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中華だしとは?

中華だしは複合素材ベースで出来ている

中華だしは素材ベースが単一ではなく、牡蠣や豚など複数の素材ベースが混ざり合って出来ています。つまり、複合素材ベースの出汁(だし)です。「ベース」は「基準・土台」の意味を持ちますが、料理における「ベース」は「出汁の中で最も味的に主張しているもの」であり、最も主張しているもの以外は取り除かれています。

複合素材ベースのだしは中華だし以外にもありますが、中華だしの場合は「牡蠣の出汁」と「豚の出汁」が際立っています。海の幸と地の幸がベースとなっているわけですが、日本人でも中華だしを「好ましい味だ」と感じている方は多いとされます。

これ1つで中華っぽい味付けになる

日本人は「オイスターソース(牡蠣ベースの調味料)」を中華っぽい味付けだと感じる傾向が強いと言われているため、「牡蠣の出汁」がベースとなっている中華だしは、日本人から「中華っぽい味がある調味料」だという認識を大いに得ていると言われています。また、コクがあります。

中華スープだけでなく炒め物にも使える

中華だしとして販売されている商品の形状は、「粉末状」か「ペースト状」です。「粉末状」は、「正に粉々な細粉」タイプと「粉々まではいかないけど小さく砕かれている感じ」のタイプが見られます。

「粉末状」の中華だしはスープのような汁物に用いるイメージを持たれることが多いのですが、炒め物などの味付けにも使用されます。「ペースト状」は粉末状よりも炒め物など様々な料理の味付けに用いられることが多く、万能調味料と呼ばれている製品もあります。

中華だしの代用品4つ!ない時の代わりは?

ない時の代わりに!中華だしの代用品①鶏ガラスープの素

中華だしがない時の代わりになる代用品、その1は「鶏ガラスープの素」です。「鶏ガラスープ」は、名前の通り「鶏ベース」の調味料です。「鶏の出汁」が味の主体となっているため、「豚の出汁」がベースの1つである中華だしよりもアッサリしています。

「鶏ガラスープの素」はそのサラッとした感じから、和食・洋食・中華料理のいずれにも合いやすいとして一般的に重要がある調味料とされています。原料は「塩・チキンエキス・野菜エキス・コショウ・アミノ酸など」で、野菜エキスも含まれていますが、やはりチキンエキス感が強いため「鶏ベース」な調味料になります。

中華だしとの違いは、「旨味となる素材数(旨味を出す素材の種類)」です。中華だしの方が素材数が多いため、鶏ガラスープよりもコクや旨味が強いのです。「鶏ガラスープ」を中華だしの代わり(代用品)として用いる際は、オイスターソースやケチャップなどを足すと中華っぽい味に近くなるでしょう。

ない時の代わりに!中華だしの代用品②コンソメ

中華だしがない時の代わりになる代用品、その2は「コンソメ(コンソメスープの素)」です。「コンソメ」は日本では広く知られた調味料の1つであり、固形タイプと粉末タイプが見られます。固形タイプは煮物系に用いられることが多く、粉末タイプは炒め物にもよく使用されます。

「コンソメ」には「塩・乳糖・チキンエキス・チキンオイル・オニオンパウダー・蛋白加水分解物・粉末醤油・香辛料・調味料など」が含まれており、一見は「チキン(鶏)ベース」のような気がしますが、「チキンエキス」の名称には「豚肉やゼラチン」が含まれていることが多いです。

要は、「豚肉やゼラチンも含むけど主体(ベース)は鶏」なのが「コンソメ」です。中華だしとの違いは「とろみの程度」で、「コンソメ」の方がとろみに欠けます。味的には大差ないため、中華だしに近付けるためには「少量のオイスターソース」か「水溶き片栗粉(調理後半に加える)」を用いると良いです。

ない時の代わりに!中華だしの代用品③ウェイパー

中華だしがない時の代わりになる代用品、その3は「ウェイパー」です。「ウェイパー」のパッケージには漢字で「味覇」と表記されているため、中国の会社が製造販売しているものだと思われがちですが、実は日本メーカーの製品であり、日本人に親しみやすいような味の作りになっています。

「ウェイパー」には「食塩・鶏エキス・豚エキス・野菜エキス・砂糖・香辛料・調味料など」が含まれており、「鶏・豚・野菜」のエキスがベースとなっていることからコクがあり、中華っぽい味付けを作りやすい調味料なので、中華だしの代わり(代用品)にも向きます。

しかし、「ウェイパー」には少し気を付けるべき点があります。それは、「塩味が強いこと」です。「ウェイパー」を中華だしの代わり(代用品)に用いる場合は「控えめ」に調味していかないと、最終的にしょっぱい料理が出来上がってしまいます。塩・コショウ・醤油も使用して、慎重に調味していきましょう。

ない時の代わりに!中華だしの代用品④肉の茹で汁

中華だしがない時の代わりになる代用品、その4は「肉の茹で汁」です。中華だし・鶏ガラスープの素・コンソメのベースを見ると、「豚肉」とか「鶏肉」とあります。そう、中華っぽい調味料のベースには「豚や鶏の出汁」が用いられているのです。

そのため、「豚肉の茹で汁」か「鶏肉の茹で汁」は、「中華だし」の代わり(代用品)に使えます。しかし、茹で汁だけでは味的に不足していますので、「塩・コショウ・胡麻油・醤油」を混ぜて味の調節しましょう。ただし、醤油は香り付け程度(ほんのちょっと)で良いとされます。

また、豚肉や鶏肉を茹でた時に浮いてくる脂は、完全にでなくても良いのですが、ある程度は取り除きましょう。また、中華スープにする場合は、ネギを足すとより中華っぽくなります。胡麻油がない時には、オイスターソースでも問題ありません。どちらもない時には、塩・コショウ・醤油を慎重に調味していく必要があります。

中華だしの代用におすすめしないもの3つ

中華だしの代用におすすめしないもの①本出汁

中華だしがないとしても、代わりに用いる代用品におすすめしないもの1つ目は「本出汁(ほんだし)」です。「本出汁」のベースは「鰹(かつお)出汁」ですので、どうしても「和風っぽい味付け」になってしまいます。

中華だしよりもサッパリ系な鶏ガラスープの代わり(代用品)には(和風感が出るけど)なると言われていますが、中華っぽい味付けにしたい時には不向きです。調味の仕方が上手くいけば「和風っぽいけど中華寄りな部分もあるかな・・」くらいにはできますが、本出汁は塩分量が多いため、お試しの際は使用量にご注意ください。

中華だしの代用におすすめしないもの②魚介の出汁

中華だしがないとしても、代わりに用いる代用品におすすめしないもの2つ目は「魚介類の出汁」です。「鰹出汁」である「本出汁」も含まれますが、他に「昆布出汁・アゴ出汁・煮干しの出汁」なども魚介の出汁になります。

中華だしのベースである「牡蠣の出汁」も魚介類ですが、牡蠣は独特な風味を持ち、鰹出汁・昆布出汁・アゴ出汁・煮干しの出汁とは大分違います。そして、鰹出汁を除いた魚介の出汁が中華だしに不向きとされる理由は「磯の風味がすること」にあります。

出汁としての風味は芳しく、和食・洋食・中華料理でも用いられることがありますが、中華だしの代わり(代用品)としては「磯の風味」が気になります。口当たりがアッサリ系しているため、鶏ガラスープの素の代わり(代用品)になることはありますが、中華っぽい味付けを求める時には調味の腕が必要不可欠なものとなります。

中華だしの代用におすすめしないもの③シイタケ出汁

中華だしがないとしても、代わりに用いる代用品におすすめしないもの3つ目は「シイタケ出汁」です。言葉の通り「シイタケをにた時に出る出汁」のことで、シイタケらしい豊かな香りが魅力とされます。野菜出汁の一種であり、他の出汁と組み合わせて使うことも多いです。

和風っぽいイメージですが、洋風や中華風な味付けにも用いられます。しかし、中華だしの代わり(代用品)として用いるには、少し物足りない結果になります。比較的アッサリな鶏ガラスープの素の代わり(代用品)にはなりますが、中華だしの代わり(代用品)としては他の調味料と合わせて上手く調味しないとイマイチです。

おすすめの市販の中華だしは?

市販のおすすめ中華だし①味の素「丸鶏がらスープ」

味の素が製造販売を行う「丸鶏がらスープ」は、その名称から分かるように「鶏ガラスープの素」の類です。原材料には「食塩・デキストリン・チキンエキス・野菜エキス・鶏油・蛋白加水分解物など」とあり、ベースは「鶏」と「野菜」であります。形状は、顆粒(粒状の粉)タイプです。

気になる味の素「丸鶏がらスープ」の値段ですが、470円です。内容量の方は、200gとなっています。味の素は古くから存在する日本メーカーですが、「丸鶏がらスープ」はジッパー付きなので使いやすく、鶏ガラスープの素を選ぶなら「味の素の丸鶏がらスープを選ぶ!」という方も少なくはないでしょう。

鶏ガラスープの特徴である「アッサリ感」があり、そのアッサリ感を出すことにつながっている「塩分控えめ」な部分もあって、中華だしの代わり(代用品)におすすめされる製品です。また、味の素「丸鶏がらスープ」は溶けやすさも考えられているため、汁物や煮物だけでなく、炒め物の際も溶けやすいと言われています。

市販のおすすめ中華だし②業務用ウェイパー「創味シャンタンDX」

創味食品の「創味シャンタンDX(DELUXE=デラックス)」は、もともとウェイパーの業務用として販売されていた調味料です。ウェイパーもかつては創味食品で製造されていましたが、ウェイパーは製造元が2015年3月から変わり、味も多少変化したと言われています。

そのことから、創味シャンタンDXは「昔のウェイパーの味」という評価を受けています。もともと業務用なので、ウェイパーよりも本格的な味付けが行えます。ウェイパーは「旨味」が魅力の製品ですが、創味シャンタンDXは「コク」が魅力で、コクがある中華だしの代わり(代用品)にもなると言えます。

原材料は「食塩・畜肉エキス・野菜エキス・動植物油脂・砂糖・乳糖・小麦粉・香辛料など」で、形状はペースト状です。値段は498円、内容量は250gとなっています。味の素などの調味料とは違った良さがあるため、特にウェイパーを使用することが多い家庭にはおすすめです。

市販のおすすめ中華だし③ユウキ「化学調味料無添加のガラスープ」

市販されている中華だしは、化学調味料を用いているところが多いのですが、化学調味料は使い過ぎると味覚異常を引き起こす可能性が高いと言われています。そのため、ユウキの「化学調味料無添加のガラスープ」という製品もおすすめします。

「化学調味料無添加」とあるように、「化学調味料が含まれていない」製品になります。原材料は「食塩・乳糖・チキンエキス・砂糖・酵母エキス・ポークエキス・野菜エキス・加工でん粉など」で、主体は「チキン」ですが「ポーク(豚)」のエキスも含まれているため、中華だし寄りの調味料であります。

それでもアッサリした味わいですので、中華だしのコクを出したい場合には調味が必要になる場合もあるかもしれません。しかしながら、体にとって安心できる素材であり、軽量のプラスチック容器で、中も見えやすく使いやすいことから、中華だしとしておすすめします。値段は475円、内容量は130gです。

中華だしがない時でも代用品を使って美味しく作れるレシピ12選【1】

代用品で美味しく作れるレシピ①大根モリモリ春雨スープ

このレシピでは、中華だしの代わりに「ウェイパー」または「鶏ガラスープ」を使用します。「大根などの野菜」や「豚肉加工食品のハム」も使用するため、野菜出汁と豚肉出汁も加わって中華っぽい味付けに出来るでしょう。春雨を使用する部分も、中華っぽいです。簡単・ヘルシー・野菜を摂れるのが魅力のレシピです。

代用品で美味しく作れるレシピ②レンジで超簡単チャーハン

中華だしの代用品として、「鶏ガラスープ」と「オイスターソース」を使用します。レンジを2回~3回程使いますが、レンジだけで出来るというのは、料理が苦手な方にとってはとても便利なことでしょう。以下のレシピでは胡麻油も使用するため、より中華っぽい味付けが実現できるかと思います。

代用品で美味しく作れるレシピ③簡単マーボー豆腐

マーボー豆腐(麻婆豆腐)は市販の素を購入して作る家庭も少なくないとされますが、このレシピでは比較的簡単にマーボー豆腐を作れるようになってます。鶏ガラスープを使用しますが、「豆板醤」や「甜麺醤」といった中華調味料を用います。わざわざ用意するのも面倒なので、既に持っている家庭におすすめなレシピです。

代用品で美味しく作れるレシピ④チンゲン菜とベーコンの中華炒め

チンゲン菜とベーコン、酒・鶏ガラスープorウェイパー・胡麻油だけで作れるレシピです。材料をフライパンで炒めるだけという楽チンレシピですので、野菜を使用した料理を作りたい時には参考にしてみてはいかがでしょう。特にコツもないため、料理が苦手でも作れると思います。

代用品で美味しく作れるレシピ⑤コチュジャンで回鍋肉

中華風の味付けには、鶏ガラスープの素の他コチュジャンも使用します。豚肉を酒やしょうゆで少し浸ける下ごしらえはありますが、下ごしらえが済んだ豚肉に片栗粉をまぶして、その肉と野菜類を調味料で炒めるだけなので、作り方として難しいことはありません。また、材料も少ないので、コチュジャンがあるならおすすめです。

代用品で美味しく作れるレシピ⑥はまぐりの中華風茶碗蒸し

鶏ガラスープを使用します。題名には「はまぐり」とありますが、他の貝類でも応用は効くでしょう。貝の砂抜きや口を開かせるといった手間はありますが、後は卵と混ぜてレンジにかけるだけなので、基本的に面倒な工程はありません。貝は殻から身を外して、身だけを卵と混ぜてレンジにかけた方が、食べる時には楽です。

中華だしがない時でも代用品を使って美味しく作れるレシピ12選【2】

代用品で美味しく作れるレシピ⑦トムヤムクン

以下のレシピでは、鶏ガラスープの他にトムヤムクンのベースになる「トムヤムペースト」と呼ばれる調味料を使用しています。また、魚介ベースの「ナンプラー」も用いています。中華だしの代わりに鶏ガラスープの素を使用してはいますが、簡単にトムヤムクンを作ることが主題ですので、興味がある方はお試しください。

代用品で美味しく作れるレシピ⑧にんじん入りチンジャオロース

鶏ガラスープと、オイスターソースを使用しています。にんじん・ピーマンと豚肉がメインの料理ですので、家庭における食事の一品におすすめです。作り方も難しいことはなく、切った材料と調味料を混ぜて炒めるだけです。最後に片栗粉を少し振って、混ぜて、ひと煮立ちさせて完成します。

代用品で美味しく作れるレシピ⑨参鶏煮

参鶏湯(サムゲタン)は韓国料理で、その真似をして作ってみたレシピだそうです。鶏の手羽元・鶏のもも肉・鶏ガラスープといった感じで、とにかく鶏素材を使用します。材料には甘栗の言葉もありますが、省いても問題はないでしょう。興味がある方はお試しあれです。

代用品で美味しく作れるレシピ⑩広東風の天津飯

このレシピでは、創味シャンタンDXを使用しています。天津飯は上にグリーンピースを乗せますが、天津飯さえ完成し、水溶き片栗粉でとろみを付けることが出来れば、トッピングはなくてもそれなりに美味しく食べられるでしょう。

代用品で美味しく作れるレシピ⑪あんかけ焼きそば

鶏ガラスープの他、オイスターソースを使用します。あんかけの焼きそばは通常の焼きそばとは違った野菜が用いられ、代表的なものには小松菜があります。以下のレシピでも、小松菜が用いられています。オイスターソースがあるなら、余った焼きそば麺がある時におすすめです。

代用品で美味しく作れるレシピ⑫中国風おかゆ

鶏ガラから出汁をとる工程が含まれるレシピです。中華風ではありますが、干しシイタケが含まれるため、中華だしとは違った香り豊かさを味わえると思います。

中華だしがない時には代用品を代わりに使おう!

中華だしがない時には、「鶏ガラスープの素」「コンソメ」「ウェイパー」「肉の出汁」を代用品として代わりに用いる方が多いようです。しかし、それだけでは不足しているとの声もあり、塩やコショウ、あればオイスターソースなどを加えて調味した方がより中華っぽさに近付くと言われています。

レシピでは「鶏ガラスープ」を使用しているものが多い印象でしたが、「創味シャンタンDX」などの中華だしもレシピに用いられます。中華だしの代わりになるものがない場合は、中華味を諦めてもっとシンプルな味付けにすべき時もありますが、工夫できそうな時は代用品を代わりに用いてみましょう。

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