左脳の働きと右脳の働きを鍛えるトレーニング法7選!脳の役割とは?
更新:2019.06.21
右脳の働きと左脳の働きはそれぞれ異なります。脳は鍛えることで、より多くのメリットが得られます。それぞれの役割は具体的に何か?右脳と左脳を鍛える方法にはどのようなものがあるのか?日常生活の中で簡単にできるトレーニング法7選を紹介します。
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INDEX
右脳の働き・左脳の働きについて
右脳派か左脳派かを調べる方法
右脳派か左脳派かを簡単にチェック!
- 両手の指を組んだとき上になる手をチェック
- 腕を組んだとき上になる腕をチェック
- 利き手がどちらかをチェック
手と脳はかなり密接な関係を持っており、それぞれ対角線上に結ばれた側同士の影響を受けます。そのため、右手と左脳、左手と右脳がそれぞれ連動していることとなります。これらより、一般的には右利きの方は左脳の働きが発達、左利きの方は右脳の働きが発達しているという事になるようです。
また、両手の指を組んだ時に左手が上になったら右脳の働きが発達しており、腕を組んだ時に左腕が上になっても右脳の働きが発達しているタイプになります。右手、右腕が上になったら左脳の働きが発達しているという理屈になりますが、必ずしも一概には決めつけられないようです。あくまでも参考程度です。
脳の働きの男女での違い
一般的に、男性は論理的に物事を考えるので左脳が発達、反対に女性は感覚・感情で物事を考える為、右脳の働きが発達しているという事になります。確かに男性と女性では考え方、捉え方が異なりますが、必ずしも男性は左脳、女性は右脳とは限りません。
男性でも感性に優れている人は、右脳の働きが発達していますし、女性でも論理的に物事を考える人は左脳の働きが発達していることになりますし、そういう人は大勢います。
脳の働きの大人と子供での違い
大人と子供の脳の働きの違いですが、子供は右脳の働きが発達しており、大人は左脳の働きが発達している傾向にあります。子供は発想が豊かで、感性に優れている特徴があります。成長するにつれ、論理的に物事を考える事を知り、左脳の働きが発達するようになります。
右脳の働きと役割は?
右脳の働きについて
右脳の働き一覧
- 喜怒哀楽等の感情を司る
- 感性を司る
- 直感力
- 空間認知能力に関係する
- イメージで物事を捉える
- 文系
右脳の働きは分かりやすく言えば文系・イメージするという印象が強いです。文系というのは、読書・音楽・絵など、見たり聞いたり読んだりする事で、感動したり、悲しんだり等、情緒を司る部分であります。また、直感力といったひらめきに関する役割も右脳が引き受けています。
右脳の働きが活発な人の特徴
右脳の働きが活発な人に当てはまるもの
- 喜怒哀楽がが豊かで感動しやすい
- 感性に長けている
- 直感が冴えている
- 空間認知に長けている
- 想像力が豊か
- 暗記能力に長けている
右脳の働きは、どちらかといえば、女性的なものに関係する役割を担うものが多いです。感情で動くといえば、女性の特徴ともいえ、何かを判断する際は、人の気持ち、自分の気持ちを優先している節があります。
左脳の働きと役割は?
左脳の働きについて
左脳の働き一覧
- 論理的・理論的思考
- 計算能力・数理的推理を受け持つ
- 冷静沈着な判断をする能力
- 理系
- 言語の認識を受け持つ
- データーで物事を捉える
左脳の働きは分かりやすく言えば理系・データーで判断するという印象が強いです。理系というのは、計算・分析・規則的など、何らかのルールに則って物事を分析、冷静な判断、筋道をきちんと立てて物事を述べるという部分を司ります。
左脳の役割というのは、感情うんぬんより、多くのエビデンスからデータを集計、分析した結果をそのままはじき出すという役割を担います。
左脳の働きが活発な人の特徴
右脳の働きが活発な人に当てはまるもの
- 冷静沈着・理論的
- 筋道立てて考える
- 客観的に物事を分析する
- 論理的で論破が得意
- 計算が得意
- 几帳面な傾向が強い
左脳の働きは、どちらかといえば、男性的なものに関係する役割を担うものが多いです。理屈で動くといえば、男性の特徴ともいえ、何かを判断する際は、エビデンス、集計したデータ、つまり事実だけを見て物事を判断しているいる節があります。
右脳の働きを鍛える効果とは?
直感が冴えてくる
右脳の働きを鍛える事で、まず直感が冴えてきます。危険を察知したり、どのような状況が想定されるかが瞬時に分かってきます。また、自分の中でベストな答えを導いていくことが出来ますので、より生き抜いていく力が培っていけます。著しく発達するとチャネリングができるようになるケースもあります。
イメージで物事を捉える事ができる
イメージで物事が捉えられるようになると、記憶力が数段良くなります。文字や数字で記憶していくより、はるかに脳に格納できる情報量が増えていきます。右脳の働きを鍛える事で、かなり生きていくのが楽になっていく事は間違いありません。
感情豊かになる
右脳を鍛える事により、喜怒哀楽が豊かになり、笑いたい時に笑い、泣きたい時に泣くという事が、自然にできるようになり、ストレスが蓄積しにくくなります。無理に自分の感情を押し殺す事もありませんので、自分に対して素直になっていきます。これで、かなり生きていくのには楽になります。
左脳の働きを鍛える効果とは?
頭の整理整頓ができる
左脳の働きを鍛える事で得られる効果ですが、まず頭の整理整頓が出来ますので、頭の中がすっきりします。考え込んで物事が進まないという事もありませんし、頭の整理整頓ができれば、物の整理整頓もでき、人に何かを伝える際に、整理して順序良く説明する事がたやすくなります。
仕事の効率が上がる
左脳の働きを良くする事で、仕事面でも大きな効果が期待されます。頭の整理整頓ができ、ToDoリストが作成しやすくなり、物事の優先順位も自ずと分かってきます。そうなると、段取り力が身につき、手際良く、効率良く仕事を進める事が出来ますので、無駄な労力と時間を失う事が無くなります。
分かりやすく人に説明ができる
人に対して分かりやすく説明するという事は、仕事においても、家庭においても非常に重要な要素です。分かりやすく人に説明する事で、仕事の能率も高まりますし、周りも仕事がしやすくなります。仕事ができる人の共通点としても、この分かりやすく説明できるというのは必ず上がります。
右脳の働きを鍛えるトレーニング法7選
【トレーニング法7選・その1】読書と映画
読書は情緒を発達させるのに最も効果的な方法です。言葉も覚えられますし、同時に左脳の働きも発達します。活字が苦手という人は、映画を見る事をお勧めします。映画は読書のようにストーリーを文字だけではなく、映像として捉える為、感情移入しやすく、右脳の働きが良くなります。
【トレーニング法7選・その2】算盤
何故算盤が右脳の働きを鍛えるのに効果的かと疑問に思うかもしれませんが、算盤というのは、頭の中でイメージしながら計算するため、直感力を発達させる事が出来ます。直感力が冴えると、脳にインプットされた膨大な情報を掛け合わせ、まるで化学反応のような思いがけない発想を引き出してくれるのです。
【トレーニング法7選・その3】音楽を聴く
音楽を聴く事で、頭の中がリラックスします。リラックスするという事は、情緒が安定してきます。また、脳がリラックスする事で、良質な睡眠が取れやすくなり、直感力・想像力とも発達しやすくなります。脳を鍛えるだけではなく、同時にリラックスできる音楽鑑賞はとてもおすすめできる方法といえます。
【トレーニング法7選・その4】絵画観賞
右脳の役割は、物事をイメージ、画像で捉えるというものです。多くの絵、景色をインプットする事で、より想像力が高まりますし、何かの事象を見たり感じたりする際、より鮮明に頭の中に記憶していくことが出来ます。更に、格納した画像データを元に、更に自分なりの発想が展開されやすくなります。
【トレーニング法7選・その5】社会経験
右脳を鍛えるのに効果的な方法として、色々な事を経験するというのが挙げられます。経験というのは、五感を駆使して体感するわけですので、より頭の中に強くイメージを残していくことが出来ます。その経験がどのようなものであっても、喜怒哀楽と言った感情を豊かにさせる事には変わりありません。
【トレーニング法7選・その6】100マス計算
これは0から9までの数字を縦と横にそれぞれ並べて書き、それぞれ混じり合う同士の数字を足していくというものです。数字を0から9、縦横に書き、升目のように線を引くと10×10で100マスになります。100通りの計算ができ、瞬時に計算していくことで直感力を養っていくことが出来ます。
【トレーニング法7選・その7】パズルをする
右脳を鍛える方法として、最も有効的なのが、バズルをするという方法です。特に積み木やブロックを組み合わせていく類いのパズルは右脳の働きをより活性化させる事が出来ます。似たようなもので、プラモデルを組み立てるというのも遊びながらトレーニングできるので非常にお勧めです。
左脳の働きを鍛えるトレーニング法7選
【トレーニング法7選・その1】日記を書く
日記を書くという事は、その日の出来事を思い出しながら、かつ整理しながら書いていく必要があります。ある程度、時系列も頭に入れて置かなければなりません。これを毎日続けていくことで、徐々に論理的に順序良く話を進めていくという能力が養われていくのです。
【トレーニング法7選・その2】音楽を聴く
音楽を聴く事は右脳を鍛える為のトレーニングと思うかもしれません。ところが、音楽は聴く事でリラックスでき、脳全体の働きを良くさせる効果もあります。ゆえに、右脳のみならず、左脳の働きも良くなっていくのです。頭も冴えてきますので、より論理的に物事を考えていくことが出来ます。
【トレーニング法7選・その3】プログラミングをする
プログラミングとは、パソコンに処理内容を指示する際に数字やアルファベットをかけ合わせした言語というものを使って、指示書をつくり上げていくものです。これを作るには、どこに何の指示を投入しなければならないか、きちんと理解しておかなければならず、嫌でも論理的に物事を考えられるようになります。
【トレーニング法7選・その4】数学の問題を解く
特に図形問題、文章題等の数学の問題は、左脳の働きを良くさせてくれます。方程式を使って、計算を重ね、数字で物事を証明するわけですので、嫌でも論理的に物事を考えていくという発想が構築されていきます。また、計算能力も高まり、これを習慣づける事で物忘れ防止にもなっていくのです。
【トレーニング法7選・その5】論文を読む
右脳の働きを良くしたいのであれば、読書をするのが効果的ですが、論文を読む事で、左脳の働きが良くなっていきます。まず、文章の構成を見ていくと、物事を分かりやすく、順序良く筋道を立てて述べています。論文を読んでいくことで、論理的に話をするという事がどのような事か理解できます。
【トレーニング法7選・その6】料理をする
料理は、手際良く行わなければならない為、料理をする習慣を身につける事で、物事を合理的、かつ論理的に順序良く考えていくことが出来ます。食材選び、食材の下処理の手順、複数のメニューを限られた時間でどう進めていくのかを体で覚えていくことが出来ます。
【トレーニング法7選・その7】整理整頓をする
整理整頓も料理と同じで、物事を合理的にかつ段取り良く進めていくことが出来ます。どこに何を収納したら、普段の生活において不便が無いか、何が必要で何が不要かを嫌でも頭の中で仕分けをしていきますので、十分左脳の働きを鍛えていくトレーニングになるのです。
左脳の働きと右脳の働き・まとめ
左脳と右脳の働きは両方鍛える必要がある
左脳と右脳は、それぞれ脳のパーツとしては別々に扱われてしまいますが、左脳と右脳は全くの別物ではなく、その働きは連動していると言っても過言ではありません。右脳ばかりを鍛えても、左脳ばかりを鍛えてもいけません。右脳が働く人は、左脳を鍛え、両方共同じように活性化させる必要があるのです。
トレーニングを日常生活の中で取り込んでいく
左脳の働きを良くするトレーニング、右脳の働きを良くするトレーニングは、意外にも日常生活で何気なくしている行動の範囲内で実践する事が十分に可能です。1つでも良いですので、少しずつ紹介したトレーニングを実践していくことで、より仕事や生活面において楽に過ごしていくことができるのです。
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