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スヌードの作り方5選|布・毛糸の選び方や簡単な手縫いでの作り方も

更新:2019.06.21

スヌードの簡単な作り方を今回ご紹介させて頂きます。スヌードは秋冬の防寒として役立つのはもちろん、布や毛糸の種類を変えると春夏の日焼け対策や冷房対策にも活用できる便利アイテムです。真っ直ぐ縫うだけで出来るので、ミシンだけでなく手縫いでも簡単に出来ます。是非スヌードをハンドメイドしてみましょう。

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スヌードの作り方|布・毛糸の選び方と必要な道具は?

スヌードに最適な布の選び方|肌触りが良いものがおすすめ!

布選びはシーズンによって変わりますが、季節を問わず大事なのは肌触りの良さです。どんなに素敵なデザインでもチクチクしたりゴワゴワしていたら使わなくなってしまいますよね。春夏向けでおすすめなのはダブルガーゼや薄手のニット生地、コットン素材などが肌触りが良くおすすめです。

リネン素材も汗ばむ季節にさらっと使えて良いのですが、たまにチクチクするものがあるので肌触りを確認してください。秋冬向けの生地はフリース、ボア、フェイクファーなどが暖かくておすすめです。全部同じ生地で作っても良いですし、肌に触れる面をガーゼやコットン生地にしてリバーシブルにしても可愛いです。

スヌードを縫う時に必要な道具|手縫いとミシンの場合

スヌードを手縫いで作るときに必要な材料は、縫い針と糸、マチ針そしてハサミです。ミシンで作る方はミシンとマチ針、ハサミが最低限必要ですが、失敗して糸をほどく時に使うリッパーや生地を送る時や角を整えるための目打ちもあると便利です。手縫い、ミシンともサイズを測る定規やメジャーも必要になります。

スヌードに最適な毛糸の選び方|ストレートヤーンが編みやすい!

スヌード作りはお好みの毛糸で構わないのですが、こちらも肌触りの良いものを選びましょう。初心者の方はストレートヤーンというまっすぐな毛糸からチャレンジしてみてください。ファンシーヤーンという変わった毛糸がありますが毛足の長いものは編んでく途中編み目が分かりづらいことが多いので慣れてからおすすめします。


また、春夏向けのスヌードを作るときはサマーヤーンという夏向けの毛糸を使ってください。綿素材でできた毛糸がおすすめです。秋冬用ならウールが暖かくておすすめですが、肌触りがチクチクするものもあるので購入の際は確認してください。ベビー用の毛糸を使っても肌触りの良いスヌードができます。

スヌードを編む時に必要な道具|針選びは毛糸のタグを参考にしよう!

スヌード作りに必要な基本的な編み物の道具は、かぎ針や棒針などの針、ハサミ、糸の始末をするときに使うとじ針の3点です。針は毛糸の太さに合わせた号数を使用してください。毛糸のタグに使用する針の号数が書いてありますので参考にしてください。段数マーカーとサイズを確認するための定規やメジャーもあると便利です。

毛糸を使ったスヌードの作り方

スヌードの簡単ハンドメイド①ダブル方眼編みのスヌードの作り方

ダブル方眼編みのスヌードの作り方をご紹介します。サマーヤーンを使えば春や秋だけではなく、夏でも使える便利なスヌードをハンドメイドすることが出来ます。鎖編みと細編み、そして長編みという基本の3種類の編み方の繰り返しなので簡単に作れますよ。

準備するもの

  • お好みの毛糸 5玉前後
  • かぎ針
  • とじ針
  • ハサミ

ダブル方眼編みのスヌードの作り方

  1. 鎖編みで好みの幅の作り目を4の倍数プラス2目を足した数で作る。(目安は12センチ~20センチ)
  2. 1段目は細編み2目、鎖編み2目、細編み2目、鎖編み2目を繰り返し編んでいく。
  3. 2段目は立ち上がりに鎖編み3目、長編み1目を編んだら、あとは鎖編み2目、長編み2目を交互に繰り返す。
  4. 奇数段は細編み2目と鎖編み2目を編み、偶数目は立ち上がりに鎖編み3目の後、長編み1目を編んだら、長編み2目鎖編み2目を交互に編む。
  5. 奇数段と偶数段の編み方を繰り返し、長さが130センチ~140センチくらいになるまで編んでいく。
  6. 中表にして端と端を巻きかがり、表にかえしたら完成。

スヌードの簡単ハンドメイド②超極太毛糸のスヌードの作り方

続いては超極太毛糸のスヌードの作り方です。超極太毛糸は値段が高いものが多いですが、ダイソーでビッグロービングという毛糸を見た時は、まさか100円ショップで買えるなんて!と衝撃を受けました。ビッグロービングを使って、人気のあるざっくりした編地のスヌードを作ってみませんか?

極太毛糸のスヌード

  • ビッグロービング(ダイソー)約2玉
  • かぎ針12ミリ~15ミリ
  • ハサミ
  • とじ針
  • 段数マーカー

超極太毛糸のスヌードの作り方

  1. 中長編みをしながらの作り目をする。(鎖編み2目で立ち上がり、編み針に糸を掛け1目めの鎖編みに針を通して糸を引き抜く。針に糸を掛け1目だけ抜く。さらに針に糸を掛け3目一度に引き抜く。)
  2. 先程編んだ足元の目を拾い、中長編みを編む。それを好みの長さまで繰り返す。(見本と同じサイズなら22目まで編む。)
  3. 最初に編んだ鎖編みの2目に引き抜き編みをして輪にする。
  4. 立ち上がりの目を作らずに向こう側半目を拾い中長編みを編んでいく。(最初の目にマーカーで印をつける)
  5. 段が変わるごとに印をつけ、5段目は3目編んだら4目めに増し目を繰り返していく。(4目めは同じ場所に2回中長編みを編む。5段目は27目になる。)
  6. 6段目は増し目をずらすために2目編んだら増し目、その後は4目めで増し目を繰り返し、6段目は34目になる。
  7. 7段目は引き抜き編みを1周編む。とじ針で最初と最後の糸の始末をしたら完成。

スヌードの簡単ハンドメイド③バイカラーのスヌードの作り方

2色使いのスヌードはコーディネートする際、色の出し方によって雰囲気が変わるので飽きがきません。筆者も動画を参考にして白とベージュのモコモコした毛糸で作りましたが、出来上がりがとても可愛かったです。お好みの色を組み合わせてあなただけのスヌードを作ってみませんか?


準備するもの

  • お好きな毛糸2色(動画ではひつじちゃんナチュラル3玉、ぷくぷくのモール3玉使用)
  • 棒針(動画の場合7ミリですが、使用する糸に合わせてください。)
  • とじ針

バイカラーのスヌードの作り方

  1. 糸端約55センチを残してから、幅18センチになるよう作り目をする。(極太糸ひつじちゃんナチュラルの場合は20目。)
  2. 長さが65センチになるまでガーター編みを繰り返す。
  3. 65センチになったら糸を変え、さらに65センチになるまでガーター編みを編む。
  4. 伏せ止めをしたら中表に折り、はじめに残しておいた糸で巻きかがって輪にする。
  5. 糸の始末をしたら完成。

布を使った簡単な手縫いスヌードの作り方

スヌードの簡単ハンドメイド①ねじりスヌードの作り方

ねじりスヌードの作り方をご紹介します。ねじりのことをメビウスの輪とも呼びますが、最初からねじってあるので被っただけでお洒落な感じに仕上がります。ミシンでも手縫いでも簡単に作れますよ。布の長さは頭が通るサイズならお好みで大丈夫ですが、伸縮性のない生地を使う場合はゆとりを持たせて作ってください。

手縫いでハンドメイドする場合、縫い始めに本返し縫いをしてからなみ縫いで縫っていきましょう。糸を変える時や縫い終わりも本返し縫いをしてからにするとほつれにくくなります。縫い方の参考になる記事が下記にありますので、分からない時は参考にしてください。

準備するもの

  • お好みの布 長さ67センチ幅32センチ(縫い代各1センチ込み)
  • 縫い針
  • ハサミ

ねじりスヌードの作り方

  1. 布を中表にして半分に折る。
  2. 長い辺の端から1センチのところを真ん中辺りまで縫っていく。
  3. 返し口を作るために10~15センチ間を空け、続きを端まで縫っていく。
  4. 筒状になった生地の短い辺から手を入れ、反対側の短い辺を手を入れた側の辺と重なるまで引っ張り短い辺同士を揃える。
  5. ねじるために内側の短い辺を180度ひねって再び揃える。
  6. 揃えた短い辺を一周縫う。
  7. 返し口から引っ張り出し表にして形を整える。
  8. 返し口をコの字とじで縫い合わせたら完成。

POINT

その他のねじり方

動画の方法でねじるのが一番仕上がりが綺麗なのですが、ちょっと分かりづらいという方は、つなげる時に外表にして真っ直ぐ置いてから片側をねじります。両端を縫い代分内側に折ってから、目立たないよう縫い合わせていく方法もあります。

スヌードの簡単ハンドメイド②ダブルガーゼのスヌードの作り方

準備するもの

  • ダブルガーゼ 長さ142センチ幅27センチ(縫い代各1センチ込み)
  • 縫い針
  • ハサミ

ダブルガーゼのスヌードの作り方

  1. 布を中表にして半分に折る。
  2. 長い辺を端から縫い代1センチの幅で真ん中まで縫う。
  3. 返し口を作るため10センチ~15センチ空けて、長い辺の続きを縫う。
  4. 筒状になっている布の短い辺から手を入れて、反対側の短い辺を半分くらい引き抜き、両側の短い辺を重ねる。
  5. (ねじりを入れる場合はここで中側の短い辺を180度ひねって揃える)
  6. 短い辺をぐるっと一周縫う。
  7. 長い辺側に開けておいた返し口から引っ張り出し形を揃える。
  8. 返し口をコの字とじで縫い閉じたら完成。

スヌードをハンドメイドしてみよう!

今回は簡単なスヌードの作り方をご紹介させて頂きましたがいかがでしたか?シンプルな作り方なので、色々なアレンジも出来ると思います。いくつか揃えるとファッションの幅も広がります。是非お好みの布や毛糸を使って、オリジナルのスヌード作りにチャレンジしてみてください。

どんなスヌードを作ろうか迷ったときはスヌードコーデを参考にして、ファッションのイメージに合わせた色や素材のものを選んで手作りしてみてください。手作りしたスヌードの活用方法にも役立ちますので、下記の記事もご覧になってみてくださいね。

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