DIY!自作ロフトベッドの作り方・費用・改造・強度の保ち方を紹介!
更新:2019.06.21
DIYシリーズですが、自作でロフトベッドを作成しようと思ったことはありませんか。部屋の空間を生かして収納スペースや生活空間を増やしたいと考えた方もいると思います。そこで、今回はロフトベッドの作り方と費用、改造する時のポイントや強度の目安といったものを紹介していきます。これであなたも空間を有効活用!
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INDEX
ロフトベッドの最大の特徴は?自作できるもの?
部屋の空間を有効に利用できるようになる
ロフトベッドを作成する最大のメリットは、部屋の空間を有効的に利用できることにつきます。ロフトベッドを作成することで、上段の高い位置にベッドがあることによって、下段にぽっかりとスペースが出来上がります。そこにタンスや本棚等を置くことによって、余ったスペースを使うことができる訳です。作り方は果てさて?
また、ロフトベッドはベッドの下にスペースができますので、布団やマットレスに本来溜まっていく湿気を下に逃がすことができます。これによって、カビが発生しにくくなるというメリットもあります。また、暖かい空気は部屋の上側に溜まりやすいので、普通のベッドより冬場が温まりやすいという利点もあります。
ロフトベッドを自作することについて
ロフトベッドを自作するという場合、自分の思い通りにベッドを作成することで、デザイン性や大きさ、高さを自由自在に作成できることがメリットでしょう。その分作業等の手間はかかりますが、市販品にはない魅力や個性を出すこともでき、工夫次第では材料費で市販品よりも費用を安く抑えることも可能です。
ロフトベッドを自作で作る場合、自身の個性の見せ所だと思います。本当に思い通りの夢の部屋を作ることも可能なので、自分だけの秘密基地のようなこともできるかもしれません。最初から作成するのに手間が気になるという方であれば、2段ベッドを購入してそこから改造していっても悪くはないと思います。夢が広がりますね。
ロフトベッドのDIYしたい!作り方って?
ロフトベッドを自作する手順とは
ロフトベッドを自作する手順
- 設計図を描く
- 不要な部分をカットする
- カット部分と木材を組み立てる
- 筋交いをする
- 天板を乗せる
ロフトベッドを自作する際の作り方の手順は上記の流れになります。特に重要なのは設計図を描くところと、筋交いをする部分で、設計図は採寸や組み立てでズレを起こさないためですし、筋交いのところはベッドの強度に大きく関係する部分ですので、きっちり行いましょう。自作の際の注意点について次項で説明します。
DIYで作成する際の注意点とは?
DIYで作成する際、注意するべき点としては、天井とベッドとの距離感です。天井とベッドのスペースが狭すぎると就寝の際に圧迫感を感じることになりますし、逆に広すぎると今度は下段のスペースが狭くなって圧迫感をこちらも感じることになります。設計する際は部屋の大きさを考慮に入れる必要があります。
その他は見た目の配色等のバランスや、最低でも人の目線以上にベッドの位置を確保する、耐久性や質といったものも考慮する必要があります。特に人の目線以上に位置を確保する点において、天井との距離感に注意する以上に配慮が必要です。また、落下の危険性を少なくする工夫も必要です。自作では気にすることは多いですね。
ロフトベッドをDIYするのっていくら費用がかかる?
ロフトベッドを購入する場合は2万~10万
ロフトベッドは市販だと安いもので2万円前後、高価なものだと10万円程かかってしまうものもあります。2万円ならまだいいですが、10万円もかかってしまうのは頂けないですね。作り方の手順は上記で説明しましたが、それでは、自作でロフトベッドを作る場合、費用はどれくらいかかってしまうのか、見ていきましょう。
自作の場合は1.5万~3万でできる場合も
自作の場合、実質材料費用だけで事足りるので、そうなると相場としては1.5万円~3万円で作成可能です。購入する場合と比較するとずいぶん費用が安くなっていることがわかります。ただ、自作の場合は当然ですが作業の手間がかかるデメリットが発生します。創作技術に自信がある方は自作のほうがいいでしょう。
実際にロフトベッドを自作すると難しいのではないかという印象はありますが、材料と工具さえそろえてしまえば意外に簡単につくることができます。創作技術に自信があまりない方はなにも凝ったデザインを考える必要はありませんので、もう少し気軽な気持ちでDIYに挑戦してみてはいかがでしょうか。
ロフトベッドを自作するのに部屋の改造は必要?
ほとんどの場合、部屋の改造は不要
思い通りのロフトベッドを自作する際、多くの場合は部屋ごと改造したりする手間はかかりません。何故ならば今ある部屋に今ある材料を使って組み立てていくだけで、自身の理想の空間を作ることは十分可能な範囲だからです。ロフトベッドをつくるのに他に作るべきものがあるのか、という懸念も必要ないでしょう。
ただし、本格的に自作する場合は改造が必要なケースも
上記にて、ほとんどの場合は部屋の改造が必要ないということを説明しましたが、かなり本格的にロフトベッドも含めて自分の部屋をつくろうと考えている場合、改造が必要になります。例えばロフトベッドの模様に合わせて部屋の模様替えをする、ロフトベッドの下段スペースにカーテンを設置したいといったケースがありますね。
ここまで本格的に改造しようという人はあまりいないかもしれません。それこそ、ロフトベッドを自作するというどころの話ではなくなるからです。そのため、ほとんどのケースにおいて、ロフトベッドを作るにおいては部屋の改造は必要ないでしょう。
ロフトベッドを自作する際、強度のポイントはどこか?
強度に関係する部分は主に3つ
ロフトベッドの強度が関係する部分
- 支柱の仕様
- 耐荷重
- はしごの仕様
ロフトベッドで特に重要な要素となる強度の部分ですが、それを担うのが支柱の部分、耐荷重、はしごの仕様の3つが関係してきます。特に最近では大きな地震がいつ発生するのかもわかりませんので、地震対策のための強度はなおさら見逃せないところでしょう。これらの要素は自作でも購入する場合でも同じです。
①支柱の仕様
View this post on Instagram#木材 #野地板 #過積載 #秋の工作ファミリーカーに木材積みすぎ。
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まず1つ目は支柱の仕様になります。主に木材、スチールがよく使用されています。一般的には木材のほうが強度が強いのですが、支柱自体の太さも強度、特に耐震のところに関係してきますので、全体の要素を総合的に見る必要があります。太さによってはスチールのほうがいいケースもあります。
そして支柱の本数も重要です。多ければ多いほど耐久性があって安心です。よくあるのは4本のタイプが多いですが、なかには真ん中にもう1本入った5本タイプのものもあります。もし耐久性を重視する場合は、支柱を5本タイプで作成したほうがいいでしょう。本数も耐震にかかわる部分ですので妥協しないほうがいいです。
②耐荷重
2つ目は耐荷重です。要はベッドがどれくらいの重さがかかっても耐えられるかどうかってことです。これが大きいほど丈夫なロフトベッドと言えますね。目安としては、小さなお子さんとその親2人が乗っても差支えない程度の耐荷重があれば問題ないでしょう。できれば200kgくらいはあると安心ですね。
寝る場所が高いところにあるため、もしもの時に破損して怪我などしてしまったら元も子もありません。それに、耐荷重というのは乗っている人の体重だけではなく、ベッドの上に乗っている布団や枕といったものも含めた総重量という意味です。そのため、小さなお子さんと親2人が乗っても十分ゆとりがあるくらいは必要です。
③はしごの仕様
3つ目がはしごの仕様です。できるだけ降りやすいようなはしごであると便利です。ステップが広いと安心して使えるでしょう。何故ならば、もし仮に地震があった時に迅速に避難できるようにするためと、はしごを降りている時に誤って足を滑らせてしまわないようにするためです。大けがでもしてしまったら大変ですから。
他には、はしごが他の家具にあたって邪魔にならないかというのも重要です。そのため、はしごは既存の場所だけでなく他の場所にもかけられるようになっていることが多いです。また、角度も他の家具に当たるかどうかに関わります。角度も考慮したほうがいいでしょう。
自作のロフトベッド特集!DIYって楽しい!?
アイデア次第で夢が膨らむロフトベッド
View this post on Instagramとどいたー😂💓💓ロフトベッド💓さっそくはしごのぼりたがる😁 * * #子ども部屋#ロフトベッド #秘密基地感覚
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ロフトベッドをDIYするのは、アイデア次第で自分だけの世界を作り出すことができます。上記のようにアイデアあふれるベッドだって作り出せちゃうんです。ここからは、ユーザ達が自作しましたロフトベッドの一例を見ていきましょう。どれもこれも思わず見とれてしまうようなものばかりです。
ユーザ達のアイデアあふれるロフトベッド特集
アイデアあふれるロフトベッド集
- ベッドの下に棚と机!
- ベッドの下に部屋が!
- 下段スペースに本棚等収納スペースを確保
- シンプルな作りのロフトベッド
ベッドの下に棚と机が!有効利用とはこの事
このロフトベッドは下段のスペースに机や棚のスペースがあります。そのおかげではしごの置く場所が1ヶ所しかありませんが、ベッドの色も白で部屋とも合っています。机や棚は普通に置くと部屋の空間を圧迫しがちですが、この方法ならばベッドが上に移動してできた下段の部分をうまく使うことができます。
ベッドの下に部屋が!
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こちらのロフトベッドは何と下段のスペースに部屋がつくられています。それ以外にも、ベッドの横にはデスクが配置されており、まるでそこだけで生活がほぼ完成されているかのようです。下段スペースの部屋には一体どういう部屋なのでしょうね。それにしても、本当に手の込んだロフトベッドです。
下段スペースに本棚等収納スペースを確保
View this post on Instagram新居に家具を追加。 ロフトベッドで下は机です。 秘密基地のようになりました。 #4畳半 #新居 #仕事部屋 #パパまるハウス #ロフトベッド
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こちらは下段スペースに物置や本棚スペースになっています。ベッドの色も黒で、棚の色に合わせてつくられています。上記の2つと違うのは下段スペースが完全に開けていることで、圧迫感を感じずにスペースを使うことができることです。予想よりも広々と使うことができるでしょう。
シンプルな作りのロフトベッド
こちらは打って変わってシンプルなつくりのロフトベッドになります。シンプルながら部屋の雰囲気とマッチしており、綺麗なロフトベッドです。上段のベッドスペースも下段のデスクスペースもお互いに圧迫しません。凝ったデザインにしなくても、部屋との組み合わせで素敵なベッドをつくることができます。
自作のロフトベッド特集まとめ
ロフトベッドを自作して部屋の空間を有効利用!
ロフトベッドの利点は、ベッドが上段に移動することで下段にスペースが生まれることで、空間を使うことができることです。空間をどう使うのかは皆さん次第ですが、アイデア次第では色々な使い方ができます。説明した作り方で是非皆さんもロフトベッドの自作にチャレンジしてみては?
自作で注意すべきは耐久性
ロフトベッドで重要なのは耐久性です。耐久性とは支柱の仕様、耐荷重、はしごの仕様の3つが関係しています。日本は地震大国なので、これらの耐久性に加えてもし地震があった時に速やかに動けるかどうか鍵になります。ロフトベッドでは意外と気にするべき項目は多いという事です。
自作で出来上がったロフトベッドの一例を紹介してきました。皆さん思い思いに下段の空間を有効的に利用しているのがわかると思います。材料費でもそこまで費用はかかりませんので、皆さんもロフトベッドを自分の部屋に取り入れてはみませんか?
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