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なぜ?否定から入る人の心理10選:自分が一番だから
否定から入る人の心理①すごいと思われたい・負けず嫌いが過ぎている
否定から入る人の心理1つ目は、すごいと思われたいから。友人同士、仕事の仲間同士で何か話題があがると、誰かが意見を言うたびに「いや、それは…」というように、「そうだけど」「しかし」「でも」「それにしても」といったように、否定的な単語を口癖のように使う人がいます。
誰かが何かを言うと自分の方が優れているとアピールをしたくなってしまい、こうした否定的な単語から会話を始めてしまうのです。しかし、否定された方は嫌な思いをしますし、間違っていない意見を言ったあとに「それは違うよ」なんて話し始めたら単なる痛い人です。
ちょっとおかしいのは、他人の言った意見を否定し始め他と思ったら、さも自分の意見というように同じ事を言い直してしまう人。こうなってくると、もうかわいそうな人としか言いようがありません。
否定から入る人の心理②弱いところを見せたくない・自分を大きく見せている
否定的な人の心理2つ目は、弱いところを見せたくないから。完璧主義な性格の方もいますが、否定から始まる人の場合は弱いところを隠すことがほとんどです。例えば、会社の上司はいつも部下を見下しているのに、いざ自分が失敗をすると隠してしまう、そんな人です。
失敗をした事で相手からバカにされるのを恐れ、自分の悪口を言っていないか部下を監視しているなんて話も耳にします。自分の失敗を認められない人が他人の失敗を認められるわけがありません。
普段からこうしたことばかりしていると、いざとなったときにサポートしてくれる人が誰もいなくなります。そこを自分で分かっているからこそ、悪くない人までを否定し、全力で隠し通すのです。
なぜ?否定から入る人の心理10選:恐怖感を抱いている
否定から入る人の心理③先のことまで考えすぎている
否定から入る人の心理3つ目は、先を見据え過ぎていること。例えば、最近はガラケーからスマホへ移行する人がほとんどではありますが、「そんなものは若者が使うものだ」「そんな小さな画面を指で触るなんて難しい事できない」「ずっと見てると目がチカチカしてきそうだ」といった具合でとにかく否定する人がいます。
要は、自分がスマホを使いこなすことができるのかと先の事を考えた時にできないと決めつけて、否定をするのです。年齢や経験は確かに上かもしれませんが、これからは若い世代のものにも向き合っていかなければならないと考える人と、今まで通りやっていれば良いと考える人とでは支持率が全然違います。
否定から入る人の心理④物事が急激に変化していくのが怖い
否定的な人の心理4つ目は、世の中の急激な変化に恐怖を感じていること。これは筆者も実際に体験したことがあるのですが、マイナンバー制度が始まるとテレビで話題になった時に、大した知識もないままただ感情的に否定をして八つ当たりをしてきた人がいました。
この人もまた自分が見下している人間を否定をするのが大好きな人でしたが、今思えば何か隠しておきたいものがあったのでしょう。
また、知識のないままただ否定しているだけでは冷めた目で見られるだけにもかかわらず、日本の変わりゆく政治経済をとにかく否定する人もいます。こうした人たちは物事が急激に変化していくことへの恐怖やストレスが大きい可能性があります。
なぜ?否定から入る人の心理10選:モラルハラスメントの気質がある
否定から入る人の心理⑤自分が我慢していることを人に強要する
否定から入る人の心理5つ目は、人への強要です。例えば、健康上の問題で禁煙・禁酒を余儀なくされてしまったのに他人が喫煙・飲酒しているのを見るとイライラしてしまう。結果、喫煙・飲酒をしている人に「それはよくないよ」と否定の言葉を投げかけます。
また、痩せたいのに痩せられない自分に腹が立っているはずなのに、自分を正当化するために、自分よりも太っている人に「それじゃあ痩せられないよ」と否定的な言葉を投げかけるのです。ダメな自分を隠すために他人を否定して見下さないと気が済まないのです。
否定から入る人の心理⑥理不尽な人格否定をする
否定的な人の心理6つ目は、人格を否定するということ。「何回言ってもお前はダメな奴だ」「気持ち悪いから笑うなよ」「お前には長所が一つもない」「俺がいなかったらお前は生きていけない」「お前のせいで子どもがこうなった」等々、挙げればキリがないのですが。こうした理由もない人格否定をする人もいます。
本当にそうであったらそれは否定された人が悪いのですが、そうでなかった場合は自己投影していることがほとんど。何回言ってもダメ、長所が一つもない、俺がいなかったらお前は生きていけない、お前のせいで子どもがこうなった等は、全て否定している本人がやっていることなのです。
ちょっと混乱するような心理ですが、否定的なことを言われた時に「それ、あなたがしていることだよね?」と感じたら、自己投影をしているということです。
なぜ?否定から入る人の心理10選:何か勘違いしている
否定から入る人の心理⑦自分が正しいと思い込んでいる
否定から入る人の心理7つ目は、自分が正しいと思い込んでいること。世の中の法律よりも自分が正しいと本気で思って生きているのです。様々な角度から物事を説明しても全否定でくる人がいますが、それはその人の考えが自分の知識に入っていないから。
自分が正しいと思い込んでいるということは、自分の意見にみんなが賛同するに違いないと思い込んでいるのと一緒です。したがって、自分の意見に反対をする人間が現れたら猛反発します。また、たとえその人の意見が正しい意見とわかっていても、自分の意見だとすり替えるように否定から始まります。
否定から入る人の心理⑧自分が把握していないと気が済まない
否定的な人の心理8つ目は、自分が全ての物事を把握していないと気が済まないこと。例えば、他人が出した意見にみんなが賛同すると「そんなことは俺も知っていた」「いや、○○だからこうなるんだよ」といったように、自分が把握しているアピールを始めます。
知識が豊富と思われたいのか、賢いと思われたいのか、とにかく知らなかったことですら知っていることにしてしまうため、トンチンカンな知識をペラペラと話し始めます。そこに正しい意見を述べられると「いや…」「でも…」といった否定が始まるのです。
なぜ?否定から入る人の心理10選:自己中心的な性格だから
否定から入る人の心理⑨自分が目標としていたことだったから
否定から入る人の心理9つ目は、自分が叶えることのできなかった目標を他人が成功させてしまったから。なんらかの形で夢を実現することができなかったのに、身近にその夢を叶えてしまった人がいれば、比べられるのではないかという恐怖から否定が始まります。
お前にできて俺にできないわけがないと悔しさをバネにすることができれば良いのですが、弱い自分を認めることができない場合は相手を否定することしかできないのです。
例えば、他人がすごい努力して叶えた夢に対し、「いや、あいつはコネを使ったから叶えられた」「でも、そんなもの叶えたって意味がない」等々。周りが呆れてしまうような否定を始め、悔しいのかと聞くとそんなことはないと意地を張るのです。
否定から入る人の心理⑩批判することで安心感を得ることができるから
否定的な人の心理10つ目は、他人を批判して安心することができるから。例えば、その部下が絶対にできないような無理難題を押し付けてできなかったことを批判する。かといってその無理難題についてサポートもせずあしらう。
批判することよって自分はすごいんだというアピールをし、安心感を得るのです。さらに、部下にできないことばかり押し付けて活躍させる機会を潰し、いつまでも部下のままでいさせる。これで自分が優位な立場にい続けることができるのです。
否定的な人への対処法とは
否定的な人というのは、とにかく自分が優位な立場でい続けるためにありとあらゆる否定を繰り出します。しかし、こうした人間に魅力を感じる人は少ないので、いざという時に助けてくれる人は誰もいません。
否定的な人間とは会わないことが一番ですが、そうもいかない場合は笑ってあしらったり、近くに誰かいるのであれば聞こえないふりをしてわざと大きな声で聞き返したりといった対処法もありますが、否定的な心理を逆手に取るのも一つの手です。
無理難題を押し付けられた時は「畏まりました!"でも"○○さんはこれできるんですか?"いや"、できないから部下に押し付けるんですね!」といった具合に言い返してみるのも◎。嫌われるのが怖い弱い人間なので上手に対応してみましょう。
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