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オッドアイの日本人の原因を究明!先天性と後天性で違いはあるの?

更新:2019.06.21

世界でも数が少ないオッドアイの人間ですが、日本人のオッドアイには黒や茶、薄い茶色などの色が多くいらっしゃいます。他には、オッドアイではなく、病気で目の色が違うといった方も。先天性や後天性などもあり、なぜオッドアイになるのかという原因について今回はご紹介していきます。

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オッドアイとは一体なに?

オッドアイとは左右の目の色が違うこと!

日本人だけでなく全部の生物の左右で眼の色がそれぞれ異なることを、オッドアイと言います。通常であれば、左右同じ色をしていますが、何らかの影響を受けて、オッドアイになることもあります。

オッドアイによる視力の良し悪しについては、今のところハッキリと確認されてはいません。オッドアイ自体が犬や猫などの動物に多く見られる形質ですが、人になってない訳ではありません。数少ないですが、もちろんオッドアイの人も存在し、バイアイ、ヘテロクロミア、異色症と呼ばれることもあります。

本当のオッドアイの人

日本人にも多く使用されているカラーコンタクト。最近では、カラーコンタクトなども販売されているため、簡単にオッドアイのように出来ます。そのため、本物のなのか偽物なのか区別がつかない方もいますよね。そして、一般の方だけでなく、カラーコンタクトではない本物のオッドアイを持つ有名人もいらっしゃいます。

日本人に1番多いのは茶色

日本人に1番多く見られる虹彩の色。アフリカやアジア地域に多い色で、日本人のほとんどは黒に近いこげ茶色(ダークブラウン)であることが多いのではないでしょうか。なので、日本人のオッドアイでも、明るめの茶色とこげ茶色といった左右の色合いが多いです。

オッドアイは日本人だけじゃない!

お伝えしている通り、世界の方にもみられる現象ですが、実は、人だけではありません!動物にも多くのオッドアイがいるのです。特に白猫にオッドアイが多く、白猫にオッドアイが多い原因ですが、これはメラニンが少ないからです。元々、メラニンの量が少ない白猫はオッドアイになりやすい生体を持っているのです。


4匹に1匹はオッドアイと言われているくらいで、白猫の画像を検索すればたくさんのオッドアイの白猫が見つかります。人間と同じように、先天性のもので、障害ではないですし、視力には影響がないので、何ら問題はありません。猫によってオッドアイの感じが違うので、それもまた可愛いポイントですよね!

日本人でもあり得る先天性と後天性になる原因は?

先天性の原因!

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先天性と後天性があり、そう呼ばれる原因もきちんとあります。先天性の場合ですと、それぞれの両親の瞳の色を片方ずつで引き継ぐ遺伝であったり、聴力障害と同時に起こることの多い染色体異常の一つである”ワールデンブルク症候群”といったものがあります。

遺伝…オッドアイの発症率の高い、白ネコを例えにします。目の色だけでなく、毛の色もメラニン色素の量で左右されます!白い毛を生やすために、色素細胞を抑えるため、親猫の遺伝子が頑張って働きますが、これが毛の色だけでなく、眼にも影響が出てしまうと、片目だけが青い白ネコが生まれるのです!

後天性の原因!

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後天性の場合は、病気や外的衝撃、手術などにより損傷して眼の色が後から変わってしまったり、緑内障による虹彩損傷によって眼の色が変わることが原因でオッドアイとなることもあります。病気などは仕方がないかもしれませんが、物理的な損傷を眼に受けないように気を付けましょう。

「緑内障」とは、目の神経が傷ついてしまう病気ですが、圧力によって虹彩が損傷すると、虹彩の色に変化が生じることがあると言われており、オッドアイになるということです。

日本人が呼ぶオッドアイの正式名は「虹彩異色症」?


医学的には「虹彩異色症」と呼ばれている!

「虹彩異色症(こうさいいしょくしょう)」と読みます。医学名称にございます「虹彩」ですが、目の色というのは虹彩の色によって決まり、その虹彩の色は、眼の内部で作られるメラニン色素の量によって決まります!

色素は紫外線などから目を守り、その量が多ければ黒人や、日本人などの黄色人種に見られる濃褐色、少なければ白人に見られる青や緑色などの「虹彩」になります。しかし何かの原因によって、左右の眼の虹彩の色が異なるのが「虹彩異色症」、つまり「オッドアイ」です。

日本人のオッドアイの確率

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日本人のオッドアイの確率は0.01%~0.005%の確率で、オッドアイを持った日本人が生まれてくると言われています。つまり約1万人~5万人に1人ということです。ただし公的機関が正しくデータを取れている訳ではなく、あくまでも推測になるため、参考程度の数値だと思ってください。

このように数字だけで見ていると、こんなにもオッドアイの人はいたかな?と思いますよね。恐らく、この数字ほどの人数はいないでしょう。実際のところ、もう少し生まれている確率は低いのでしょう。

オッドアイに魅了される日本人

オッドアイの美しさに憧れる人も


オッドアイに美しさに魅了され、自らオッドアイになりたい!という人も少なくありません。日本人だけでなく、世界中のファッション界でカラーコンタクトが流行していますが、敢えて日本人は若い人を中心に、左右非対称のカラーコンタクトレンズを使用し、オッドアイの真似をする人もいます。

よく、目にするのはハロウィンなどのイベントごとなどで仮装されている方々が敢えて左右対称のカラーコンタクトではなく、片眼だけ色を変えたオッドアイが見られますよね!

アニメやゲームキャラクターのオッドアイ

日本人によるオッドアイの憧れは強く、ゲームやアニメなどにもオッドアイのキャラクターが登場することがあります。実際の人物だけでなく、こうしたキャラクターにも、オッドアイが採り入れられていることが多く、最近では、アニメやゲームではよく見かけますね。

実際の人間だけでなく、こういったキャラクターに魅了される方も少なくはないでしょう。そういったところから、仮装といった真似に繋がり、オッドアイの眼をしてみたいという方が増えてますね!

先天性・後天性のオッドアイを持つ日本人や海外の有名人

日本のオッドアイ有名人

先天性のオッドアイを持つ「奥菜恵(おきな めぐみ)さん」テレビなどで見ただけではよく分からないですよね!前を向いている動いた映像ではなく、静止画の写真などを見ると、確かに片方は茶色、もう片方はこげ茶色のようになっていますよ。日本人では珍しいですよね。

評論家として活躍されていた、オッドアイの日本人「橋本明さん」奥菜恵さんのオッドアイとは全く異なり、目の病変による原因で後天性オッドアイ、目の色も左右で違いがハッキリしていて分かりやすいです。日本人のオッドアイは基本的に「茶色」ほどんどなのですが、橋本明さんの場合は日本人ではレアな「銀」なんです。

現在の人間だけでなく、戦国~江戸時代にかけて大活躍した日本人武将、「伊達政宗」もオッドアイだったという説があります。幼少時に患った感染症「天然痘」により、右目が白濁し変色したことで、左右の目の色が違う、という説があります。そのため先天性ではなく、後天性です。

海外のオッドアイ有名人

「デヴィッド・ボウイ」ロックのカリスマと言っても過言ではない、ロック・スターでありシンガー・ソングライターです。ちなみに、彼は事故による後天性のオッドアイだそうで、右眼はブルー、左眼はヘーゼルの色合いになってます。

「イライジャ・ウッド」日本でも、物凄く大人気だった映画「ロードオブザリング」に出演していた主役の俳優、イランジャ・ウッドも先天性オッドアイです。目の色は判りにくいですが、ヘーゼルとグリーンのオッドアイです。

「ケイト・ボスワース」海外の人たちからだけではなく、日本人からも人気で、女優やモデルとして大活躍しているケイト・ボスワースも先天性オッドアイです。色は右眼ヘーゼルと左眼ブルーのオッドアイでとても美しいですね!

「ウェントワース・ミラー」05年に始まったテレビ・ドラマ「プリズン・ブレイク」では主役に抜擢された俳優です。少しわかりにくいかもしれませんが、彼は右眼がヘーゼルと左眼はグリーンの色合いになってます。

オッドアイは瞳の色が違うからこそ魅力がある

オッドアイについてご紹介しましたがいかがでしたでしょうか?オッドアイは人によって、さまざまな色があります。日本人の中には、日本人にはないようなヘーゼル×ブルーというような海外の人特有の眼に憧れる方もいらっしゃるのではないでしょうか。

でも実際にオッドアイを持つ人からすると、その眼が嫌でコンプレックスに感じている方も、もちろんいらっしゃいます。人とちょっと違うとこがあるだけでも、他の人と比べられたり、それを気味悪がられたりすることもあるようです。ですが、そんな人ばかりではないです。オッドアイを魅力にしている方もいます。

オッドアイに魅力を感じるだけでなく、相手の気持ちも、もちろん考えた上での発言や行動をしていきましょう。オッドアイに憧れる!なってみたい!という人は、カラーコンタクトを使用するのもおススメですよ!是非、ファッションとしてオッドアイを楽しんでみたいという方は、チャレンジしてみてください。

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