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「貶す(けなす)人の心理」10個!上手な付き合い方とは?

更新:2022.03.04

「他人を貶す人」との人間関係に頭を抱えたことがある人も少なくないのでは。貶す(けなす)人の心理を理解することで、人間関係が今よりも改善されるかもしれません。今回は、他人を貶す人の心理の代表的な10個と、彼らとの上手な付き合い方をご紹介します。

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貶す(けなす)とは

「貶す」ってそもそもどういう意味?

貶すとは

QUOTE

ことさらに悪い点を取り上げて非難する。くさす。 引用元:https://dictionary.goo.ne.jp/jn/68624/meaning/m0u/

上記のように、「貶す」とは、他人を悪く非難することを指します。類語は「ケチをつける」「こきおろす」など。例えば、常に他人を小馬鹿にして笑いを取ろうとする人、なぜか上から目線でしか話のできない人などが当てはまります。

「悪口」と「貶す」は同じ?

「悪口」と「貶す」は同じ?

「貶す」と「悪口」どちらも似たようなものですが、実は少し意味に違いがあります。「悪口」の多くが、本人のいないところで繰り広げられます。一方で「貶す」ことは、本人に向かって直接伝えてくることが多いのです。

貶す(けなす)人の心理10個:男女編

貶す(けなす)人の心理1:プライドが高い

プライドが高い

貶す(けなす)人の心理1つ目は、プライドが高い。彼らは常に自分がトップでいたいため、頻繁に「相手を蹴落としてまで上の立場でいたい」という心理が働きます。対象は、例えば自分よりも目立っていたり、おもしろかったり、また自分にはできないことができたり……。

相手にはなんの非もないもないのですが、彼らには他人の気持ちよりも、貶すことで自分の地位を確立することが大切なのです。そして一番厄介なのが、このタイプは自分の地位を守ることができた途端「申し訳ない」という気持ちが芽生え、急に優しくしてくるタイプ。紹介する10個の中でも一番難しいような気もします。

貶す(けなす)人の心理2:自尊心を守りたい


自尊心を守りたい

貶す(けなす)人の心理2つ目は、「自分の人格を大切にしたい!」という自尊心が強すぎる。前述した「プライドが高い」人同様、相手の気持ちよりも自分の気持ちを優先します。

自尊心を持つことはとてもプラスなことなのですが、人間関係をうまく築ける術(または自分を守る術)を持っていない人は、思わず他人を貶してしまう場合も……。

貶す(けなす)人の心理3:自分の本心を知られたくない

自分の本心を知られたくない

貶す(けなす)人の心理3つ目は、例えば異性に対して好意を抱いたとき。「自分が傷つきたくない」「自分の本心を知られたくない」「どうせ振られるなら、自分から振ったほうがいい」など、自分の気持ちを防御したい思いとマイナス思考がまざりあって、最終的に相手を貶してしまうことも。

他にも、仲の良い友達から「モテるね」なんて褒められたことがある人は、その「モテる自分」のイメージを崩したくないという気持ちが芽生えます。そのため友達の前では、自分の好意を持っている事実を隠すため、わざと意中の相手を貶してしまう傾向にあります。

貶す(けなす)人の心理4:好意の裏返し「本当は仲良くなりたい!」

好意の裏返し「本当は仲良くなりたい!」

貶す(けなす)人の心理4つ目。10個の中でも悪気がないのがこのタイプ。人間関係をうまく築く方法がわからず、会話作りのために貶す(けなす)人の心理が働いてしまうよう。また、「ジョーク=貶す」と勘違いしている人も。仲良くしたいという思いが裏目に出てしまっているのです。

貶す(けなす)人の心理:女性編

貶す(けなす)人の心理5:嫉妬心に支配されている

嫉妬心に支配されている

貶す(けなす)人の心理5つ目は、「意中の相手と別の女性が話しているだけで許せない!」と嫉妬心がかなり強いということ。その怒りを意中の男性ではなく、彼と仲良くしている女性にぶつけてしまいます。

厄介なのが、女性は男性のように面と向かってストレートに喧嘩するわけではなく、「自分を良く見せた上で相手を貶す」という方法で攻撃してきます。

貶す(けなす)人の心理6:「私の方が上」と上下関係を気にしている

「私の方が上」と上下関係を気にしている

貶す(けなす)人の心理6つ目は、人間関係を築く上で上下関係をやたら気にしてしまう。自分が常に上にいたい、でも相手よりは優れていない。そう自覚している人は、相手を貶し、傷つけてしまうことも。

貶す(けなす)人の心理7:甘やかされて生きてきた

甘やかされて生きてきた

貶す(けなす)人の心理7つ目。「これまでの人生で我慢することがなかった」「欲しいものはすべて手に入れてきた」そんな女性は、「自分は特別な存在だ」思っていることが多いです。そのため、自分が気にくわない人、あるいは自分が欲しいものを持っている人がいれば蹴落とすために貶します。

貶す(けなす)人の心理:男性編

貶す(けなす)人の心理8:競争心が強い

競争心が強い

貶す(けなす)人の心理8つ目。常に勝者でいたい。常に誰かと勝負したい。そんなタイプの男性は、他人を仲間ではなく”ライバル”と思っていることが多いです。「貶す」行為は、彼らにとって自分が勝つための戦略だったりします。

貶す(けなす)人の心理9:相手の功績を認めたくない


相手の功績を認めたくない

貶す(けなす)人の心理9つ目。例えば、同僚のほうが成績がよかった、プロモーションの話がなくなった、など。「努力すれば報われる」常にそう思っている男性が、報われなかった場合。

「自分には報われる価値があるはずなのに!」という感情を、手柄をとった相手を貶すことで表現したり、相手の手柄に納得いっていない場合に貶したりします。素直に「おめでとう」とは思えないのです。なぜなら彼らは、自分が誰よりも頑張っていると思っているからです。

貶す(けなす)人の心理10:コミュニケーションの一つだと思っている

コミュニケーションの一つだと思っている

貶す(けなす)人の心理10個目。これは前述した「好意の裏返し」と似たようなもので、本心で貶しているわけではないのです。「貶す」という行為をジョークとして使ってしまう。また、笑いをとりたいがために、そこまで悪くない部分を盛って貶してしまったりします。

彼らにとって貶す行為はコミュニケーションの一つ。貶した相手が不機嫌になったりすると「ジョークが通じないやつだな」と解釈してしまう。相手を傷つけているという認識がありません。

貶す人との上手な付き合い方

感じたことを素直に伝える

感じたことを素直に伝える

これは一番重要なこと。例えば、貶されたことで傷ついているのに、それを我慢し続けていると自分の心が崩れてしまいます。また相手があなたが傷ついていることを知らない場合、「この人には何を言っても平気だ」と平気で何回も貶してくる場合もあります。

自分自身を守るためにも、相手には率直に自分の意見を伝えましょう。相手がアナタにとって怖い存在でも自信を持って意思表示をはっきりしたほうがベスト。ストレスをためてから爆発させると、相手が理解してくれないこともあるので要注意。

スルーする

スルーする

仕事場に自分を貶してくる人がいた場合、人間関係をキッパリ終わらすことってなかなか難しいですよね。そんな場合は、相手が何を言おうとスルーするのが一番です。何を言われても「この人は相手を貶すことしかできない可哀想な人なんだな」と思いましょう。「相手にしない自分は賢い」と自身を褒めてあげるのも大事。

ここで注意なのが、相手になめられないことです。ニコニコしながらスルーしてしまうと、相手は懲りずに貶すことを繰り返してくる場合も。少しは不機嫌さを態度に出してみるか、相手を目力で威圧してみるのもいいかも。

怒りをぶつけてみる

怒りをぶつけてみる

これは一番効果的かもしれません。怒りをぶつけてしまえば、相手は嫌でも理解してくれることでしょう。「怒りをぶつけることで相手を傷つけてしまうかも……」なんて気持ちは捨ててください。自分がすでに傷ついていることを自覚しましょう。

ただし、感情にまかせて怒鳴り散らすのはNG。感情的になってしまう人は、事前に言いたいことをリスト化して、頭の中で整理しておくといいかもしれませんね。深呼吸も忘れずに!

人間関係を断つ

最終手段は、人間関係を断つ

前述したように怒りをぶつけたり、自分の意見を率直に伝えたりして、相手が逆ギレしてきた場合、キッパリと人間関係を終わらせてしまいましょう。その人は、アナタにとって有害な人です。「他にもいい部分があるから……」と思わずに、一旦キッパリ縁を切ってしまうことが大切です。

もし、相手がアナタのことを思っているなら、反省してあなたの前に現れるでしょう。そして、今よりもいい人間関係を築こうと努力してくれるハズ。そうでない場合は、「縁がなかった」と思って新しい素敵な人間関係を築くことに気持ちを切り替えてくださいね。

貶す(けなす)人の心理を知って上手に付き合いましょう!

いかがでしたか?以上、貶す(けなす)人の心理10個と、対処法をご紹介しました。今、まさに人間関係に悩んでいる人はこの記事を参考にしてみてください。きっと自分にとって必要な人なのかどうかを再確認できたり、自分の築いてきた人間関係を見直すキッカケとなることでしょう。

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