Large thumb shutterstock 551195980

ロシアの物価・通貨は?日本と比較して高い・安いもの11選

更新:2021.04.12

ロシアの物価を日本と比較した時に、高い物と安い物があります。ロシアの魅力や通貨についても紹介しながら、旅行地としてのロシアの魅力にも触れていきたいと思います。近いようで遠い、ロシアの物価と魅力に迫っていきたいと思います。

※商品PRを含む記事です。当メディアはAmazonアソシエイト、楽天アフィリエイトを始めとした各種アフィリエイトプログラムに参加しています。当サービスの記事で紹介している商品を購入すると、売上の一部が弊社に還元されます。



ロシアでの通貨とその日本円との交換レートは?

ロシアでの通貨はルーブル

ロシアでの通貨はルーブルになります。紙幣については50、100、500、1000、そして5000の5種類がメインで流通しており、10ルーブル紙幣もあるのですがこちらは硬貨の方がメインになっているので最近ではあまり見られなくなってきています。

そして硬貨は1、2、5、10ルーブルとかペイかという補助単位の硬貨も流通しています。100カペイカが1ルーブルとなりますが、旅行者についてはカペイカの硬貨をそんなに気にする必要はないでしょう。もしも手に入れば旅行の記念にとっておくくらいでちょうどいいかもしれません。

ロシアでの通貨ルーブルのレート

ロシアでの通貨ルーブルのレートは2018年8月時点で1ルーブル≒1.7円となります。ロシア情勢が安定していないこともあり、他の国よりもレートの変動が激しいのでロシアに渡航する際は毎日レートに注意を払っておいた方が良さそうです。

ロシアの物価は?日本と比較して安いもの6選

日本の物価と比較して安いもの①水

水

ロシアにおいて日本の物価と比較して安いものには水があります。1.5リットルのミネラルウォーターで約60円になりますので、日本と比べて半額程度になります。ロシアでは水道水は飲めると発表はされているものの、ほとんどの人が水道の水をそのまま飲むことはありません。体を壊すリスクがあるので水は買いましょう。

飲めると発表している水ではあるのでうがい等は問題はないのですが、外国なので何があるかわかりません。外国旅行に慣れていない人や、食中毒に関するリスクを少しでも減らしたい人はうがい等についてもペットボトルの水を使うようにしましょう。水の値段が安いので、そんなにもったいない感覚はないはずです。

そして、特にローカルフードのレストラン等に行くと、出てくる水がどういった水なのかが分からないことがあります。庶民的なレストランでも警戒するに越したことはないので、そういった場所にはペットボトルを持って行って、持参した水で食事をとるようにすると安心です。

日本の物価と比較して安いもの②スーパーに売っている食品

スーパー

ロシアにおいて日本の物価と比較して安いものにはスーパーで売っている食品があります。ロシアは日本の物価と比較するとそう安くはないので高級志向のスーパー等を利用すると日本よりも高く付く場合があるのですが、庶民的なスーパーであれば、概ねの品を日本よりも安く買うことができます。


例えば鶏肉や牛肉も1kgで1,000円までいかないものが多いですし、米は1kgで約160円となります。野菜も日本と比べて高くはないのですが、価格の変動が激しいものにはなります。長期で滞在をする場合、自炊をして過ごすと非常に安く過ごすことが可能です。

日本の物価と比較して安いもの③ビール

ビール

ロシアにおいて日本の物価と比較して安いものにはビールがあります。ロシア産のビールだと500mlで100円前後になりますので、日本の半額以下で飲める計算になります。夏はもちろんおいしいですし、冬は暖房の効いた暖かい部屋で飲むのが美味しいビールになります。輸入ビールだと日本と同じくらいの値段になります。

ロシアではウォッカが有名で、自国産のウォッカを安く飲むことができます。ただし、ロシアの人々はロックやストレートで飲むことが多く、同じ飲み方をしているとすぐに酔い潰れてしまうでしょう。酒がらみの犯罪も日本より圧倒的に多いので十分に注意を払う必要があるでしょう。

日本の物価と比較して安いもの④たばこ

ロシアにおいて日本の物価と比較して安いものにはたばこがあります。たばこに関しては銘柄によって値段は違ってくるのですが、マルボロで200円程度になりますので、たばこの値上がりが続く日本の物価と比べると半額以下の値段で購入することができる、ということになります。

ただしたばこについては国ごとに作られているため、同じマルボロであっても日本とは味が違います。海外のたばこは好みが分かれるため(基本的には慣れた日本のたばこの方が美味しいけれども、外国の味で我慢できるか、という感覚のようです)、単純に安くて嬉しいという話にはならないようですね。

日本の物価と比較して安いもの⑤交通費

ロシアにおいて日本の物価と比較して安いものには交通費があります。電車で50円前後、タクシーで180円前後となりますので、移動に関しては日本よりも安くなっています。路面電車が走っている都市だとさらに安く乗ることができます。

注意したいのが、ロシアは決して治安がいいとは言えない部分になります。タクシーではぼったくられたり、深夜に1人で乗ると強盗に遭ったりする恐れがありますので、交通機関を使う移動でも昼間に複数人で行うのがベターでしょう。

日本の物価と比較して安いもの⑥ファーストフード

ロシアにおいて日本の物価と比較して安いものにはマクドナルド等のファーストフードがあります。マクドナルドのセットメニューで500円程度なので日本よりちょっと安いくらいになります。ロシアでは日本人の口に合う食事を取ろうと思うと日本並みか日本よりも高く付く可能性が低くありません。


そのためチェーン店のファーストフード店をある程度食事のローテーションに盛り込んでいくとお得に旅行ができるでしょう。また、マクドナルドにも当地限定メニューがありますので、そういったものも楽しみたいものです。

ロシアの物価は?日本と比較して高いもの5選

日本の物価と比較して高いもの①家賃

ロシアにおいて日本の物価と比較して高いものには家賃があります。都市によっても異なっては来るのですが、食料品等の物価の割には家賃は日本並みになる場合が少なくありません。安く住もうと思えば日本より安く済めますが、治安を考えて物件を選ぶと日本と同じか少し高くなる可能性が高いでしょう。

日本の物価と比較して高いもの②インターナショナルスクール

ロシアにおいて日本の物価と比較して高いものにはインターナショナルスクールがあります。元々年間授業料が200~250万円とどこの国でも授業料は高いのですが、ロシアの場合は通常20~50万円ほどの寄付金が100万円に達することも少なくないため、割高になっています。

ロシアに移住等を考える場合には、子供にどんな教育を受けさせるのかをしっかり考えた方がいいでしょう。地元の学校に通うとなると、言葉の問題も出てきます。ただし大学については年間20万円程の学費になりますので、日本よりも安く入学することができます。

日本の物価と比較して高いもの③高級ホテルや高級レストラン

ロシアにおいて日本の物価と比較して高いものには高級ホテルや高級レストランがあります。レストランやホテルは庶民的な場所で日本と同じくらいなのですが、高級な部類に入るお店になると日本と同じか1.5倍ほどの値段になってきます。レストランやホテルは事前に値段を調べておいた方がいいでしょう。

日本の物価と比較して高いもの④日本製品や日本食品

ロシアにおいて日本の物価と比較して高いものには日本製品や日本食品があります。輸送費がある分、日本の2倍ほどの料金設定になっている場合が多いです。

日本で売っているもので必要なものは事前に日本から買って持ち込んだ方が良さそうです。ただし持ち込むものの内容によっては関税がかかるケースがあるので注意が必要です。


日本の物価と比較して高いもの⑤医療費

ロシアにおいて日本の物価と比較して高いものには医療費があります。ロシアはとても広い国であり、医療が整っていない地域で重病にかかるとヘリコプター搬送になり、一気に医療費が跳ね上がります。海外旅行保険の内容には十分に注意しましょう。

ヘリコプタ―搬送の費用は下手をすると1,000万円ほどになります。モスクワやサンクトペテルブルグ等の大都市以外に行く場合には事前に保険会社に確認をしておいた方が安全であると言えます。

ロシア旅行の予算は?宿泊や食事の物価も

ロシアへの旅費

ロシアへの旅費は東京からの航空チケットで安い便だと往復50,000円台になります。便自体がそんなに多くはないため乗り継ぎになる可能性が高くなります。直行を使いたい場合には早めに飛行機を押さえるようにしましょう。

また、上記はモスクワ行きの金額で、他の都市になると料金が違ってきます。特にロシアは国土が広いため、航空券の値段は前もって早めに調べておくと、安くて乗り継ぎのいい便を押さえることができるでしょう。

ロシアでの宿泊費

ロシアでの宿泊費は1泊8,000円程度を見ておくといいでしょう。ホテルの値段は日本よりも高いと思って押さえた方が良さそうです。ロシアの方が同じ値段でもクオリティが日本よりも低いので、口コミ等を事前に見ておくといいかもしれません。

ちなみに個人的には宿泊費は節約せずに高く設定することをお勧めします。理由は2つで、1つは安いホテルだと治安に不安があるということ、またロシアの高級ホテルは日本にはない雰囲気があり、その雰囲気も楽しめる値段相応のホテルが、高価格帯のホテルには多いためです。

ロシアでの食費

ロシアでの食費は、高級レストラン等を使わないのであれば1日2,500円、高級レストランを使うのであれば、高級レストランのランクに応じて日本の値段の1.5倍ほどの予算を準備していけば良いかと思います。ロシアは外食の物価が日本とそれほど変わらないため、食事の予算は大目に考えておいた方が良さそうです。

ボルシチやビーフストロガノフといった料理はロシアの家庭料理に数えられるものではあるのですが、外食をすると高級レストランの類に入る場合も少なくないので、そういったロシアの名物料理を堪能したい場合は、食事の予算は自然と上がってくるかと思います。

ロシアでの交通費

ロシアでの交通費は飛行機以外であれば何を使っても日本の半額以下になりますので、特別に予算を立てる必要はないでしょう。ただし、国土が非常に広くなっているため飛行機で移動したり、長距離の鉄道で移動をする場合は事前に価格を調べておく必要があります。

またロシアは中国や中央アジア、東ヨーロッパ各国と陸続きになっているため、そういった国々の国境越えが絡んでくる場合も、費用やビザについて事前に確認をしておく必要があります。

両替は現地と日本どっちがいい?現地でのおすすめ両替スポットも

両替は現地の方がお得でお金は警戒して持ち歩くこと

ロシアでの両替事情は他の国とは少し異なるので注意が必要です。まず、ロシアでは両替所を探すのに苦労をする場合があるので、両替は空港がお勧めです。空港であれば確実に両替ができます。

また、ほとんどのお店でクレジットカードが使えないため、支払いは現金になります。そのため、必要なお金をしっかり計算しておく必要があります。治安が悪いので持ち歩きには常々警戒が必要になります。

デビットカード(クレジットカード)を携帯しよう

クレカ

ロシアでクレジットカード支払いができないケースが多い理由は、ロシアがスキミング警戒国に入っているためになります。そのため、クレジットカードが使えるお店でも使用はお勧めできません。しかし両替も苦労するため、いざという時にATMからルーブルがおろせるデビットカードはあると便利です。

基本的にこの旅行専用のカードにして帰国したら全額お金を抜くか、オンラインの設定から国外での使用をその都度ブロックしておけば比較的安全に使えるはずです。カードは、1枚はあった方がいいと思います。

ロシアならではの体験を期待して旅しよう

ロシアは物価が安くなく、また治安面の問題もあり正直なところ旅行者が少ない国にはなります。しかし、日本から一番近いヨーロッパ文化の国と言えるので、旅行者として魅力的に映るものはたくさんあります。本当に他の国に埋もれてしまっているのがもったいない国だと思います。

建物にも文化にも、そして食事にも魅力的なものはたくさんあります。そしてアメリカとタイマンを張って世界を引っ張っていた時期もある国なので勉強になることもたくさんあります。時間がある時に下の記事でロシアのことわざや名言も見てみてください。面白いものがたくさんありますよ!

●商品やサービスを紹介いたします記事の内容は、必ずしもそれらの効能・効果を保証するものではございません。
商品やサービスのご購入・ご利用に関して、当メディア運営者は一切の責任を負いません。