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【花言葉】怖いの意味を持つ花は?百合/ハナズオウ/マリーゴールド/アイリス

更新:2021.08.13

どれだけ美しい花にも怖い花言葉の意味があります。今回はそんな怖い花言葉の中でも、全4種の花言葉をご紹介します。意味深で曰くつきの花たちの怖い花言葉の由来や、色別、種別、本数別の花言葉についてよりもっと詳しく知っていきましょう。

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怖い意味を持つ花言葉を知っていますか?

綺麗な花にも怖い秘密が隠れている

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花言葉を皆さんはいくつ知っていらっしゃるでしょうか?咲き誇る大輪の花に意味があるなんて、なんだかとってもロマンチックですね。四季の折々に美しく彩りを沿える花たちに与えられた象徴的な言葉たちの多くは神話や伝説、聖書のエピソードを由来としています。

誰かに贈り物を贈る時、花言葉を意識したりはしますでしょうか?意識して贈った方が相手に気付いてもらったとき、よりムーディかつロマンティックな雰囲気になれるかもしれません。ですが中には避けた方がいい花言葉もあります。

花言葉には怖い意味や不吉な意味を持つものも

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花言葉の中には、恐怖、悪意、死や悲しみを意味するものもあります。意外に思われるかもしれませんが、花言葉は決していい意味だけのものではありません。

花言葉の由来にある伝説が陰惨なものであったり、可哀想なものであったりする場合もあります。またその反面、由来が一切分からない不思議なものもあります。どちらにせよ、花言葉を贈られてあまり気分がいいものではないのも事実です。

花言葉は様々な思いが込められている

花言葉は国によって違う

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そういった背景を下敷きとして、花の持つ雰囲気なども加味されて花言葉がつけられました。国や地域、宗教観念的に花言葉が違うこともあるのはそのためです。日本で使われている花言葉の多くはイギリスから伝わったものになります。想いを込めて花束を贈る時、花言葉に気持ちを載せると更に素晴らしい贈り物になるでしょう。

花言葉の中には、本数や色で花言葉が違うこともあり同種の花で出来た花束でも複数の意味を持たせることが出来るのです。相手に合わせた花言葉を贈ることによって、貴方の気持ちを分かりやすく伝えることができるでしょう。

花言葉の発祥地はトルコ

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花言葉の発祥は諸説ありますが、一番有力な説は17世紀のトルコから生まれたというものです。トルコでは文字や音楽などではなく、「花に想いを託して贈る風習(セラム)」があったといいます。

これが、ヨーロッパに伝わったことで花言葉の文化は一気に広がっていきました。その結果、各国でその花のイメージに合わせてオリジナルの花言葉をつけるようになったのです。

日本では良い意味でも外国では違う場合も

花には国の数だけ花言葉がある

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ですが気を付けてください。どれだけ美しい花であっても、色味や種類によっては恐ろしい意味を持つ花もあるのです。くれぐれも贈る際は注意してください。思いもよらない花言葉を相手に送り付けているかもしれません。

例えそれが日本では良い意味の花言葉であったとしても、国によっては全く違うものになっていることがあります。良かれと思って悪い花言葉を贈ってしまうこともあるので、気を付けましょう。

美しい花の怖い花言葉には意味がある

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失恋など想いを遂げられずに悲しむ花言葉もあれば、復讐や絶望など悪意を全面に押し出した花言葉もあります。美しい花なのに、なぜそんな花言葉をつけられてしまったのでしょうか?

身近にある怖い花言葉

花言葉はいい意味ばかりではない

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花には基本複数の花言葉が込められています。その一つ一つにはつけられるだけの背景や由来があり、愛されているからこそ花に花言葉は与えられるのです。不吉な意味であっても、その想いは変わりありません。花の内容や逸話から与えられた花言葉ですが、その美しさに偽りはないのです。


身近な花にも怖い意味がある

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死を望む言葉から、些細な意地悪を意味する言葉。これらは決して特別な花や珍しい花につけられるものではありません。日頃よく見るものにも思いがけない花言葉を持つ花は多いです。

不吉の意味を持つ百合の怖い花言葉

基本的な百合の花言葉は「純潔」

堂々とした高貴な佇まいに、芳香な香りが特徴的な「百合」はアジア中心に北半球に分布している有名な花です。中でも日本は特に百合の種類が豊富で、大きさ、色、香り、どれをとっても高品質であることから「百合の宝庫」とまで呼ばれています。そんな百合を総称した花言葉がこちらです。

百合を総称する花言葉

  1. ・純粋
  2. ・無垢
  3. ・威厳

今では観賞用や園芸用として多くの色や種類を持つ百合ですが、主に古くから存在している白い百合を指した花言葉であると考えられています。日本でも古くからある「ニワシロユリ(マドンナリリー)」と言われるもので、キリスト教の聖母マリアに捧げる花として「純粋」と「無垢」が、荘厳な姿から「威厳」がつきました。

これだけ聞くと、高貴な花だと思われがちですが、色合いや種類によっては百合の花言葉はがらりと変わります。呪い、虚栄、軽率、偽り…死の手向けとされる花であることもあり、怖い意味合いを含むものも多く、不吉な花としての側面も百合は持ち合わせているのです。

【百合の花言葉】百合の品種別の花言葉

百合の種類は多種多様です、全国に分布したこともあり原種だけでも100を超えているとの事。その中でも、花言葉をつけられているのは限られた種類です。つまり、それだけ人気があった種類なのでしょう。種類別の花言葉は以下になります。

百合の種類別花言葉

百合名       花言葉 由来
カサブランカ 「威厳」「高貴」「純潔」 別名「百合の女王」でオランダ産の百合。花言葉は女王から取ったもの。ヨーロッパ地域では結婚式のブーケに好んで用いられている。
ソルボンヌ  「涙を拭いて」 送別会や元気のない人に贈られることの多い品種、花弁の縁がハンカチのレースに似ていることからこの花言葉がつけられた。
マルコポーロ 「ひたむき」「偉大な功績」 形状が特徴的な品種、偉人マルコポーロから名前の由来、花言葉も彼から取られたとされている。
イエローウィン 「凛として気品がある」「飾らぬ美」 カサブランカに負けない香りや姿が魅力的な品種。黄緑から現れる黄色の花弁が特徴的。
ヤマユリ 「荘厳」 別名「百合の王様」カサブランカに並ぶ知名度と、白い花弁に斑点の散る特徴的な姿から女王と並ぶものとして王になった。香りが強い。
オニユリ 「賢者」「陽気」「愉快」「華麗」 オレンジ色の大ぶりな百合。花言葉の由来は謎だが、一説にはオレンジリリーから取ったのではと言われている。
ササユリ 「上品」「清浄」 楚々とした佇まいが特徴的な百合、日本でも特に好まれる品種で別名は「サユリ」といい、日本の女性名でもよく用いられている。花言葉はその美しさからつけられたもの。
テッポウユリ 「威厳」「純潔」「甘美」 別名「イースターリリー」、うっとりするほど香しい芳香から甘美の花言葉が付いたと言われている。
ヒメユリ 「誇り」「強いから美しい」「変わらない愛らしさ」「可憐な愛情」 オレンジの小さな百合、花言葉の多くは姿からの連想とされているが、どこか芯のある強さの花言葉を持つのは、オニユリのように鬼を連想させるからかもしれない。
カノコユリ 「荘厳」「上品」「慈悲深さ」 着物の鹿の子絞りが名の由来の品種、鹿の子絞りが高級品であることから花言葉が連想されたとされている。
クルマユリ 「多才な人」「純潔」 形状はカノコユリに、色合いはオニユリに似た百合の品種。複数の品種の良い部分を活かした品種であることから、花言葉が「多才な人」になったのではと考えられている。
スカシユリ 「注目を浴びる」「飾らぬ美」「神秘的な美」「親思い」「子としての愛」「歓喜」「元気」 手を広げたような花弁の開き方をしている品種。明るい、手を広げたような姿から子を抱きしめる親などのイメージから花言葉がついたとされている。

【百合の花言葉】百合の色別の花言葉

百合の色別花言葉

百合の色    百合の花言葉 由来
「純潔」「純粋」「威厳」 白は清い色と日本でも外国でも用いられることも多いですが、白百合は死を象徴する花としても用いられることがあります。死者の手向けによく供えられるのも白の百合が多いようです。
黄色 「陽気」「天にも昇る心地」「偽り」 黄色は外国では下品な色とされることがあります。どちらの花言葉もヨーロッパから由来しており、派手で浮足立っている象徴として黄色の百合が用いられることもありました。
橙色 「愉快」「華麗」「軽率」「憎悪」 黄色の百合よりもやや過激で不吉な言葉が並ぶ橙色。これらの花言葉はカラーイメージからきており、黄色に対しての悪いイメージと赤色の警戒と愛情のイメージが混同した結果、このような花言葉になったようです。
赤・桃色 「虚栄心」「優しさと温かさ」 キリストの磔刑の際他の花は頭を垂れ俯いていたにも関わらず百合だけは自分の美しさが彼の慰めになると信じて顔を上げていたが、思い上がりであったために赤くなって俯いたことから、赤や桃の百合には「虚栄心」の花言葉がつけられたとされています。
「愛」「呪い」 アイヌでは両想いを表す花として、一方では愛しい相手に裏切られて殺された呪いの象徴として黒百合は愛憎入り混じった花言葉を抱えています。

【百合の花言葉】百合の本数別の花言葉

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百合の本数別花言葉

本数 花言葉 由来
1本 「死者に捧げる」 百合は送別会、葬式などに用いられる事が多い花。彼らに捧げる献花としてのイメージからこのような花言葉がついたとされています。
13本 「貴方の不幸を願う」 これは外国からの由来で、元々13という数字は不吉の象徴とされ、死のイメージをもつ百合も重なって、贈った相手への不幸を贈るという花言葉になりました。

百合には華やかなイメージがあります。その大ぶりの花弁から漂う威風堂々とした姿は様々な紋章や模様になり、各国で「聖なる花」と讃えられています。

その反面、葬式などの献花に使われるなど葬儀の際によく用いられることがあるため百合には死のイメージが付き纏うのも事実です。百合は下を向いて咲く上に咲き終わると花が丸ごと落ちてしまうため「首が落ちる」という死を連想させることもありお見舞いなどの品にするには縁起が悪いともされています。

裏切りの意味を持つハナズオウの怖い花言葉

基本的なハナズオウの花言葉は「裏切り」

ハナズオウという木をご存知でしょうか?古くから親しまれている樹木で沢山の花を咲かせる美しい木です。枝に密度が高く蝶のような花弁の花を咲かせます。そのためハナズオウ全体が蝶に覆われているかのような非常に特徴的な外見をしているのです。そんな美しいハナズオウの花言葉は少々不気味なものになります。

ハナズオウの基本的な花言葉

  1. ・裏切り
  2. ・疑惑
  3. ・不信
  4. ・豊かな生涯

このように、ハナズオウの花言葉はあまり良くないものばかりです。この花言葉はユダの伝説に基づいてつけられたものです。12使徒の1人であるユダは、イエス・キリストを裏切った人物であることで有名です。彼が裏切りを悔いてハナズオウの木の下で首を吊ったことから花言葉は由来しています。

ユダはキリスト教の中でも裏切りの象徴とされています。ですので、ハナズオウの花言葉にはあまり良い意味ではないものが多いのです。そのため他人に贈る花木としては適していないため、誰かに贈る際は気を付けて贈りましょう。


【ハナズオウの花言葉】薔薇の品種別の花言葉

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ハナズオウの種類別花言葉

花の名前 花言葉 由来
ハナズオウ 「高貴」「疑惑」「裏切り」「不信仰」「 ユダ・ツリーとしても名高いこの花は、キリスト教最大の裏切り者12使徒の1人、ユダが首を吊った木として有名です。ユダは裏切りの象徴として、彼の死に寄り添った花としてハナズオウの花言葉は非常に悪いものになりました。
アメリカハナズオウ 「あたたかな心」 落葉樹で、春から夏にかけて赤いハートの葉を咲かせるこの花は記念樹としても愛されています。寒さに強く、育てやすいことから記念樹として送りやすい品種であることからこの花言葉が連想させたのかもしれません。
シロハナズオウ 「疑惑」「質素」「目覚め」 ハナズオウと違い、白く清楚な花を咲かせるシロハナズオウ。その清楚な佇まいからハナズオウと相反するような花言葉がつけられたとされています。

【ハナズオウの花言葉】ハナズオウの色別の花言葉

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ハナズオウの色別花言葉

花の色 花言葉 由来
「目覚め」「エゴイズム」「裏切りのもたらす死」 紫のハナズオウの一説では、裏切り者の死に場所に選ばれたことに恥じた為赤紫になったともいわれています。またその花言葉はユダの生涯を表しているともされています。
「豊かな生涯」「人のおだてに乗りやすい」 百合の白とは違い、染まりやすい白ということで「人のおだてに乗りやすい」という花言葉がつけられたのではと考えられています。

【ハナズオウの花言葉】ハナズオウの本数別の花言葉

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ハナズオウの本数別花言葉

本数 花言葉 由来
13本 「裏切りに死を」 キリスト教では忌数とされている13、特にハナズオウはユダツリーとしての印象が強く、欧米の方には特に忌避される組み合わせです。ハナズオウそれ本来の花言葉自体がかなり怖いものが多いので、贈る際は注意しましょう。

早春から芽をつけ、枝から赤い花が噴出しているようにも見えるハナズオウ。ハナズオウは花屋などでは出回る時期が短く切り花などは更に扱いが少ないです。その華やかな姿から季節感あふれるフラワーアレンジメントには最適なのですが、他人に贈る際は躊躇してしまう花言葉が多いので困ってしまいますね。

どうしてもハナズオウを贈りたい時はこの本数は避けて、相手に勘違いされない様にメッセージカードを贈るといいでしょう。するすると伸びたなめらかで丈夫な枝にマメ科特有の小さな可愛い花は、どんな花にも合うので相手に合わせて贈るといいでしょう。

絶望の意味を持つマリーゴールドの怖い花言葉

基本的なマリーゴールドの花言葉は「絶望」

マリーゴールドの花言葉は非常に両極端です。何故、そのような花言葉になったのかは神話が関係しています。「ギリシャ神話のアポロン」と「聖母マリアの黄金の花」という神話伝説が、マリーゴールドの花言葉となっています。結果、マリーゴールドの全般の花言葉は意味が対極のものになりました。

マリーゴールドの基本的な花言葉

  1. ・信じる心
  2. ・戦士
  3. ・健康
  4. ・生命の輝き
  5. ・嫉妬
  6. ・絶望
  7. ・悲嘆

基本的にマイナスなイメージになるものはアポロンの神話から取られています。アポロンの神話には悲恋のものが多く、怖い花言葉はそこから取られています。その反面健康や信じる心などは聖母マリアの生誕の日に合わせて咲く花であることからつけられた花言葉であるとされています。

【マリーゴールドの花言葉】マリーゴールドの品種別の花言葉

マリーゴールドの品種別の花言葉

花の名前    花言葉 由来
アフリカンマリーゴールド 「逆境を乗り越えて生きる」 原産地はメキシコなのですが、この種がスペインから渡来してきた際にアフリカ北部で野生化し大量に広がりました。この経緯を評して逆境を乗り越えた花として花言葉がつけられました。
フレンチマリーゴールド 「いつもそばにいて」 フレンチマリーゴールドはフランス王室で栽培されました。小輪の花を互いに寄り添うように咲くことからこの花言葉が連想されたとされています。
レモンマリーゴールド 「愛情」 贈り物に向かないマリーゴールドですが、レモンマリーゴールドは愛らしく強靭に咲くことから贈られると喜ばれやすい花です。贈る際はメッセージカードを添えるとなおよし。

マリーゴールドの品種は全33種ありますが、花言葉がつけられているのはこの3種になります。マリーゴールドの中でも育てやすく、園芸種の中でも人気がある花々です。愛されていたマリーゴールドの花言葉は、比較的に怖い意味はないようです。

【マリーゴールドの花言葉】マリーゴールドの色別の花言葉

マリーゴールドの色別花言葉

花の色 花言葉 由来
黄色 「健康」「下品な心」「可憐な愛情」 黄色のマリーゴールドの花言葉は水の妖精クリスティと太陽神アポロの神話に由来しています。恋心ゆえに嫉妬に狂って恋敵を殺してしまい、自らの行いを恥じたクリスティの思いを花言葉で表しているのです。
オレンジ 「予言」「真心」 マリーゴールドの花言葉の由来は太陽神アポロンの恋物語から取られることが多いです。このオレンジの花言葉は、太陽神アポロに恋をしたクレムノンのひたむきな純愛からとられています。

ここにも、アポロンの神話が関係しています。アポロンは基本的に報われるような恋話は少なく悲恋の物語が多いです。その中でも水の妖精クリスティの恋の話と美少年クレムノンの恋の話は対照的な話になります。

愛に狂ったクリスティはアポロンと恋仲だった王女を死に追いやり、それに悔いてアポロンに捧げるようにその身を花に変えました。またその反面クレムノンはアポロンと両想いになりますが雲の神に仲を引き裂かれてしまいクレムノンは花の姿に変えました。その花がマリーゴールドなのです。

【マリーゴールドの花言葉】マリーゴールドの本数別の花言葉

本数   花言葉 由来
6本 「あなたに夢中」 太陽神アポロを見つめ続けていた物語からとられる花言葉が多いマリーゴールド。6はエンジェルナンバーで女性を示す数字です。相手に贈ることで自分の思いが相手にしか向けられていないことを指します。
9本 「いつも一緒にいよう」 9は相手に対して知りたいと願う数字です。マリーゴールドは聖母マリアの花としても有名です、愛は誰にでも等しく注がれるものであり、大切な人は傍にいてくれるという隠喩になっています。
17本 「絶望的な愛」 愛情が報われない物語から取られた花言葉をもつマリーゴールドを贈るのなら、17は正しい道を象徴する数字です。失恋への道を示す花束を贈ることになってしまうので避けましょう。

マリーゴールドにはひたむきで純真な愛の気持ちが込められています。その反面、悲恋が多い花の為失恋を彷彿とさせるような怖い花言葉も多いため、本数しだいでは愛を裏切るような花言葉もあるのです。マリーゴールドを贈る際は気を付けて贈りましょう。

復讐の意味を持つアイリスの怖い花言葉

アイリスの基本的な花言葉は「復讐」

アイリスの基本的な花言葉

  1. ・メッセージ
  2. ・良い便り
  3. ・希望
  4. ・知恵
  5. ・思慮深い
  6. ・復讐

アイリスの花言葉はギリシャの虹の女神イリスからきています。イリスは虹を渡り、地上と天上を行き来するメッセンジャーとして駆け巡ります。イリスが女神になる際に使われた神様の酒のしずくが地上に落ち、アイリスの花になったともいわれており、一見すると怖い花言葉なんてつけられそうにないように思います。

しかし、その中でもひときわ目を引くのが復讐という花言葉です。ポジティブな言葉が並ぶ中であるネガティブな花言葉ほど気になるものはありませんよね。

【アイリスの花言葉】アイリスの品種別の花言葉

アイリスの日本でもアメリカでもヨーロッパでも長い歴史の中で愛されてきた花の一つです。優美な見た目に反して力強い花言葉も多く、愛の言葉や幸せを呼ぶ言葉の多くにたくさんの人々が勇気づけられています。その反面、どこか神秘的でほの暗い印象を受ける人も多いのではないでしょうか?

アイリスの種類別花言葉

花の名前 花言葉 由来
アヤメ 「気まぐれ」「神秘な人」「よい便り」「優雅」 アヤメの花言葉はアイリスとほぼ一緒です。送様々な色を咲かせることから虹の女神を連想された花言葉がつけられました。
カキツバタ 「幸せは必ず来る」 カキツバタの花言葉は万葉若に寄せられた和歌から取られています。なかなか訪れない恋人を待ち焦がれながら待つ様子をカキツバタになぞらえた和歌が、カキツバタに待てば幸せが来るという花言葉を付けました。
ハナショウブ 「凛々しい」「優雅」「優しい心」「うれしい知らせ」 ハナショウブはまっすぐに伸びた茎の様子と垂れ下がる優美な花弁の形から由来しています。また、また㋄の端午の節句によく飾られることから由来して「凛々しい」という花言葉もつけられています。
イチハツ 「つきあい上手」「使者」「知恵」「火の用心」「火炎」 イチハツの別名は「水蘭」といい、江戸時代には台風や火災などの防止策として屋根に植えられていたことがありました。花言葉の火の用心などはここから由来しています。
シャガ 「反抗」「抵抗」「決心」「私を認めて」「友人が多い」 シャガの花言葉は、その珍しい生態系から花言葉がとられました。根茎が短く横に広がり、地下茎を広げていくことから花言葉が連想されています。
ジャーマンアイリス 「炎」「情熱」「エキゾチックな人」「使者」「豊満」「恋のメッセージ」「優雅」「素晴らしい結婚」「ことづて」「私は燃えています」「燃える思い」「恋の便り」 根が香水や化粧品などに使われることがあり「匂いアイリス」と呼ばれるジャーマンアイリス。ヨーロッパ圏では体臭を隠すために香水を多用していました。香水に姿を形を変えて恋愛などに貢献していたジャーマンアイリスには恋を連想させる花言葉がつけられました。
ダッチアイリス 「朗報」「優しさ」「あなたに全てを賭けます」「和解」「天の使者」 ダッチアイリスには虹の女神イリスを連想させる花言葉をたくさんつけられています。球根アイリスの代表格であるダッチアイリスは地中海を中心に様々な場所へと運ばれ、オランダにて改良を受けて現在の姿に落ち着きました。

【アイリスの花言葉】アイリスの色別の花言葉

アイリスの色別花言葉

花の色 花言葉 由来
「あなたを大切にします」「純粋」「思いやり」 アイリスの基本的な花言葉には「メッセージ:ですが、白のアイリスには相手を大事にしたいという気持ちを贈りたいという意味が込められています。結婚式のブーケなどにも使われることも多いようです。
黄色 「消息」「友情」「音信」「復讐」「 幸せを掴む」「信じる者の幸福」「私は燃えている」 要注意外来生物の一つである黄色のアイリス。繁殖性が高く原産種の生態バランスを崩すほどの拡散力があることで有名で、マイナスなイメージの花言葉はこの事実から連想されたのではと考えられています。
「知恵」「知識」「雄弁」 紫は古くから知恵者など賢いものを指す色でもありました。王家の紋章として扱われることも多かったアイリスですが、その花言葉には王室の人間に求めるものの高さを表していたように思われます。

黄色のアイリスの花言葉の「復讐」の由来は実は詳しくはまだわかっていません。一説では要注意外来生物であるアイリスが周囲の植物を枯らせるほど繁殖するからであるという声もあります。好意的な言葉が多い中、こういった言葉は鋭い花弁を持つアイリスにつけられるとドキっとしてしまいますね。

【アイリスの花言葉】アイリスの本数別の花言葉

アイリスに明確な本数の花言葉はありません。端午の節句などにも飾られることのあるアイリスですが、日本では古くから強い香気による厄払いができる花とされています。またヨーロッパでも人気のある花のため、贈り物としても人気があります。

怖いものや悪いものを祓う魔除けとして、また無病息災に貢献する薬効高い花として使用されていきました。すらりとして凛々しいその花弁をたっぷりと両手に抱いて贈ればとても喜ばれることでしょう。ただし、不吉な意味のある黄色のアイリスは避けておいた方がいいでしょう。

恨みの意味を持つオトギリソウの花言葉

オトギリソウの基本的な花言葉は「迷信」

オトギリソウの基本的な花言葉

  1. ・迷信
  2. ・敵意
  3. ・秘密
  4. ・恨み

オトギリソウは薬草の中でも特に効果が強い薬草であると平安時代から信じられていました。その薬効は門外不出となるほどの効果があったそうです。この怖い花言葉達は、実はその平安時代からとられています。

平安時代にオトギリソウはとある兄弟に発見され、その薬効を知った二人は門外不出の秘密の万能薬としてオトギリソウを独占していました。ところが、弟がその秘密をうっかり周囲にばらしてしまい激怒した兄が弟を切り殺してしまったのです。この花の名前と花言葉は、その逸話を由来としてなりたっています。

【オトギリソウの花言葉】オトギリソウの品種別の花言葉

オトギリソウの品種別花言葉

花の名前 花言葉 由来
オトギリソウ 「迷信」「敵意」「秘密」「恨み」 薬草の秘密を弟にばらされて兄が弟を殺した逸話から花言葉がとられました。不吉な花言葉の数々は兄の怒りと弟の悲しみが表しています。
ヒペリカム 「きらめき」「悲しみは続かない」 西洋では魔除けにも使われるヒペリカム。この花は咲く姿が愛らしいことからきらめきが、散ってもすぐに実をつけることから悲しみは続かない、という花言葉がつきました。

【オトギリソウの花言葉】オトギリソウの色別の花言葉

オトギリソウの色別花言葉

花の色 花言葉 由来
黄色 「迷信」「魔除け」 西洋ではオトギリソウは魔除けの花です。特に黄色のオトギリソウは「聖ヨハネの草」と呼ばれており強い魔力をもつとされていました。花言葉もそこから連想されています。

【オトギリソウの花言葉】オトギリソウの本数別の花言葉

オトギリソウに本数別の花言葉はありません。ですが、この花は贈る相手に対して明確な悪意を告げる花言葉をもっているのであまり贈り物には適さないためたとえ一本でもやめておいた方が賢明でしょう。

個人的な好意の贈り物としてはお勧めできないオトギリソウですが、元々は日本古来から伝わるハーブの一種です。その効能は今でも多くの人に知られているため、贈るのであればハーブや漢方薬に加工されたものを贈った方が良いと思われます。

他に怖い花言葉をもつ花

怖い花言葉の花は普段よく見かけるものにも

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実は身近な花にも怖い花言葉はあります、美しい花の代表とされる薔薇、愛らしいチューリップ、道に楚々と咲くシロツメクサに和の美の象徴たる椿。これらにもぞっとするような花言葉があります。

見た目にとらわれて花を相手に贈ったりもてなしに飾ったりすると、相手にいらない心配をさせてしまうかもしれません。それほどまでに怖い花言葉は身近な存在なのです。

怖い花言葉の意味にとらわれすぎないで

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もし悪い花言葉を贈られたのであれば、相手の意思をきちんと確認しましょう。自分が気にしすぎている場合もあります。花言葉が全てというわけではありません。

花束を贈ってくれた相手の明確な悪意があるのであれば、問いただすべきです。ですがそうでない場合はただの言いがかりになってしまうので気を付けましょう。

怖い花言葉を持った花束を贈りたい場合

怖い花言葉の花を贈る場合に注意すること

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もし貴方がこういった怖い意味を持つ花をプレゼントしたいのであれば、他の花と組み合わせて贈ることをおすすめします。一つの花束をその花だけで固めてしまうと、特にそういった意図がなくても引かれてしまうかもしれません。

また、余計な勘違いをさせたくないのであれば怖い花言葉は関係ないよという証拠にメッセージカードを贈るといいでしょう。怖い花言葉がある花でも、美しい花はたくさんあります。一つの意味にとらわれずに自分なりにアレンジして花を相手に贈ってあげてください。

どんな花も美しい!怖い花言葉に固執しないこと

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怖い花言葉を持った花を贈られたからといって、取り乱したりしてはいけません。相手に明確な意図や悪意がないのであればどんな花でもこころよく受け取ってあげてください。

どれだけ怖い花言葉を持つ花であっても、決してその怖い花言葉が全てではありません。いい意味を前向きにとらえて愛でてあげることが大事です。中にはいい意味の花言葉を同時に併せ持つ花もあるので、怖い花言葉ではなくそちらを重視してあげれば、きっと花も喜びます。

間違って怖い意味を持った花束を相手に送り付けない様に注意しましょう

さて、今までいろいろな怖い花言葉をもつ花を紹介しましたがいかがだったでしょうか?怖い花言葉に対して詳しくなれたでしょうか?どんなに美しい花にも怖い秘密が隠れています。それは、由来であったり生態系であったり様々です。

貴方の大事な人に、こういった怖い花言葉をもった花を誤解されるような形で贈りつけないようにしてあげてください。どれだけ怖い花言葉を持っていても、愛でられるために育てられてきた花がほとんどです。花の怖い面も、美しい面も良く知ってあげて、美しい花たちを愛でてあげましょう。

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