Large thumb shutterstock 547046794

きれいな形の爪の切り方!スクエアカット・スクエアオフの作り方は?

更新:2021.04.20

何気なく目に留まるからこそ、爪のケアは女性にとって大切なものです。サロンに通えば爪の切り方も気にしなくて済みますが、お金もかかるし毎月通える人ばかりではありません。そこで今回は、指先が綺麗に見えて巻き爪の方にもオススメなきれいな爪の形(スクエアカット・スクエアオフ)を現役ネイリストがご紹介します!

※商品PRを含む記事です。当メディアはAmazonアソシエイト、楽天アフィリエイトを始めとした各種アフィリエイトプログラムに参加しています。当サービスの記事で紹介している商品を購入すると、売上の一部が弊社に還元されます。



海外では主流!巻き爪の方にもオススメな切り方・爪の形

【爪の切り方・爪の形】1.スクエアカット

見た目も綺麗で巻き爪予防になる、正しい爪の切り方をご存知ですか?形としては、爪の両端を丸くしないで直線的に切るのが正しい切り方です。これを「スクエアカット」といいます。四角い形をしていますね。

爪の両端は深く丸く切るのが普通と思い込んでいる人は多く、あまり知られていませんが、じつは巻き爪の原因になりやすい切り方なんです!またスクエアカットは形の効果で爪の面積が広くなるので指先が長く綺麗に見えます。ネイルやマニキュアも格段に塗りやすくなりますよ。

【爪の切り方・爪の形】2.スクエアオフ

スクエアカットはおすすめなのですが、どうしても角の部分が服に引っかかったり欠けやすくなりがちです。そこで、スクエアカットにした後で、両角を軽く落として「スクエアオフ」という形にするのがベストと言えるでしょう。

角を丸くカーブ状にすることで、女性的で柔らかな印象の手元になります。スクエアカットのメリットをそのままに、より綺麗な状態に整える切り方がスクエアオフです。

POINT

爪の強度を上げる

スクエアカットやスクエアオフがおすすめなのは、これらの切り方をすると爪の強度が上がって割れにくくなるから。健康的で綺麗な爪を育てることができますよ!

正しい・きれいな形の爪の切り方のために必要な道具

正しい・きれいな形の爪の切り方のために必要な道具①爪切り

正しい・きれいな爪の切り方をするためには、道具の選び方がとても重要だということを知っていましたか?道具を間違うと、爪に負担を与えてしまうこともあります。慎重に選ぶようにしましょう!

もっとも爪に影響するアイテムと言えば「爪切り」です。爪切りにはいくつか種類があります。それぞれメリットとデメリットがあるので、自分の爪に合ったものを使いましょう。


グリップ型(クリッパー型)爪切り

  • 安価で手に入れやすい
  • 爪が割れやすい(刃がカーブしているものは特にNG)
  • 爪が薄い人には向かない

ニッパー型爪切り

  • 少ない力で綺麗に爪が切れる
  • 切れ味が良く、硬い爪も切りやすい
  • 慣れるまで扱いにくい
  • 高価なものが多い

ハサミ型爪切り

  • 爪への負担が軽い
  • 薄い爪や柔らかい爪向き
  • 慣れるまで扱いにくい
  • 赤ちゃん用として売られているものが多い

スクエアカットやスクエアオフにするためには、爪の形をまっすぐ切る必要があります。爪切りはグリップ型が一般的によく売られていますが、刃が直線型になっているものを選んでください。カーブ型の刃になっているものはおすすめしません。また、爪への負担を軽くしたいならニッパー型やハサミ型のほうがいいでしょう。

正しい・きれいな形の爪の切り方のために必要な道具②エメリーボード

エメリーボードは、爪切りで切った爪の断面をやすって綺麗に整えるための道具です。目の粗さには種類がありますが、自爪をやするならなるべく目の細かいエメリーボードが理想です。

エメリーボードは切った爪の断面をやするだけでなく、爪の形や長さを整えるときにも使用します。時間はかかりますが爪切りで切るよりも爪に負担がかかりにくく、プロのネイリストもこの方法で爪の形と長さをきれいに整えます。ドラッグストアで簡単に購入できるので、ぜひ手に入れておきましょう!

POINT

ネイルファイルとの違い

エメリーボードはネイルファイルの一種です。ネイルファイルの中でも、紙製で厚みが薄く余分な力が爪にかかりにくいので、自爪を整えるのに向いているのがエメリーボードです。

爪の形を綺麗なスクエアカット・スクエアオフに整えるための切り方

【形の綺麗な爪の切り方①】長さをカット


正しい・きれいな爪の切り方をご紹介します!爪切りを使う場合に絶対やってはいけないのが、爪全体を一度に挟んで切ろうとすること。爪に負担がかかって傷むのでNGです。少しずつ刃を横にずらしながら切るように心がけてください。できれば爪切りではなくエメリーボードで丁寧にやすっていくのが一番理想的です。

爪の長さはお好みでかまいません。この時点では長さをカットするだけでいいので、角は落とさずにまっすぐ直線の状態に切ってください。スクエアカットの状態が出来上がります。

【形の綺麗な爪の切り方②】エメリーボードで整える

スクエアカットで残した角をエメリーボードでやすって落とすと、綺麗なスクエアオフの形になります。角を落とし過ぎると爪の強度が弱くなるので、軽くやすって落とす程度でOKです。また、エメリーボードは必ず一定方向に動かしましょう。往復させると爪に負担がかかってしまいます。

角が取れたら、爪切りで切った断面もなめらかな状態になるようにやすっておきましょう。爪切りで切ったままだと引っかかりやすく、そこから爪が割れる原因にもなります。一本一本、きれいな形になるよう丁寧に仕上げていきましょう!

切り方だけじゃない!形の綺麗な爪をキープするには?

爪を切るタイミング

お風呂

爪を切るベストなタイミングは「お風呂上り」です。お風呂に入って柔らかくなった状態で爪を切るのが、爪にかかる負担がもっとも少ない切り方だからです。逆に、爪を切るタイミングとして適しないのは、爪が乾燥して硬くなっているとき。力を入れて切ると爪にヒビが入りやすいので避けましょう。

自分の爪の特徴を把握する

爪

爪の特徴は人によって様々です。もともと爪が薄く柔らかい人もいれば、厚くて硬い人もいます。爪の強度だけではなく、大きさや形にも個人差があります。普段から自分の爪の状態をよく観察し、爪に合った道具選びやケアができるようにしたいですね。


最近は自爪のケアに特化したネイルサロンもあるので、自分の爪の特徴がよく分からないという人は一度プロに見てもらうのも良いでしょう。おすすめのサロンを下記に掲載するので、ぜひ参考にしてみてくださいね!

自爪とネイルケア専門サロン | プリナチュール 育爪サロン ラメリック

間違った爪の切り方による問題

二枚爪

「二枚爪」は、爪の表面の層が剥がれて二枚重なった状態に見える爪のことです。間違った爪の切り方は、二枚爪の原因になります。

二枚爪を防ぐ方法

  • 爪を乾燥させない
  • 爪は柔らかい状態で切る
  • 爪切りで一度に爪を切らない

深爪

間違った爪の切り方で代表的なものが「深爪」です。男性にも多い深爪ですが、簡単に言えば切り過ぎた爪の形のことです。深刻になると痛みも生じます。

深爪を防ぐ方法

  • 爪の先端(白い部分)を必ず残して切る
  • 切り過ぎたら爪が伸びるまで待つ
  • 爪を噛む癖を直す

巻き爪

爪の両端が肉に食い込んだ状態を「巻き爪」と言います。皮膚への食い込みが悪化するほど痛みが生じます。この形は特に足の爪に起こりやすいトラブルです。

巻き爪を防ぐ方法

  • 爪の角を切らない(スクエアカットにする)
  • 巻き爪になった爪は切らずに伸ばす
  • 専門家に相談する

これらのトラブルの他にも、間違った爪の切り方によって爪が割れたり欠けたりすることもあります。爪が割れたときの応急処置についてはこちらに詳しく掲載しているので、いざというときのためにぜひ目を通してみてくださいね!

きれいを保つには習慣が大事!これだけは行いたいネイルケア

きれいを保つには習慣が大事!おすすめネイルケア①キューティクルオイル

爪のトラブルを防ぎ、健康的できれいな爪を育てるためには、日頃のセルフケアが大切です。もっとも重要なのは、爪の乾燥を防いで保湿すること。一番のおすすめは「キューティクルオイル」を使ったケアです。

爪の生え際の甘皮のことをキューティクルと言います。この部分にオイルを浸透させて、健やかできれいな爪を保つケアをしましょう!爪の乾燥対策は、こちらの記事も参考にしてみてください。

きれいを保つには習慣が大事!おすすめネイルケア②ハンドクリーム

クリーム

ハンドクリームは手だけでなく爪の乾燥対策にもなります。普段から手が乾燥しがちな人は爪も乾いている可能性が!ハンドクリームを使うときは指先にも伸ばして、爪にクルクルと塗りこむようにして馴染ませましょう。手の乾燥ケアについては、こちらの記事も参考にしてくださいね。

正しい切り方をマスターして綺麗な形の爪を保とう!

手

いかがでしたか?綺麗な形の爪を保つためには、正しい爪の切り方がとても重要だということがお分かりいただけたでしょうか。手元は意外と人からも見られているパーツです。しっかりネイルケアをしたり、スクエアカットやスクエアオフなどの切り方をマスターして、常に健やかで綺麗な手元をキープしましょう!

●商品やサービスを紹介いたします記事の内容は、必ずしもそれらの効能・効果を保証するものではございません。
商品やサービスのご購入・ご利用に関して、当メディア運営者は一切の責任を負いません。