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桃のカクテル・レゲエパンチの由来は?

レゲエパンチは日本発祥のカクテル

カクテルというと外国発祥のものが多いイメージですが、レゲエパンチは日本発祥のカクテルなんです。レゲエパンチが初めて作られたのは1990年代。ちょうどバブルの頃でした。クラブで踊っているときの水分補給として、酔いにくくアルコール太りもしにくいカクテルとして作られたのが始まりのようです。

レゲエパンチは桃のリキュールを烏龍茶で割ったカクテルのことですが、レゲエパンチが初めて作られる少し前には日本でチューハイブームが起こりました。そのときに焼酎を烏龍茶で割るウーロンハイが登場したといわれ、烏龍茶を割材として使うのが定着してきた頃でもありました。

度数が強そうに見えるのに飲みやすいがコンセプト

ではなぜレゲエパンチという名前なのか?その由来をたどってみると、レゲエパンチを初めて飲んだ女性がレゲエミュージックが好きだったところから名前を付けられたといわれています。カクテルは初めて作った場所や人、初めて飲んだ人に由来して名前を付けられることがよくあります。

クラブなどの場所では度数の強いお酒を飲んでいる方がかっこいい、イケてると周りから一目置かれますよね。レゲエパンチは度数が高くないわりに烏龍茶で割るため色が濃くお酒が苦手な人でも度数の強いお酒を飲んでいるように見えると人気になりました。カクテルにはその当時の様子が反映されるのも面白いところです。

飲みやすいと人気!気になる味やカロリーは?

フレーバーティーのような味で女性に大人気

レゲエパンチはピーチリキュールと烏龍茶を混ぜるだけでできるカクテルで作りやすさに加え、飲みやすさも抜群です。烏龍茶の苦味が苦手という方もいますが、レゲエパンチは烏龍茶の苦味をピーチリキュールの甘さが消してくれるため、甘すぎず苦すぎない絶妙なバランスをとっています。

味は桃のフレーバーティーに近く、白桃烏龍茶そのものでアルコール独特の味は一切しません。そのためお酒が苦手な女性でも飲みやすく、度数もそこまで高くないため女子会にうってつけのカクテルといえます。ピーチの甘さは控えめで、烏龍茶のすっきりとした飲み口が揚げ物などの料理にも合います。

烏龍茶の量で度数の変更が簡単!

レゲエパンチはピーチリキュールと烏龍茶を1:3の割合で混ぜるのが一般的な作り方のようです。難しい操作も一切不要で2つを注いでよく混ぜるだけという簡単さですから、家で簡単に作れるカクテルとしても好まれています。また、烏龍茶の量を増やすだけで度数を下げることができるのも魅力のひとつです。

カクテルの多くは混ぜるもの同士の割合が変わると味が変わってしまうことが多く、度数の変更には気を遣いますがレゲエパンチは簡単に度数の変更ができます。もし烏龍茶を増やして甘みが足りないと思ったらピーチリキュールの代わりにピーチジュースを加える作り方もあります。

カクテルの中では低カロリーな部類

クラブでかっこよく踊るためには太るわけにはいきません。ビールなどの炭酸系のお酒もお腹が膨れてみえてしまうという理由からクラブではあまり好まれませんでした。レゲエパンチは炭酸を含まず、踊っても酔いが回りにくく、さらにカロリーを抑えてアルコール太りを防ごうと作られたカクテルでした。

レゲエパンチのカロリーは約80キロカロリー。烏龍茶のカロリーがほとんど0なため、実質ピーチリキュールのカロリーしか含まれていないことになります。ここまで低カロリーなカクテルは珍しく、たくさん飲んでも太りにくいという理由からダイエット中の息抜きとして飲む女性も多くいます。

レゲエパンチの作り方は?

レゲエパンチの材料・分量などをチェック

レゲエパンチの材料はピーチリキュールと烏龍茶のたった2つだけ。この2つをどの割合で混ぜるかによってアルコール度数や甘さに変化を付けることができます。まずはレゲエパンチの材料やカクテルタイプを表にまとめてみましたので参考にしてみてください。

レゲエパンチの基本情報
材料・分量 ・ピーチリキュール…30ml ・烏龍茶…90ml
ベース ピーチリキュール
技法 ビルド
甘口~中甘口
炭酸 なし
度数 4度
グラス ロング

ビルドは、簡単に言うとグラスに材料を全て入れてからよく混ぜる技法のことです。混ぜるのにコツのいるカクテルもありますがレゲエパンチは適当に混ぜても簡単においしいカクテルになります。また居酒屋やバーで出てくるカクテルの中では度数が低いのも特徴。お酒が弱い人でも楽しく飲むことができます。

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レゲエパンチの作り方

レゲエパンチは作り方もいたってシンプル。ピーチリキュールと烏龍茶がよく混ざるように気をつける程度です。氷は溶けにくい少し大きめのものを使うことをおすすめします。まずは作り方を見てみましょう。

レゲエパンチの作り方
  1. ①氷の入ったグラスにピーチリキュールを注ぐ。
  2. ②烏龍茶を注ぐ。
  3. ③底からすくい上げるようにしてスプーンで3~5回混ぜる。
  4. ④さらにぐるぐると円を描くように5回程度混ぜる。

好みでレモンを飾ったり、度数は上げたくないけれどピーチの甘さがもっと欲しいという場合はピーチジュースを加えるのもおすすめです。ピーチリキュールが手に入らない場合は焼酎とピーチジュースを混ぜたものに烏龍茶を加えるという「なんちゃってレゲエパンチ」というカクテルも存在しています。

おいしいレゲエパンチは烏龍茶の温度にあり!

簡単に作れておいしいレゲエパンチですが、材料や作り方に少し気を遣うだけでぐっとおいしくなります。そのひとつが烏龍茶を使う直前までキンキンに冷やしておくこと。レゲエパンチは飲みやすく、喉が渇いた時にゴクゴク飲むことを考えて作られたカクテルのため、冷えていた方がおいしく飲むことができます。

烏龍茶は冷蔵庫でキンキンに冷やしておく、冷蔵庫のスペースに余裕があるならグラスも冷やしておくと氷を入れた後も氷が溶けにくく、より冷たくて爽快感のあるレゲエパンチを楽しむことがあります。一度開けたピーチリキュールも冷蔵庫で保存しておかないと腐敗してしまう場合がありますので注意が必要です。

よく混ぜることで味ムラのないカクテルに!

レゲエパンチの作り方では混ぜ方を2回の工程に分けて紹介しています。ピーチリキュールは烏龍茶よりも重いためグラスの底に沈みやすく、しっかり混ぜないとグラスの底にいけばいくほど度数が高く、甘みも増して、グラスの中の味にムラができてしまいます。そこで初めはピーチリキュールを持ち上げるように混ぜます。

底にたまったピーチリキュールを上にあげるように混ぜてから、ぐるぐると混ぜることによって上も下も同じ濃度で混ざり合うことになります。少しとろみのあるリキュールはどれも底に沈みやすいため、しっかり混ぜることで味ムラのないおいしいカクテルになります。

レゲエパンチのおいしい飲み方

黒烏龍茶で甘さ控えめ脂肪の吸収を抑える

「たくさん食べたい!たくさん飲みたい!でも太りたくない…」という女性の方に人気なのが割材の烏龍茶を黒烏龍茶に変える方法。黒烏龍茶はおなじみ脂肪の吸収を抑えてくれる普通の烏龍茶よりも少し苦みのあるお茶です。黒烏龍茶で割ると苦みが増してピーチリキュールの甘さが控えめになるため食事との相性が良くなります。

食事に合うだけでなく、食事時に黒烏龍茶を飲むため脂肪の吸収も抑えてくれる一石二鳥の魔法のカクテルに。現在では居酒屋でも黒烏龍茶で割ったレゲエパンチを提供してくれるところもあるようです。ちなみに黒烏龍茶で割ったレゲエパンチは通常よりも色が濃くなるため「ブラックレゲエパンチ」とよばれています。

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冬はホットで香りも楽しむ

夏はキンキンに冷えたのを一気に飲むスタイルで楽しめるレゲエパンチですが、冬は温めた烏龍茶で割ることでホットレゲエパンチとして楽しむことができます。温めるとピーチリキュールの香りがよく広がり、紅茶を飲むような感覚でカクテルを楽しむことができます。

ホットで飲むと体の内側からじんわりと温めることができますし、少量のアルコールは血行促進に効果があるため、冷え症の女性にぴったりです。烏龍茶にはカフェインが含まれていますのでたくさん飲むことはおすすめしませんがコップ一杯程度なら寝る前のリラックスタイムにぴったりのカクテルです。

ピーチウーロンやレゲエキックはレゲエパンチと同じもの?

ピーチウーロンはレゲエパンチの別名

レゲエパンチはとにかく呼び名が多いことで有名なカクテルです。地域によってこれだけ呼び名が違うカクテルも珍しいのではないでしょうか。よく「ピーチウーロンとレゲエパンチは何が違うのか?」という疑問を目にしますが、結論から述べますとピーチウーロンとレゲエパンチは同じカクテルです。

ピーチウーロンは主に東京などの関東での呼び名で、ピーチリキュールのピーチと烏龍茶のウーロンからとったシンプルで分かりやすい呼び方です。レゲエパンチは伝わらなかったけれどピーチウーロンと言ったら分かってもらえたという話もあるように、基本的には全国で通用する呼び方のようです。

レゲエキックはピーチリキュール+紅茶

ではレゲエキックとレゲエパンチは同じカクテルなのか?と聞かれると答えは違います。レゲエキックとレゲエパンチは別物です。その違いは割材によるもの。レゲエパンチはピーチリキュールを烏龍茶で割ったカクテルですが、レゲエキックはピーチリキュールを紅茶で割ったカクテルです。

なぜレゲエキックと呼ばれるようになったのか由来は定かではありませんが、レゲエパンチと似たようなカクテルとしてキックと付けたようです。レゲエキックは割材が紅茶なので味はピーチティーそのもの。レゲエパンチよりも色が薄く、苦みも控えめなのでレゲエキックの方が好きだという女性も多くいます。

割材を変えると名前が変わる

レゲエパンチは烏龍茶、レゲエキックは紅茶とくればピーチリキュールを他の割材で割ったカクテルも存在するのではないかと色々調べてみました。その結果、最初に登場したレゲエパンチの名をなぞりながら割材を変えたカクテルをいくつか見つけることができました。

先ほど紹介しました黒烏龍茶で割ったレゲエパンチは「ブラックレゲエパンチ」という名前が付いていました。割材を緑茶に変えると「ゲイシャパンチ」というカクテルになります。緑茶=日本というイメージで日本=芸者(ゲイシャ)というイメージから付けられた名前のようです。烏龍茶は中国のイメージがありますよね。

まだまだある!レゲエパンチの別名集

桃や烏龍茶から中国のイメージが強い

中国のモチーフとして桃が使用されることはよくありますし、烏龍茶も中国のお茶ですので何かと中国のイメージが強いレゲエパンチ。地域によって呼び方が全く違うというお話をしましたが、北海道では若い中国の娘を意味する「クーニャン(姑娘)」という呼び方で親しまれています。

さらに関西の方では「上海ピーチ」の名前で流通しているようです。上海ピーチといわれるとかろうじてピーチを使ったカクテルを想像できますがクーニャンは知らない人が聞いたらさすがにお手上げ状態…。レゲエパンチも発祥の地である東北以外では通用しない名前のようです。

全国で通用するのはピーチウーロン

よって全国で通用するレゲエパンチの呼び方は「ピーチウーロン」だけなようです。居酒屋によっては「レゲエパンチ(ピーチウーロン)」のように2つの名前が記載されているお店もあります。出張先で見たことのない名前のカクテルを頼んだら出てきたのはピーチウーロンだったというオチの話もあるくらい呼び方は様々です。

日本発祥のカクテルで、しかもこれだけ多くの呼び方がされるカクテルは珍しいもの。その根底には日本の土地性もあるのかもしれませんね。日本は地域によって呼び方の違うものがたくさんあります。自分の慣れ親しんだ名前が通用しないこともしばしば。レゲエパンチもそんなもののひとつなのかもしれません。

作って飲んで楽しいカクテルライフを

今回はレゲエパンチの由来やおいしい作り方などをご紹介しました。簡単に作れてアルコールの弱い人でも楽しめるカクテルはなかなか貴重ではないでしょうか。材料2つで簡単に作れて度数の調整も楽々、家呑みにもおすすめです。ぜひ作ってみてください!

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