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生真面目の意味・真面目との違いは?堅苦しい人の性格・特徴と直し方も

更新:2020.07.03

生真面目な意味は、真面目と違った意味を含んでいます。果たしてその意味は、現実にいる生真面目な人に当てはまるでしょうか?もしかするとあなた自身が生真面目な人なのかもしれません。今回は生真面目な人の性格や特徴を、直し方もあわせて解説していきます。

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生真面目の意味・類語

生真面目の意味

意味

生真面目は、「非常にまじめである人、その思考」や「融通がきかない状態、その様子」といった意味があります。内容から見てわかる通り、良い意味も悪い意味も含まれている言葉であることがわかります。使い方としては、あまり良い意味で使われていないのが現状です。

特に二つ目の「融通が利かない人」に対して使うケースが非常に多い言葉であることが特徴です。その場合は、「もう少し柔軟な思考になって欲しい」、「融通が利かせてほしい」といった感情が言外に込めたうえで相手に用いる表現であることがわかります。

生真面目の類語

類語

生真面目の類語としてまず挙げられるのが、「一途」です。これは「他のことには目もくれずに、ひとつのことに打ち込むこと、その様子」といった意味があります。生真面目の「融通が利かない」という意味と非常に似通ったニュアンスの表現です。また、そのほかにも「ひたむき」も類語に分類される言葉です。

「ひたむき」は、「ひとつの物事にのみ心を向けている様子」や「忍耐強く、ひとつの物事に打ち込む様子」といった意味があります。まさしく生真面目と似たニュアンスを持っている言葉です。そのほかにも、「熱誠」や「一筋」、「直向き」、「真摯」といった言葉が類語として挙げられます。

生真面目と真面目の違いとは?

真面目の意味

まじめ

「真面目」とは「物事に対して真剣であること、本気であること」や「誠実であること」といった意味があります。ニュアンスとしては良い意味として用いられる表現であることがわかります。また、実際に使用する時はその人の性格や言動を評価する時に使用する言葉です。

生真面目との違い

生真面目

真面目と生真面目の意味を比べてみると、前者と後者で意味が異なっていることがわかります。特に「融通が利かない」といった表現は生真面目のみに用いられる意味です。どちらもその人に人となりに対して用いる表現ではありますが、生真面目はニュアンス的には良くない意味を持っていることがわかります。

生真面目な人の性格・特徴10選~前編~

生真面目な人の性格・特徴①神経質である


神経質

生真面目な人の性格としてよく見かけられるのが、「神経質である」点です。物事に対して繊細というよりは過敏になっていて、ついつい裏の裏まで考えてしまいがちです。時には相手が不快な気持ちにならないように、あれこれと気を遣ってしまい、結果として空回りに終わることもあります。

あくまで好意的な感情から来る言動なら許されるかもしれませんが、人によっては堅苦しい空気を感じて疲れてしまうこともあるでしょう。結果的にみんなが疲れてしまう可能性を秘めているのが、生真面目な人の性格です。

生真面目な人の性格・特徴②責任感が強い

責任感

生真面目な人の性格や特徴のひとつとして挙げられるのが、「責任感が強い」ことです。先にも触れた通り、生真面目な人は神経質ですから与えられた責任は最後まで真っ当すべきであると考えています。そういった重圧を必要以上の負荷を自分にかけてしまうので、そのまま自滅してしまうケースもあります。

そういった責任に対する心構えは必要な要素ではありますが、そういった要素ばかり固執しすぎてしまうのが生真面目な人の性格です。それが原因で周囲との軋轢が生じてしまうこともあります。もし心当たりがある人は、肩の力を抜いて落ち着くことも大切です。

生真面目な人の性格・特徴③頑固である

頑固

生真面目な人は、「こうだ」と決めた物事を絶対に捻じ曲げません。その内容は人によって異なりますが、どのケースにおいても決めた物事に対して許す。譲るといった融通が利かないことが特徴として挙げられます。生真面目な人は「捻じ曲げないことこそが正しい」と思っているので、説得は難しいでしょう。

こういった性格の人は、時に周囲に対してもその頑固な意思を押し付けようとします。自分の価値観で決めたルールや基準を守れない人に対しては、腹を立てたり怒りだすこともあります。自分勝手にも見えますが、「規則を守る」という意思が強いという面では長所にも感じられる要素です。

生真面目な人の性格・特徴④我慢強い

我慢

生真面目な人は、先にも触れたとおり一度決めた物事に対して意見を曲げることがありません。時にそれが苦痛を伴うことになっても、我慢します。そのため、生真面目な人は我慢強い性質でもあります。基本的に自分に厳しい性格なので、どんなに辛い状況でもまず乗り越えようと努力します。

生真面目な人にとって、怠けるという行為は許せないもののひとつです。ですから、多少の無理をしてでも物事を完遂するでしょう。しかし、自身の状態を省みないことも多いのが生真面目な人の特徴です。無理がたたって大病を患うこともあるので、注意しましょう。

生真面目な人の性格・特徴⑤何事もきっちり決める

きっちり

生真面目な人は「何事もきっちり決める」という特徴もあります。基本的に物事を曖昧のままにするのを好みません。ですから、何事も白黒はっきりしないとイライラしてしまうこともあります。また、きっちり決める面が顕著に出てくるのがスケジュール管理です。

締め切りが設けられているならば、それに合わせた完璧なスケジュールを組みたてます。個人の作業でならば支障はありませんが、グループにおいても生真面目ゆえに足並みを揃わせようとします。融通が利かない面も相まって、なあなあに済ませようとしたりすると怒ってしまう人もいます。

生真面目な人の性格・特徴10選~後編~

生真面目な人の性格・特徴⑥空気を読まない

空気を読まない

生真面目な人というのは、基本的に頑固で融通が利かない面が多々あります。先にも触れたとおり、一度決めたことに対して意見を曲げることはありません。また、どんな状況であってもその意思を貫こうとします。それは時として勇敢にも思えますが、周囲の状態を無視して突き進むこともあります。

特に相手が上司など目上の人であろうと、非常識な行為をしていれば注意します。基本的に生真面目な人は、自分が設けているルールや基準を破る要素や人を許すことができません。そういった意思を貫く行為が、結果的に「空気を読まない」行動に繋がってしまうのです。

生真面目な人の性格・特徴⑦物事を深く考えすぎる

考える

生真面目な人は空気を読まない行動をとってしまうこともありますが、普段は物事を深く考えすぎる側面もあります。神経質ゆえに、物事に対しては慎重に動こうとするのです。相手が不快にならないか、良い結果を手に入れられるかと言ったあらゆる視点から物事を考えているので、常に頭を働かせています。

生真面目な人は、失敗を嫌います。良い結果を手に入れたいからこそ石橋を叩いて渡ろうとするのですが、それが逆効果になってしまうことも多々あります。心当たりがある人は、一度自分の直感を信じて行動してみると良いでしょう。

生真面目な人の性格・特徴⑧理詰めで話す

理詰め

生真面目な人に対して苦手意識を抱いている人は、「理詰めで話す」ことが理由として挙げられます。時に頑固な意思を貫こうとしますが、それは決して直情的な行動ではありません。生真面目の思考は、理詰めであることが特徴です。ですから、どんな時も話す内容は論理的なのです。

生真面目な人の話は、基本的に主観を交えません。膨大な情報のなかから必要なデータを提示して、自身の意見を論理的に主張します。そういった話し方を時と場合で使い分けることができないのが、生真面目な人の性格なのです。

生真面目な人の性格・特徴⑨自分のルールに縛られがち

ルール

先にも触れたとおり、生真面目な人には自分だけの基準やルールが存在します。時としてそれを他人に強要することもありますが、同時に自分自身を強く縛り付けているのです。特に仕事面において見られる性格で、効率よりも規則を重視してしまいます。また、生真面目な人は簡単に思考を変えることができません。

そういったことが原因で、周囲も段々と距離を置いてしまいがちです。物事に対して生真面目すぎるがあまり、本人も苦しんでいることを理解してあげてください。

生真面目な人の性格・特徴⑩時間には特に厳しい

時間

生真面目な人は、特に時間に関しては特に厳しい考えを持っています。そのため、旅行などの計画はきっちりと組みたてるケースが多いでしょう。基本的に感情で行動することがあまりなく、遅刻など時間を守れないことに対しては許すことができません。

そういった要素は時として大切な要素ですが、生真面目な人はあらゆる場所においてもそういった考えで動きます。そのため、周囲が付いていけず疲れてしまうこともあるので注意が必要です。

生真面目な性格の直し方5選

生真面目な性格の直し方①無理をしない

無理をしない

生真面目な人は、自分の設けた基準やルールを守ろうとして無理をしがちです。人によっては、それが原因で体調を崩すこともあります。そういった結果にならないように、適度に休むことを心がけてください。

生真面目な性格の直し方②柔軟な思考に切り替える

柔軟

生真面目な人は、頑固で融通が利かない性格です。しかしそのままでは、周囲との軋轢が生じることもあります。そういったことにならないように、柔軟な思考に切り替えていく直し方が有効です。

生真面目な性格の直し方③完璧を求めてない

完璧を求めない

生真面目な人は、あらゆることに対して完璧を求めてしまいがちです。それは確かに必要な要素ではありますが、他人にまで押し付けるのは人間関係を悪化させる要因となります。失敗を許せる思考へシフトチェンジしていきましょう。

生真面目な性格の直し方④自分を認める

自分

生真面目な人は、自己肯定感が低いというのも特徴のひとつです。それが原因でマイナス思考に陥り、良くない結果を避けようと色々と考えすぎてしまうのです。まずは自分を認めて、前向きな思考になる癖をつけましょう。

生真面目な性格の直し方⑤他人の評価を気にしない

気にしない

生真面目な人は、他人の評価を気にしてしまいがちです。マイナス思考のくせがついているので、気が付くと自分の理想とはかけ離れた言動をしてしまうこともあります。そういった人は、他人の評価を気にしないように心がけましょう。

生真面目な人との付き合い方・接し方は?

相手の価値観を認める

認める

生真面目な人の価値観というのは、社会人として考えてみれば正論に近い考えであることが多々あります。また、悪意を持っているわけではありません。ですからまずは、その人の価値観を認めてあげてください。そうして可能な限り、合わせてあげると良いでしょう。

認めていることを伝える

伝える

先にも触れたとおり、生真面目の人の多くは自己肯定感が低いことが原因でそういった思考に陥っています。そのため接し方として「あなたのことをちゃんと認めている」ことを伝えてあげるのも有効です。そうして自分に自信がつくことで、段々と思考に変化を与えることができるでしょう。

生真面目の意味を正確に理解しよう!

今回は、生真面目の意味などについて解説しました。真面目とはニュアンスが異なるので、使用する際は注意してください。また、生真面目の人と付き合うには、その性格や特徴をしっかり理解したうえで付き合うようにしましょう。自分が生真面目だと感じたら、直し方を参考にして思考の癖を変えていってくださいね。

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