Large thumb shutterstock 558832264

【女子必見】広島の方言(広島弁)を徹底解説!かわいい方言も紹介!

更新:2019.06.21

かわいい方言ランキング上位の「広島弁」広島弁と標準語で意味が正反対の方言がある!?「じゃけん」が有名ですが、他にもかわいい広島弁をたくさん紹介します。簡単なものばかりなので、意味を覚えてぜひ使ってみてくださいね。広島弁はぶちかわええんじゃけえ!

※商品PRを含む記事です。当メディアはAmazonアソシエイト、楽天アフィリエイトを始めとした各種アフィリエイトプログラムに参加しています。当サービスの記事で紹介している商品を購入すると、売上の一部が弊社に還元されます。



広島県の方言(広島弁)の特徴

広島県の方言(広島弁)の特徴①語気が強め

優しい

仁義なき戦いなどのヤクザ映画のイメージから、怖いと思われることもあります。「~しとんじゃ」「~じゃけんのぅ」など、言葉が悪く見えがちです。普通に話していても、他県の人からみたら怒ってる?と思われるケースも多いです。本当に怒っている時は、かなり怖いですよ。

広島県の方言(広島弁)の特徴②可愛いという声も!

可愛い

最近では、広島弁がかわいい方言ランキング上位に定着しつつあります。特に男性からの人気が高く、広島弁で告白されたい男性が多いようです。「好きじゃけん。うちと付き合って?」「前からずっと好きじゃったんよ」広島弁で言われると可愛さも増しますね。

広島県の方言(広島弁)の特徴③語尾が高音になりがち

カップル

標準語とほぼ同じイントネーションですが、広島弁では一文節内で一音節だけが高音になり、一単語だけ発話するときは語末が高音になる傾向があります。例えば「さくら」では「ら」が高音になりますが「さくらの木がたっとる」では「木」と「た」が高音になります。

広島県の方言(広島弁)頻出順ランキング

広島県の方言(広島弁)頻出順ランキング第10位:ぎょうさん

買い物

ぎょうさん買うたのにもうないで(いっぱい買ったのにもうなくなった)そんなぎょうさんいらんで(そんなに多くいらないよ)など、「いっぱい」「多く」と言う意味です。他にも、えっともろーたけあげるわ(いっぱい貰ったけあげる)など、「えっと」も使われます。

広島県の方言(広島弁)頻出順ランキング第9位:われ

自分のことはわれと言う

我とは自分のことを指しますが、広島弁では逆の意味になります。われなんしょんな(お前なにをしとるんじゃ)など、「お前」という意味です。主に喧嘩でキレているときに使います。もっとキレると、われなんしょんなが、おんどりゃーなんしょんなに変わります。


かなり迫力があり、広島弁はガラが悪いと言われるひとつの原因かもしれません。広島県民は親におんどりゃーナメとんか!!と怒られて育つのです。

広島県の方言(広島弁)頻出順ランキング第8位:しね

驚き

かなり衝撃の方言です。主な使い方は「はよしね!」です。広島県民以外は早く死ねって言われた・・・?とカルチャーショックを受けてしまうかもしれません。実は、はよしね!は「早くしなさい!」という意味の方言なのです。知らないと勘違いしてしまう方言ナンバーワンだと思います。

柔らかくいう場合は、「はよしーね」と伸ばして使います。若い人はしーねの方を主に使います。これなら死ねと勘違いされることもなくなりますね。

広島県の方言(広島弁)頻出順ランキング第7位:てご

手伝い

晩御飯のてごぉして(晩御飯作るの手伝って)てごしね(手伝いなさい)など、「手伝う」という意味です。昔、大鍛冶屋の向こう鎚を「手子」と言っていた事が語源です。若い人はあまり使っている人はいなく、主にお年寄りが使っている方言です。

広島県の方言(広島弁)頻出順ランキング第6位:たう・たわん

広島県民以外には通じないのではないでしょうか。その箱たう?(その箱に手が届く?)私もたわんわ(私も届かない)など、「届かない」という意味です。たった?と言われると、立った?ではなく届いた?という意味の方言なのです。

広島県の方言(広島弁)頻出順ランキング第5位:しんさい

はよ宿題しんさい(早く宿題をしなさい)など「~しなさい」という意味の方言です。宿題しんさいと言っている間はまだあまり怒っていません。怒りが増すと、はよ宿題せーや!、はよ勉強しーや!という言い方に変わります。言い方が強くなると、かなりの迫力になりますので、あまり言わせないことをおすすめします。

広島県の方言(広島弁)頻出順ランキング第4位:さげる

鞄

「このカバンさげて」と言われたらどうしますか?カバンを下にさげてしまいますよね。実は広島弁では正反対の意味なのです。ちょっとこれさげてーや(ちょっとこれ持ち上げといて)など「持ち上げる」という意味の方言です。

下に降ろす「さげる」のイントネーションは語尾が下がりますが、広島弁の持ち上げる「さげる」はイントネーションが上がります。さげるが使いこなせれば、本物の広島人です。

広島県の方言(広島弁)頻出順ランキング第3位:ぶち

すごい

県外の人には通じませんが、このお好み焼きぶちうみゃあ(このお好み焼きすごい美味しい)A君ぶちかっこええわぁ(A君はすごいかっこいいね)などと、「すごい」という意味です。

広島弁「すごい」の三段活用といわれるものがあります。「ぶち」はすごい。「ぶり」はもっとすごい。「ばり」はすごくすごい。など使い分けています。広島の中でも備後地方では「ぼれ」が主に使われています。

広島県の方言(広島弁)頻出順ランキング第2位:たいぎい

他県の人に通じない広島弁ダントツの1位でもあります。「仕事行くのたいぎいわ」「買い物行くのたいぎなわ~」という風に「面倒くさい」という意味です。広島県民は、県外でたいぎいが通じずに、そこで初めてたいぎいが方言だったことに気づくというのが県民あるあるです。

広島県の方言(広島弁)頻出順ランキング第1位:じゃけん・じゃけぇ

広島弁といえば「じゃけん」「じゃけぇ」ですよね。「今日は雨じゃけんカープの試合ないわ」「今日は仕事休みじゃけぇね」という風に「~だから」という意味で使います。じゃけんとじゃけぇの使い分けは特になく、自分の好きな方や、言いやすい方を使います。

広島弁は「じゃけん」のイメージが強いと思いますが、実は「じゃけぇ」「じゃけ」の方が多く使われています。じゃけ止めときってゆうたが!(だから止めといたらって言ったのに)じゃけそうなったんか(だからそうなったのか)などと使います。

広島県のかわいい方言(広島弁)ランキング

広島県のかわいい方言(広島弁)第10位:わや

海

なにかアクシデントがあったり、失敗したときに「わやじゃね」「わやくそじゃが」などと使います。標準語になおすと非常に表現しにくいのですが、状況が悪くてぐちゃぐちゃになってるという意味です。例えば、家に帰るとかわいい愛犬が部屋中を散らかしていた!そんな時にため息をつきながら「わやくそじゃが」と言います。

広島県のかわいい方言(広島弁)第9位:ほんじゃーね

挨拶

さよならという意味で、別れの挨拶に使います。「ほいじゃーね」という事もあります。「ほんじゃーさ、この間のカフェ行こうや~」と、ほんじゃーねから話が続くときに使う場合は、さよならの意味ではなく、「だったらさぁ」という意味になります。普通にバイバイというよりかわいいですよね。

広島県のかわいい方言(広島弁)第8位:ぱーぷー

ちょっと難しい広島弁です。ぱーぷーじゃね(バカじゃね)なと、「バカ・アホ」という意味です。悪口でのバカという意味ではなく、からかっていたり、愛情を込めたバカという意味で使います。女の子にぱーぷー!とかわいいく叱られたい男子も多いのではないでしょうか。

広島県のかわいい方言(広島弁)第7位:はぶてる

怒る

はぶてるとは、スネるという意味です。喧嘩したときなどに、もぉはぶてんとって?ごめんね?(もうスネないで?)なんて可愛く言われると不機嫌な気持ちも吹っ飛んでいきますよね。

広島県のかわいい方言(広島弁)第6位:ほいじゃけん

「じゃけん」「じゃけぇ」の可愛いバージョンが「ほいじゃけん」です。あんね、ほいじゃけんね、この間ね~なんて言われると、可愛さが大爆発です。子供っぽさや無防備さがあるこの単語がつくことで、それ一つでも可愛いといわれている「じゃけえ」がより一層かわいいですよね。

「ほい」は聞こえ方が柔らかく、普段標準語で話していると中々聞くことのない単語です。普段の会話での使用頻度が高く、聞ける機会も多いので、かわいい方言として有名です。

広島県のかわいい方言(広島弁)第5位:しんちゃい

先ほど、~しなさいという意味の「しんさい」を紹介しましたが、それの可愛いバージョンが「しんちゃい」です。単純に言い方がかわいいだけですが、しんさい!と言われるよりは、可愛く、しんちゃいと言われた方がやる気もでますよね。

広島県のかわいい方言(広島弁)第4位:うち

広島県の多くの女子で使われている一人称です。今日うちんち来てや(今日私の家来てね)うちもそう思う(わたしもそう思う)などと使います。京都弁でも一人称でうちが使われていますが、広島弁とはイントネーションが違うのです。京都弁ではイントネーションが上がって下がりますが、広島弁では下がって上がります。

ちなみに、男子の一人称は「わし」です。お年寄りが使うイメージがありますが、広島県では、幼稚園児からお年寄りまでのみんながわしを使います。他県の人が聞いたらびっくりしてしまうかもしれませんね。

広島県のかわいい方言(広島弁)第3位:なんしよん?

今日なんしよん?(今日なにしてるの?)など、「なにしてるの?」という意味です。標準語で聞くよりも。丸みのあって可愛らしい聞き方になります。ただし、怒っている時のなにしよん?はちょっと怖いので要注意です。

広島県のかわいい方言(広島弁)第2位:いけん

バツ

行ったらいけんよ(行ったらダメだよ)など、「ダメ」という意味です。もぉいけんよ~なんて言えば、可愛くダメ出しすることができます。

広島県のかわいい方言(広島弁)第1位:じゃろ?

これ美味しいじゃろ?(これ美味しいでしょ?)カープ観に行くんじゃろ?(カープ観に行くんでしょ?)など、「~でしょ?」という意味です。広島弁ではとにかく語尾に「じゃ」が付きますが、一番かわいいのはじゃろ?です。あたしのこと好きじゃろ?なんて言われるとすさまじい破壊力ですね。

その他紹介しきれなかった方言

広島の方言(広島弁):めげる

会話

このハサミめげとるが(このハサミ壊れとるじゃん)など、「壊れている」という意味です。大事なんじゃけめぐなよ(大事だから壊すなよ)という使い方もします。「めいどる」とも言う人もいます。

広島の方言(広島弁):たちまち

広島人が方言だと思ってない言葉だんとつのナンバーワンです。標準語での「たちまち」は即座に、非常に短い時間でという意味です。しかし広島弁では、たちまちそこ置いとって(とりあえずそこに置いといて)。たちまち決まったら電話するわ(とりあえず決まったら電話する)など、「とりあえず」という意味です。

標準語のたちまちに、とりあえずという意味はないので、他県の方からしたらなに言ってるんだ?と思われているでしょう。しかし、広島ではたちまちが、標準語では即座にという意味ということすら知られておらず、ややこしい方言なのです。若者の間では略して「たちま」とも使われています。

広島県の方言(広島弁):みやすい

簡単

見やすいという意味ではありません。今日のテストぼれみやしかった(今日のテストめっちゃ簡単だった)など、「簡単」という意味です。お前はほんまにみやしいの(お前はほんまに単純じゃな)といった使い方もあります。

広島県の方言(広島弁):そがーに、あがーに

そがーなこと言いんさんな(そんなこと言うな)今まであがーなことなかったのに(今まであんなことなかったのに)など、「そんな」「あんな」という意味です。お年寄りでは「そんぎゃなこと」という人もいます。若い人はあまり使わない方言です。

広島県の方言(広島弁):すける

透けるではありません。この箱そこにすけてーて(この箱そこに置いといて)など「置く」という意味です。「のすけ」という人もいます。

広島県の方言(広島弁):いぬる

お別れ

もう5時じゃけいぬるで(もう5時だから帰るよ)もういぬろーで(もう帰ろうや)など「帰る」という意味です。県外の人には伝わらない方言ですね。外が暗くなっても遊んでいると、通りすがりのおじさんに「はよいねよ」と言われたりします。

広島県の方言(広島弁):くらわす

われ、ぶちくらわすで(お前殴るぞ)という意味です。なかなかガラが悪い方言ですね。物理的に殴るという意味だけではなく、痛い目に合わせてやろうか、という意味も含まれています。

やっぱり広島弁はかわいい!

たくさんの広島弁を紹介しましたが、いかかでしたでしょうか?広島出身の芸能人も多く、テレビで広島弁を聞く機会も多いですよね。中でも、perfumeの3人の広島弁がとても可愛いので、ぜひ聞いてみてください。実際の広島弁を聞きに、ぜひ広島へ遊びに来てくださいね。

●商品やサービスを紹介いたします記事の内容は、必ずしもそれらの効能・効果を保証するものではございません。
商品やサービスのご購入・ご利用に関して、当メディア運営者は一切の責任を負いません。