混ざっているかもしれません。
他人を愛せない人の特徴・心理④人を見下しているところがある
他人を愛せない人の心理や特徴の四つ目には、人を見下しているところがあるというものがあります。他人を愛せないということは、誰かに対しての好意めいた気持ちを抱かないということになりますし、自分が一番大切ということにもなります。
自分が一番だと思っていれば、他人は当然、自分よりは下の生物ということになりますよね。そもそも、他人を、あまり自分の人生にとって重要ではない背景のようなものだと思っているので、「自分より下で重要ではない=見下しても構わない」という構図ができてしまっているのです。
他人を愛せない人の特徴・心理⑤同情や同調の気持ちが薄い
他人を愛せない人の特徴や心理の五つ目には、相手への思いやりや同情心が薄いというものもあります。他人を愛せない人の場合、他人や人間に対する好奇心が薄いものです。興味がないものに対しては鈍くなってしまうのが人間です。他人の気持ちや感情に対して鈍い人は、何に同情して良いかもわからないでしょう。
そのため、全体的に思いやりの心がない薄情な人と言う扱いになります。同調するような心もありませんし、誰かに共感をするという経験も少ないのではないでしょうか。映画や小説を見ていても、涙もろくなってしまうことはありません。他人の感情に左右されずに淡々としている傾向があるでしょう。
他人を愛せない人・自分しか大切にできない人の特徴と心理10選│後半
他人を愛せない人の特徴・心理⑥他人と一緒にいると疲れる
他人を愛せない人の心理や特徴の六つ目には、他人と一緒にいると疲れるというものがあります。自分の存在こそが大事だとする人にとって、他人の存在は雑音のようなものです。一緒にいても意味を感じることがありません。それなのに、ずっと誰かと一緒にいるというのは疲れますよね。ストレスが溜まってしまうのです。
こういった傾向が出る人は、人間嫌いであるとも言えるかもしれません。人間嫌いの人の特徴について詳しく知りたい方は、ぜひ以下の関連記事を見てみましょう。以下の記事では、人間を好きだと思えない人の特徴や原因について詳しく学ぶことができます。克服方法についても参考になるでしょう。
他人を愛せない人の特徴・心理⑦相手が傷つくこともズバッと口にする
他人を愛せない人の心理や特徴の七つ目には、相手が傷つくこともズバッと口にするというものがあります。自分が愛情を持たない人間であると知っていれば、他人とはそもそも意味がない存在です。自分の周囲からいなくなったとしても、何の問題もないのです。だからこそ、相手が傷つくことでもズバッと口にできます。
毒舌とは少し違うかもしれません。相手に嫌われたところで自分へのダメージはゼロなので、相手の気持ちを斟酌することなく自分の本音を口にすると、相手の心に刺さる言葉となって出てくるのです。最も、上手に世渡りをしているタイプの人は、毒舌と言うキャラにくるんで発言しているかもしれませんね。
他人を愛せない人の特徴・心理⑧能力は高い努力家
他人を愛せない人の心理や特徴の八つ目には、能力は高い努力家というものがあります。他人を愛せない人は、将来的に誰のことも頼ることができません。結婚などを望んでいるわけでもありませんし、困ったときに誰かが助けてくれるというような甘い想像することもありません。そのため、自分の身は自分で守る必要があります。
自分で自分の身を守れるような力をつけようとすると、自分の能力を高めることしかできませんよね。その結果、他の人から見ると能力が高い努力家のような行動をとることになるのです。努力で自分自身を養い、自分自身を支えていくという自立心は、他人を拒絶しているからこそかもしれません。
他人を愛せない人の特徴・心理⑨ものに執着して大切にすることがない
他人を愛せない人の心理や特徴の九つ目には、ものに執着して大切にすることがないというものがあります。他人を愛することができない人は、物にもそれほど執着することがありません。すぐに物を無駄に捨ててしまうタイプと言うわけではなく、物欲があまりないのです。
世の中には断捨離を簡単にすることができる人と、できない人がいます。他の人間に対する愛情に欠けている人は、前者だということになりますね。そもそも自分以外のものに執着して大切にするという心があまり発達していないので、他の人に比べるとあっさりしているという印象があります。
他人を愛せない人の特徴・心理⑩自分の弱さを他人には知られたくない
他人を愛せない人の心理や特徴の十個目には、自分の弱さや欠点を頑なに自分の中に隠すというものがあります。どんな人でも、自分の心の中には弱いところを持っているものです。自分しか愛せない人にも必ずあります。ですが、他の人に自然な愛情を感じない人は、それをさらけ出すのを異常に嫌がります。
他人を愛せないということは、他人の行為を信じることができないという意味にもなります。自分の欠点や弱みが晒されると、それによって自分が攻撃されるのではないかと思うのです。心の底で他人との間に壁を作っているので、自分の弱みとなりそうなものは絶対に見せられないと思っているのです。
他人を愛せない原因は?
他人を愛せない原因➀誰かに愛されたことがない
他人を愛せない原因の一つには、誰かに愛されたことがないというものがあります。愛と言うのは自然な感情のように思えますが、誰にも愛されたことがないと「愛」が何か学ぶことができません。それで愛情が自然に出てくるはずもありませんよね。これには、親との関係が大きく関わってきているでしょう。
他人を愛せない原因②愛に理想を抱いていない
他人を愛せない原因の一つには、愛に理想を抱いていないというものがあります。例えば、自分の両親が不仲で頻繁に激しい夫婦喧嘩を見てきた子供は、心のどこかで「愛なんてこんなものだ」と思ってしまうのです。愛の終着点に対して失望している状態では、途中経過の「愛」など無駄なものと思ってもおかしくありません。
他人を愛せない原因③誰かに裏切られたことがある
他人を愛せない原因の一つには、誰かに裏切られた経験というものがあります。自分が本気で信用して、愛していた相手に裏切られると、心には大きな傷が残るでしょう。そして、そのトラウマは、それ以降に誰かを愛することを避ける原因となるのです。浮気や不倫によって傷ついたり、親友に裏切られた経験が大きいでしょう。
他人を愛せない原因④ナルシストで自分が一番好き
他人を愛せない原因の一つには、ナルシストで自分が好きというものがあります。他人を愛せないというよりも、自分のことが好きすぎて、他は要らないと考えてしまうということですね。愛は限られた資源ですから、自分を最大限に愛してしまっているのなら、他の人に割くことのできる愛情は残っていませんよね。
他人を愛せない人の心理や原因を理解しよう!
他人を愛せない人の特徴や心理、原因は理解できましたでしょうか。自分しか大切にできない人は、どこかで社会を拒絶しているところがありますよね。自分の世界の中に生きているようなところがあり、接していても壁を感じるのではないでしょうか。ですが、心理を理解すれば上手に付き合えるようになるでしょう。
他人を愛せない人であったとしても、社会とのかかわりは持たなければいけないことが多くあります。気まずい思いをしながら付き合うのは居心地が悪いですから、お互いに上手に距離を取って付き合うことができると良いですね。苦手な人との付き合い方については、以下の記事も参考にしてみてください。
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