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レモンの切り方10つ|おしゃれなカット方法は?ライムの剥き方・絞り方も

更新:2021.05.06

ジュースやデザートにおしゃれに添えたいレモン!基本的な切り方「くし切り」「斜めカット」からテクニカルなカット方法まで詳しくご紹介します!さらに剥き方・絞り方やライムの切り方・剥き方・絞り方まで、楽しく覚えて女子力アップしましょう!

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基本的なレモンの切り方・カット方法は?

くし切り(基本)

レモンの切り方で基本中の基本、くし切り。通常くし切りといえば、両端を少し切り、縦半分に切り、それを更に縦半分に切り、四分の一の大きさにします。大きいサイズのレモンの場合は、さらに縦半分に切り八分の一の大きさに切ります。

最後に白い芯の部分を切ります。果肉の部分に数か所切りこみを入れると、果汁を絞る時、飛び散を防げます。唐揚げなどにレモンを添える場合は切りこみを入れるか、つぎにご紹介する、斜めカットのくし切りの方が良いでしょう。

くし切り(フランス風・斜めカット)

レモンのくし切りは基本の切り方以外に、最初にレモンに包丁を入れる際、斜めにカットする方法があります。上の画像のように、縦向きにレモンを置き斜めにカット、切った面を上にして半分にカット、さらに半分にカットして完成です!フランスでは、このくし切りがメジャーです。

斜めにカットする方法のメリット

昔は基本のレモンのくし切りがメインに使われていましたが、最近ではドリンクや唐揚げなどには、くし切り(フランス風・斜めカット)にすることが多くなってきました。なぜなら、斜めにカットすると、レモンの断面を美しく見せ、しかも白い芯を断ち切っているので絞りやすいというメリットがあるからです。

切り方を少し変えるだけで、くし切りレモンがおしゃれになり、果汁もたくさん絞りやすくなります。簡単なので、ぜひチャレンジしてみてくださいね!

おしゃれなレモンの切り方・カット方法10つ

おしゃれなレモンの切り方①輪切り

とっても簡単な切り方なのに、アレンジ次第でおしゃれになるレモンの輪切り。レモンをまな板の上に横向きに置き、両端を少し切り、後は端から縦に薄く(厚さはお好みで)垂直にカットしていきます。

均等に切るためには、しっかりとレモンを手で押さえて切り分けましょう。5mm以下の薄いスライスにする場合は、スライサーを使いましょう。上の画像のように、レモンの輪切りに切りこみを入れて、グラスに差し込むとおしゃれなドリンクになります。カクテルの飾りつけにも応用できます!

おしゃれなレモンの切り方②半月切り

レモンの輪切りを真ん中で二つに切ると半月切りの完成です。料理の上に盛り付ける場合や、パンやショートケーキに飾りつけにちょこんと乗せたり、料理の彩としてお皿に並べたり、多様な使い方があります。


おしゃれなレモンの切り方➂ホーセズネック

レモンの皮を横向きにクルクルとらせん状に切っていきます(皮を剥く)。包丁で形を整えて、グラスの中に切ったレモンの皮を飾り付けます。絵的に100均の「くるりんカッター」で切ったようなイメージですが、実際には果肉があるので「くるりんカッター」では、切れないようです。下の動画の方法で、丁寧に切りましょう。

おしゃれなレモンの切り方④蝶々

輪切りにカット(少しうすい方がやりやすいです)したレモンに、中心に向かって切りこみ(レモンの半分ぐらい)を入れます。切りこみ部分からレモンをねじって蝶のような形にします。簡単な方法で立体的なレモンの出来上がりです!

おしゃれなレモンの切り方⑤蝶々(応用編)

次にご紹介するのは、蝶々に切りこみを増やしてひと手間加えた蝶々の応用編です。レモンを横向きにして半分にカットします。その断面から横向きに1~3mmぐらいの厚さでレモンの半分の位置まで切りこみを入れます。次に先ほどと同じ幅で、レモンを切り落とします。

先ほど切りこみを入れた反対側の面に、レモンの中心に向かって切りこみを入れます。切りこみ部分をねじって蝶々の形にします。中央が二枚になり④の蝶々より立体感が増します。下の動画は、二種類の蝶々の切り方を説明しています。

おしゃれなレモンの切り方⑥蝶々の二枚重ね

レモンの切り方④でご紹介した蝶々のアレンジで作ります。まずは、蝶々のレモンを一つ用意します。もう一つ蝶々は切りこみ部分を少し長く(三分の二ぐらい)切ります。二つの蝶々をそれぞれ逆向きにねじり、切りこみ部分をつなぎ合わせ、手で形を整えます。見た目は複雑に見えるのに、簡単でキュートな仕上がりです!

おしゃれなレモンの切り方⑦結びレモン

結びレモンの切り方は、まず、輪切りにレモンをカットして、次にレモンの皮を全体の半分ぐらい切ります。(皮を切り取ってしまわないように注意して下さい)皮をくるっと回して、軽く結びます。上の画像は、左から蝶々、蝶々の二枚重ね、結びレモンの飾り切りが並んでいます。

おしゃれなレモンの切り方⑧孔雀


レモンの皮を孔雀の羽のような形に切る方法は、レモンをくし切りにカットしたものを、皮の部分だけ隅から切ります。全部切らずに少し残しておきます。イメージとしては、リンゴの皮でウサギの耳を作る手前のカット手順と同じです。

カットした皮の部分の片側に斜めに細く切りこみを入れていきます。切りこみを入れた部分を手で広げ、少し曲げたりして立たせます。形を整えて完成です。皮の両側に切りこみを入れて、さらに大きく広げるやり方もあります。

おしゃれなレモンの切り方⑨レモンフラワー

レモンフラワーの切り方は、片手でレモンを縦に持ち、レモンの半分ほどの位置から包丁をV字にレモンの中心まで刺していきます。一周カットし終わったら、上と下のレモンを離します。さらに外側のレモンの皮をV字のカットを縁取るように山型に切っていきます。綺麗なお花の完成です。

中の果肉をスプーンなどでくり抜いて、レモンの器にするのもお洒落で素敵です。ゼリーや酢の物などの盛り付けに活躍しそうです。

おしゃれなレモンの切り方⑩風車

風車

レモンの皮を風車の形にする切り方は、まず、レモンの両端を切り、半分だけ皮を剥き(厚めの桂むきをするイメージで)白い部分を丁寧にカットして取り除いていきます。黄色の皮のみになったら、レモンの皮を正方形に切り取り、皮の中心から正方形の角に向かって、風車の羽の形に切りこみを入れます。

同じように四ヶ所切りこみを入れたら、切りこみの部分を手前に折り曲げ、爪楊枝で合わせて差しこみ風車の立体的な形に作ります。ガラスのグラスに添えて、爽やかで美しい盛り付けとなっています。文章では分かりづらいので、下の動画を参考にして下さい。

レモンの切り方をマスターしたら、今度は人気の塩レモンを作ってみませんか?関連記事を参考にして、ぜひチャレンジしてみてください。

レモンの剥き方・絞り方は?

レモンの皮の剥き方

レモンの皮を包丁や果物ナイフで切る場合は、包丁を指で滑らせて桂むきのように切る方法と、二分の一か四分の一にあらかじめ切ってから皮を包丁で剥いていく方法があります。リンゴの皮を剥いていく方法と同じ要領でカットできます。不器用な方は、ピーラーを使うと安全に綺麗にカットできます。


レモンを絞りやすくする方法

レモンを丸ごと一個絞る場合、果汁の飛び散りを防ぐために切りこみを入れます。切り方は上の画像のように、レモンの片側の隅を少し切り落とし、縦横十字に切りこみを入れます。こうすれば、手も汚れにくく、思い切りレモンに力を入れて絞れます。

また、記事冒頭でご紹介した「くし切り(フランス風・斜めカット)」も絞りやすくておすすめです。通常とは逆に、皮を下に向けて絞ると、よりレモンの香りが引き立つそうです。

ライムの切り方・剥き方・絞り方は?

ライムの切り方

ライムはレモンと同じ柑橘系で、強い酸味と独特の清々しい香りが魅力です。切り方はレモンと同じく、くし切りや輪切り半月切りなどが一般的です。ライムのカットは、よくカクテルやコロナビールに添えられます。また、レモンの黄色ではなく、ライムの緑色を引き立たせたい場合などに多く使用します。

上の画像のライムの切り方は、まずレモンのくし切り(フランス風・斜めカット)と同じようにライムをくし切りにカットします。カットしたライムの皮の部分をふちを1~2mmほど残してV字に切り取ります。切り取ったライムも同じようにV字に切り取ります。これを何回か繰り返します。

真ん中がへこんだ楕円形のライムが数枚出来ます。これを一枚ずつ位置をずらして並べます。一番小さなライムのカットに中心まで切りこみを入れて、グラスの口に差し込んで完成です。この切り方は、レモンやリンゴの飾り付けでもよく使われます。簡単ですが、おしゃれです。

ライムの皮の剥き方

ライムの皮の剥き方もレモンと同じ方法でOKです。リンゴの皮むきのように、ライムを回しながら桂むきの要領で皮を切り取っていきます。カットした後に皮を剥いても良いですし、ピーラーを使用する方もいます。

ライムの絞り方

ライムの絞り方もレモンと全く同じです。レモンの絞り方の記事を参考にして下さい。レモンと同じく、果汁が飛び散らないように、ライムを絞る前に切りこみを入れることを忘れないで下さい。

ライムの果汁と相性抜群のコロナビールをご存知ですか?日本のビールも美味しいですが、ライムの搾り汁をたっぷり入れたコロナビールは、爽やかで夏にピッタリです。関連記事で詳しくご紹介していますので、合わせてご覧ください。

レモンとライムの飾りつけ・盛り付けアレンジ

レモンの飾りつけ

レモンの輪切りを「これでもか」と言わんばかりに積み重ねてできた、レモンタワーです。レモンスカッシュやレモンハイには、たくさんのレモンを飾り付けることが多いようです。

ライムの飾り付け

ミントで作られた氷とミントの葉をちりばめた、爽やかなドリンクです。飾り切りして添えられたライムがいい感じです。ライムをぎゅ~と絞っていただきたいですね。

ライムの皮を星形にカットして、ライムカクテルの中に飾り付けています。ライムやレモンの皮はアイデア次第で、切り絵のように様々な形にカットできます。

レモンとライムのおしゃれな盛り付け

レモンの端を少しカットし、レモンの中身をスプーン等でくり抜くと、レモンの器になります。上の画像はレモンの中にムースを入れて羊の顔を作った、可愛いデザートです。レモンの黄色が、ムースの羊を引き立たせています。

綺麗なフルーツの盛り合わせです。レモンの飾り切りが光っています。もちろんライムで代用可能です。ライムを使用すると緑色が強くなるので、イメージが変わってきます。

上の画像は、カービングという野菜やフルーツを、デザインカットする技術でカットされたオレンジの器に盛り付けされています。この器は、レモンやライムでも代用できます。職人的な技術とセンスが必要ですが、おしゃれなインスタ映え間違いなしです!

レモンとライムのフルーツカット

パーティで盛り上がる

活用できそうな、レモンやライムの切り方はありましたか?基本の切り方を覚えたら、少し複雑な飾り切りにも応用できます。この記事でご紹介した切り方は、フルーツカットと呼ばれるもののごく一部です。他にもたくさんの切り方があり、大変奥の深い世界です。

ぜひ、記事を参考にして、飾り切りに挑戦してみてください。パーティーや女子会で、美しいおしゃれなフルーツ盛りやドリンクを披露して、仲間と盛り上がりましょう!

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