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自分を責める心理8選|仕事・恋愛で自己否定を止める方法は?

更新:2019.06.21

必要以上に自分を責める人が存在します。自分を責める人の心理は、自己否定が強いことを表しています。自己否定の強い人はなぜ自己否定が強く自分を責める事をしてしまうのでしょうか。自分を責めてしまう心理と、そんな自分の考え方の克服方法を紹介します。

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自分を責める(自己否定する)心理8選

1.自分に自信がない

自信がない

自分に自信がない人は、非常に自分を責める傾向にあります。自信がなさすぎて、自分がしていることには問題があるのではないか、自分がしていることはだいたいにおいて間違えているのではないか、とすぐに疑問をもってしまうことも多いです。周囲がそんなことはないと言っても、考え方の問題なのであまり聞き入れません。

ちょっと自信がないといった問題ではなく、心底自信を持っていません。そのため、他人が普通にできることが上手くできなかったり、恐々してしまうのでスムーズではないなど、動きもぎこちなくなります。それでできなければ、再び自分を責めてしまい自信をなくすといった悪循環になってしまいがちです。

2.不安に感じる心理

不安

自己否定の強い人は、何をするにも何を決めるにも、いつでも不安がつきまといます。不安を感じながら毎日を過ごすので、自信満々に物事に取り組むことができません。できなければ、余計に不安になり、できない自分を責めるといったサイクルになってしまいます。

不安が強い人は、自分の心の中に不安が巣食っているため、周囲が安心をさせてあげようとしても不安はなくなりません。そのため、不安を感じながら行った物事が失敗に終わると、予想通りだと感じてしまう人が多くいます。

3.何かする度に罪悪感を感じる

罪悪感

自分を責める人は、自分は責められて当然の人間と考えているので、何かをする度に罪悪感を感じてしまいます。恋愛をしていると、恋愛をする資格がないのではないかとか、楽しいことをしていると楽しいことをする資格がないのではないか、などと考えてしまう傾向が強いです。

ネガティブなことより、ポジティブなことで罪悪感が働く心理が強いようで、内省的にあまり楽しい想いをしないように気をつけている人すらいます。自分がしたいことや望むことを、我慢することが自分にはふさわしいと感じているように思われます。

4.自意識過剰

自意識過剰

自分を責める人は、悪い意味で自意識過剰です。誰もその人を責めてもないし、誰一人その人が悪いとも考えていないのにかかわらず、「他の人に悪く思われているのではないか」「軽蔑されているのではないか」と気になって仕方がない心理状態に陥ります。誰もが自分に悪い意味で注目していると、少し勘違いしています。

良い意味で自意識過剰であれば、自分に自信を持っていたりポジティブな方向にベクトルが向きますが、自分を責める人の場合は全て悪い意味で自意識過剰なため、直して克服することが非常に大変です。

5.悪いことは全て自分が起点になっていると思い込んでいる


思い込み

少し良くないことが起きると、全て自分のせいではないかと思い込んでしまうのも、自分を責める人によく見られる心理的な特徴です。自分とは全然関係のない問題でも、自分が何かをしたから悪いことが起きたのではないかと、病的な心配をしてしまいます。それが自分に関係ないことを確かめないと、なかなか落ち着けません。

全く無関係な問題でも全て自分と結びつけて考えてしまうので、周囲は誤解を解くのが大変です。「数日前自分が優しくしなかったから病気になったのではないか」とか「自分がもっと親身に相談に乗ってあげなかったから、彼氏と別れてしまったのではないか」などあり得ないことを自分起点で考えてしまう傾向が強すぎます。

6.周囲に違うと言って欲しい

違うよ

自己否定をする人や自分を責める人は、自分にそういった仕打ちをしながらも、周囲の人から「自己否定は良くないよ」とか「責める必要はないよ」と言って欲しいと感じています。誰かがそれを否定して止めてくれることを願っています。しかし、周囲はなかなか手を出せないので、責める人は辛い気持ちを味わったりします。

勝手な話ですが、誰かに言われる一言で救われると感じている人も、少なからずいるのが事実です。その誰かは不特定多数の誰かではなく、自分の尊敬する人や、好きな人など、言って欲しい対象も限られているでしょう。

7.自己肯定感が低い

自己憐憫

自己否定が強い人は自己肯定感が低いと考えられます。子供の頃から親に褒められたり、認められたりして育った人は、健全な自己肯定感が身についています。しかし、親に否定されて育った人は、他人に否定される自分を認めてあげることができなくなります。結果、自己肯定感が低い人間になってしまいます。

自己肯定感の低さは、社会生活や友人関係、自分の生活全てに直結してしまい、全てで自己否定から入ってしまい、上手くいくはずの物事も上手くいきません。また自己肯定感が低いため、円滑な人間関係が築けなかったり、おどおどした対応しかできなかったりと、社会適応力を低くなりがちです。

8.自己嫌悪が強い

自己嫌悪

自分を責める人は、非常に自己嫌悪が強い人が多いです。自己嫌悪の強さゆえ、自分が好きになれず、自分のすることを何から何まで否定してかかります。自分の顔やルックス、頭の良し悪し、性格や能力など自分を形作る全てを嫌悪の対象にしています。

自分は非常に美醜がすぐれていないと感じています、自分は話すだけで他人は不愉快に感じると考えるほど、自分が嫌いです。そのため、何かにつけて自分を責めます。どういてこんな人間に生まれてきたのか、もう少しましな人間に生まれたかったと考えていて、自己嫌悪の結果ひどい自己否定の心理に襲われています。

自己嫌悪に陥るのがいけない理由は?


物事の正しい解決の邪魔になる

落ち込み

自分を責めるほど、自分は大して悪くないことを知りましょう。責められるようなことをしない限り、誰も責めることはありません。誰も存在を否定をしていませんし。自己嫌悪に陥ると、全て自分が悪いと責めてしまうようになり、それは自分の心を蝕むばかりではなく、周囲も巻き込んで周囲の心も削ってしまいます。

自分を責めるばかりでは自分が全ての責任を負う存在になってしまうので、本当の物事の問題点や原因、修正点や結果が間違えた認識で捉えられるようになってしまい、根本的な解決ができなくなってしまいます。正直に言えば、その責める心理は邪魔なものであり、多くのできごとの正しい解決ができなる結果を産みます。

責める心理は自信を喪失させる

悪くない

自己嫌悪に陥って自分を責めることは、ただでさえ持っていない自信を喪失させます。正しい反省をして自信を喪失するのではなく、自分の思い込みによって自分を責めて追い込み、自分がダメな人間だと思わせてしまいます。正しい道筋にない自己嫌悪は、自分に間違えた考えを必要以上に植え付けていきます。

自己嫌悪は、自分がとんでもないことをしでかしたり、誰かをだましたり他人に裏切り行為を行ったりなど、自分が正しくない言動をした場合に自然と起きる感情です。それを何も悪いことをしていないときに発生させることは、自分の精神衛生上も問題です。自信をつけるために、自己嫌悪は今すぐ捨ててしまいましょう。

仕事で自分を責めるのを克服するには?

周囲に自分の仕事ぶりを確認する

確認

自分を責める癖のある人は、仕事においてもすぐ自分を責めがちです。ミスがあったのではないか、業務連携がきちんとできなかったのは自分の責任ではないかと、もんもんと悩んでしまいます。そうならないためにも、自分がきちんとできているかを周囲に確認することがオススメです。

自分の仕事ぶりに問題はないのか、きちんとしなければならないことはできているのか、率直に周囲に聞いてみましょう。そして、問題があれば周囲に注意してもらうようにお願いしてみましょう。そうすれば、何がダメで何がダメでないか明確になります。もし、全く誰もダメ出ししなければ、あなたに問題はありません。

そのように毎日繰り返していけば、自分には責めるような問題はないのではないかと気づく日がやってきます。責めることも、自己否定することも、自己嫌悪に陥ることも全て克服できるようになっていきます。

自分の責任部分をやりきる

業務

自分に自信がなくすぐに責めてしまう人は、まず多くのことを一度に考えることをやめてみてください。自分のやらなければいけない仕事の範囲のことだけに集中してみましょう。そして、その責任範囲を完璧に、完全にミスのないように仕上げてみてください。毎日そのように集中することを心がけてみましょう。

そうすれば、自分の仕事のことだけを考えられるように癖づきます。癖づけば、業務範囲の仕事をきちんとこなしている自分に気づくでしょう。他に気を回さずおけば、他のことで自分を責めることがなくなってきます。自分もきちんと仕事がこなせていることを知れば、責めることもなくなり、自己否定もしなくなるはずです。

自己否定する前に責める必要があるか考える

頑張り

自己否定する人は、全てをごちゃまぜに考える習性を持っています。しかし、仕事は業務範囲が決まっていて、自分が手を出せる範囲もきっちりと分けられています。それを冷静に考えて、自己否定してしまう部分が自分の仕事に関連していることなのか判断してください。

自分を責めてしまったり自己嫌悪に陥る部分は、案外自分の範囲外であることに気づくことがあります。関係のないことで責めていたのか、自己嫌悪に陥っていたのかと、認識できるようになってきます。そうすれば、自分を悩ました責める癖や自己嫌悪から遠く離れた心理を持つことができ、克服していくことができるはずです。

恋愛で自分を責めるのを克服するには?

自分を責める前に相手と話し合う

会話

恋愛はとかく自分を責めがることが多くなってきます。彼氏と喧嘩したときや、倦怠期で上手くいかないときなど、「自分がダメだからこうなるのかな」と責めがちです。しかし、いつもあなたが悪いわけでは絶対にありません。自分を責めて自己嫌悪に陥る前に、彼氏としっかりと話をすることを試してみてください。

自分が考えていること、悩んでいることをいろいろと彼氏に率直に話して、想いをぶつけるようにしてみます。彼氏があなたを大切に考えているならば、ちゃんと答えてくれるはずです。お互いの想いをちゃんと表に出して、話し合いを続けることで、二人の関係は強固になっていきます。

また、彼氏がきちんとあなたと向き合って話をてくれることによって、自分を責める必要がないことがわかってくるはずです。結果、一人で悩み責める前に相談をしようという考えを持つことができるようになり、責める自分を克服することができるようになります。

思考を変える練習で克服する

鏡

自分を責める人は、なかなかそのサイクルから抜け出すのが難しいです。しかし、あまりに自己嫌悪が激しい場合、彼氏にも心配されたり、最悪面倒な女と思われてしまいます。そうならないためにも、自分一人のときに様々な種類の妄想を働かせてみましょう。

あなたがネガティブであれば、彼氏もネガティブになってしまいます。あえて自分に「自分を責める必要はない」と暗示をかけるようにし、ポジティブな思考に変換します。自己否定をする人がポジティブに頭を切り替えるのは難しいことですが、これも練習です。練習をすることで、だんだん身についていきます。

頑張って頭を切り替えることで、徐々に自己嫌悪であったり自分を責める心理が薄れていき、克服できるようになります。ポジティブ思考になるための訓練の仕方をみて、心がけてみてください。

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自分を責めない人が考えていることは?

責めるのではなく自分を褒める

褒める

自分を責めない人が考えていることは、責める前に自分を褒めることです。褒めて後、自分の悪かった所や直さなければいけない所を責めます。まずは、頑張った自分を褒めてあげることが大切です。人間責めることは意外に簡単にできますが、自分を褒めることは難しいことです。

自分を責めがちな人は、褒めることは良くないこと、罪悪だと考えがちです。しかし、自分は毎日たくさんのことをこなし、考え、気力で乗り切っています。なので、まず自分を褒めてあげるのが大切です。そうすれば少し気分は良くなって、改めて自分の欠点や問題点を修正する気持ちになれます。

そのままの自分が好き

自分

責めない人は、そのままの自分を好きになっています。等身大の自分を大切にしています。自分には欠点もあれば、性格が悪い所もあるでしょう。しかし、優しかったり真面目であったりと、長所もたくさんあります。全てを丸ごと受け入れて、大好きなのです。そうすることで、自分を客観的にみることができる心理になります。

自分を褒めて育てよう

育つ

自分を責めることは、自分を痛めつける行為です。責めるのは自分がひどい行いをしたときだけで大丈夫です。いつもいつも痛めつけないように、自分をもっと大切にし、自分を褒めてあげてください。人間褒められれば真面目で自信を持った人間に育ちます。毎日精一杯頑張る自分を褒めて、そして素敵な女性に育ててみましょう。

自分で自分を褒める効果がすごい!
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