成功する3分間スピーチ!コツや構成の書き方、ネタ12選!例文あり!
更新:2019.06.21
会社の朝礼などでおなじみの3分間スピーチ。苦手な人も多いのではないでしょうか。でもコツさえつかめば、誰でも人の心を引きつける3分間スピーチをすることができるのです。構成の書き方やネタの選び方、話し方などをマスターし、例文を参考にして、3分間スピーチを成功させてくださいね。
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INDEX
3分間スピーチとは何?
3分間で相手に伝えるスピーチ
3分間スピーチとは、その名の通り、3分間で行うスピーチのことです。よく会社の朝礼でやらされることも多いのではないでしょうか?人前で話すのが苦手、緊張してうまく話せない、ネタが見つからない、全くウケなかった、など3分間スピーチに苦手意識を持っている人も多いことでしょう。
「どうせうまくならないし」「3分間耐え忍べばいい」と考えて、行き当たりばったりの人もいるかもしれませんが、非常にもったいない。練習すれば誰でも3分間スピーチはうまくなります。おまけに、短い時間で、言いたいことを端的に伝える、3分間スピーチができるようになれば、ビジネスでも役立ちます。
3分間スピーチをするメリット
3分間スピーチなんてやりたくない、と思うかもしれませんが、3分間スピーチができるようになれば、いいことづくし。まずは、人前で話すことに抵抗がなくなるので、緊張しなくなります。そして、ネタを考えることで、いろんなことに興味を持つようになります。
1番のメリットは、限られた時間で、要点を絞って伝える力が身につくこと。3分間という時間は長いようで短いもの。あれもこれもと欲張っていると結局伝えきれないため、限られた時間で伝えたいことを端的に伝える必要があります。持ち時間が限られているビジネスシーンでは、3分間スピーチで培ったものが役立つのです。
メリットがたくさんの3分間スピーチ。もし3分間スピーチをするチャンスがあるなら、せっかくなので積極的にやってみましょう。慣れてくれば、聞き手のリアクションを伺う余裕が生まれてきます。そのうち、人前で話すのが快感になってくるかもしれませんよ。
3分間スピーチを成功させるコツとは?
3分間スピーチを成功させるコツ:ネタを決める
3分間スピーチは、相手の時間をいただいてこそ成り立つもの。せっかく時間を割いてもらっているのですから、相手が聞いてよかったと思えるようなネタを選びましょう。相手が興味のないネタや自己満足のネタ、何が言いたかったのかわからないネタは、相手をがっかりさせるだけ。相手の立場になってネタを選びましょう。
そして、時間が余るのを恐れると、あれもこれもといろんなネタを盛り込んでしまいがち。でも、いろいろと欲張ってしまうと、話がぼやけてしまい、結局何を伝えたかったのかわからなくなってしまいます。3分間スピーチでは、欲張らずに伝えることを絞り簡潔にまとめるのがコツです。
3分間スピーチを成功させるコツ:構成・時間を意識
ダラダラと長い間話しているけれど、何が言いたいのか全くわからないスピーチを聞いたことはありませんか?聞かされる方は、たまったものではありませんよね。人の集中力は長時間、続きません。一度飽きてしまうと「早く終わらないかな」とばかり考えてしまい、話の内容が全く入ってこなくなってしまいます。
そんなことにならないように、3分間スピーチをするときには、時間配分をしっかりするようにしましょう。そして、興味を持って聞いてもらえるようにスピーチの構成にも気を配るのが重要です。ダラダラと話すのではなく、メリハリのある構成を心がけましょう。
3分間スピーチを成功させるコツ:話し方にも気を配る
3分間スピーチを成功させるには、話し方が重要です。小さい声でもごもご話していたり、早口でまくし立てていると、自信がないように見えたり、聞き取れなかったりして、せっかくいいことを話していても、聞き手に伝えることができません。逆に堂々と話していれば、構成に少々失敗しても乗り切ることができるのです。
鏡の前で練習したり、録画したり、客観的に自分の話し方をチェックしてみましょう。人に見てもらえば、自分では気付かなかった点を指摘してもらえるかもしれません。自分の癖を把握して、話し方に気を配り、印象的なスピーチができるようにしましょう。
3分間スピーチの構成と書き方のコツとは?
3分間スピーチの構成と書き方のコツ:テーマを明確に
3分間スピーチの原稿の書き方のコツは、テーマを明確にすること。あれもこれもと欲張ってしまうと、消化不良になってしまい、結局何を伝えたかったのかわからなくなってしまいます。いろいろと盛り込みたい気持ちはおさえて、話のメインは1つに絞るようにしましょう。
3分間スピーチの構成と書き方のコツ:理想の構成
せっかくテーマを絞っても、ダラダラ話してしまうと伝わりません。構成を工夫するだけで、見違えるように素晴らしいスピーチに生まれ変わります。理想の構成は、序論、本論、結論。序論と結論で1分、本論が2分くらいになるようにするのが、いい3分間スピーチにするコツです。
まずは、序論が大切。インパクトのある出だしで相手の興味を引きましょう。本論でテーマについて語ります。そして、そこから何を学んだか、何を得たかを述べてスピーチを締めくくります。これがなければ、ただの話で終わってしまいますが、結論を充実させることで、人の心に残るスピーチにすることができます。
3分間スピーチの構成と書き方のコツ:文字数の目安
それでは早速3分間スピーチの原稿を書いてみましょう。慣れてくれば、一字一句原稿を書かなくても、要点をまとめておくだけで話せるようになります。スピーチ初心者の場合は、言うことに漏れがないように、慣れるまでは原稿におこしておきましょう。
1分間にスピーチできる文字数の目安は、200字から250字と言われています。3分間の文字数の目安は、600字から750字になります。字数が少な過ぎれば間延びしたものに、多すぎると早口なスピーチになってしまいます。話し方によっても変わるので、実際に声に出して、自分にぴったりな字数を見極めましょう。
3分間スピーチのネタ選びのコツとは?
3分間スピーチのネタ選びのコツ:みんな大好き雑学
3分間スピーチに使えるネタは、雑学や豆知識などがおすすめ。雑学は、みんなが大好きなので食いつきがいいテーマです。聞いた人が、誰かに言いたくなるような内容なら、興味を持って聞いてくれることでしょう。
「今日は何の日」は絶対にはずれない鉄板ネタ。おまけに365日、毎日ネタがあるだけでなく、1日にもいくつもネタがあるので、ネタ探しに苦労することがありません。「今日は何の日」は、スピーチだけでなく、お客さんとの雑談にも使える優れもの。営業パーソンでなくても、ぜひ、押さえておきたいネタですね。
3分間スピーチのネタ選びのコツ:ニュース
誰もが興味のあるニュースも、3分間スピーチにぴったりなネタです。ただし、政治や事件を選んでしまうと、人によっては主義主張の関係から、不愉快な思いをしてしまうかもしれないため、避けるのが無難です。天気や季節の話題など、誰もが楽しめる話題を選びましょう。
3分間スピーチのネタ選びのコツ:自己PR
一緒に働いている同僚でも、意外に知らないことは多いもの。職場の朝礼での3分間スピーチなら、この機会を利用して、自分自身をアピールしてしまいましょう。3分間スピーチをきっかけに、今まで話したことのない人から話しかけられたり、仕事を任されたりすることもありますよ。
聞いた人が「だから?」となるようなものではなく、自分を知って興味を持ってもらえるような話題を選びましょう。何かを始めたきっかけや趣味、最近読んだ本やいい話など、自分をアピールできる話題なら何でも大丈夫。ただし、聞いた人がリアクションに困るような話やネガティブな話は避けるようにしましょう。
3分間スピーチの話し方のコツとは?
3分間スピーチの話し方のコツ:声を大きく
話す内容が決まったら、話し方にも気を配りましょう。話し方がうまければ、それだけで何とかなるもの。まずは大きな声ではっきりと話しましょう。よく小さな声で、もごもご話している人がいますが、自信がなく頼りなさそうに見えてしまい、せっかくの原稿が台無しになってしまいます。
そもそも聞こえなければスピーチの意味がありませんよね?聞きやすいように大きな声ではっきりと話すようにしましょう。もし、緊張してうまく声が出てこない場合は、スピーチの直前に簡単なストレッチをするだけでも、体がほぐれて大きな声が出やすくなりますよ。
また、話すスピードも重要です。よく早口でまくし立てている人がいますが、何を言っているかわかりづらいだけでなく、自信がなさそうだったり、高圧的な印象を与えてしまいます。聞く人が安心して聞くことができるように、ゆっくり話すようにしましょう。
3分間スピーチの話し方のコツ:顔を見ながら話す
大きな声で話すことに慣れてきたら、原稿から顔を上げて話してみましょう。よく、原稿にかぶりついて、下を向いたままスピーチしている人がいますが、全く何も伝わってこないですよね?スピーチに慣れるまでは、原稿を持っていてもいいでしょう。ただし、たまに目を通すだけにとどめ、原稿から顔を上げて話しましょう。
顔を上げて話すことに慣れてきたら、次は相手の顔を見ながら話すことを心がけましょう。人前で話すだけでも恥ずかしいのに、顔を見るなんてあり得ないと思うかもしれません。
顔を見てしまうと「退屈そう、スピーチが下手だからかな?」とあがってしまう人は、顔を見なくて大丈夫。目線をまっすぐよりやや上にするだけで、堂々として見えます。このとき目だけではなく、顔ごとしっかり前を見るようにしましょう。体ごと左、正面、右に動かせば、聞き手に配慮した印象を与えることができます。
3分間スピーチの話し方のコツ:ジェスチャーを交える
さらに聞き手に伝わるスピーチにするためには、ジェスチャーを交えて話しをするようにしましょう。もちろん無理に体を動かそうとすると、不自然になってしまいますが、ジェスチャーを交えることで、より気持ちを込めて伝えることができます。無理のない範囲で取り入れてみましょう。
3分間スピーチに使える例文は?
例文を参考にして、原稿を書いてみよう
テーマが決まったら、3分間スピーチの原稿を作ってみましょう。趣味で自分をアピールする例文を紹介するので参考にしてください。例文は字数の関係でコンパクトになっています。自分の話すスピードや趣味の内容に応じて、例文を自由にアレンジしてみてくださいね。
3分間スピーチに使える例文
今更何かを始めるなんて難しいと諦めていませんか?今日はいくつになっても何かに挑戦することの大切さについて話したいと思います。私は子どものときから水が怖く、なかなか顔を水につけることができませんでした。そんなわけで水泳の授業は大嫌い。25メートル泳ぐなんて夢のまた夢。自分には無理だと諦めていました。
そんな私ですが、泳げたらいいなと心の奥では思っていました。泳げなくても困るわけではありません。でも逃げたくないと思い挑戦することにしました。スイミングスクールで、おばあちゃんと一緒にビート板を使って練習をしました。隣ではちびっこがものすごいスピードで泳いでいて恥ずかしかったですが諦めずに続けました。
その努力が実ってついに25メートル泳げるようになりました。この経験から諦めないで挑戦することの大切さを学びました。みなさんも諦めずに挑戦してくださいね。
3分間スピーチは怖くない!コツをマスターして挑戦!
人前で話すのが嫌、緊張してしまう、何を話したらいいのかわからない、うまく話せない、時間配分がうまくできない、いつもスベってしまう、など3分間スピーチに苦手意識を持っている人は多いもの。やらなくていいのなら、逃げたいと思っている人もたくさんいるかもしれませんね。
でも、人前で話すのがうまくなる、ネタを探して興味が広がる、話したいポイントを絞って話すことができるなど、3分間スピーチができるといいこともたくさんあります。3分間スピーチをする機会があるなら、せっかくなので活用してみましょう。
ネタを選んだら、序論、本論、結論を意識して構成。原稿が完成したら、話し方にも気を配りましょう。原稿にかぶりつきではなく、顔をあげて、大きな声でゆっくりと話すことで、堂々として見えます。ジェスチャーを交えてみると、より伝わりますよ。みなさんも苦手意識を克服して、3分間スピーチにトライしてくださいね。
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