ファンデーションはピンク?オークル?失敗しない自分専用ファンデの選び方とは
更新:2021.05.14
自分の肌に合うファンデーションを使っていますか?ピンクやオークルなど、一口にファンデーションといってもカラーはさまざま。もしかしたらそのファンデーションの色、くすんだ肌色を作る原因になっているかもしれません。あなたの肌の魅力を最大限に引き出すファンデーションの選び方をお教えします。
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INDEX
ファンデーションを選ぶ前に、自分の肌の色を知ろう
肌色はどうやって診断する?
一般的に肌色は「ブルーベース」と「イエローベース」の2つで分けられます。多くの人は、ピンクっぽい色白ならブルーベース、黄色みのある肌で色黒ならイエローベースだと判断しているのではないでしょうか?このように単純に肌色を判断するのはNG。
季節によっては日焼けして本来の肌の色が失われている場合がありますし、その日の体調によってお肌の色は微妙に変化します。しっかりと肌色を判断したいのなら、パーソナルカラー診断を受けるのがおすすめですが、セルフで手軽に肌色を診断するにはどのようにしたら良いのでしょうか。
セルフで肌色をチェックするなら、内側の手首部分に浮き出ている血管の色が緑色ならイエローベース、青色や赤色ならブルーベースのお肌と判断するのが一番有力とされていますので、ぜひ試してみてください
ブルーベース
ブルーベースのお肌の人は、全体的にピンクがかった肌色で、色白に分類されることが多いです。唇の色は血色の良いピンクまたは赤色の人が多く、日焼けをすると肌が赤くなりやすいのが特徴。
肌の色が白い分、服は色がはっきりとしたビビットカラーが似合い、髪は黒色でも重たい印象になりません。メイクもピンクカラーのアイテムがマッチして、かわいげのある女の子らしい仕上がりに。透明感のあるブルーベースのお肌は、多くの女性が憧れる肌色ですよね。
ファンデーションはオークルよりもピンク系の方が肌なじみがよく、似合います。透明感のあるお肌が演出しやすいのも魅力。日本人は黄色人種ですので、ピンクが似合うブルーベースのお肌を持つ人はほとんどいないとされています。
イエローベース
対してイエローベースのお肌は、元気がよい、明るいといった印象を持ちやすいカラー。ほとんどの日本人はイエローベースのお肌といっても問題ないでしょう。
ファンデーションはピンクよりもオークル系のカラーが肌に馴染みます。ピンク系のファンデーションはかえってお肌をくすませたり、肌色が浮いてしまう可能性がありますので注意してください。メイクはファンデーションと肌色に合わせて、オレンジやベージュ系のカラーを取り入れるとヌーディーに仕上がりますよ。
ピンク?オークル?あなたに合う本当のファンデーションの選び方
顔と首の境目に合わせて色を選ぼう
ドラッグストアで手の甲にファンデーションを塗ってみたらキレイに馴染んだのに、家に帰って顔にきちんと塗ってみたらなんだかファンデーションが浮いて見える…。そんな経験はありませんか?人の肌は日焼けなどの影響で、体の部分ごとで色が全く異なるのです。
ファンデーションの選び方のコツは、輪郭に合わせて色を選ぶこと。ファンデーションと合わせるべき肌色は、顔でも首でも手でもなく、顔と首の境目、つまりフェイスラインなのです。丁度顔から首にかけて色が変わる部分にあたるフェイスラインに馴染む色を選ぶことで、顔から首にかけての肌色がキレイに整うのです。
明るいところでファンデーションを付けてみて
ファンデーションを購入する前には、必ず明るい場所で一度ファンデーションをつけてみましょう。手の甲などにのばしてテクスチャーを確認したら、少しだけ輪郭の部分にファンデーションを塗り込んであげてください。明るい場所で見て、不自然でなければそのファンデーションはあなたに合う色ということになります。
明るい場所でメイクをするのは、ファンデーションの厚塗りや色ムラを防ぐためにも大切です。特にイエローベースの肌色の人がピンク系のファンデーションを厚塗りしてしまうと顔だけ浮いてしまうので、明るい場所で肌に馴染む色をチョイスするようにしましょう。
成分にも注目を
自分の肌色がブルーベースかイエローベースか分かったら、ピンク系、オークル系のファンデーションの中から特に自分に似合う色を探し出しますが、ファンデーションの選び方のポイントとして、ぜひ成分にも注目してみてください。
毎日使うファンデーションはお肌に長時間、直に触れるため、肌荒れの原因に直結しやすいのです。今はお肌に優しいミネラル成分配合のファンデーションも数多く登場していますので、ぜひチェックをしてみてくださいね。
合わせて、紫外線対策をしてくれるファンデーションも多く登場しています。夏場は日焼け止めを塗りますが、秋冬のシーズンは積極的な対策を怠りがち。日差しが弱い秋冬シーズンでも、SPF30・PA+++などUVカット効果のあるファンデーションを使えば、日常的な紫外線をカットしてくれますよ。
迷ったらBAにアドバイスをもらおう
どうしてもファンデーションの選び方がわからない、自分に合う色が見つけられないという人は、BA(ビューティーアドバイザー)にアドバイスをもらうのもおすすめです。
BAさんはコスメに関する知識も経験も豊富ですので、服装や肌の質感、なりたいお肌の要望に合わせたあなたにぴったりのファンデーションを提案してくれるはず。
普段のメイクのまま相談に行けば、ただファンデーションを選んでもらうだけでなく、よりメイクアップが上達するアドバイスや似合うメイクの提案も受けることができます。
ピンクやオークルだけじゃない!ファンデーションのタイプで使い分ける
リキッドファンデーション
ファンデーションの選び方のひとつに、テクスチャータイプで選ぶという方法があります。まずはリキッドファンデーションのポイントからご紹介。リキッドファンデーションは、カバー力が高いのがポイント。また、みずみずしいつけ心地が特徴です。
お肌にファンデーションがぴたっと密着してくれるので化粧崩れもおきにくいですが、ファンデーションがよれてしまった時に化粧直ししにくいというデメリットもあります。また、クレンジングも念入りに行なわないときれいに落ちないというデメリットも。
リキッドファンデーションのなかにもテクスチャーがどろっとした重たいものから乳液のような軽いものまでさまざまですが、油分が含まれているため乾燥肌の人におすすめです。朝の洗顔、保湿をしてからリキッドファンデーションを使って上からお肌の水分に蓋をするという使い方をしている人も多いようです。
パウダーファンデーション
パウダーファンデーションは固形タイプ、粉状タイプに分けられます。どちらもつけ心地は同じで、軽くさらっとしています。お肌の表面を優しくカバーしてくれるので肌への負担はリキッドファンデーションよりも少ないですが、その分カバー力は低め。重ねればカバー力はアップしますが、厚塗りの原因になってしまいます。
粉状、固形タイプともに、油分・水分量が少ないためオイリー肌の人におすすめです。また、パフですぐに塗ることができるお手軽さも特徴。ポーチに常備しておけば、午後のメイク直しもささっとできます。
また、パウダーファンデーションの魅力はお肌のテカリを一瞬で抑えてくれること。小鼻などの毛穴の開きも細かな粒子がカバーし、マット・セミマットのお肌を作り出してくれます。
クッションファンデーション
韓国から登場し、今や世界的なブランドからも続々新作が登場している注目のクッションファンデーション。リキッドファンデーションのしっとり感とパウダーファンデーションのさらっと感を併せ持ったファンデーションとして、多くの女性から支持を集めています。
最大の特徴は、化粧下地がいらないということ。クッションファンデーションの多くはファンデーションとしての役割だけでなく、化粧下地やスキンケアまでかなうとしていますので、化粧水で保湿をしたらそのままクッションファンデーションをつければ、一気に潤いのあるツヤ肌へと導いてくれますよ。
肌質はあまり問いませんが、やや乾燥肌の人向け。ただ、多くのブランドから登場しているだけあって、中にはカバー力が低いものやヨレやすいものもありますので、値段やブランドを確かめて、自分に合ったクッションファンデーションを見つけてください。
ピンクやブルー…コントロールカラーってどう使うの?
肌の赤みやニキビ跡を隠す
ファンデーションを塗る前にぜひ使ってほしいのが「コントロールカラー」。ピンク、イエロー、パープル、ブルー、グリーンの5色が基本ですが、それぞれどんな役割があるのかご存知ですか?
グリーンは肌の赤み、ニキビ跡をカバーしてくれます。赤ら顔さんにもおすすめです。が、グリーンカラーは顔全体に塗ると真っ白になってしまうので、赤みが気になる部分にだけ使いましょう。
グリーンカラーが肌に馴染まない場合は、イエローベースのお肌の可能性があります。その時はイエローのコントロールカラーを使うと、肌の赤みが気にならなくなるかもしれませんよ。
肌の色を均一に見せる
肌の色ムラをカバーしたいなら、ピンク、イエロー、ブルーのコントロールカラーがおすすめ。ピンクは肌トーンを均一にしてくれる役割があります。ピンクカラーがくすみを抑え、肌をワントーン明るく、女性らしいやわらかな肌色にしてくれますよ。
イエロー、ブルーは肌の色を整え、均一に見せる役割があります。イエローはシミやそばかすをカバーし、明るく元気のある肌色に仕上げてくれます。ブルーはお肌のくすみが気になる人におすすめ。ですが、ブルーベースの色白さんが使うと血色の悪い青白い肌になってしまうので注意してください。
パープルは、ピンクとブルーのコントロールカラーの良いところだけを合わせたようなもの。肌をワントーン明るくするだけでなく、透明感のあるお肌へと導いてくれます。ハイライトとしても使用できますよ。
まとめ
いかがでしたか?一番肌に合うファンデーションに出会うには、まずは自分の肌色がオークル系が合うイエローベースなのか、ピンク系のブルーベースなのかを判断し、さらにピンク、オークルのなかでもより肌に馴染む色を見つけるのが大切です。
ファンデーションの成分やリキッド、パウダーといったタイプも肌質に合わせることで、肌荒れや仕上がりが変わります。ぜひ自分にぴったりのファンデーションを見つけてくださいね!
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