客観的な人の視点とは?主観的な人との違い5選~あなたはどっち~
更新:2019.06.21
客観的な視点とは何なのでしょう。自分では客観的だと思っていても、実は主観的な意見ばかりを行っていたということもあり得ます。今回は誰が見てもすぐに分かる客観的な人と主観的な人との違いを5つに絞ってみていきましょう。一体貴方はどちらでしょうか。
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INDEX
客観的な人の視点とは?特徴から分析
客観的な人と主観的な人の特徴を徹底分析
よく聞く客観的な意見、及びそんな視点を持った人とはどんなことを指すのでしょうか?何となく友人たちが使っていて分かった気になっていませんか。この記事ではそんな客観的とはどんなことなのか、反対語である主観的と比較しながら特徴などを紹介していきます。
是非自分はどのタイプなのか。周りの人はどうなのか。そしてどちらの方がいいのかなどを考えながら見て見てください。もしかしたら自分は客観的と思ったけど、主観的な人に当てはまってしまうかもしれませんよ。
客観的、主観的?それぞれの視点とは?辞書的意味
客観的とは
まず客観的視点とはどんなことをいうのでしょうか。手軽にそれは客観的視点だと言われても、本当はどのようなことなのか正式な意味を確認しておかなけば理解していることにはならないでしょう。辞書などで引くと、以下のように書かれています。
客観的の意味
- 特定の立場に捕らわれずに物事を考える様子
- 主観を離れて、独立に存在すること
簡単に言うと、他の意見を集めて方向を作っていくことを指します。みんなの意見を聞いて、自分、もしくは会社などが進む方向を決めていくので安心感があるとともに民主主義の基本とも言える形になるでしょう。
その一方で、自分自身の意見がないため最初に主観的なぶれない部分を持っていないと、流されてしまう視点でもあるでしょう。実は客観的な意見視点を持っているからと言っていい部分ばかりではないのです。
主観的とは
ではその反対の主観的視点とはどのようなものをいうのでしょうか。客観的とは反対に良くないものだと言われていますが、果たしてそうなのでしょうか。これもまた辞書などでひいてみると、以下のように書かれています。
主観的の意味
- 自分1人の見方・感じ方によっていること
- 判断などが個々の心理的価値感によっていること
つまり、自分の意見が絶対のものとしてある様子です。周囲を見渡してみるとやけに頑固だったり、こうと決めたら動かない人はいるのではないでしょうか。その人は主観的な視点を自分の中で持っていることが多いでしょう。
人の意見に左右されずに自分の持つ視点をぶれずに持つということは大事ですし、格好良く見えるでしょう。しかし、逆に言うと客観的な視点を取り入れずにいるということなので意見が偏りがちになってしまうことがあり得ます。
客観的な人と主観的な人の違い5選
①:考え始めるところ
では客観的な人と主観的な人ではどのような視点や特徴が違うのでしょうか。5段階に分けて見ていきましょう。まずは客観的と主観的ではそもそも考え始めるところから違います。客観的な視点の人はまず議題や考えていることがあった場合、自分以外の人がどう思っているかを考える傾向があります。
そのため、インターネットなどで自分と他の意見の食い違いや特徴などを調べ始めます。間違っていたら?という不安をじっくり取り除いていけますね。
その一方で主観的な視点の人はもうすでに自分がどうしたいかを決めたら、実行に動き始めるでしょう。それが絶対の意見で正しいと感じていることが多いのだからやはりスタートの段階で、スピード感があるところが利点です。
②:意見の取り入れ方
さて周りから違う視点で意見を言われたらどうでしょうか。まず客観的な視点を持つ人の場合、これは複数の意見を取り込むことを自分の中に組み込んでいるので、沢山の考え方を取り込んでいけるでしょう。たとえ自分の考え方と違っていても柔軟に対応することが出来る可能性があるのも、客観的な人が持つ特徴の1つです。
では主観的な人の場合。これは自分の意見が絶対的中心にある場合が多いので、他の意見を聞くことはするでしょうが、それはあくまで参考程度にしてしまうことが多いです。主観的な視点の人の1番の特徴はこの部分にあると言っても過言でもないでしょう。
③:データ収集力
より多くの意見を実際に集められる視点はどちらなのでしょう。まず客観的な視点の持ち主ですが、人の意見を集めるのに長けています。逆に言えばそれは多数の意見を取り込まなければ、目的地である意見を構築できないということ。
よって多くの意見を収集するために数多くのデータを参考にしていきます。客観的な視点を持つ人がデータ収集力があるのはこういうわけですね。
その一方で主観的な人とはあくまで自分の意見が主体となっているので、どちらかというと自分のものが正しいという確認のためにデータ収集を行うことが多いでしょう。収集力自体には差はないようですが他者の意見を収集するか、自分の意見を確認するかの違いがありますね。
④:説明力
ビジネスや自社の会議などでは客観的な視点、主観的な視点がその人にはっきり出てしまうでしょう。一件会議などの場面では客観的な視点が求められます。たくさんの人物が意見を言い合う会議ではそれを総合的に判断し集約して1つの意見として説明することが求められるからです。
しかし、しっかり纏められる人物でなければそのままいたずらに会議や議論を長引かせる結果になってしまいます。そこで主観的な視点な人の登場です。
主観的な意見を持っていると議論に1本の芯を立てることが出来るので、会議などには主観的な人は欠かせない存在でもあります。おまけに自分自信から生まれた意見なので詳しく説明や解説ができるでしょう。
⑤:結論
基本的にうまく客観的な視点と、主観的な視点が合わさって意見がまとまればそれは素晴らしいものですが結論がすべて同じになるとは限りません。基本、主観的な視点の人は自分が考えた意見がより強固なものに。そして客観的な視点の人は周りの人の意見を取り込んで総合的なものを導き出します。
つまりたどり着く結論はどちらも比較すると違ったものになるでしょう。そしてこの5つのポイントから分かるように、1番は客観的な人は主観的とはどういうことなのか、主観的な人は客観的とはどういうことなのかを知り理解していくことでしょう。
POINT
客観的な人と主観的な人の違いのポイント
客観的は基本周り視点が中心。主観的な人は基本自分視点が中心
客観的な人のメリット・デメリット
メリット:たくさんの考えを取り込める
では客観的な視点をどんなメリットがあるのでしょうか。それは自分では考えもつかなかった意見や、他の人が考えていることを知ることで柔軟な考えにたどり着くことが出来る部分です。
柔軟な意見を持っている人は理解ある人と見られたくさんの人と付き合うことが出来ます。交友が広がり、さらに経験も広げることが出来るでしょう。
デメリット:纏められずにいると、自分がなくなってしまう
その反面、客観的な視点には意見全体を纏める力が求められます。所謂優柔不断だと、意見だけがどんどん増えていき混乱してしまうでしょう。結局自分の意見としてまとまらず何も結論が導かれないままにならないように、しっかりと集約力が求められます。
POINT
客観的な人まとめ
優柔不断にならなければ、交流関係が広くみんなを導くリーダーになれる
主観的な人のメリット・デメリット
メリット:自分の意見をしっかり持てる
主観的な視点を持っている人はまず1番に出てくる利点としてぶれない考えをもっているということでしょう。自分自身の考えを持っていれば、あとはそれに向かって進むだけですし、余計な意見を取りいれなくていいのは無心になってそこに集中できるということです。
作業効率もいいですし、考えがまとまるのが早いので何に対しても先んじて行動しそれを継続して続けられるというメリットがあります。
デメリット:他者の意見を聞かずに自分で突っ走ってしまう
しかし、主観的な意見が正しいものだった場合いいですが、それが間違ったものだった場合、間違えたまま誰にも指摘されずに突っ走ってしまうことになります。仮に注意されたとしても主観的な人は自分の意見を曲げることはあまりないでしょう。
そしてそれが取り返しのつかない結果に繋がってしまうことも十分にあり得ます。なので、主観的な人にも客観的な視点を持つことが重要になってくるのです。
POINT
主観的な人まとめ
我が道を行くクールな人。しかし間違えたときのデメリットがあまりにでかい
客観的視点を手に入れるためには
自分自身を見つめなおしてみる
ここまで見てきて、なんだか自分は客観的な視点ではないのではないかと考えた方も大丈夫です。主観的な人でもそのからくりを知れば簡単に客観的な視点を手に入れることが出来るのです。まずは自分がどんな視点で物事を見ているのか自分自身で考えてみましょう。
自分の意見を強引に押し通していないか。相手のことを考えて、複数の面から考えを拾ってこれているか。そう、これを考えていることによってもう客観的な視点になり始めているのです。
他の意見を収集してみる
データ収集では自分の意見に似たものではなく、自分とは真逆の意見だったり異なる意見も参考にしてみましょう。一見これは違うだろうと考えるかもしれません。ですが、そんな人の意見こそ自分にはない部分。
騙されたと思って、自分の意見とどこがどう違うのかを離れた位置から見て見ましょう。それにより今まで考え付かなかった打開策が見つかるかもしれません。
普通の人ならどう考えるかを考える
自分の考えだけではなく、普通の人、つまり他人だったらどう考えるのかを考えてみましょう。それが自分の友人、会社の同僚、両親、部下、上司などでも大丈夫です。自分自身の考えを絶対だと思わずに、別の人ならどう考えるかということ自体を考えるのが客観的な視点を持つうえでの第一歩でもあるのです。
POINT
客観的な視点を持つためには
自分自身の意見の中に他の意見で肉付けするようにしましょう
客観的な人の視点を動画や本で確認
客観的とは何なのか動画で分かりやすく解説
文章だけでは分かりにくいと思いますので、動画などでも客観的な意見の持ち方を確認しておきましょう。こちらの動画では自分自身を客観的にみる方法を紹介しています。客観的な視点を持つうえで参考になるはずです。
客観的な人の傾向を本で確認
また身近な本などでも客観的な視点の持ち方を確認することが出来ます。本など読んでも変わらないと考えている人はそこでもう客観的な考えからずれ始めているでしょう。本は客観的な視点をする上で、一番身近でやりやすい方法なのです。
うまくいっている人の考え方
- 著者:ジェリー・ミンチントン
- 価格:1080円(Kindle版だとさらにお得)
- 特徴:ずっと読まれ続けている名作
こちらの本はずっと長く愛読されている本でアメリカの自己啓発作家、ジェリー・ミンチントンにより書かれたものです。客観的、主観的両方の考え方をうまく簡単な言葉で纏めているので読みやすいでしょう。
【まとめ】人は客観的視点にも主観的視点にもなれる
客観的視点の人と主観的な視点の人それぞれの違いを説明してきましたが、実は人間はどちらの視点にも立つことが出来ます。どちらがいいとは一概には言えませんが、自分は主観的にものを見ているのではないかと考えている人の方が多いでしょう。
というのも、世間では客観的な意見を注視するからです。しかし、主観的な視点を持つことも必要。よってどちらの視点も分かったうえでそれを生かす視点の持ち方が最終的に必要になってきます。2つの視点を理解したうえで、より柔軟で真の通った意見を持てるようにしましょう。
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