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反動形成って何?好きな人の前で素直になれない心理とは?

更新:2020.07.08

好きな人に対し、逆の行動をとることを反動形成と言いますが、好きな人の前では素直になれず反動形成を起こしてしまう人も多いのではないでしょうか?そこで今回は、なぜ反動形成は起こるのか、そして好きな人の前で素直になれない心理についてご紹介します。



恋愛で起こりやすい反動形成

好き避けしてしまう反動形成

恋

「好きな人と仲良くなりたい」「好きな人の恋人になれたらどんなに良いだろう…」と好きな人と親密になりたいと誰しもが思うものですが、いざ好きな人を目の前にすると気持ちとは逆の行動をとってしまうことがありますよね。それが反動形成です。

本心は好きな人と親密になりたいと思っているわけですから、本来ならば好きな人とたくさんコミュニケーションをとりたいでしょう。しかし、反動形成によって、好きな人の前では急に無口になったり素っ気ない態度をとるなど、ぶっきらぼうな振る舞いをします。

いつも、後になって「なんで自分はいつも素直になれないんだろう」と後悔しますが、やはりまた好きな人を目の前にすると反動形成を起こすという悪循環に陥ります。

意地悪したくなる反動形成

からかい

好きな人に対し、からかいや意地悪をしたくなるのも反動形成でしょう。本心は好きな人と仲良くしたいと思っていても、その気持ちに素直になれず、どんな風に接したら良いのかわかりません。そうは思いながらも、やはり好きな人とは関わりたいというのが人の心理ですよね。

そこで、からかいや意地悪をして何とか好きな人と関わりを持とうとするわけです。わざと好きな人の容姿をからかったり、貶して笑うなど、相手にとっては傷つくようなことをします。

POINT

この反動形成は男性に起こりやすい

小学生の男子が好きな人の気を引きたくて、意地悪をするのも反動形成。大人の世界でも、好きな人をからかうのは圧倒的に男性が多い。

恋愛以外でも頻繁に起こっている反動形成

家族間で起こる反動形成

親子

反動形成は、何も恋愛の中だけで起こるとは限りません。毎日顔を合わせている家族間でも頻繁に起こっているのです。特に、思春期を迎えた子供が素直になれず、親に対し反動形成を起こすことは珍しくありません。小さいころは素直に親に甘えられたのに、年頃になると甘えることが恥ずかしいと感じます。

本心は「親に甘えたい・構ってほしい」と思っていても、反動形成が起こり「うるさい!放っておいてくれ!」といった逆の言葉で親を突っぱねます。また、親が子供に反動形成を起こすこともあるでしょう。その多くは、再婚相手の子供に対して起こるケースが考えられます。


再婚相手の連れ子を、実の子供のように可愛がることができれば一番良いのですが、実際は可愛いと思えず仕方なく親になった人もいます。しかし嫌な態度をすれば再婚相手や周囲から批判されかねません。そうなれば、自分が悪者です。それを避けるために、あえて実の子供より優しく接します。これも反動形成です。

人間関係で起こる反動形成

人間関係

反動形成は、学校や職場などの身近な人間関係でも多く起こっています。「実は苦手な人がいるけど、仕方なく仲良くしている」「あの人の意見には反対だけど、逆らうと怖いから賛同する」など、周囲の目を気にしたり自分の立場を守るために、本心を隠し反動形成を起こしている人も多いでしょう。

好きな人に素直になれない心理とは?

気持ちを悟られたくない

気持ち

好きな人に素直になれない心理として、自分の気持ちを悟られたくないといった反動形成を起こす人も多いでしょう。好きな人と話している時、いかにも嬉しそうな顔をしたりテンションが上がると「この人もしかして俺のこと好きかも…」と悟られる可能性があります。

それがプラスの方向に行けば良いですが、気持ちを悟られることで相手から引かれる恐れもありますよね。そうなれば失恋したも同然になりショックを受けるでしょう。また、好きな人の前であからさまに嬉しそうな態度をしていると、周囲にも感づかれます。

するとたちまち噂が広まり「あの人、○○さんのこと絶対好きだよね」とみんなにも気持ちを知られてしまうでしょう。告白もしていないのに、態度で感づかれ相手と気まずくなるのは避けたいものです。そのため、気持ちを悟られないように必死に反動形成を起こします。

恥ずかしい

恥ずかしい

好きな人を目の前にすると、照れや恥ずかしさで素直になれないのが人の心理です。しかし、そのままストレートに恥ずかしさを表わすと相手に気持ちがバレてしまいます。顔を赤らめ手で覆ったり、火照った顔を手で仰ぐなど恥ずかしがっている仕草をもろに出すわけにはいきませんよね。

そうならないために反動形成を起こし冷静を装うのです。たとえ好きな人に嬉しいことを言われても、照れないように「そんなことないよ」と涼しい顔をしたり、本当は喜びを表現したいのにテンションを低めにするなど、恥ずかしさを隠すために反動形成を起こします。

緊張する

緊張

素直になれない人の中には、緊張から反動形成を起こす人も少なくありません。好きな人を目の前にすると緊張から態度がぎこちなくなったり、表情が強張るなど、普段の自分とは違った動きを見せます。わざとそのような動きをとっているわけではないのに、反動形成によって自分の思いと反した態度になるのです。

何も知らない相手は「俺、何か悪いことしたかな?」「何か怒ってない?」と誤解するでしょう。そのため、相手からも避けられるようになり、気まずくなりがちです。本心は笑顔で楽しく話したくてたまらないのに、反動形成による緊張のせいで相手との距離が埋まらないとモヤモヤしますよね。

相手も素っ気ない

素っ気ない

人は相手に素っ気なくされると、つい自分も素っ気ない態度をとってしまいたくなる心理が働きます。「相手ともっと親しくしたい」と思っても、相手が素っ気なければそれ以上踏み込まないのが人の心理です。

「相手が素っ気ないのは、私が嫌われているから?」「もしかして俺の気持ち相手にバレてる?」など、相手が素っ気ないと自分なりにその理由をあれこれ詮索しますよね。ましてや好きな人に素っ気なくされるのはショックが大きいです。

そのため「相手がその気なら、こっちだって素っ気なくしてやる」といったような反動形成が起こり、素直になれない状況に陥るのです。

好きな人に反動形成を起こしやすい人とは?

自分に自信がない

落ち込む

自分の容姿や性格などに自信がない人は、反動形成を起こしやすいと考えられます。自信がない人は「こんな私が相手にされるはずがない」「俺なんかが人を好きになっても迷惑だろうな」などと、悲観的になります。そのため、好きな人と極力関わらないようにするなど距離を置きます。

過去に苦い思い出がある

落ち込み

「前好きだった人にひどい仕打ちをされた」「好きな人に告白したらあっけなく振られた」など、過去に苦い思い出がある人も反動形成を起こしやすいでしょう。新しく好きな人ができても「また、前のように嫌な目にあったらどうしよう」「どうせまた振られるだろうな」と、マイナスに考え恋をするのが怖くなっています。

そして、本当は好きなのに必死でその気持ちを無くそうとします。「あの人なんか好きじゃない」「もうあの人のことは考えないようにしよう」と、無理やり好きな人を忘れる努力をするでしょう。このように、わざと好きな人を嫌いになるために反動形成を起こすのです。

プライドが高い


プライド

プライドが高い人も反動形成を起こしがちです。プライドが高い人は、自分の弱点や本心を相手に悟られることを嫌い、常に周りよりも高い位置にいることを好みます。そのため、好きな人に対しても反動形成を起こしやすいでしょう。

せっかく好きな人から話しかけてきたのに、ツンとしたお高く留まった態度を見せたりクールな雰囲気を漂わせるなど、上からの態度を見せます。プライドが高い人は、どんなに相手のことが好きでも自分からは気持ちを明かしません。「惚れたら負け」というような考えなため、ひたすら気持ちを隠します。

相手の方から積極的にアプローチしてきたのを見計らい、やっと自分も歩み寄るといったパターンが多いでしょう。プライドが高いタイプは、常に自分が損しないように頭の中で計算しているため、そのズルさが反動形成として表れるのでしょう。

恋愛経験が少ない

女性

恋愛経験が少ない人も、反動形成を起こしやすいでしょう。恋愛経験が少ない人は、異性に対しての免疫がありません。好きな人ができても、思うように話ができなかったりぎこちない態度になるなど、どのように接したらいいのかわかりません。その戸惑いの気持ちが反動形成となって表れるのでしょう。

反動形成を治すにはどうすればいいの?

自信をつける

自信

反動形成を治すには、自信をつけることが大切です。反動形成をとるということは、「好きな人に嫌われたくない」「好きな人の前で恥をかきたくない」といった自分を守る心理からきていることが多いため、自分に自信をつければもっと自然に好き人と向き合えるでしょう。

しかし、ただ黙っているだけでは自信はつきません。容姿に自信がない人は、メイクを研究したりダイエットを始めるなど自分磨きに励んでみるのも良いでしょう。性格に自信がない人は、周りとの交流関係を増やし他の異性とも接する機会を作るのもおすすめです。

容姿を磨くことで、自然にオシャレにも気を使うようになったり表情が明るくなるなど、全体的な雰囲気が変わってきます。また、多くの人と交流を持つことで、緊張せずに会話ができるなどコミュニケーション能力がつきます。不思議と自信がつくと、好きな人の前でも上がらずに自然な行動をとりやすくなるものです。

他のことにも目を向けてみる

趣味

反動形成を治すには、趣味や習い事など他のことに目を向けてみるのもおすすめです。いつも好きな人のことばかり考えていても、かえって意識してしまい反動形成が起こりやすくなります。それならば、自分の趣味や興味あることに意識を向け気持をリフレッシュさせましょう。

夏は、サーフィンやスキューバダイビングなどのマリンスポーツ、冬はスノーボードなど季節にちなんだ趣味を見つけるのも良いでしょう。また、ヨガやボーリングなど、運動が苦手な人でも体を動かせるものもおすすめです。さらに、陶芸や書道など精神を集中できる時間に没頭してみるのも良いかもしれません。

他にもさまざまなジャンルの趣味があるので、こちらを参考に興味があるものを始めてみると良いでしょう。趣味や習い事をすることで話題も豊富になりますし、好きな人を趣味に誘うキッカケもできるかもしれません。

おすすめの趣味14選

素直になってみる

素直

反動形成を治すためには、素直になってもるのもおすすめです。人を好きになるのは、ごく自然なことであり素敵なことですよね。その気持ちを否定したり恥ずかしいと感じる必要はありません。「私はあの人が好き」と自分の気持ちに素直に向き合ってみるのも良いでしょう。

POINT

人を好きになれたことに誇りを持とう

自分の想いを受け入れることで気持ちが楽になり、好きな人に対しても無理なく自然な自分を出しやすくなるでしょう。

期待するのをやめる

諦め

反動形成を治すには、思い切って期待するのをやめるのも一つの手です。「好きな人に好かれたい」「好きな人と付き合いたい」など、好きな人に対し期待をする人も多いでしょう。しかし、そのような期待をすることで「好きな人に嫌われたくない」といった気持ちが生まれ反動形成が起こるのです。

「別に両想いになれなくてもいいや」「時々姿を見れるだけで幸せ」といったように、好きな人への期待をやめることで気持ちが楽になり、これまでより好きな人を意識せずに済むでしょう。

まとめ

いかがでしたか?多くの人が、人を好きになることで素直になれなかったり真逆の態度をとるなど、反動形成に悩まされています。しかしそれは何ら不思議なことではなく、人間として当然の心理なのです。反動形成に悩んだ時は、自分に合ったやり方で無理なく対処していくと良いでしょう。

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BELCY編集部

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