Large thumb shutterstock 603919916

瞬きの理由10選!まばたきが多い人の心理は緊張や癖?目は口程に物を言う

更新:2022.03.04

目は口程に物を言うといいますが、何気なく行っているまばたきには心理状態が関係しているのです。まばたきが多い人には特徴があります。今回は緊張や癖などの理由10選を解説していきます。人と話す時にもまばたきを見ることで相手の状態を知ることができます。

※商品PRを含む記事です。当メディアはAmazonアソシエイト、楽天アフィリエイトを始めとした各種アフィリエイトプログラムに参加しています。当サービスの記事で紹介している商品を購入すると、売上の一部が弊社に還元されます。



まばたきにも種類があった

自発性まばたき

瞳

自発性まばたきとは、普段意識しなくても行っているまばたきの事です。1分間に男性は20回ほど、女性は15回ほどのまばたきを無意識におこなっています。これは眼球に涙の膜を張るための行動です。まばたきをしないと涙が乾いて、眼球が傷つきやすくなってしまいます。眼球を守るためにまばたきは必要なのです。

また、まばたきには脳のリセットをする効果があると考えられています。動画や文章などの情報を見ているとき、まばたきをするタイミングはキリの良いところなのです。実際に大阪の大学でおこなわれた実験では、同じ映画を見ている人たちのまばたきのタイミングは、ほとんど同じだったそうです。

そのタイミングとは、登場人物の行動に区切りがついた時や停止している間でした。また、対話の中で相手とまばたきのタイミングが近くなるというデータもあります。相手のまばたきをまねることでコミュニケーションが取りやすい心理状態になるのです。まばたきには無意識に行っているだけでもさまざまな理由がありました。

反射性まばたき

反射

光が視界に入ってきたとき「眩しい」と感じるでしょう。反射性まばたきとは、光を感じた時におこなわれるまばたきです。また、目にゴミなどの異物が入った時にも反射性まばたきが起こります。自分で瞼を閉じようと意識していなくても、痛覚などの間隔により反射的にまばたきをしているのです。

光の場合は、強すぎる明かりで眼球を傷めないようにするためです。また、ゴミが入ってしまった場合にはまばたきとともに涙が出てきます。目に入ったごみを追い出して、眼球を傷つけないようにするために涙が出るのです。これらのまばたきも自分でまばたきをしようと思って行うわけではありません。

随意性まばたき

随意

随意性まばたきとは、自分の意思でおこなわれるまばたきの事です。まばたき以外にも歩いたり食事をしたり、人間の場合は歌ったり話したりすることが随意運動と呼ばれます。

まばたきが多い人の心理は緊張状態?


1.緊張や不安

不安

人間のまばたきの回数には心理的な要因が関係しています。特にまばたきが多い人は、緊張や不安を抱えている状態であるといえます。不安や緊張した状態ではドーパミンの分泌量が多くなります。ドーパミンの分泌量が増えたためにまばたきの回数も多くなるのです。

どのようなシーンで緊張や不安を感じるかは人によりますが、人前で話すスピーチや目上の人へのあいさつでまばたきが多い人が多いようです。緊張していると感じたら、深呼吸をして気持ちを落ち着けましょう。なじみのある音楽を聴いたり、温かいお茶を飲むことでも気分を落ち着けることができます。

2.いい意味での緊張

仕事

緊張と聞くと萎縮しているようなマイナスのイメージを持つ方も多いでしょう。しかし、緊張するのは悪いことではありません。チャンスが舞い込んできた時や、なにかを見て自分の生活や仕事に生かそうと考えているときにもまばたきの回数が増えることがあります。

「このチャンスを生かすぞ」というプラスの緊張でもまばたきの回数が増えます。まばたきが多い人の中には、緊張や不安で不安定になってい人がいる反面ここで「成果を上げるぞ」と意気込んでいる人もいるのです。このような緊張は気を引き締めるためにも必要なのです。

3.脳をリフレッシュさせる

集中

何かに集中していると、まばたきの回数は少なくなります。ですが、まばたきには脳をリフレッシュさせる働きがあるのです。そのため、区切りの良いところでまばたきを行うようになります。物事に集中していても、脳のリフレッシュや眼球の保湿のためにまばたきは行われています。

1つの事に集中しているとまばたきの回数自体は増えず、少なくなります。しかし、まばたきをするタイミングには無意識のうちに変化が現れているのです。

会話中にまばたきが多い人の心理とは?


4.隠し事をしている

内緒

まばたきが多い人は嘘をついているかもしれません。会話の中で相手に嘘を付くと、無意識のうちにまばたきの回数が増えてしまいます。嘘をついているという後ろめたさや、嘘がばれたらどうしようという不安や緊張の心理が現れているのです。

また、嘘がばれそうになったり、疑われた時にも同様でまばたきの回数が多くなります。相手が嘘をついているのかもしれないと思った時には、その話題に触れながらまばたきの回数を確認してみてください。特定の話題でまばたきが多い人には、その話に関する後ろめたいという心理が働いているのでしょう。

5.話している相手が嫌い

嫌い

嫌いな人とかかわる時、人はストレスを感じています。嫌いな人と話をするのが好きだという人は少ないでしょう。嫌いな上司や先輩と話をする時には、「いやだな」という不安や動揺などの心理が現れます。また、まばたきの回数は恐怖心にも関係しています。

以前怒られたことがある人や、もめごとが当た人に対して怖いという印象を持っている人もいるでしょう。まばたきが多い人はそのような心理状態にある可能性もるのです。また、まばたきが多い人はその時に話している内容に抵抗があったのかもしれません。話したくないと思いことが話題に上がっている時もまばたきが増えます。

6.話している相手が好き

好き

好きな異性の前でまばたきが多い人がいます。好きな人との近くにいたり、話をしたりするとドキドキしますよね。そのドキドキががまばたきの回数に変化をもたらすのです。

嫌いな人や、嫌な内容の話をする時にもまばたきの回数は増えます。しかし、相手が笑顔で楽しそうに話しているのならマイナスの心理は働いていないと思ってよいでしょう。好意を持ってもらえているということなので、気になる相手なら積極的にアプローチしてみましょう。

普段からまばたきが多い人は癖なの?


7.緊張しやすいタイプ

緊張

特定の話や状況でまばたきの回数が増えるのではなく、普段からまばたきの回数が多い人がいます。あまりにもまばたきが多いと、癖なのかと思われてしまいますが、癖だけではなく心理的な理由からまばたきが増えることがあります。

ちょっとしたことでも緊張してしまうという人もいます。あがり症や人見知りの人には、まばたきが多い人も多いのです。普通の人ならばそれほど緊張しない事であっても、あがり症の人にとっては緊張や不安を感じることなのかもしれません。

確かに、普段からまばたきが多い人は、単純にまばたきをすることが癖になっている可能性もあります。しかし、緊張しやすいタイプの人もまばたきの回数が多くなる傾向にあるのです。まばたきの回数が普段から多い人と話す場合には、ゆっくり落ち着くように話してあげると良いでしょう。

8.落ち着きがない

落ち着かない

まばたきが多い人はまばたきに限らず、行動に落ち付きがない人もいます。いつもソワソワしていたり、落ち着いて作業することができない人もいるのです。これは性格に関係していることもありますし、心理的な原因があるケースもあります。心理的に落ち着きがない人は、常に不安を感じています。

落ち着きがない人には、他にも口数が多いという特徴があります。自分で話したことにも自信がないので、取り繕うように一言付け足したりします。また、黙っていることや沈黙に不安を感じ、話をすることで不安を解消したいという心理が働いているのです。

落ち着きがない人の行動には、不安を抑えたいという心理が現れています。しかし、口数が多いタイプの人は話した後に、話過ぎたかもしれないという不安に駆られることも少なくありません。落ち着きがない人には不安を感じやすいという特徴があるのです。そのためまばたきが多い人には、落ち着きがない人が多いのです。

心理以外でまばたきが多い人の理由とは?

9.ドライアイ

まばたきが多い人の中には心理的な要因以外の原因で、まばたきの回数が増えている人もいます。その1つがドライアイです。ドライアイは涙の量が減ったり、成分のバランスが崩れることにより眼球の涙が均等に張らなくなってしまう目の病気です。涙が足らなくなると、眼球が傷つきやすくなりまばたきの回数も多くなります。

ドライアイの原因は老化や乾燥の他に、寝不足やコンタクトレンズの使用があります。さらに、画面を長時間見ることも原因になっており、スマートフォンやPCの普及とともに患者数も増えているのです。涙には眼球を清潔にしたり潤したりするほかに、対象を鮮明に映す助けもしています。

ドライアイでは、目が疲れやすくなったり異物感や痛みを感じます。目が乾いて痛みを感じる人もいれば、必要以上に涙が分泌されてしまう人もいます。また、ドライアイによって光を眩しく感じることもあるのです。物を見ることにも支障が出てきて、対象がぼやけてしまいます。

10.花粉症やアレルギー

花粉症

もう一つの心理以外の原因がアレルギーです。花粉症やアレルギーの症状が出ると、一時的にまばたきの回数が多くなります。これは、花粉などの異物が目に入った時に反射的にまばたきをするからです。また、花粉症やアレルギー反応は特定のものに体が過剰に反応することで起こります。

症状もくしゃみや鼻水、痒みなどさまざまです。目に症状が現れた場合、涙が増えます。花粉症によるアレルギー性結膜炎は、ドライアイと同時に発症してしまうこともあります。どちらも涙の状態が不安定になり、症状が悪化する原因となるのです。

まばたきから心理を読み解け!

コミュニケーション

まばたきが多い人は、なぜまばたきの回数が多いのかを10選でご紹介しましたが、いかがでしょうか?身近にまばたきが多い人がいるのなら、そのまばたきにそのような理由があったのか分かったでしょう。人間の心理はまばたきが増えたら、絶対こう思っているといえるほど簡単ではありません。

しかし、相手の気持ちを推し量るためや、コミュニケーションを円滑にするために1つの目安としても良いでしょう。対話している相手のまばたきを見て、話の内容を不快に感じていないか知ることもできます。好きな人や気になる人と話す時にもまばたきの回数を見ることで相手の気持ちを知ることができるかもしれません。

また、まるで癖のように普段からまばたきが多い人は、不安や緊張を感じやすい人です。自分では大したことではないと思っていても、他の人からしてみると大変な事なのかもしれません。そのような時はまばたきから心理を読み取り、相手が落ち着けるように手助けしてあげましょう。

●商品やサービスを紹介いたします記事の内容は、必ずしもそれらの効能・効果を保証するものではございません。
商品やサービスのご購入・ご利用に関して、当メディア運営者は一切の責任を負いません。