自慢話をする人の心理って?4つの対処法で上手なコミュニケーションを
更新:2022.03.04
自慢話ばかりする人って本当にうんざりしてしまいますよね。どうすればそういう人と上手に付き合えるのかと、頭を抱えている人も多いと思います。今回は、そんな自慢話をする人の心理やイライラの原因などをはっきりさせ、より良いコミュニケーションをとるための対処法を紹介したいと思います。
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INDEX
自慢話をする人の自慢方法
どんなふうに自慢している?
まず最初に、自慢話をする人がどんなふうに自慢しているかを見ましょう。自慢話のやり方には何種類かありますよね。ここでは3つに分けてみました。あなたの周りには、どのタイプの人がいますか?
じっくり長々と語る
じっくり長々と自慢話をする人がいますよね。ストーリー仕立てになっていたりして、盛り上がってるのは本人だけで、周りはウンザリ。飲み会やお食事の席で遭遇することが多いですが、仕事の休み時間を潰されることもありますよね。友人や身内にいるなら、車の中やリラックス・タイムまで語られてしまい、大迷惑ですよね。
会話にちらほら出没する
会話の中で、ちらほら自慢話が見え隠れする人っていませんか?わざわざ会話の中に入れる必要ないのに、自慢話をぶちこんでくる。今話されている話題よりも、その自慢話に反応してほしい気持ちが見え見えで、何ともイヤラシく感じますよね。また、話題を変えても変えても、自慢話のほうに持っていく人もいますよね。
SNSで見せつける
これは最近多いんじゃないかと思います。やたらとSNSで、持ち物や旅行の様子、彼とのラブラブの様子なんかを投稿して自慢する人。これも盛り上がってるのは本人だけで、見ている人はしらけてしまいますよね。SNSだと実際によく知らない人もいるわけで、そういう人の自慢は余計にウンザリしてしまいます。
自慢話の種類にはどんなものがある?
過去の栄光の自慢話
自分の過去の武勇伝や偉業を自慢げに語る人、いますよね~。どんなに奮闘して偉業を成し遂げたかとか、どれほど人々から賞賛されたかとか、過去の栄光を自慢する人。年配の人に多いと思います。聞いているほうはしらけてしまいます。「それ、過去の話でしょ?じゃあ、今はどうなの?」って聞きたくなりますよね。
自分の関係者の自慢話
自分の親兄弟にどんな凄い人がいるかとか、彼が超イケメンとか、夫がいい仕事をしているとか、自分の子はこんな才能があるとか、自分の関係者の自慢話をする人っていますよね。「で、あなたはどうなの?」ってツッコミたくなりますよね。また、知り合いに有名人がいるといって自慢する人もいますよね。
自分の持ち物の自慢話
ブランドの服や雑貨、家やインテリア、車などの持ち物を自慢する人。自分のセンスの良さとか、いい暮らしをしていることなどを自慢します。その他に、学歴や資格や能力なんかも、ある意味持ち物自慢ですよね。たとえ友達でもウンザリしますよね。
自慢話をする人の心理って?
自慢話をする人は劣等感が強い
心理学的に見ると、自慢話をする人は、今の自分に自信がなく、自分自身の価値を見出せない人なのだそうです。自分自身を尊敬できず、劣等感が強いのです。だから、自慢話によって自分の劣等感を打ち消そうと必死になっているのです。逆に、自分に自信がある人は、自慢話など全然しませんよね。
自慢話をする人は承認要求が強い
自慢話をする人は、自分を価値のない人間だと思っているので、周りに自分を認めてほしいという気持ち、すなわち承認要求が強い人なんです。どれほど自分が偉くて、能力があって重要人物であるかを認めてほしくてたまらないのです。そしてこの行動は、嫌いな人には向けません。認めてほしいと思っている人に向けられます。
どうしてそんな人間になってしまった?
子どもの時に、周りに認めてもらう経験がなく育つと、劣等感を抱きやすくなるそうです。その部分が解消されていないので、大人になっても、周りに認めてもらいたいという心理が働き続けます。また、どんなに頑張っても報われなかったり、失敗の経験ばかりだと、やはり自分に価値が見出せなくなります。
自慢話にどうしてイライラするのか
自慢話にイライラしてしまう心理
ではなぜ、自慢話にイライラするのでしょうか。イライラ解消のためには、まずイライラの原因を探る必要があります。ここではイライラの種類を三つに分けてみました。
同じ話にウンザリしてイライラ
誰でも同じ話ばかり聞かされたらイライラしてしまいますよね。ましてや自慢話ともなれば、イライラどころではなくなります。「それ、この前も聞いたけど!」と叫びたくなりますよね。でも、相手が上司だと聞くしかないので本当につらいですよね。せっかくの貴重な時間を自慢話に潰されるのはたまりません。
褒めなきゃならないのかとイライラ
とにかく、自分を尊敬してほしい、褒めてほしいというのが見え見えなので、イライラするんですよね。義務的に「えー、すごいですね!」と言わされるハメになります。繰り返し聞かされている話だと、まるで初めて聞く話のように「えー、そうなんですかぁ?」などと反応しなくちゃいけないのも疲れますよね。
自分の劣等感を刺激されイライラ
誰の中にも少なからず劣等感はあります。「私はそんな凄い事できない」と、自慢する人の能力と自分を比較してイヤな気分になったりします。また、自慢話をする人の中にある劣等感を無意識のうちに感じ取り、自分の劣等感と共鳴してしまいイライラしてすることもあります。どちらにしろ、自分の劣等感を刺激されるわけです。
自慢話をする人の対処法
対処法を学んで、イライラを減らそう
自慢話をする人の心理や、イライラの原因がわかったところで、どうすればイライラを減らすことができて、そういう人と上手なコミュニケーションがとれるようになるのか、その対処法を見ていきましょう。
対処法1:自慢する人の心理を理解する
目の前の自慢話にとらわれず、その人を客観的に見ることが大切です。「ああ、この人、劣等感で苦しんでいるんだな」「今の自分に自信がないんだな」と冷静に見てあげれば、それほどイライラしなくなるかもしれません。自分の中で時間を設定して、その間だけ一生懸命聞いてあげる、というのもいい対処法です。
対処法2:対抗意識を持たない
イライラが募って、「私のほうが凄いんですけど!」と張り合ってしまいたくなりますよね。でも、これをやってしまうと、相手は一層凄いネタを出してきて、状況が悪化するかもしれません。相手は劣等感から自慢話をしているので、対抗意識を持たないほうがいいのです。他のことを考えながら聞き流すのも一つの手です。
対処法3:自慢する人の心理を認めてあげる
自慢話をする人は、周りから自分を認めてほしいと必死になっています。なので、ここはひとつ認めてあげましょう。「うわー、スゴイ!」などと大袈裟なリアクションをして、「あなたの凄さ、認めてます!」的な態度をとってあげるといいですね。相手が認めてくれたと分かると、自慢話をしなくなっていくかもしれません。
対処法4:聞いてあげる代わりにお礼をもらう
自慢話をする人を認めてあげれば、その人もあなたのことを信頼し、良いコミュニケーションが築けるかもしれません。職場の人だと、いい仕事を回してくれたり、困っている時に助けてくれるようになるかもしれません。自慢話を聞いてあげる分、相手からお礼がもらえるんだと思えば、イライラも減るのではないでしょうか。
まとめ
いかがでしたか。自慢話をする人の心理を知って、対処法を実践することで、イライラも減ってくると思います。相手を変えることは難しいですが、自分の考え方や行動を変えることはできます。よりよいコミュニケーションをとるためにも、ぜひ4つの対処法を実践してみてくださいね。
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