社会不適合者の特徴5つと診断方法・仕事の適職&生き方とは
更新:2019.06.21
社会不適合者という言葉を耳にしますが、自分はもしかして社会不適合者では?そう思う方も少なくは無いようです。社会不適合者の特徴と診断方法ならびに、仕事においての適職や生き方についてご紹介していきます。もし、当てはまる項目があっても、対処法を知っておれば、不安に思う必要はないのです。
※商品PRを含む記事です。当メディアはAmazonアソシエイト、楽天アフィリエイトを始めとした各種アフィリエイトプログラムに参加しています。当サービスの記事で紹介している商品を購入すると、売上の一部が弊社に還元されます。
INDEX
社会不適合者の特徴とは?
時間にルーズで計画性に欠ける
一般的に、社会不適合者と言われる人たちは、社会に上手く順応できないという事です。まず、特徴として挙げられるのが、時間にルーズで、計画性に欠ける面です。約束した時間に待ち合わせ場所に行くという事が苦痛に感じるのです。そして、計画を立てるという事に対してもかなりのストレスになります。
空気が読めない、忖度ができない
いわゆる周りの状況を上手く察知できず、相手がどのように思っているのか、何を求めているのかという事が判断できない訳です。見たままでしか判断ができず、その人の真意というものが分からないのです。いわゆる、忖度というものが出来ません。
忖度は、現在あまり良い意味では使われていませんが、相手の気持ちを察して行動するというのが、本来の意味であり、何ら悪いことではないのです。この忖度が社会不適合者は苦手で、気の利いた言葉がかけられず、気まずい空気が流れてしまい、関係もギクシャクしていくのです。
コミュニケーションが苦手
社会不適合者と言われる人たちのほとんどに当てはまるといっても過言でないのが、コミュニケーションが苦手というものです。空気が読めない為、相手にどのような話題を振ればいいのかが良く分かりません。消極的な方が多いですが、中には、やたらと高圧的な人、相手との距離感が掴めない人もいます。
前者の消極的なパターンは、人見知りや、内気な性格と判断され、理解者も少なくはありませんが、高圧的な人、相手との距離感が分からず、馴れ馴れしく接してしまう人は、嫌われるパターンとなります。
相手に合わせた物の言い方が出来ない
同じ事を伝えるにしても、人それぞれ捉え方というものが異なります。そのため、相手によっては言い方を変える必要が出てきます。社会不適合者の特徴として、相手関係無く、同じような表現で物事を伝えてしまうという傾向があり、思った事をストレートに伝え、相手を傷つけてしまう事も多いです。
チームプレイが出来ない
社会というのは、集団の事であり、3人以上おれば社会が出来上がります。当然、チームは社会の1つであり、このチームの中で上手くやっていける人は、社会性があるといえます。逆にマイペースすぎて、人とは違う行動をする人は、チームプレイには適さず、社会不適合者のレッテルを貼られてしまいます。
社会不適合者の自己診断方法
社会不適合者診断をする前に
社会不適合者とは、社会に適合しない人を一般的に指します。ここで紹介する診断項目は、社会不適合者の特徴から見て、傾向がある行動パターンです。軽度・中度・重度に分けていますが、あくまでも参考程度に留めていただいたらと思います。
ただ、重度の項目に当てはまる方は、何らかの原因によって、トラウマや精神疾患を持っている可能性がある為、カウンセリングや医療機関での診療を受けた方が望ましいといえます。
社会不適合者診断・軽度
チェック項目
- 大人数が苦手
- 盛り上がる人が苦手
- 休みは基本ひとり
- 先輩や上司を尊敬できない
- 誰かに指図されるのが嫌い
一応、社会不適合者と言われる人たちの特徴、当てはまる項目をピックアップしておりますが、多少、無理がある内容も少なからずあります。ほとんどの人は、少なくとも1つや2つは当てはまるのではないでしょうか。人間は一人では生きていけませんが、集団の質によっては、息苦しいと感じる事もあるのです。
また、先輩や上司を尊敬できないという項目ですが、部下に高圧的で、パワハラをするような上司や、仕事が全くできない上司など、誰が尊敬できるのでしょうか。そんな上司が尊敬できないのが社会不適合者だというのであれば、社会適合者の方が普通の感覚ではないといえます。
社会不適合者診断・中等度
チェック項目
- 劣等感が強い
- 責任転嫁
- 思い込みが激しい
- 時間やお金にルーズ
- 自信過剰
こちらは、社会不適合者と言われる人たちの中で、比較的中等度に当てはまるのではないかという項目をピックアップしました。ただ、劣等感というのは、少なからず誰しも持っているものであり、これだけでは社会不適合者とは判断しがたいです。
ただ、劣等感が強すぎる事により、人付き合いに支障が生じる場合は、深刻になります。思い込みが激しいのも度が過ぎると自分が苦しくなりますが、上手くリフレッシュできる方法を見出せば、何とかなります。
あと、責任転嫁、時間やお金にルーズというものですが、本当に時間やお金の計画が上手く立てられずに困る状態だと、専門医に相談が必要にはなりますが、中には性格的にだらしが無いという人もいますので、当てはまる項目があった場合、その程度がどのくらいのものであるかに重点を置いて判断が必要です。
社会不適合者診断・重度
チェック項目
- 人間不信
- 虚言癖
- 周りに合わせるのが辛い
- 生きる意欲が出ない
- 仕事を辞めたがる
もはや、この段階になると、その人自身に問題があるというより、その人を取り巻く環境に問題があるといった方が良いでしょう。小さいときからこういった節があるのであれば、本来は周りの人たちがもっと早く気付き、何らかの対処が必要になります。
また、元々はそんなこと無かったのに、何かがきっかけで人間不信、周りに合わせるのが辛いという心理状態になった場合は、早急に専門の医療機関で診断を受ける必要があります。もし、この項目に当てはまった場合は、自分を責めずに、周りや医療機関などの専門機関へ相談するようにしましょう。
社会不適合者が直面する問題とは?
仕事においてチームプレイができない
社会不適合者は、集団行動が大の苦手です。もしくは、何らかのきっかけで嫌になったという場合も当てはまります。特に学生時代いじめに遭った経験がある人は、チームプレイというものに対して、拒絶反応を示してしまう事もあります。
社会不適合者は、本当は社会に適応したいけれど、出来ないという場合と、自分が社会不適合者である事自体、分かっていない人と分かれます。いずれにしても、チームプレイで事を進めていくには、多少のトラブルが出てくるのは確かです。
恋愛で不利になる
社会不適合者は、相手の立場になって物事が考えられない人、気の利いた言葉をかけられない人が多いです。忖度というものが出来ない訳ですが、その忖度を最も求められるのが、恋愛です。相手がどう思っているのか、何を必要としているのかが瞬時に分かる人は、恋愛においても有利となります。
ただ、忖度ができるからと言って、人間的に優れているとは限りません。詐欺師等は、忖度の天才と言っても過言ではありませんが、詐欺師と言われるくらいなので、犯罪者でもあるのです。それを考えると、どちらが社会不適合者なのかよく分からない状態と言えます。
飲み会やレジャーの場面で輪を乱す
真性の社会不適合者は、自分が輪を乱している、空気を壊しているという事に気が付きません。カラオケに行くと、周りの順番お構いなしに、自分一人だけがどんどん曲を入れて歌っていくタイプです。周りが白けていることにも気付かず、次から誘われなくなっても、その理由について一生分からずままです。
社会不適合者とは一体どういうタイプを指す?
社会不適合者の定義
社会不適合者とは、社会の要求に応え、生活する事が難しい、社会に適合できない、ついていけない人の事を指します。よく、変わった人、マイペース、不思議ちゃん(君)と表現されたりします。
社会で決められたルールに従うのが苦痛に感じる、あるいは、ルールを守るという事が全く理解できていないなど、とにかく適応力が無い人に対して、このような表現を用います。
社会不適合者は大きく2つのタイプに分かれる
社会不適合者は、社会に適用する事が難しい人を指しますが、全ての社会不適合者に問題がある訳ではありません。馴染もうとしても、それがストレスになってしまうケース、明らかに自分が所属する社会のルールが変で従わない場合は、社会不適合者と言っても、その人に落ち度がある訳ではありません。
問題なのは、自分が当事者であるという事について全く自覚が無い人です。カラオケに行くと自分ばかり選曲して歌いまくる、割り勘の場では、これぞと言わんばかりに飲み食いをする、やたら高飛車な言い方をする、空気を読まずに、人に対して不愉快な発言をする等、これらに該当する社会不適合者は注意が必要です。
ただ、このタイプは、自分が社会不適合者という事に気づいていない為、対処が難しいのが現状です。しかも、自分は人よりすぐれていると勘違いしている方もかなり多く、扱いにくい存在といえます。
【社会不適合者の生き方】仕事の適職は?
個人事業主やフリーランス
社会不適合者が生きていくには、社会に縛られない生き方をある程度、追及していく必要が出てきます。ただ、生きていくためには稼ぎが必要です。そのため、何らかの形で仕事をしなければなりません。その適職の1つとして、個人事業主というのがあります。
会社に行かなくても、在宅で自分の得意分野を活かした仕事をすればいいのです。個人事業主というのは、大体インターネットを使った仕事がメインとなりますので、パソコンのスキルは必要になります。最近では、割安でスキルを身に付けられる講座もありますので、色々と調べてみるのも良いでしょう。
プログラマー
こちらは、パソコンに関して専門的、高度な技術、スキルが必要となりますが、馬の合わない人達と毎日顔を合わせたり、自分に合わない社会に無理矢理身を置くくらいであればずっとマシと言っても良いでしょう。
プログラミング言語を打ちこみ、システムやアプリを構築していくというものであり、一人で黙々と仕事が出来ますし、自分のペースを第三者から乱される必要もないのです。まさに適職と言っても過言ではありません。
更に、今後のAIを使った機器やロボットのニーズが増える中、必要とされるプログラマーの人手が不足している為、かなりニーズは高いです。そして、プログラマーはかなり高収入が期待されます。
ライター
自分は社会不適合者だが、これといった特技もない、パソコンも得意じゃない、そんな人にはライターが適職といえます。文章を書くだけの仕事で、自分の経験や、見た物感じた物をそのまま文字にしたためたらいいのです。ライター業務は在宅で仕事をする際に最初に取り掛かる方が多い業務です。
パソコンとブラインドタッチができれば、誰でも始められます。また、経験をこなしていくと、スキルも高まりますので、最低限生活をしていくための稼ぎは望めます。更に、余力があれば、外国語の勉強もおすすめです。そうなると、翻訳の仕事が出来ます。翻訳の仕事は、日本語のライター業務の倍以上の収入が望めます。
投資家
FXや株等、チャートとにらめっこしながら、取引を行っていく人たちの事を投資家と言います。浮き沈みが非常に激しいですが、社会情勢、お金の流通の仕組みをしっかり勉強しておけば、概ね予想というものができるようになります。
特別な技術やスキルは必要でなく、強いて言えば、日本円から外貨へ、外貨から日本円へ換算する際の計算、スプレッドやロスカットなどの専門用語の意味さえしっかりと理解しておけば、誰でもできる仕事といえます。
他にもこういう仕事が適職
社会不適合者にとって他におすすめできる仕事、生き方ですが、人と接するのが嫌であれば、動物と接する仕事なども適職といえます。他には、仕事ではありませんが、ワークホリデー等、海外へ長期移住するというのもおすすめの生き方といえます。
環境が変わると、それまでの憂鬱な気持ちがまるで霧が晴れたかのような気分になります。それによって、新たな一歩を踏み出す事ができ、新たな生き方、本来の自分の合った生き方を見いだせるといえます。また、海外は無理としても国内であれば、地元を離れて全く違う地に移住というIターンという生き方もおすすめです。
社会不適合者・まとめ
社会不適合者は人間としては一番まともだという事実
社会というのは、その集団の質、特徴によって異なります。赤を赤という社会、本当は白なのに黒だと決めつける社会等、様々であり、良い社会もあれば、悪い社会もあるのです。良い社会に属していての社会不適合者となると、少し考えていかなければならない部分はあります。
しかし、悪い社会に属していて、その考えに対して異を唱えるとなると、一応、社会不適合者にはなりますが、決して悪い事ではありません。会社だと理不尽な怒り方をする上司の下で働いているとして、その社会に馴染めないから、社会不適合者というのは、無理があり過ぎます。
また、そういった理不尽な社会にいる事に自信が気付かず、自分を責めてしまう人もいます。その最たるものがブラック企業で働き、限界に達し、自殺や過労死になってしまうというものです。これを考えると、社会適合者が良く、社会不適合者が悪いとは、とても決めつけがたいです。
まとめ
社会不適合者は、社会のルールに合わせていくことができない人を指しますが、その社会が必ずしも良い物とは限りません。そして社会不適合者がいるから、今まで溜まりに溜まっていた社会の中に潜んでいる膿を出す事ができます。社会に適合する事も大事ですが、この社会のはおかしいのではないかと異を唱える事も重要です。
ブラック企業然り、学校のいじめ問題然り、社会不適合者が存在するからこそ、うやむやにしてはならない問題が表に出て、より社会自体の見直しも図れるというものです。そして、ここで紹介された診断項目については、ほとんどの方が何かに当てはまるのが現状です。
そもそも社会というのは、それぞれ考えが異なった者同士が、考えて作ったルールの中で出来上がっており、その時代、場所によっては内容が異なり、流動性がある為、今の社会環境に上手く順応しなくても、悲観せず、自分の感覚というものを大事にする事が重要なのではないでしょうか。
商品やサービスのご購入・ご利用に関して、当メディア運営者は一切の責任を負いません。