自己評価シートの例文、書き方で人事選考が決まる!目標を達成しよう
更新:2019.06.21
自己評価シートの書き方に困った人も多いはず。そこで例文をご紹介します。あなたが目標とする部署は何処でしょうか?人事選考も左右する自己評価。上手に書ければあなたの夢も叶うかもしれません。自己評価シートを上手く書いて楽しい職場にしましょう!
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INDEX
自己評価シートの書き方と例文
自己評価シートとは
現在、多くの企業が取り入れていることの多い自己評価シート。自己評価を適切に執り行っていれば、スキルアップしようとしていても、レベルを上げようと思っても、いま自分がどの当たりにいるのか、自分の位置を知ることも重要です。そういった意味で自己評価シートはあります。
自己評価シートの書き方のポイントと例文
自己評価といってもどのような事を書いてよいかわからないという意見も多いです。適当で・・といっても人事選考に影響があると聞けばしっかりと自分をアピールしなければなりません。後程詳しく、書き方と例文をご紹介していきます。
自己評価シートを取り入れることのメリット
自己評価シートがあるから、目標に向かって努力する
仕事に対して明確な目標を持つことが大事です。会社にとっては大きな目標があるでしょうが、その会社の大きな目標を手伝うことが出来るように、個人でも目標を持って努力します。
自己評価シートが仕事の効率を上げる
自己評価シートは、その目標に対して、どのような段取り、手順を踏んだかそして結果、どのような成功と会社に対して功績を残したかを記入するものになります。ちゃんと段取りと手順を考えないと自己評価シートは書けないということになります。自己評価シートは仕事の効率を上げてくれます。
自己評価シートで、緊張感とモチベーションが上がる
自己評価シートが仕事の見張り番にもなりますし、自己評価シートがあるおかげで、社員一人一人が仕事の効率を考えるようになるので、仕事の効率も上がっていきます。
もし、この社員があまり良い結果を残していなくとも、仕事に対する段取り、手順が完璧であったならば、それは評価の対象となるでしょう。たまたま結果だけがついてこなかっただけです。結果も悪ければ段取り・手順も悪ければ評価の対象とはなりません。この様に、社員の適正な人事選考にも役立ちます。
自己評価シートが人事選考にかかるポイント
目標との比較で行われる人事選考
上記でも述べましたが、目標に対する達成度が人事選考に大きく係わってきます。目標に対する達成度が高ければ高いほど会社に対する貢献度が高いということになりますので、評価は高くなります。
部署内で比較され行われる人事選考
部署内であれば、皆、同じ仕事をしています。その中であればどれくらい、その人が秀でているかすぐにわかります。さらに、日頃の職場内での生活態度なども評価の対象となります。それらの事と、自己評価シートとを総合的に評価されます。
自己評価シートを見た上司の判断による人事選考
そして、最終的に自己評価シートを見た上司が判断していきます。自己評価シートを見て、その内容があまりにも本人とかけ離れているならば、低い評価となるでしょう。的確に自己評価ができていれば、評価もアップするでしょう。
自己評価シートの書き方のポイント
まずは評価期間の確認を
まずは、評価の期間を確認しましょう。ここで間違うとその後の評価が綺麗にかけていても、全く意味がありません。答えがあるのにそれを間違うということ上司から全く評価を受ける事ができません。
自己評価シートは何のために書くのか理解しよう
その書いた内容が適切で評価されれば、昇進する可能性も出てきますし、昇給もされるかもしれません。あなたの会社内での今後を左右する報告書となる訳です。されに、賞与にも係わってきます。ボーナスが上がるということです。どちらにしろ、大きな問題だということがわかりました。
どのような仕事をしたか。どのような成果を残したか。
まずは、自己評価シートを書く期間内にあなたはどれだけの仕事をしたかをメモ形式で書きだしていきましょう。その中で、成果と行動とに分けていきましょう。書き出してみると、自信を持って行動したことや、自信を持って成果を残したものなどが客観的に見えてくるのではないでしょうか。
自信を持って上司に報告できる評価を書く
上記で振り分けた事を書いていきますが、まずは自信を持って報告できる評価を書きましょう。しっかりと自信を持ってやってきたことならば、しっかりとした文章が書けるはずです。真実の文章であれば他人にも伝わります。
自信を持って報告できる失敗を書きましょう。
成功ばかり書いていてもいけません。なぜならば失敗しない人はいないからです。そして、失敗から成功は生まれることもありますし、失敗からこそアイディアが生まれるものでもあります。上記に書いた自信があるからこそ失敗も本物となります。自信がある失敗を書きましょう。
一番重要なのは、自分が決めた「目標」!
一年間の決めた目標となるものを定めましたか
一番重要な事は「目標」を覚えてますか?年度初めに目標を定めましたか?目標とは業種で呼び方が変わるかもしれません。営業職では「目標」事務職なら「目標」もしくは「課題」になると思います。技術職なら、「技術の成長」や「会社への貢献度」でしょうか。目標が定まっていないと書いているうちに内容がぶれてしまいます
自己評価シートの業種別の例文
自己評価シートがどのようなものか理解できましたか?
さて、自己評価シートの書き方のポイントは理解できたでしょうか?おぼろげながらも、自己評価のやり方がわかったと思いますが、次は具体的に職種別で例文をまとめてみましたので見ていきましょう。
①自己評価の例文:専門職・技術職(広告業種の場合)
専門職・技術職の特徴
専門職・技術職は単独で仕事をこなす職種と、チームワークで仕事をこなす職種とあると思います。単独で仕事をこなす場合は、同僚との差が明確に表れることでしょう。
チームワークで行っている場合は、表で働く人、裏で支える人と様々です。自己評価シートの書き方ですが、チームワークのことも忘れないようにしましょう。専門職・技術職の例文を見ていきましょう。
専門職・技術職の良い例文
本来は、女性をターゲットにした広告のデザインだったが、男性からの支持もあるとの話を聞き、一から口コミ・アンケートを取り、男性からの需要が見込められそうだったので、男性向けにも同じデザインで広告を開始。男性の支持が◯%を合わせ+◯%は良い結果に終わったと思う。
専門職・技術職の悪い例文
女性をターゲットにした広告だったが、男性にもウケが良いということを耳にしたので、男性向けも同じデザインで広告を開始。頑張ったおかげで男性分が+になって、去年より売り上げが伸びました。
POINT
専門職・技術職の悪い例文
明確な数字が記載されていない為、上司に正確に成果が報告できていない。
②自己評価の例文:営業職
営業職の特徴
営業職は、仲間の力を借りることはありますが、ほとんどが一人でノルマをこなしていきます。そして達成するノルマが明確であるために、目標が定まっています。
目標を達成した場合は自己評価シートも書きやすいが、目標を達成していないと、自己評価シートを書き方がが難しくなります。営業職の良い例文、悪い例文を見ていきましょう。
営業職の良い例文
今年度は120%の成績を上げることができた。これは、営業6課のチームワークが実った形となった。毎朝の朝礼からコミュニケーションを取り、朝礼後には情報の共有をし、足りない情報はお互いに支えあってきた結果が、大きく現れました。この結果と共に顧客満足度も伸びているところが次年に期待が持てます。
営業職の悪い例文
本年は前年と比べて大きく成長した年であった。その理由は前年よりも多くの契約を取れた事。営業職は一人で行うものであり、自分の力が大きく評価された。クレームも少ない事も、私の力の大きさだと考えます。
POINT
営業職の悪い例文
営業職は一人で営業に出かけることは多いが、自分の力を過信しすぎ。
③自己評価の例文:事務職
事務職の特徴
事務職は目標を立てることがとても難しく、自己評価シートを書き方は非常に難しいです。目標を立てるとすれば、一つ一つの事務職のミスを減らし、スピードと安定度を上げること、お客様への対応の良さも取り入れると良いでしょう。
事務職の良い例文
毎年の目標をミスを減らすことを心がけており、本年は「入力ミス0」を心がけました。自分の入力ミスが起こりやすい数字や文字を調査し、ミスが起こりやすいパターンも分析。そのことによりミスを減らすことに成功したが、ミス0には至りませんでした。しかし、ミスが減った事により、スピードアップは実感しています。
事務職の悪い例文
いつもと変わらず、事務職に邁進しています。入力ミスや計算ミスを指摘されるたびに改善していますので、少しずつミスを減らすことはできています。これからも与えられた業務をこなしていけるように努力します。
POINT
事務職の悪い例文
与えられた仕事しかしていない印象しかない。
④自己評価の例文:サービス業
サービス業の特徴
サービス業は常にお客様目線でなければなりません。集客や、利益の事だけを考えすぎるとお客様目線がおろそかになってしまいます。お客様目線を忘れずにお客様満足度を上げながら集客と利益を求める書き方が良いでしょう。サービス業の良い例文と悪い例文を見ていきましょう。
サービス業の良い例文
本年の目標は、「お客様が入りやすいお店作り」を追求しました。まずは、毎朝の入り口の掃除、外から見た時の店内の明るさ、入店されたときの挨拶、お席への誘導。特に外から見た時の店内の雰囲気つくりを心がけました。結果前年比105%の集客アップにつながりましたが、利益は前年比と変わらず、次年の課題となります。
サービス業の悪い例文
来てくれたお客様に、毎日同じサービスが出来るように心がけています。しかし、お客様はいつも違うので、同じサービスには限界があると思っています。もっとサービスをマニュアル化し、働きやすい環境に変えていけるように努力します。
POINT
サービス業の悪い例文
働きやすい環境を作るのは良いが、目線が自分になっていて、お客様目線ではない。
⑤自己評価の例文:製造職
製造職の特徴
製造職の特徴は品物をいかに早く作るか・正確に作るか・従業員は安全に働いているか・日々、技術を磨いているかがポイントとなってきます。書き方はこの4点をまとめることがよいでしょう。製造職の良い文例と悪い文例を見ていきましょう。
製造職の良い例文
本年は、〇商品の製造率の向上を目標にしました。製造過程を見直し、工程の無駄を省くことで前年比110%の製造に成功し、さらには製造工程の無駄を省くことで5%のコストダウンにも成功。その中で事故0も達成できたことは、大きな評価となりました。
製造職の悪い例文
作業率の向上の為に、とりあえず無駄と思われるところを、無くしていきました。時には無くして初めて必要と気付く部分もあり勉強になりました。とにかくやってみることで無駄を発見していこうと思います。
POINT
製造職の悪い例文
何も考えずに工程を無くすと、安全・安心な製品がおろそかになる。そしてそれこそが無駄。
⑥自己評価の例文:保育士職
保育士職の特徴
保育士職の特徴は、いつもの日常の中で子供たちは想像しない行動に出たりします。その中で子供の事故のない環境づくりは非常に難しいものであり、日々の観察と経験が重要となります。
書き方のポイントはそのような経験と事故のない環境づくり・保護者との円滑な関係が出来ている所などがアピールできると良いでしょう。保育士職の良い例文と悪い例文を見ていきましょう
保育士職の良い例文
今年の目標は園外でのトラブル0を目標にしました。子供たちと散歩に園外にでた場合、経験上、子供たちは興味を持ったものに急に走り出します。子供たちの正確の特徴を押さえ、興味を持ちそうなものがあった場合は特に注意するように心がけた所、園外の事故0を達成。さらに子供たちの教育にも貢献できました。
保育職の悪い例文
本年は子供たちの事故がないように出来るだけ園外に出ることを取りやめにしました。その努力により、園外での事故0を達成。保護者からはもっと園外での経験をと求められますが、事故を理由に園外でのお出かけはしないと説得を続けています。
POINT
保育士職の悪い例文
子供の教育・知識の幅は広がらないし、保護者とも円滑な関係とならない。
例文に頼り過ぎず、自分の言葉で記入しよう。
自分の言葉だからこそチャンスが生まれる
様々な例文を見てきましたが、やはり頼りになるのは「自分の言葉」になります。自分が目標を立てて、それに向かい段取りを組み、経験を重ね、失敗成功を繰り返したからこそ、内容がある自己評価が書けます。例文は参考に自分の言葉で書きましょう。
まとめ
いかがでしたか?企業で年度末にある自己評価シートの書き方や、例文をまとめてみました。人事選考にも大きな影響がある自己評価シート。上手にかけるとあなたの評価も上がり、昇給や出世もできるかもしれません。嘘はいけませんが、参考にして自己評価シートを上手に書いてください。
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