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改めて考えてみる。恋煩いのあれこれ
そもそも恋煩いとは?
皆が良く言ってる恋煩いって、実は詳しくは知らない方がほとんどではないかと思います。少し勘違いをして覚えている方も多いのではないでしょうか?今回は恋煩いのあれこれを書かせて頂きますね。
そもそも恋煩いとは、「恋の悩みによって、病気の様になった状態」のことで、恋の病ともいいます。恋煩いは男女関係なく起こるもので、相手を好きすぎて起こってしまう症状のことなのです。
また、既婚者でも恋煩いは起こります。結婚していても、心はお互い自由なので、たまにはときめいてしまい、恋煩いを起こすことはあり得ますよね。でも、大人なのですから常識的に考えて、その場合の恋煩いは恋煩いとして自分の胸の内に留めておくことをお勧めします。
周りからみた恋煩いの状態は?
恋煩いが起こっている状態は周りから見ると、勉強や仕事が手に着いておらず、やる気があるようには見えなかったり、人の話を聞いていないようにみえたり、その割に自分の恋の話はするといったもので、あまり良い印象にはなっていないかもしれません。
ですが、恋煩いでもそのパワーで生き生きしているということもあり、女性として自分磨きをはじめ、綺麗になった、気が利くようになったなどという印象を受ける方もいらっしゃるかと思います。人ぞれぞれ、同じ恋煩いでも、本人がどう考えるかによって恋煩いの症状や周りへの印象は違うものなのです。
恋煩いの原因とは?
きっかけは恋をすること
恋煩いの原因として、代表的なものは「恋をすること」です。異性に恋をすることはとても自然なことで誰もが経験することだと思います。
恋煩いというものが悪いわけでもないのです。心の成長に伴いお付き合いに試練として出てくるものが恋煩いだと思いますので、悩みや相談を出来る人が周りにいる場合は、話を聞いてもらうことも大切なことなのですよ。
不思議な体の仕組み
心と体は繋がっているといいますよね。これは本当のことで恋煩いに関しても言えることです。恋をすることで、脳内ホルモンの「オキシトシン」が分泌されるようになります。オキシトシンは「幸せホルモン」とも言われており、男女間の恋愛において、なくてはならないホルモンなのです。
他にも、恋をすると分泌されるホルモンとして、テストステロンやドーパミンがあります。テストステロンはあまり聞いたことがないかもしれませんが、性的な衝動を促すホルモンです。また、ドーパミンはやる気を引き出すホルモンとして有名ですよね。
このホルモンが一気に分泌されると、精神的にハイな状態のなります。そして、このホルモンたちの分泌が終わった時に、精神的に不安定になってしまういますので、この時期に恋煩いとして症状が出てきてしまうのです。本当に、心と体は繋がっていることが分かりますよね?
恋煩いの症状って、どんなものがあるの?
一般的な恋煩いは…
恋煩いの症状としては、食欲がなくなる、眠れない、感情のコントロールが上手く出来ない、ボォーっとしてしまう、涙腺がもろくなり、すぐないてしまう、勉強や仕事が手に着かないといったものがおおまかな症状です。
感情のコントロールがきかなくなると、食欲、睡眠欲がコントールできなくなり、感情的になりやすいと同時に感受性も強くなってくるので、すぐに泣いてしまうということになってしまいます。よく、好きな人のことを考えて眠れないという話をききますよね?それは本当にあることで、相手のことを考えれば考えるだけ、
その気持ちが自分の胸を締め付けてしまうからなのです。これからどうしよう?という思いが余計に気持ちを焦られ、不安や疑問の思いが押し寄せてきてしまうからなのです。しかし、この症状というのは、恋をし始めた初期に起こることがほとんどですので、時間とともに段々と軽くなり、やがて無くなっていくものです。
胸のドキドキ
好きな人の前では胸がドキドキしてしまう…。皆さん、だれしも経験したことがあるのはないでしょうか?好きな人の前では緊張してしまいますよね。緊張すると、その時に脳内ホルモンの「アドレナリン」がでてしまうのですが、この「アドレナリン」が胸がドキドキしてしまう要因なのです!
アドレナリンとは、心臓の動きを活発にさせる作用があるので、心臓がいつもよりも早く動いたり、強く鳴ったりしてしまいます。だから、胸がドキドキするという表現が使われているのです。
勉強や仕事に手が着かない
先にもお話させて頂きましたが、恋煩いの症状として、仕事が手に着かないということがあります。これは学生や社会人にとっては信頼を無くしかねない症状の一つですよね。これは周りから見ても、いつもと違うという風に見えるのでやる気はないと勘違いされがちです。
しかし、恋煩いというものは本当にやっかいなもので、本当に勉強や仕事が手に着かないのです!先生や上司に、恋煩いなので仕方がないなんて言えませんよね。この症状は一番早く解決したいものだと思います。
恋煩いの治し方ってあるの?
時間が解決
恋煩いの直し方って本当にあるの?と思ってる方もいらっしゃるかと思いますが、恋煩いの直し方はあるんです!!いくつかご紹介させて頂きますね。
まずは時間が解決してくれるということです。先にもお話させて頂きましたが恋煩いというものは恋愛の初期に怒ることが一般的ですので、恋煩い自体の期間というのは短いのです。今、好きな人のことを考えただけで、ドキドキする、眠れない、食欲がないといった症状はすぐになくなってしまいます。
ですので、今、抱いている辛い気持ちは今だけのものになってしまいます。無理に直そうとしないで、今の時間はすぐ終わると考え、今、恋に悩んでいる時間を楽しむことも一つの直し方なのです。
熱中出来るものを探す!
どうしても、好きな人のことしか考えられない、かなり恋煩いの症状が重たい方は、好きな人と同じくらい好きなことを探して行動するといいですよ。好きな人のことばかり考えているから恋煩いは起こってしまうものなので、好きな人と同じくらい好きなことを見つけましょう。
他のことに目を向けるということはっても大切なことで、恋煩いで辛い状態の突破口にもなります!たとえば、趣味を充実させることや、今までしたかったことに挑戦してみること、習い事を始める、旅行や友達との交流の時間を増やしてみるなど、沢山あるはずです。
恋煩い中の気分転換はとても大切なもので、やってみるに越したことはないかと思います。少しでも他に気を散らして、少し他の世界を覗いてみることは良い機会にもなると思います。是非、新しいことを試してみたり、楽しい時間を過ごしてみて下さいね。
考え方を変えてみる
恋煩い中の考え方として、ネガティブな考え方になりがちな方がおおいかと思います。好きすぎて不安でたまらず、こうなったらどうしよう、ああなったらどうしよう…と考えてしまいがちですよね。でも、恋をすることは決して悪いことではありません。経験を積める良い時間なのです。
ですので、何事もポジティブに考えてみて下さいね。恋煩いというのは悩んでいる状態ですが、良い方向に考えましょう。そうすれば、気持ちの持ちようも軽くなります。悩んだ分、心も成長していると前向きに考えて下さいね。
この考え方の方向性は恋煩いの治し方というより、恋煩い中の気持ちの持ちようです。治すというわけではなく、同じ時間をどういう風に考え行動するかにより、恋煩いの症状も軽減してきますので、是非試してみて下さいね。
距離をとってみるのもいいこころがけ
そして、恋煩いの一番難しい治し方として、「距離を取る」という方法があります。ですが、これは恋煩い中を前提にした場合に、大好きな人と距離を取らないといけないということになりますので、恋をしている人にとっては厳しいものかもしれません。
ですが、この治し方が一番、恋煩いに効くことは絶対です。少し距離をとることによって、客観的に冷静に相手のことを考えることが出来ます。恋煩いは「恋は猛盲」状態と同じです。ですので、そういう状態から早く抜け出すことが出来るのが、距離をとるという方法なのです。
なんで、わざわざ好きな人と距離を取らないといけないの?と思うのが恋心を抱えている人の一般的な考えだとは思いますが、今の、何も出来ない、手に着かない状態をいち早く抜け出したい方は試してみて下さいね。
恋煩いを乗り越えたら…
一回り成長しています
もし、恋煩いから抜け出すことが出来たら…そうなっているとおもいますか?以前の彼、彼女に対しての見方が変わってくるのです!同時に別れる確率が一番多いのもこの時期なのです。いわゆる、魔法が解けた状態になると思って下さい。
恋煩い中はきっと、彼氏彼女が何をしても好き、どんなことでも許せるといった状態だと思います。ですが、恋煩いを乗り越えると、相手を見る目も変わっています。
また、見る目と同様に気持ちの変化も起こってきます。相手の嫌な部分が見えてきたり、許せないところが出てきたりと今までは見えなかった部分が出てきてしまいます。本当に今までは魔法がかかっていて、相手が現実以上に良く見えていただけなのです。ですが、この時期を乗り越えれば、長続きするカップルは多いと思います。
素の自分が出せれるようになっています
恋煩いを乗り越えると、今までは相手に良く思われたくて隠していた素の自分を出していくことが出来ます。嫌われたくないと思うのは普通のことだとおもいますが、恋煩い中は特に良く思われたいという気持ちから隠し気味になってしまいますよね?
ですが、素の自分が出せるということは相手にも素の自分を見てもらえるということなので、その素の自分を受け入れてもらえたら…!長続きするカップルになれそうですよね。
お互いが素を隠していたり、気を遣っていると、すごく疲れる状態が続くことになるかと思います。この状態ではお付き合いが長続きはしませんよね?お互いが素を出し合い、それを認め合うことが出来れば、一番カップルとして良い状態になっているのではないかと思います。
恋煩いと似た病気の可能性があります!
似た病気ってどんなもの?
恋煩いの中に「胸がドキドキ」という症状がありますが、これは先ほどもお話しさせて頂いた心臓の動きが早くなっている状態です。そしてこのドキドキと同じ動きとして、「動悸」というものがあります。これは他の病気の症状の可能性があるのです!
似た症状としては、狭心症、心筋梗塞、更年期障害、貧血、うつ病などがあります。共通する症状は多いので間違えやすいものですが、自分では恋煩いと思ってしまいがちですね。
恋煩いとてっきりおもってたら…
恋煩いと思っていたら…実は他の病気だったなんてことになったら大変です。気づかず長いこと放置してしまっている場合かもしれません。自分の判断ではとても難しいことです。
思っていたより症状が長く続いている、そこまで好きではなくなったのに、ずっと恋煩い?と疑問が浮かんだら、勇気を出して病院に行って相談してみて下さいね。
まとめ
恋煩いの症状と治し方をご紹介させて頂きましたが、いかがでしたでしょうか?恋煩いとは、だれもが経験することで、特別な病気などではありません。そして、自分と相手も成長出来る大切な時間でもあるのです。
もし、恋煩いになっても、自分を成長させる時間と考えて前向きに乗り越えていきましょう。そうすることで人間としても恋人としても一回り大きくなれるのですから。
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