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【家族構成・家族状況の書き方】履歴書に書く順番や本人・妻の職業は?

更新:2019.06.21

履歴書などの書類に書く家族構成や家族状況の正しい書き方って知っておきたいですよね!今回は履歴書に書く家族構成や家族状況の書き方を書く順番や本人はもちろん、妻の職業の書き方。さらには離婚している場合や内縁の場合の書き方までをレクチャー致します!

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家族構成の記入を求められる書類の代表例

履歴書

書類

それではまず最初に、家族構成の記入を求められる代表的な書類についてご紹介致します。最も代表的なのはやはり「履歴書」です。履歴書とは自分自身の学業や職業の経歴や家族構成、自分の生年月日や出身地、さらには志望動機などを記入し、先方に提出する書類のことを指します。

主に、就職や転職の際に提出する書類です。アルバイトの面接時などにも必要となる所が多いので、誰しもが一度は記入したことがある、大変ポピュラーな家族構成の記載を求める書類と言っていいのではないでしょうか。

履歴書は自分のプロフィールも大切ですが、自分の学業や仕事の経歴を書く欄のスペースが大変広く取られており、そちらに重きを置いているように感じられるので「履歴書に家族構成の欄などあったか?」と思われるかもしれません。しかし履歴書にも簡単に家族構成を書く欄が存在します。

身上調書

調べる

家族構成の記入を求められる代表的な書類には履歴書の他に「身上調書」というものがあります。あまり無く、ピンとこない方も多いかもしれませんが身上調書は履歴書とほぼ同義語になります。主に就職活動時に使用する書類なのでアルバイトの面接などでは必要ありません。

身上長所は履歴書のようなものですが、履歴書と違う点は履歴書よりも身上調書の方が幅広いプロフィールを記載するということです。身上調書を提出する企業にもよりますが、宗派や支持している政党名まで書かされる場合もあるそうです。また、身長や体重を含めた自分の健康状況を記載する場合もあります。

身上調書も履歴書同様、家族構成を記載する欄が存在するので、これから就職活動するという方もやはりしっかりと家族構成の正しい書き方を身につけておきたいですよね!書類関連で履歴書と同じくらい身近なのが婚姻届ですよね。以下の記事では婚姻届に必要な書類や詳しい書き方も記載してあるので是非見てみてください。

家族構成の書き方①記入する家族の順番は?

家族構成の書き方順番:まずは世帯主から

父

それではいよいよ履歴書などの書類に記載する家族構成の書き方について見て行きましょう。まずは記入する家族の順番についてです。家族構成を記載する場合、ほとんどいくつか段になっており、「本人との続柄」と「名前」を書くパターンがほとんどだと思われます。

この場合、一番上の段に誰の名前を書けばいいのか。その次は誰にすればいいのか。と悩む方も多いかもしれません。履歴書や身上調書で家族構成を記載する場合、一番上の段に書く名前は原則世帯主となります。例えば自分に配偶者がおらず。両親と同居している場合は父親から。その次に母親。その下に兄弟となります。

また、あなたが結婚している場合は一番上に配偶者の名前を書きます。もし結婚後も両親と同居しているならば世帯主となる人物の名前から記入するのが一般的な書き方です。原則として「世帯主」から書くということを覚えておきましょう。

家族構成の書き方順番:本人は書かなくても良い

ぺん

履歴書や身上調書の家族構成欄を記入する場合、世帯主から書き始めると言うのはお分かり頂けたかと思います。そこで出てくる疑問点が自分の事はどこに書くのか。という点ですよね。両親と同居の場合父親、母親の次に自分の名前を書くと思っている方もいるかもしれませんがそれは間違いです。

履歴書や身上調書などの書類の家族構成欄は自分の名前は必要ありません。自分以外の家族の名前や続柄を記載するのが一般的な正しい書き方となります。間違ってでも自分の名前を書いたり、一番上に自分の名前を持ってきたりしないようにしましょう。

家族構成の書き方②結婚・離婚している場合

家族状況:前妻がいる(である)場合

妻

それでは次に履歴書や身上調書での家族構成の書き方パターン2について見て行きましょう。ここでは家族状況が少しばかり複雑な点についての家族構成の書き方をご紹介致します。まずは前妻がいる。自分が前妻であるという家族状況の場合の書き方です。

先ほど申し上げましたが、家族状況がいかなる場合であれ履歴書や身上調書で記載する家族構成は同居者の名前や続柄を記載します。ですから例えばあなたに離婚した旦那さんがいるとして、同居していない場合は書類に前の旦那さんの名前を書く必要はありません。

ただ、家族構成を図で書く場合があります。その際はあなたと前の旦那さんを結ぶ線に「バツ印」を書きくわえれば離婚したという意味②なります。もし前の旦那さんとの間にお子さんがいる場合はあなたと前の旦那さんを結ぶ線の中心からお子さんの名前を引っ張って下さい。

家族状況:内縁の妻がいる(である)場合


妻

次にご紹介する少し複雑な家族状況の場合の書き方は内縁の妻がいる、あるいは内縁の妻であるパターンです。最近は結婚にも多様性を求める時代になりましたから「内縁」という形をとるカップルも増えてきましたよね。ただ内縁関係の場合は婚姻届を役所に提出していないので戸籍的には他人ということになります。

先ほどから何度かご説明していますが、履歴書や身上調書に書く家族構成の欄は原則「同居」している人の名前になります。ですからいくらあなたが内縁関係であったとしても一緒に住んでいるのでしたらその相手の名前を書くようにしましょう。

しかし、気になるのはこの場合の続柄の書き方ですよね。この場合は「縁故者」と記載するのが一般的です。また内縁の夫との間に子供がいる場合は「子」と記載して問題ありません。

家族構成の書き方③家族の職業の書き方

家族構成の書き方:妻の職業の書き方

母

それでは次に家族個性の書き方3つ目のポイントです。次にご紹介するのは家族の職業の書き方です。まずは妻の職業の書き方についてです。あなたが書類で家族構成を書く場合、家族の職業を書く場面ももちろん出てくるでしょう。その場合の書き方です。

まずは妻の職業の書き方についてです。基本的に主婦である女性の職業を職業欄に記載する場合は「主婦」でOKです。また、奥さまがパートをしているとしましょう。その場合についてですがこれも「主婦」で大丈夫です。ただし、正社員として企業に勤めていたりする場合は「会社員」と記載するようにしましょう。

家族構成の書き方:子供の職業の書き方

家族

それでは同じ状況で、子供の職業欄を書く場合の書き方についてご説明致します。まずお子さんが学生であった場合の職業の書き方ですが、この場合は「小学生」「中学生」「高校生」「大学生」と書くようにしましょう。幼稚園児や保育園児の場合は「園児」で大丈夫です。

もしもお子さんがまだ小さく、幼稚園や保育園にも通っていない場合は無記入にしても問題ないでしょう。また、お子さんが成長して仕事をしている場合は「会社員」や「アルバイト」などと記載するようにしましょう。

家族構成の書き方④図で書く場合の書き方


夫婦2人の場合

今までは家族構成を字で記載する場合のみご紹介してきましたが、家族構成や家族状況を図で書く場面もあります。これは家系図やジェノグラムなどと呼ぶ場合もありますね。まずは夫婦2人だけで生活している場合の家族構成の書き方です。

まず、ジェノグラムという書き方で書く場合は男性を四角、女性を丸、不明な場合は三角で表し年齢は図形の中か下に記入します。亡くなっている場合は黒塗りにし、妊娠中なら図の中に三角を書きます。ジェノグラムでは自分を二重線にします。

これはジェノグラムに限らないことですが夫婦の場合は線で結びます。もし離婚している場合は二重線の斜線で区切り、別居している場合は斜線で区切ります。事実婚の場合は線の上に「事実婚」と記載しましょう。

子供がいる場合

次は子供がいる場合の家族構成の図の書き方です。子供はその両親である2人を結ぶ線の途中から線を伸ばして子供の名前や図を書きます。例えば一緒に同居している子供が旦那さんの連れ子だったとしましょう。その場合は旦那さんと前の奥さんの線からそのお子さんを引っ張ります。

ジェノグラムは同居している人は線で囲むので、この場合連れ子でもお子さんとあなたが同居しているなら同じ線で囲むようにしましょう。また、養子をとっている場合ですが、法律が改正され家族構成や家族状況を記載する場合の子供は全て「子」と記載していいという形になりました。

ですから無理に養子と書いたり、血が繋がっていない旨を書く必要はないのです。書類を提出する企業にお子さんとの正確な関係を強要する権利はないので安心して下さい。

両親と同居の場合

次に両親と同居している場合の家族構成の図の書き方です。例えばあなたが旦那さんのご両親と同居しているとしましょう。その場合は義理のお父さんとお母さんの線から旦那さんを引っ張り、その旦那さんとあなたを横線で結びましょう。

そして、同居しているのですから大きな線で同居している人達を囲うようにしましょう。また、旦那さんに兄弟がいるとしましょう。その場合は同居していなくても義理のご両親の線からもうひとつ線を引っ張って義理の兄弟の名前を書くようにしましょう。

またあなたのご両親と同居している場合も基本的には義理のご両親の書き方と同じです。あなたのご両親からあなたの線、またはあなたの兄弟の線を引っ張って、自分と同居している人は1つの線で囲むようにしましょう。このようにジェノグラムの書き方で家族構成を書くと非常に分かりやすいですよ。

家族構成の書き方⑤続柄の書き方

伯父と叔父の違いとは

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次は家族構成や家族状況を記載する際に便利な続柄の書き方についてです。今回は間違えやすい続柄の書き方についてご説明致します。まずは「伯父と叔父」の違いについてです。これは間違えやすい続柄の代表格と言っても過言ではないですよね。今一度ここで正しい伯父と叔父の使い分けについて学んでおきましょう。

「伯父」や「伯母」のように「伯」という字を使う方というのは一般的に父親や母親の兄・姉のことを指します。つまり自分の両親の兄弟で年上の人のことなんですね。逆に「叔父」や「叔母」のように「叔」と言う字を使う方というのは一般的に父親や母親の弟・妹のことを指します。

父方の兄弟を「伯父」母方の兄弟を「叔父」と表現するように間違われやすいのですが、「叔父」「伯父」という表記に父方や母方というのは関係ありません。同じ「おじさん」「おばさん」でも表現の仕方が違うのですね。正しく書けるように覚えておくようにしましょう。

自分の子供が結婚している場合の家族状況

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それでは次に自分の子供が結婚している場合、家族構成や家族状況を履歴書などに書く際の書き方についてです。例えばあなたのお子さんが結婚していてその配偶者と一緒に同居しているとなると履歴書や身上調書にも同居者として名前を書くことになります。

その際の続柄、何て書いて良いかちょっと迷ってしまいますよね。この場合続柄には「子の妻」「子の夫」などと書いて大丈夫です。結構単純なので拍子抜けしてしまうかもしれませんが、これが正しい書き方なのでこのように記載するようにしましょう。

また、自分の子供とその配偶者の間に子供がおり、その子とも同居している場合。つまりあなたがお孫さんと同居している場合には「子の子」と書くことになります。ここでは「孫」と書きたくなってしまいますしそう書くのが正しいと思いがちですよね。孫でも問題はありませんが、「子の子」と書いた方が無難かもしれません。

あなたにとって重要な家族構成の書き方!

いかがだったでしょうか?履歴書や身上調書は人生で1度は記入するであろう書類です。つまり人生で1度は家族構成や家族状況の正しい書き方を求められるということなんですね。家族構成の書き方は少し複雑な部分がありますし、最近は家族の形にも様々ありますから悩んでしなう方も多いでしょう。

とにかく家族構成は「同居」しているのが原則ですから、そこをポイントにすればよいでしょう。また続柄についても曖昧な部分や間違えやすい点を記載しておいたので是非参考にしてみてください。また家族構成や家族状況をジェノグラムで記載するケースもあります。この場合は字で書くよりももっと広範囲となります。

ジェノグラムの様に図形で書く家族構成に馴染みが薄いかたもいらっしゃるでしょうから覚えておくと便利かもしれません。以下の記事は履歴書で書く主に学歴の欄について詳しくまとめてありますからこちらの記事も併せて読むと履歴書の書き方はバッチリでしょう。

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