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精神年齢が低いとIQ(知能指数)も低い?幼い人の特徴9選!

更新:2020.02.14

女性よりも男性のほうが精神年齢が低いとよく言われていますが、本当に男性よりも女性のほうが精神的に成熟していて、男性の方が女性よりも精神的に幼いのでしょうか。ここでは、精神年齢はどのように測られるのか、基準はあるのか、どのような特徴があるのか、などをIQ(知能指数)とあわせて考えていきましょう。

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精神年齢に関する基礎知識

男性の精神年齢の平均

男性は、一般的に女性よりも精神年齢が平均して10歳程度下回っているといわれています。この通りであるならば、同年代同士で交際しているカップルの場合、女性が圧倒的に精神年齢が高く、幼い男性を精神的に抱擁するのは女性の方になるといえます。

QUOTE

男性は一般的に、 精神年齢が女性よりも10歳ほど年下と言われています。 引用元:アラサ―恋愛の教科書 大切にされる女性になる方法

女性の精神年齢の平均

女性の精神年齢は、平均的にいえば実年齢相応といえるようです。しかし、男性の精神年齢が平均して低いので、自動的に女性の精神年齢は男性よりも高くなります。また、頼りにならない幼い男性が周囲にたくさんいる女性は、自然と自身の精神年齢が高くなっていく傾向があります。

男性と女性の精神年齢の差に特徴的な傾向がある

精神年齢差

男性と女性の精神年齢の差は、前述の通り10歳程度であると言われています。女性は母性本能を備えており、自分の周囲にいる守るべき存在に対して包容力を発揮します。そのため男性よりも精神的に成長しており、他者とのコミュニケーション能力においても、男性よりも優れているという特徴があります。

また、男性と女性の精神年齢の差は、年齢を重ねるごとに縮まってくるとも言われています。これは、中年になるにつれ女性の精神年齢の成長が緩やかになり、男性は責任世代となり精神年齢の成長が伸びるからだと考えられます。

精神年齢が低いとは?

男性の方が精神年齢が低い(幼い)

古く昔から「男性の方が女性よりも精神年齢が低く、幼い」と言われてきました。しかし、現代は女性の社会進出が目覚ましく広がり、男性と女性が対等に活躍している現場が数多く見受けられます。すなわち、社会に対して影響力をもつ女性が増えてきています。

このように表現すると、”やっぱり女性の精神年齢は依然男性よりも高いままなのでは”と思われるかもしれませんが、30代、40代の独身男性が増えてきているという現実により、「男性に女性的精神が身についてきている」ということがいえます。

POINT

女性の社会進出により男性の精神年齢が向上

単身の男性が増えていることにより、自分の生活や身の回りのケアを自身で行わなければならない男性が増えてきてる。そのため男性の精神年齢が向上している。

子どもの精神年齢は低い(幼い)

子どもの精神年齢

子どもの脳は、10歳までにだいたい大人の脳と同じ神経伝達回路が完成すると言われています。そのため、10歳までの子どもは精神的な発達も途上にあると言え、それは年齢相応に成長していると考えられます。逆に、10歳以降の精神年齢には男女比が現れてくる可能性があると言えます。


QUOTE

・脳神経細胞がどんどん増え続けていく時期が0~3歳 ・脳神経細胞の「間引き現象」が起こる時期が4~7歳 ・「情報伝達回路の機能」が発達していく時期が8~10歳 引用元:3歳・7歳・10歳は子どもの脳の発達の節目

精神年齢は環境によって変わる(幼い人も成長する)

環境

前述の単身男性の増加にも関係していますが、男性も女性も、精神年齢を決定するものは環境によるものが多いです。例えば、長子と末っ子ではその性格の特徴が違うように、同じ家族環境で育っている人だとしても、長子か末っ子かという違いだけで精神年齢に違いが現れてきます。

上記の例えでいうと、末っ子の方が長子よりも精神年齢が低いと言えます。周囲に甘えの対象が多い方が、精神年齢の成長を停滞させると考えられます。したがって、一般的に”末っ子は幼い”と言われることが多いのです。

IQ(知能指数)とは?

知能指数はフランスから来たもの

インテリ

QUOTE

IQを測るテストは1905年、フランス人の心理学者ビネ(Alfred Binet)によって、初めて開発されました。その目的は、小児における精神遅滞の有無を調べる事ですが、IQは、そのテストで測定した精神年齢(MA)を本当の年齢(CA)で割り、それに100をかけたモノとされました。式で表せば、IQ=(MA÷CA)×100となります。 引用元:IQの意味・検査法・医学的意義

知能指数は、フランスのビネという人が考えだした、日常生活のなかで必要な様々な能力を表す指標です。知能指数は、単に頭の良さを表すものではなく、偉大な発明家、影響力のある革命家、やり手の実業家などみんなが揃って高いIQをもっているのとは限らないのです。

知能指数が低いからといって、人間性が悪く評価されるわけではない

性格

前述の通り、知能指数というものは生活における能力全般を数値化したものであり、知能指数が高ければ高いほど人間として優れているということにはなりません。高い知能指数をもった凶悪犯罪者もいるし、知能指数が低い人でも心優しく他者から好かれることもあります。その人の能力と人柄は必ずしも一致するとは限りません。

低い精神年齢とIQの関係とは?

精神年齢とIQ(知能指数)のそれぞれの特徴

本

精神年齢とIQの特徴はそれぞれどんなものがあるのでしょうか。実はIQテスト(知能テスト)を実施する際には、精神年齢はその人のIQを算出する際に必要なものとなっているのです。一般的にいう精神年齢とは少し違い、このIQテスト(知能テスト)で用いられる精神年齢は、綿密に考えられた方法で算出されています。

それでは、一般的にいう精神年齢とは、何を基準に言われているのでしょうか。これはそれぞれの主観によるものが多く、根拠のあるものではないと言えます。周囲の評価者によって、その人の精神年齢は主観的に測られているといえます。

逆にIQ(知能指数)は、般化された方法により数値化され、誰かの主観により決められるということはありません。世界共通の検査方法により測定されるIQ(知能指数)は、精神年齢に比べて信頼性のあるものといえます。

IQが低いと精神年齢も一緒に低くなる傾向(低いIQ=幼い)


おばか

IQが低いと、その人の精神年齢も低いものだといえるのでしょうか。厳密に言えば、IQが低いと思考力も低いことになるので、あまり熟考しない人だと、自然と精神年齢も低いものになると考えられます。なせならば、”考える力”が人の精神的な成長を助けるからです。

しかし、逆に精神年齢が高い人は全員高いIQをもっているというわけではありません。IQが高いからといって、精神的に成熟し、紳士的に振る舞ったり、深く自己理解ができたりするのが当たり前ではないのです。齢が高い人に共通して、IQの高さという特徴があるだけです。

IQが高くても、幼い行動をとる人はいるものです。みなさんのまわりにも、「頭は賢いのに、どうも言動が大人げない」という人はいないでしょうか。このような人は、知能の高さをうまく社会に還元できていない人とも捉えられます。

POINT

IQが低いと精神年齢も低くなるが、IQが高いからといって精神年齢が高くなるわけではない。

IQが低いと、思考力や判断力が落ちてしまうため精神年齢も低いものになってしまいますが、IQと精神年齢が比例しているわけではなく、IQが高いからといって精神年齢も高くなるというわけではありません。

精神年齢が低い(幼い)人の特徴9選

①わがままな人付き合いをする

わがまま

精神年齢が低いひとは、どうしても自分中心の性格になってしまいます。自分が楽しいこと、面白いことなど、欲求のままに行動したいと考える人が多いのが特徴です。確かに人はみな自分の思うままに行動したいと思うものですが、精神年齢が高い人は自制する力も強く、周囲とのバランスを考えて行動することができます。

反対に、精神年齢が低く幼い人は、周囲の空気などお構いなしに独りよがりな行動をとることがあります。人によっては、精神年齢が低いがゆえに主体性がなく、周囲に何でも合わせてしまい自己を主張しないということもしばしばみられます。

②目標設定が低いまま

目標

精神年齢が低いと、精神的な成長の意欲も低くなるので、仕事やプライベートにおいての目標が低くなります。また、設定した目標もいつまで経っても変化せず、達成できないまま時間だけが流れてしまう、という事態になりがちです。これについての周囲からの指摘があったとしても、本人は特に気にすることもないです。

③優先順位を考えられない

カレンダー

先述したとおり、精神年齢が低い人は自己中心的な考え方をすることが多いです。そのため、仕事、日々の生活、プライベートでのアクテビティにおいて、物事の優先順位は常に自分本位なものになります。

例えば、やらなくてはならない仕事や期日の決まっている用事があったとしても、自分の楽しみにしていることや面白いことなどがあると、そちらを我慢することがあまりできません。そのため、正しい優先順位を決めて行動することが難しくなり、自分本位の生活になってしまいます。

④何事も長続きしない

面倒

精神年齢の低い人は、努力や忍耐を嫌うため、できるだけ辛いことを避けて過ごそうとする傾向があります。また、前述のとおり目標がいつまで経っても変化・向上しないので、自分の行動を変えていこうとすることも少ないです。したがって、精神年齢の低い人は何か取り組むべきことがあっても、継続することが困難です。


それでは、精神年齢の低い人が、継続して物事に取り組めるようになるにはどうすればよいのでしょうか。それには周囲の手助けが必要不可欠になります。一般的に共通していることですが、私たちはみな周囲からの励ましや賞賛を糧に頑張ったり我慢したりしています。

精神年齢が低い人に対しては、少し普通より多く声掛けを行ったり、一緒に頑張る姿勢をみせたりすると、モチベーションが上がって継続することができるようになります。これを続けることで、その人の精神年齢が上がっていく、ということもあるので、これはよい循環になります。

⑤長期的な計画が立てられない

ライフプラン

精神年齢が低い人は、自分中心の生活をしている場合が多く、”今が良ければそれでいい”という考えのもと生活していることが多いです。このような人は、その日暮らしの生活をしたり、近い未来の金銭的な余裕の見通しが立っていなくても平気でいたりします。

精神年齢が低い人は、このように中長期的な生活の見通しが立っていなくても、心配することはあまりありません。現在の自分が楽しければ、刺激ある面白いことが体験できていればそれでよいのです。これについて他者から指摘されても、意に介することはほとんどありません。

したがって、自分のライフプランを細かく立てることはありません。漠然とした大きな夢を持つことはありますが、それは現実的ではなく、さらにはそのために具体的な計画を立てることもなく、地道な努力をすることもほとんどありません。これは精神年齢が低い人の、何事も長続きしない特徴にもつながります。

⑥時間を守ることができない

時計

精神年齢が低い人は、時間感覚を正確にもつことが難しいです。したがって、ついつい遅刻してしまったり、決められた時間を超過してしまったりします。時間が守れなかったという自覚はあっても、その次から守ることができるかというと、そうはなりません。なんとなく時間が過ぎてしまい、ルーズな過ごし方は変わりません。

⑦言われたことをすぐに実行できない

適当

精神年齢が低い人は、自分本位な考え方をすることが多いので、他者からの指示や助言に対しても、自分が納得できない場合はすぐに行動に移そうとしません。あれはある意味で自分の意志がはっきりしている、という点でメリットになり得ますが、ビジネス場面では扱いにくい人と判断されてしまいます。

⑧都合の悪いことはすぐに忘れてしまう(忘れたふりをする)

忘却

精神年齢が低い人は、できるだけポジティブな環境の中で生活したいと考えているので、嫌なことや自分に不利になる出来事に対しては、できるだけ目を向けないようにします。これは人間だれにでもあり得ることですが、精神年齢が低い人は、このような出来事や事実をすっかり忘れてしまうことが多いです。

⑨自分の非を認められない

頑固

精神年齢が低い人は、ある意味ではとても素直ですが、他者から責められるのを嫌ったり、周囲から下に見られることをとても嫌うので、自分のミスに対して素直に受け入れることができません。したがって、相手に謝罪をすることができず、トラブルが長期化してしまうことがしばしばあります。

精神年齢が低い(幼い)人とうまく付き合うには?

あまり親密になりすぎない

距離感

適度な距離を保ち、あまり個人的な付き合いをしないことが大切です。精神年齢が低い人は他者に依存しやすく、一度依存するとなかなか離れられないです。あなたがそこまで大切と感じていない人であれば、精神的に依存されない程度の距離感で付き合うことが大切です。

できるだけ簡単な言葉で会話をする

ラフ

精神年齢が低い人は、難しい言葉や概念を織り交ぜて会話をすることを嫌います。簡潔に、分かりやすい表現で会話を進めることが精神年齢が低い人とスムーズにコミュニケーションを図る方法です。幼い人は、深く考えなくてもわかる会話に面白さを感じる特徴があるので、会話にあまりひねりを入れないことが大切です。

特徴を認めてたくさん褒める

ほめる

精神年齢が低い人は、自尊感情を揺るがされるような出来事に敏感に反応します。まだ自己肯定感が安定していないゆえの特徴と言えるでしょう。したがって、精神年齢が低い人は、自尊感情が保たれるようなこと(褒められたり、羨ましがられたりすること)を好みます。

信頼されていると実感させる

信頼

前述のとおり、精神年齢が低い人は、自己肯定感を持ち続けていたいと思っているので、信頼され、自分が求められている存在なのだと実感したがります。そのため、こちらから求めてあげると、とても喜び、予想以上の頑張りをみせてくれることもあります。

意見や意思を尊重する

尊重

先述のとおり、否定されたり、自分に不利益なことが起きたりすると、精神年齢が低い人は突如としてその出来事から遠ざかろうとします。もしも精神年齢が低い人と一緒に仕事をしなければならない状況であれば、できるだけその人の意見を尊重し、仕事に参加できるよう促してあげることが大切です。

精神年齢が低い(幼い)人を理解して大人な対応をしよう

精神年齢が低いひとは、基本的には自己中心的で、社会的に上に立つような人間ではありません。したがって、あなたがキャリアを積めば積むほど、精神年齢の低い人は周りから消えていくでしょう。

しかし、中には、精神年齢が低いながらもキャリアを積んで、ある程度のポジションについている人もいます。そのような人とは、できるだけ距離をおいて、表面的な付き合いを保つように心がけましょう。親密な関係になると、あなた自身が相手の精神年齢の低さに嫌気がさしてしまうでしょう。

精神年齢が低い(幼い)人は、自分の欲求を満たすことに一生懸命なので、周囲の変化や動向に気づくことができません。このような人に対しては、どうしてできないのか追求するよりも、できないことを前提にして、こちら側の要求を低くするよう心掛けるとよいでしょう。

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