【鬱映画】洋画編おすすめ人気ランキング19選!見ると落ち込む名作!
観終わったら気持ちが沈んでしまうような鬱映画はお好きですか?鬱な気持ちになるけど面白くてやめられない!そんな不思議な魅力を持った映画ってありますよね、今回はそんな「鬱になる映画」の中から洋画にスポットを当てておすすめの人気ランキング形式で見ていきましょう。
※商品PRを含む記事です。当メディアはAmazonアソシエイト、楽天アフィリエイトを始めとした各種アフィリエイトプログラムに参加しています。当サービスの記事で紹介している商品を購入すると、売上の一部が弊社に還元されます。
INDEX
【鬱映画】洋画編ランキング19選の内容は?
鬱映画はあえて落ち込んでいる人におすすめ!
鬱映画と言うと見終わった後憂鬱な気分になるものですよね。中には絶望感が残るような映画までさまざまです。そんなとき鬱映画なんて見てしまったら!余計落ち込んでしまうかもしれません。しかし人によっては逆に鬱映画がおすすめになる場合があるのです。
もちろん、全員におすすめできるというわけではありません。精神的に影響の受けやすい人や鬱映画が苦手だと言う人にはおすすめできるものではありません。しかしあえて鬱映画を見ることで自分の悩みを忘れてしまうようなことがあります。映画を観終った後放心してしまうような鬱映画で抱えていた悩みが消えてしまいます。
鬱映画を見ればその人の本質に迫るようになる
救いのない展開であり、残酷な環境下で人間はその本質を表してくるものでもあります。実際に小さなことでも自分が追い込まれているような状況では、何に対しても敏感になり感情が露わになりやすいでしょう。つまりは鬱映画を観ることによって少なからず絶望的な環境から自分の本質に世界観が迫ってくるようになります。
ある意味ではそれはとても魅力的に映ることもあるのです。中にはどんでん返しの結末が待っている鬱映画や、残酷でありながらも美しくまるで芸術として私たちを惹きつけてやまないものがあるのです。そんな洋画の鬱映画について人気おすすめランキングをご紹介します。
映画を観るなら、U-NEXTが超オススメ!
U-NEXTでは洋画作品を豊富に配信!映画だけでなく、ドラマやアニメ、電子書籍なども取り扱われているのが◎ 本記事で紹介するおすすめ映画も豊富に配信されています。今なら、見放題作品が31日間無料で視聴できますのでこの機会に無料体験してみてはいかがでしょうか?
【31日間無料トライアル】U-NEXT公式サイト【鬱映画】洋画編ランキング19~17位!
【鬱映画】19位「ダンサー・イン・ザ・ダーク」
おすすめ鬱映画の定番と言えばこれ!と言えるほどの名作です。2000年のカンヌ国際映画祭で最優秀女優賞を獲得した作品でもあります。
この作品は鬱映画の中でも定番であり、人気の高い作品です。作中に登場する女性セルマは目の病気によって職場を解雇されてしまいます。しかしその病気は遺伝性のものであり息子にも症状が出始めてしまうのでした。
とても悲しいままにストーリーが進んでいく鬱映画であり、ミュージカルで響く彼女の歌声はどこか私たちに問いかけているようにも感じられます。主演のビョークの素晴らしい演技に鳥肌を立てた人も多いことでしょう。
ダンサー・イン・ザ・ダーク
ヒロイン | セルマ |
出演者 | ビョーク/キャシー/ビル/ジェフ ほか |
上映時間 | 140分 |
公開日 | 2000年12月23日 |
ジャンル | ミュージカル映画 |
監督 | ラース・フォン・トリアー |
【鬱映画】18位「縞模様のパジャマの少年」
洋画鬱映画の中でも人気な作品でありおすすめなのが「縞模様のパジャマの少年」です。この作品はジョン・ボインの小説を原作としています。イギリスとアメリカの合作で映画化され、撮影はハンガリー・ブタペストで行われたPG-12指定となっています。
この映画の舞台は第二次世界大戦時代、主人公はナチスの将校の父を盛る少年でした。少年はある日ベルリンから離れた見知らぬ土地へ引っ越すことになりました。少年は大人の目を盗んで裏庭の森の奥へ向かうのです。するとそこで縞模様のパジャマを着た少年と出会いました。
少年たちの純粋さから物語は進んでいきます。大人たちの戦争は子供には何にも関係のない事、ユダヤ人とドイツ人の二人はそんな大人の戦争に巻き込まれてしまうのです。ある意味では予定調和のように流れていくストーリ―ですが、切なくも二人の関係に目が離せない作品です。
縞模様のパジャマの少年
ヒロイン | ブルーノ |
出演者 | エイサ・バターフィールド/ジャック・スキャンロン/アンバー・ビーティー/デヴィッド・シューリス ほか |
上映時間 | 95分 |
公開日 | 2009年8月8日 |
ジャンル | 歴史フィクション |
監督 | マーク・ハーマン |
【鬱映画】17位「es」
「es」の意味は「実験」と言う意味があります。心理学や精神分析学の用語として「無意識層の中心の機能」と言う概念を意味しています。1971年にアメリカ、スタンフォード大学で実際に行われた監獄実験を元にした小説が原作です。2001年にはヨーロッパ映画賞作品賞ノミネート作品となりました。
主人公はタクシー運転手兼記者のタレクと言う男性である日実験募集の新聞広告を目にしました。その実験とは20人の男を看守と囚人に分けてそれぞれ与えられた「役」として二週間生活すると言うものでした。そしてその実験は徐々に人間の本質や嫌な部分を露わにしてくるのです。
この映画は自分に与えられた状況により人間自身が「役」から自分の人格が支配されていく様を描いています。この映画ではあくまで疑似的な刑務所であり、自分は囚人となっているわけではないのにその状況に支配されていくのです。人間の本質に迫った恐ろしい映画と言えるでしょう。
es
ヒロイン | 囚人番号77/タレク |
出演者 | モーリッツ・ブライブトロイ/クリスチャン・ベルケル/オリヴァー・ストコウスキ ほか |
上映時間 | 119分 |
公開日 | 2002年6月22日 |
ジャンル | スリラー |
監督 | オリヴァー・ヒルシュビーゲル |
【鬱映画】洋画編ランキング16~14位!
【鬱映画】16位「父の秘密」
日本公開時のキャッチコピーは「狂気は躊躇を知らない」でした。見ることを後悔してしまうほどの鬱映画と言われており、逆に人気が高い映画です。第65回カンヌ国際映画祭で「ある視点」部門にでグランプリを受賞しました。
最愛の妻を事故によって亡くしたロベルトは立ち直るため娘のアレハサンドラと共にメキシコシティに移り住むことになります。アレハサンドラは新しい友達にも恵まれ徐々に元気を取り戻していく傍ら父は次第にまた落ち込み自暴自棄に陥っていきます。アレハサンドラはとある事がきっかけでいじめを受けるようになるのです。
この映画は学校でのいじめに悩む娘と、最愛の妻を亡くしたことによって自分のことで精いっぱいな状態となってしまった父親が軸となり物語が進んでいきます。順調と思われていた生活が徐々に崩れていく状況に目をつむりたくなるほど鬱になる洋画でしょう。
父の秘密
ヒロイン | アレハンドラ |
出演者 | テッサ・イア/エルナン・メンドーサ/ゴンサロ・ヴェガ ほか |
上映時間 | 103分 |
公開日 | 2013年11月2日 |
ジャンル | ヒューマンドラマ |
監督 | ミチェル・フランコ |
【鬱映画】15位「明日、君がいない」
この作品は校内で怒ったある事件に至るまでの一日で、悩める六人の高校生を描いたヒューマンドラマです。2006年のカンヌ国際映画祭にて高い高評価を受けました。しかも監督であるムラーリ・K・タルリは19歳でこの映画を作り始めたそうです。
オーストラリアの南部にある高校で午後2時37分、誰かが自殺を図りました。そしてその日の朝、それぞれ悩みを抱えた六人の高校生が登校し物語は進んでいくのです。果たして自殺してしまうのは誰なのか、そして何が彼らをそこまで追い詰めてしまっているのかに迫っています。
この映画のキャッチコピーは「追いつめられても、SOSが届かない」でした。六人の高校生は今にも自殺してしまうのではないかと言うほどに辛い状況に置かれていてこちらまで辛くなります、また自殺する人物は死んだことによって認識される状況になり、悲しさが倍増するのです。
明日、君がいない
ヒロイン | メロディ |
出演者 | テリーサ・パーマー/ジョエル・マッケンジー/クレメンティーヌ・メラー/チャールズ・ベアード |
上映時間 | 99分 |
公開日 | 2007年4月21日 |
ジャンル | ヒューマンドラマ |
監督 | ムラーリ・K・タルリ |
【鬱映画】14位「ミリオン・ダラー・ベイビー」
「ミリオン・ダラー・ベイビー」は2004年のアメリカ映画で、第77回アカデミー賞作品受賞作品です。大切な人には苦しんでほしくないと言う思いから「尊厳死」と言う表現が出ていますが、残されたものは苦しみに苛まれてしまうのです。
ある日かつてはプロボクサーとして活躍を見せていた男フランキーの元に、死んだ父親以外から何の愛情も受けてこなかった女性マギーが現れます。徐々にマギーは才能を開花させ、プロデビューを果たしなんとタイトルマッチにまで出場するようになるのです。
誰からも愛情を受けた事のない女性マギーと誰にも愛情を見せた事のない男性の間に、次第に芽生えてくる愛がありました。しかしラストには非常な結末が待っていると言う衝撃作です。
ミリオン・ダラー・ベイビー
ヒロイン | マギー・フィッツジェラルド |
出演者 | クリント・イーストウッド/ヒラリー・スワンク/モーガン・フリーマン/ジェイ・バルチェル ほか |
上映時間 | 133分 |
公開日 | 2005年5月28日 |
ジャンル | スポーツドラマ |
監督 | クリント・イーストウッド |
【鬱映画】洋画編ランキング13~11位!
【鬱映画】13位「セブン」
大物ハリウッド俳優ブラッド・ピット主演の作品で「七つの大罪」をモチーフとされている名作です。連続猟奇殺人と犯人を追う刑事たちのサイコサスペンス映画として人気となり、全米興行収入はなんと四週連続で一位を獲得した大ヒット映画なのです。
大賞まであと一週間と迫ったベテラン刑事と熱い心持っているがどこか血の気の荒い新人刑事二人がある日、悲惨ん亜殺人現場に向かいます。そしてそこから猟奇的な連続殺人事件に巻き込まれていくのでした。
「七つの大罪」をモチーフに人が殺されていくとても悲惨な事件と、それに巻き込まれ奮闘する二人の刑事の姿が描かれています。ラストにはとんでもない絶望が降りかかり、美しくも激しい感情は見るものを良くも悪くも魅了してくれる作品です。
セブン
ヒロイン | トレイシー・ミルズ |
出演者 | ブラッド・ピット/モーガン・フリーマン/グウィネス・パルトロー/R・リー・アーメイ ほか |
上映時間 | 127分 |
公開日 | 1996年1月27日 |
ジャンル | ミステリー |
監督 | デヴィッド・フィンチャー |
【鬱映画】12位「アレックス」
2003年に日本で公開された作品で、第55回カンヌ国際映画祭にて正式招待された作品でもあります。9分にもわたって繰り広げられたレイプシーンには見る人によって評価が分かれたそうです。
ある日のパーティの夜マルキュスは婚約者であるアレックスを会場に残して一人で帰宅してしまいました。その直後アレックスはレイプにあってしまいます。それを知ったマルキュスは酷く自分を責め、そして犯人を捜しにとあるゲイクラブへと押し入るのです。
この映画は冒頭からマルキュスがある男を見つけだし、暴行を加える所から始まります。映画の物語はなんとまるで逆再生のように物語を振り返る様にできているのです。ストーリーを逆に語ることで時間は戻せないのだと言うことを表現した名作です。
アレックス
ヒロイン | アレックス |
出演者 | モニカ・ベルッチ/ヴァンサン・カッセル/アルベール・デュポンテル ほか |
上映時間 | 99分 |
公開日 | 2003年2月8日 |
ジャンル | スリラー |
監督 | ギャスパー・ノエ |
【鬱映画】11位「ヴァンパイア」
この映画は岩井俊二監督による日、米、カナダ合作映画となりました。第34回サンダンス映画祭ワールドシネマ部門、第61回ベルリン国際映画祭パノラマ部門、第35回香港国際映画祭などなど数々の映画祭で正式出品されました。キャッチコピーは「惹かれあう孤独な魂たち この世の果ての恋物語」です。
高校教師であるサイモンはアルツハイマーの母親と一緒に暮らしていました。枯葉自殺仲間を募るインターネットサイト通称「自殺サイト」で「血を提供してくれる人」を探していたのです。彼はヴァンパイアと呼ばれ自殺志願の女性から血を抜き取っていたのです。
「自殺幇助」というタブーの様な題材を扱った作品であり、サイモンは死に惹かれるている存在でもありました。しかし彼は決して誰にも受け入れてもらえないのです、浮世離れしたような美しくも切ない物語に魅了されてしまう映画作品です。
ヴァンパイア
ヒロイン | サイモン |
出演者 | ケヴィン・ゼガーズ/ケイシャ・キャッスル=ヒューズ/蒼井優/アデレイド・クレメンス ほか |
上映時間 | 119分 |
公開時間 | 2012年9月15日 |
ジャンル | スリラー |
監督 | 岩井俊二 |
【鬱映画】洋画編ランキング10~8位!
【鬱映画】10位「16歳の合衆国」
恋人の弟を殺してしまったと言う葛藤、そしてその周囲の人たちの苦悩を切なく描いた人間ドラマ作品です。アカデミー賞俳優でもある「ケビン・スペイシー」が制作と出演をしたことでも話題となりました。
少年リーランドは恋人と彼女の弟との三人で仲睦まじく暮らしていました、しかし彼女の弟は知的障害を持っていたのです。そんな弟を彼は刺し殺してしまいます。逮捕された彼は矯正施設に入れられることになりますが、殺害の動機に関しては一切語ろうとしませんでした。
本作の監督マシュー・ライアン・ホーグは自信も矯正施設の教員を務めていた経験があり、矯正施設の教員と彼のやり取りを通して感受性豊かなリーランドの本質が見えてくるのです。優しくも切なく、悲しい物語です。
16歳の合衆国
ヒロイン | リーランド |
出演者 | ドン・チードル/ライアン・ゴズリング/クリス・クライン/ジェナ・マローン ほか |
上映時間 | 104分 |
公開日 | 2004年8月7日 |
ジャンル | クライムフィクション |
監督 | マシュー・ライアン・ホーグ |
【鬱映画】9位「レクイエムフォードリーム」
鬱になる、落ち込む映画として有名な作品です。観た人のほとんどが見た事を後悔したというほどでした。日常が麻薬によって崩壊していく様を描いた衝撃作です。エレン・バースティンがインディペンデント・スピリット賞主演女優賞を受賞したりアカデミー主演女優賞にノミネートされたりと注目された作品です。
ニューヨークにある団地で暮らしている未亡人の女性サラは一日の大半をテレビを見て過ごすと言う孤独な生活を送っていました。息子のハリーは仕事もせずにヘロインに溺れる始末で、ついにはさらには大切なテレビすらも売り払ってしまうのです。
次第に日常が麻薬によって支配され、崩壊していく恐ろしさが全面に描かれています。ヘロイン中毒や資金を失って売春に走る姿、それぞれの夢は次々と崩壊していくのです。救いのない物語に見た人からはもう二度と観ないと言う感想が多く挙げられたそうです。
レクイエムフォードリーム
ヒロイン | サラ・ゴールドファーブ |
出演者 | ジャレッド・レト/エレン・バースティン/ジェニファー・コネリー ほか |
上映時間 | 102分 |
公開日 | 2001年7月7日 |
ジャンル | ヒューマンドラマ |
監督 | ダーレン・アロノフスキー |
【鬱映画】8位「パンズラビリンス」
ファンタジーでありながら内戦後のスペインを描いた戦争映画で、主人公の少女を中心に描いたダークファンタジー作品です。第79回アカデミー賞ではアカデミー撮影賞、アカデミー美術賞、アカデミーメイクアップ賞などかずかずの成績を残した名作でもあります。
スペイン内戦で父親を亡くしてしまった少女オフェリアは妊娠中の母と一緒に母の再婚相手に引き取られることに。しかし父はこれから生まれてくる子供にだけ愛情を向け、母もまたそんな父親の顔色ばかりをうかがうのでオフェリアは愛情を受けられずにいました。そんなある日の夜オフェリアの前に妖精が現れるのでした。
オフェリアは妖精たちによる幻想的な世界と、自分を愛してくれない父親による苦しい現実の間に揺れ動きます。次第にオフェリアは幻想と現実の世界双方に暗い影を落としていくのです。作中にはなかなかに耐えがたいグロいシーンも含まれており、見た人を暗い気持ちにするような映画作品です。
パンズラビリンス
ヒロイン | オフェリア |
出演者 | イバナ・バケロ/ダグ・ジョーンズ/セルジ・ロペス/アリアドナ・ヒル ほか |
上映時間 | 119分 |
公開日 | 2007年10月6日 |
ジャンル | ファンタジー |
監督 | ギレルモ・デル・トロ |
【鬱映画】洋画編ランキング7~5位!
【鬱映画】7位「アメリカン・ヒストリーX」
アメリカに根付く人種差別や貧困問題を浮き彫りにした、当時の問題作とも言われました。エドワード・ノートン主演の衝撃作であり、白人至上主義とそれに巻き込まれた兄弟の揺れ動くさまを描いた作品です。
かつてデレクは白人至上主義者として、黒人の車を盗んだことで服役していました。しかし、三年ぶりに弟ダニーの元へと戻ったデレクは以前とは全く違った様子で穏やかな人物になっていたのです。ところが逆に弟のダニーがデレク以上に白人至上主義として身を染めていました。
現代アメリカにいまだに残っている差別意識、そして物語は衝撃の展開を迎えるのです。それと同時にアメリカに残っているさまざまな問題に迫った衝撃作品となりました。
アメリカン・ヒストリーX
ヒロイン | デレク・ヴィンヤード |
出演者 | エドワード・ノートン/エドワード・ファーロング/ビヴァリー・ダンジェロ ほか |
上映時間 | 119分 |
公開日 | 2000年2月19日 |
ジャンル | クライムフィクション |
監督 | トニー・ケイ |
【鬱映画】6位「ジョニーは戦場へ行った」
戦争によって「意識のある肉塊」となってしまった青年を中心に描いた作品であり、反戦ドラマ映画です。カンヌ国際映画祭審査員特別グランプリや国際映画評論家連盟賞、国際エヴァンジェリ映画委員会賞を受賞し話題となりました。
ジョーは戦争によってほとんどの器官を失ってしまった大けがを負い、病院のベッドに横たわっていました。暗闇の中、まるで走馬灯のようにこれまでの生活、恋人との愛の営みが思い返されます。そして一人の看護婦がジョーの書き記した文字に気づいた事により外界とのつながりを持ち始めるのです。
本作は原作が小説となっていましたが、当時第二次世界大戦勃発の時期に発表されたもので、反戦的な内容の映画だったためか発禁処分を受けてしまいました。戦後復刊と絶版を繰り返していた作品でした。強力な反戦的なメッセージはたくさんの人の胸に届けられた作品です。
ジョニーは戦場へ行った
ヒロイン | ジョー・ボーナム |
出演者 | ティモシー・ボトムズ/ キャシー・フィールズ/ドナルド・サザーランド/ジェイソン・ロバーズ |
上映時間 | 112分 |
公開日 | 1973年4月7日 |
ジャンル | 反戦ドラマ |
監督 | ダルトン・トランボ |
【鬱映画】5位「ファニーゲーム」
当時カンヌ映画祭出品時に悲惨すぎる内容から批評家や観客たちが席を立ったとさえ言われている鬱映画です。ロンドンではビデオの発禁運動まで起こったそうです。あまりにも暴力的なシーンが多いことから作中犯人が映画を鑑賞している観客に向けてサインを出したりするシーンがありました。
ある夏の日、とある一家が休暇を過ごすために別荘に向かっていました。別荘に着いた一家の前に見知らぬ若者がやってきます。初めは礼儀正しい人物でしたが、次第にチア度は豹変し不愉快な態度を見せるように、そして突如一家の皆殺しを宣言するのです。
本作ではどんな心霊や怪奇現象よりも狂った人間が一番怖い事が表現されています。暴力的で怖いだけではなく見ているだけで不愉快かつ胸糞悪くなるような作品です。鬱映画や胸糞映画としても悪名高い映画作品となりました。
ファニーゲーム
ヒロイン | アナ |
出演者 | スザンヌ・ロタール/ウルリッヒ・ミューエ/アルノ・フリッシュ/フランク・ギーリング |
上映時間 | 108分 |
公開日 | 2001年10月20日 |
ジャンル | サイコスリラー |
監督 | ミヒャエル・ハネケ |
【鬱映画】洋画編ランキング4~1位!
【鬱映画】4位「ドッグヴィル」
本作は道徳の無意味さが描かれた作品であり、人間の本性を暴くものとなっています。2003年にはカンヌ国際映画祭にノミネートされました。トリアー監督作品としては六本目のノミネートです。
本作の舞台は大恐慌時代のロッキー山脈、廃れてしまった鉱山町ドッグヴィㇽで暮らす医者の息子トムは偉大な作家となることを夢見ていました。そんなある日ギャングに追われていた女性グレースが逃げ込んでくることから物語は始まります。
グレースは町の人々に受け入れてもらうべく、さまざまな奉仕活動によって必死に努力するのです。しかし次第に町の住民たちの態度は自分たちのエゴへと姿を変えていくのでした。人間の本質とは、道徳心とはなんなのかに迫った作品です。
ドッグヴィル
ヒロイン | グレース |
出演者 | ニコール・キッドマン/ポール・ベタニー/クロエ・セヴィニー/ローレン・バコール ほか |
上映時間 | 178分 |
公開日 | 2004年2月21日 |
ジャンル | スリラー |
監督 | ラース・フォン・トリアー |
【鬱映画】3位「リミット」
本作の主人公の物語は棺桶の中だけで進んでいく、何と新感覚な映画作品となっています。圧巻の一人演技によって見事 ナショナル・ボード・オブ・レビュー賞でインディペンデント映画トップ10二も選ばれ、ゴヤ賞にて最優秀脚本賞までも受賞しました。
主人公はアメリカに妻を残し、イラクでトラックの運転手をしているポールである日彼は何者かによって棺桶に閉じ込められてしまいました。手元にあるのは携帯電話とライターのみ、次第に空気は薄くなりリミットが迫ってくるのです。
狭い空間に訳もわからず閉じ込められ、そしてタイムリミットが徐々に迫ってく恐怖は計り知れません。見ている人々は必死に脱出を試みようとする彼に感情移入してしまうことでしょう。観客はどんどん引き込まれ後味の悪い展開に胸糞悪さを感じる事でしょう。
リミット
ヒロイン | ポール・コンロイ |
出演者 | ライアン・レイノルズ/ロバート・パターソン/ ホセ・ルイス・ガルシア・ペレス/スティーヴン・トボロウスキー ほか |
上映時間 | 90分 |
公開日 | 2010年11月6日 |
ジャンル | ミステリー |
監督 | ロドリゴ・コルテス |
【鬱映画】2位「コレクター」
世界を震撼させた実際に起こった猟奇的殺人事件を題材にした衝撃映画作品です。映画公開後に発覚したクリーブランド監禁事件とも似ていたためにとても話題を集めました。
ニューヨーク州のバッファロー市警は三年間も「娼婦失踪事件」に迫っていました。この事件はなんと七人もの娼婦が姿を消しており、娼婦のほとんどは恵まれない家庭環境にあることだけが共通点でした。操作を進めていくと犯人の目的はなんと女性たちに自分の子供を産ませて大家族をつくることであることがわかるのです。
実際の事件は「ゲイリー・ハイドニック事件」と呼ばれ、実際に起こった事件を題材としているためとてもリアリティのある作品となっています。犯人歪んだ心理によって巻き込まれてしまった女性たちとその真実に迫るストーリーに引き込まれてしまいます。
コレクター
ヒロイン | ケルシー・ウォーカー |
出演者 | ジョン・キューザック/ジェニファー・カーペンター/ダラス・ロバーツ ほか |
上映時間 | 104分 |
公開日 | 2013年6月8日 |
ジャンル | ミステリーサスペンス |
監督 | モーガン・オニール |
【鬱映画】1位「ミスト」
観たら気分が悪くなってしまう鬱映画の中で一番の代表作とも言えるのが本作です。スティーヴン・キングの「霧」が原作となっており、あまりにも悲惨な結末を迎える物語であり観たら公開してしまうと悪名高い作品です。
ある日町を激しい嵐が襲いました、嵐が収まった後の事デヴィットは息子と共にスーパーマーケットに向かいます。突如として町中が霧に覆われてしまいました。霧の中には巨大なモンスターたちが隠れていてスーパーから出る事ができなくなってしまうのです。
物語の最後、絶体絶命な状況に追い込まれてしまい、手元にあった銃によってデヴィット以外の人間を打ち殺します。もちろんそこには息子も含まれていました、そして霧の中へと足を進め自らも死を覚悟したその時デヴィットは思わぬものを目撃してしまうのです。本作はあのときこうしておけばと言う後悔を題材としています。
ミスト
ヒロイン | アマンダ・ダンフリー |
出演者 | トーマス・ジェーン/ ローリー・ホールデン/ ネイサン・ギャンブル ほか |
上映時間 | 125分 |
公開日 | 2008年5月10日 |
ジャンル | ホラー |
監督 | フランク・ダラボン |
心理に語りかけてくるおすすめ人気鬱映画たち!
いかがでしたでしょうか?どの作品も個性的でありそれぞれの世界観によって人間の本質や理不尽な世界を描いている作品ばかりです。観た後に後悔してしまうかもしれません、人によってはトラウマにさえなってしまうかもしれません。しかしどの作品も私たちの心理に語り掛けそして考えさせてくれる素晴らしい作品なのです。
商品やサービスのご購入・ご利用に関して、当メディア運営者は一切の責任を負いません。